ドリアンの皮は何かの役には立たないか? 2016年07月21日

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いつもいつもオンシーズンになるとドリアンを買いに行く米屋さんがあるが、晩に行くとその日に売り捌いたドリアンの皮が店先のカゴにどっさり積んである。その米屋の隣の屋台でよくメシも食うのでたまにメシ食ってる時にゴミ収集車がそのドリアンの皮を回収していくのも見ることがある。

その量結構大量で、上の店先写真の赤と緑のプラスチックカゴで4,5杯分なんて出るのがざらのよう。これバンコク市内のドリアン売り全部の皮ゴミを考えると毎日相当な量が出てるんだろうと想像します。。。

しかし、これそのままゴミ処理場で焼却処分するだけなんだろうか??個人的にドリアン好きなのでこの結構嵩のあるドリアンの皮そのまま捨てるのって何か微妙にもったいない気がしてなにか活用する方法はないのかと考えてしまうのであります。

とはいえ、自分の貧相な発想力では江戸時代の石抱のような拷問器具かSMの小道具ぐらいしか思い浮かばないです。。。しかも思ったよりもこの皮は水分が多く2,3日ですぐカビが出てしまうんですわな。。。

何か良い活用法がないかねえ。。。どうでもいいことだけど。。。

よっしゃ、バンコクはドリアンのシーズン到来!今年もまた食いまくるど! 2016年04月26日

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今年ももう3月ぐらいからいつもの米屋の軒先にドリアンがぶら下がっていて、ドリアンフリークの自分としてはちゃんとそれを買って家で食ってはいたがほとんどこのブログにも書かずにいた。

なんかそれほどドリアンの味に心踊らなくなっていたんだよねー。とついさっきまで思っていた。

今日また久しぶりにドリアン購入して持ち帰り、家で食ってみてよくわかった。今日は1年ぶりの至福の極致。そう、今年の頭から食っていたドリアンは単に味がイマイチだっただけだ。

もう時期的には雨季で、フルーツの時期到来。ドリアンもこれからの季節がホントにうまいタマがどんどん出荷されてくる。今年一発目の三塁打で、食ってる時も至福、食った後水飲んでため息が鼻から抜けるときのドリアンの香りもまた恍惚なんであります。

そうそう、2014年の6月にわざわざペナンまで食いに行ったあのドリアンの心躍る味であります。

よっしゃ、バンコクはドリアンのシーズン到来!今年もまた食いまくるど!

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↑ アマゾンでこんなものが売っていた。

マレーシアでのドリアンの食い方 2015年05月05日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

その際に屋台でドリアンをバクバク食って楽しんできたわけですが、東南アジア旅行をしていてちょっとドリアンを試してみたいなー、でも買い方がわからないなーってな人のためにちょっとだけ「初めてのドリアンガイド」みたいなものを書いておきます。これでドリアン好きが増えれば幸いです。

ステップ1 仲間探し
マレーシアの場合はタイと比べてそれほどドリアンの実が大きくないのでドリアン好きなら1人でも食いきれますが初めてなら口に合わなかった場合のことを考えて2人ぐらいで行きましょう。足りなかったらもう1個買えばいいだけ!

ステップ2 屋台に行く
今回KLを見てきましたがチャイナタウンにもジャランアローの通りにもドリアン屋台が出ていました。とりあえずその辺のドリアン屋台に趣き、まずどの種類のドリアンを食うか決める。最初はどれがどんな味かってわからないと思うから店の人に聞きながら予算と相談して決める。今回見た品種は紅蛯(Red Prawn)というやつと猫山王(Musan King)というやつ。猫山王が一番最高級品種と言われていて今回キロ35RMもした。でも初めてならこれをオススメします。

ステップ3 重さを計る
ドリアンはトゲトゲの皮も含めて全部重量を計る。これはタイでもそうだしマレーシアも一緒。計った重量に店が設定しているキロ単価をかけて価格が決まる。うまく交渉すれば多少はまけてくれるかも。これで中身が多いとラッキー、少ないとちょっと残念という感じ。まあ、店の人も中身まで事前に見ることが出来ないから卸で仕入れる時も基本皮を含めた重量で流通してるのでそういう売り方になるのでしょう。

ステップ4 準備
屋台の脇か奥にあるテーブルに腰掛けて待ってると包丁を入れて半分ぐらいまで割ったドリアンがテーブルにどっかと出てくるので手に臭いが残るのが嫌な人はビニールの手袋をつけて手づかみで食いましょう。テーブル上のビニールの手袋とティッシュは店によってあったりなかったり。少なくともティッシュは自分で用意していったほうが無難。

ステップ5 Enjoy ドリアン 恍惚の時
ドリアンの実は半分ぐらいしか割られてないので後は自分たちで手で割りましょう。力入れなくても簡単に割れるように包丁を入れてくれてます。飲み物は水が一番いいと思います。たまに飲料水を用意してくれてるドリアン屋台もありますが基本水はないのでちかくの7-11などで購入しておくと吉。

ステップ6 手洗い
食い切ったら多分手がベトベトになっているので、店の人に言うと水道の場所を教えてくれるか店の親父がペットボトルに入った水を持って来て手を洗わせてくれる。これで手を洗いましょう。

ステップ7 お会計
事前に話をしていた金額をお支払いして終了。店の親父に手を振って別れましょう。

こんな感じかなあ。たまに屋台でも切り分けてパックに入ったドリアンを置いてるところがあるのでそういうところを見つければ一人でも気軽に食いに行くことができます。

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KLで猫山王 MusangKingを食う 2015年05月04日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

初日はクアラルンプールの六本木的な繁華街エリア、Bukit Bintangで安めの宿を。。と考えていたらやっぱりハズレを引いてモロに連れ込み宿みたいなところに泊まることになりました。。。まあそれは良いとして、外には中華飯屋台で有名なジャラン・アローという通りがあってそこでしっかりマレーシアでは最高級品と聞いている「猫山王(漢字名)」「MusangKing(ムサンキング:マレー語読み?)」が置いていた。前回わざわざペナンまでドリアンを食いに行ったのになぜか最高級品と言われる猫山王だけ食いそびれていた。なので今回は迷わず注文。

値段を聞いたらなんと35RM/kg。=350THB=1100円ぐらいか?超高い。一人なのでできるだけ小さいやつを選んでもらって計測したら1.4kg。35×1.4= 49RM。約50RMがドリアンだけで飛んでいきました。

そして店のオヤジが割って出してきてくれたのが上の写真ですが、ちょうどいい感じの黄色で表面に若干シワが寄ってるほどのトロ熟。甘みもしっかりしてるし、完熟以降に香るコーヒーのような香ばしい香りと若干の苦味もバッチリ。

食うと確かに高級品と言われてるのがよくわかった。実はタイのモントンに比べると小さいし、皮を取った後の可食部と種の比率もモントンにかなわないが、甘みとこってり感のバランスが絶妙で、今の時期まだ絶好調のコンディションのモントンが市場に出回ってないのでこの猫山王はモントンよりもうまいと思った。

ただ、タイでホントにいいコンディションのモントンが出回るとこの猫山王もちょっと陰る感じがする。やっぱりタイのモントンが皮・種・可食部の割合が一番効率的で、甘み香りも素晴らしく、ドリアン一個の実も大きい。マレーシアはドリアンの原産地ボルネオ島をその領土に持っているが今の市場を見据えた品種改良、商品開発はタイほどに出来ていない感じ。こういう食品とか観光とかナイトライフとか享楽的な商品・サービスはタイ人がさすがにうまいなと感じます。


↑ 奥のテーブルで食べる。

ただ、マレーシアのドリアン屋台のいいところは、屋台で食わせてくれるところ。タイのドリアン屋台は基本お持ち帰りで全然客に食わせる用意をしてないんだな。マレーシアのドリアン屋台は旅行者にも優しく、ホテルに持ち帰れないドリアンをちゃんと食わせてくれる。暑い中、人の往来を見つめながら、手をドリアンの実でネチョネチョにしながらむしゃぶりつくドリアンの旨さは格別であります。

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ตลาด อ.ต.ก. オートーコー市場と ทุเรียนกระดุม クラドゥムというドリアン 2015年04月30日

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また今年の5月からチャトゥチャックのウィークエンドマーケットで自分の店を開くため、彼女がいろいろと荷物を持って金曜のウィークエンドマーケットへ。さすがに金曜のウィークエンドマーケットは開いている店もほとんどないため歩いている人がほとんど居ない。なので快適に歩けるのが嬉しい。

そして帰り際にふと思い立ってチャトゥチャックから道路を挟んで向かい側のオートーコー市場へ入ってみた。ここは昔からある農協市場らしい。名前はよく聞くので結構大きな市場なんだろうと思ってたら、規模は別に他の市場と代わりはないが、お金がかかってるのか、生鮮食品市場のくせに非常に清潔に清掃されている。市場なのでほとんど壁はないが、床や天井なんかはほとんど白で統一されていて綺麗。中に入ると野菜、果物のお店がどわーっと広がっております。

そしてこの時期ですから、やっぱりもうドリアンがこれでもかと前面に押し出されてアピールされております。タイ人もお目当てのモントーン(中国語では金枕頭と書くらしい)はやっぱり街中で見る状況と同じでまだ玉数が少ないみたいで今年は กระดุม クラドゥムという品種をよく見かける。

このクラドゥム、より原産地のボルネオ島、インドネシアの品種のドリアンに見た目が近く、直径20cm強の子供の頭ぐらいのサイズの小柄ドリアン。今までクラドゥムは食べたことがなかったので「食べたいなー」と思いつつ店の前で悩んでおりましたがふとこれを思い出して、

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「あ、今日は電車で帰らないといけないからダメだわ」

と諦めて帰ってきました。

んで、電車降りてバイタクで途中のスーパーに寄って

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結局スーパーでトロ塾クラドゥムが置いてあったので買って帰りました。キロ130THBで1.4kg(ドリアンは皮付きで重量計測。割って可食部が大きいとラッキー)で182THB。結構安いと思ってたけど、種が大きくて可食部が少ないから食ってみたら思ったより割高だった。。。

まだまだこれからがドリアンのシーズンでございます。

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↑ Kindle版が発刊されている!去年紙の本で買って日本から持って帰ってきてスキャンして読んでました。こういう本は東南アジア現地でドリアン食って興味を持った日本人がオンラインで買ってくれると思うので電子化したほうが賢いと思う。