KLで猫山王 MusangKingを食う 2015年05月04日

というわけでマレーシアはクアラルンプールにゴールデンウィークの休暇中ブラブラしに行ってきました。

初日はクアラルンプールの六本木的な繁華街エリア、Bukit Bintangで安めの宿を。。と考えていたらやっぱりハズレを引いてモロに連れ込み宿みたいなところに泊まることになりました。。。まあそれは良いとして、外には中華飯屋台で有名なジャラン・アローという通りがあってそこでしっかりマレーシアでは最高級品と聞いている「猫山王(漢字名)」「MusangKing(ムサンキング:マレー語読み?)」が置いていた。前回わざわざペナンまでドリアンを食いに行ったのになぜか最高級品と言われる猫山王だけ食いそびれていた。なので今回は迷わず注文。

値段を聞いたらなんと35RM/kg。=350THB=1100円ぐらいか?超高い。一人なのでできるだけ小さいやつを選んでもらって計測したら1.4kg。35×1.4= 49RM。約50RMがドリアンだけで飛んでいきました。

そして店のオヤジが割って出してきてくれたのが上の写真ですが、ちょうどいい感じの黄色で表面に若干シワが寄ってるほどのトロ熟。甘みもしっかりしてるし、完熟以降に香るコーヒーのような香ばしい香りと若干の苦味もバッチリ。

食うと確かに高級品と言われてるのがよくわかった。実はタイのモントンに比べると小さいし、皮を取った後の可食部と種の比率もモントンにかなわないが、甘みとこってり感のバランスが絶妙で、今の時期まだ絶好調のコンディションのモントンが市場に出回ってないのでこの猫山王はモントンよりもうまいと思った。

ただ、タイでホントにいいコンディションのモントンが出回るとこの猫山王もちょっと陰る感じがする。やっぱりタイのモントンが皮・種・可食部の割合が一番効率的で、甘み香りも素晴らしく、ドリアン一個の実も大きい。マレーシアはドリアンの原産地ボルネオ島をその領土に持っているが今の市場を見据えた品種改良、商品開発はタイほどに出来ていない感じ。こういう食品とか観光とかナイトライフとか享楽的な商品・サービスはタイ人がさすがにうまいなと感じます。


↑ 奥のテーブルで食べる。

ただ、マレーシアのドリアン屋台のいいところは、屋台で食わせてくれるところ。タイのドリアン屋台は基本お持ち帰りで全然客に食わせる用意をしてないんだな。マレーシアのドリアン屋台は旅行者にも優しく、ホテルに持ち帰れないドリアンをちゃんと食わせてくれる。暑い中、人の往来を見つめながら、手をドリアンの実でネチョネチョにしながらむしゃぶりつくドリアンの旨さは格別であります。

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今年初の หมอนทอง モントーンを 2015年04月20日

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最初に3月の末にチャニーカイという品種のドリアンを購入してタイでは一番売れてて、一番糖度の高いモントーンという品種を心待ちにしておりましたが、ついに昨日ソンクランで田舎から帰って来た米屋がモントーンを置いていた。

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その価格、180THB/1kg!! 初モノなのでやっぱりここは買っておかねば!と言うことで一番売れ頃熟れ頃な4kg弱を購入。619THBをまけてもらって600THBで。フルーツ一個で600THB、だいたい2,200円って、日本でも高級なフルーツですわな。なんか話を聞いてると中国人がドリアンを農園丸ごと買い取って市場で高値でふっかけて来るとか。。ホントかどうだかわからんが。。そういや去年は初値160THBぐらいだったような気がするから昨今の物価上昇を考えると割りかし妥当な金額でもあるような気がする。。。

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これからまた値段下がってドリアンの季節ど真ん中の7,8月あたりは手頃に食える価格になると思います。。

ラヨーンのドリアンはどれもうまかった 2014年07月07日

Durian in Rayong-Hi?

食い放題のフルーツファームに出向いて、ラヨーンの水族館とビーチを回って帰ってきた週末でしたが、ドリアンに関してはラヨーンで食った&買って帰ったものすべてがうまかった。

フルーツファームで食べ放題で出していたドリアンもちょうどいい具合に熟れたドリアンで甘みも十分。個人的にはもっと熟れ熟れのトロ熟が好みではあるが十分にうまかった。

帰り際にTaphongの市場で買ってきたドリアンもハズレなし。丸々3個買って帰ってきてひとつを彼女のお兄さんにあげて、残り2つを現在消費中ですが、とにかく写真のように実ひとつが4kgとか特大のものがいっぱい売ってて、かつ皮が薄く中の可食部が超デカイ。

Big, Fat Durian of Rayong 2

ラヨーンのモントーン種はドリアンの中でも商品として一番完成されてますな。甘み、香り、可食部の厚さなどを考えるとやはりこれが一番一般受けするでしょう。とはいえ慣れてくるともうちょっと違う味、苦味があるものとか、ちょっと油っぽいものとか食べてみたくなるものですけど。。。

いやー、この時期ラヨーンにドリアン食いに行くのはオススメですな。

ドリアン全開 2014年04月22日

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やっと街にドリアンが出揃ってきました。上の写真はガンヤーオ。長い首が特徴的な品種なんですが、これまたどの玉も綺麗なまんまるで非常に美しいですな。

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こちらモントーン。タイの国内で多く流通してる品種の中では一番甘くて食べやすいやつです。身も大きい物が多くてボリュームたっぷり。

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ドリアン近影。メタルチックな鋲打ちルック。今日もまるまる一個買って帰りました。。。やっぱり今年は6月にペナンですな。ドリアンが誘うペナン2泊3日の旅、いざドリアン食い放題!タイにない品種を食いまくる!

今年もDurianの季節がやってきました。初物モントーン หมอนทอง 2014年04月20日

Durian
“Durian” photo by Steven Kohus

今年はちょっと前からドリアンを街中で見かけ始め、そろそろシーズン到来かな?と思っていたがまだまだタイのドリアンのメジャー品種、モントーン種を見かけなかった。タイでは出回っているドリアンの品種はチャニー、モントーン、ガンヤーオとあって、お値段は左から右にかけて高くなっていくんだが、まだまだチャニー種しか食えてなかった。

今日自宅に帰ってみると彼女がドヤ顔で袋に詰まったモントーンのドリアンを差し出して来た。やっほい!待ちに待ったモントーンであります。

ただし、まだやっぱり実が少し小さいのと、これは1日、2日置けば問題ないのかもしれないけどちょっと熟し方が足りない。それでもモントーンはモントーンの味。チャニーの油っこい、若干苦味が前に出たドリアンではなく、甘みとフルーツ然とした香り、こってりしたクリームみたいな油っぽさが感じられて、「ああ、ドリアンやなあ。。。」と悦に入ってました。これからがドリアンのシーズンですな!また今年も食いまっせ!

せっかくだから6月1日から7月31日までの2ヶ月間にペナンでドリアンフェスティバルがやってるみたいなので、この2ヶ月のいずれかの週末にかけてペナンに足を運んでマレーシアンドリアンをたんまり堪能してくるのもいいかと考えております。

Penang Durian Fair | Tourism Malaysia