↑18回目の聖ザビエルの遺体公開?ということはこの行事が180年前から続いているということか。
12月09日 バンコクーゴアへの移動日。ベンガルール経由で到着。宿到着して晩飯に出たのが22時ぐらいでした。
12月10日 とりいそぎ1泊目の宿を取ったマプサの街がせせこましいのでビーチへ移動。思ったよりもめちゃ活気があってビーチ堪能。
12月11日 ゴア訪問の本来の目的、フランシスコ・ザビエルに会いに行くを実行
という感じで本日は本来の目的であるフランシスコ・ザビエルのミイラに会いに行く。思えば9年前にふと発見した1つのウェブ記事が発端で2014-2015の公開期間終了後にその記事を知った。
で、その後はしばらく忘れていたが、うまいこと2024年の前半にこの記事を再度目にしたことで思い出し、ゴア行きの航空券を予約、9年越しの計画を実行に移したわけです。
で、下の地図の左側の丸が滞在しているカラングートビーチ、右側の丸がフランシスコ・ザビエルが眠るオールゴア。これに限らずだが、ゴアはタクシーが高い。カラングートからオールド・ゴアに行くだけで700ルピーとかかかる。だいたい2.4で割るとタイバーツという感じで計算していたがだいたい292バーツぐらい。20kgぐらいだからタイと比べるとちょっと高い?ぐらい?まあめちゃくちゃ高いというわけではないが、インドの中ではかなり高いほうだと思う。ゴアに居る間は移動のタクシーはずっとネックだったなあ。
とはいえ、行き先も観光地だからビーチからタクシー拾って、そのまま3時間現地で待ってもらい、帰りも同じタクシーで。それでいくら払ったんだっけ?メモがない。。1600だったかな。。
写真で見ると煤けたレンガの建物ぐらいにしか見えないが、実物を見るとさすがに500年の威厳を感じる。そして中に入ると初めての大聖堂体験。こりゃすごい。やっぱ世界三大宗教だけあって説得力のある内装が目に飛び込んできます。ちなみに写真撮影はNGでした。そしてこのバジリカオブボムジェズチャーチにフランシスコ・ザビエルの棺がありました。この建物には遺体がどこにもなかったので、あれ?結局棺が公開されて、棺に触れることができるということだけなのか?と考えているうちに、もうひとつの教会へ。
こちらはセ・カテドラルと読めばいいのか?きれいめなチャーチ。ただしこれも500年ものらしい。ここに入って最初に目に飛び込んで来たのは広間中央に配置されたガラスケース。そしてその中にミイラが。。聖フランシスコ・ザビエルでございました。500年熟成されたミイラはしっかりと目で見て人のミイラとわかるレベルでそこに横たわっていて世の歴史500年のロマンを少なからず感じます。ガビガビに乾燥しているのかと思いきや、頭部のほうはなんかちょっとヌメっとしていて、一部の頭皮は剥がれ落ちていて頭蓋骨が見えていた。こんなヌメッとしていてダイジョブなのか?とちょっと思った。ザビエルの遺体は死後随分経っても腐らないとか、右腕を切り落としたら鮮血が吹き出したとか、作り話としか思えないような伝説がいっぱいあるが、とりあえずは目の前に残っているこのミイラには感動。
で、感動ひとしお、1,2分ぐらいそこに滞在して出てきました。ハイ、ミッションコンプリート!9年越しのプロジェクトは見事完了までたどり着けました。オールド・ゴアの教会に行けば見れるという情報まではわかっていたが、公開の時間とかそのへんの情報がインターネットにぜんぜんなかったのでパッと行って見れるのか心配でしたがちゃんと見れました。
そしてその後はまるで日本の神社の縁日のように教会の周回道路に並んだおみやげもの屋台をブラブラと見て回り、インド名物塩入りのライムソーダを飲んでタクシーで宿に戻りましたとさ。うーん、感無量。