バンコクからマハチャイまで、スルメロード 2023年12月06日

バンコク-マハチャイ のスルメロード

12月05日はタイは前国王ラマ8世の国王誕生日が残っていて祝日となっております。さてこの祝日はバンコクからマハチャイまでの裏道、自分の中での通称スルメロードを走りにベスパGTS300で行ってきました。

12月にも入り、もう乾季になったので雨を気にせず走れて非常に嬉しい。が、しかし、やっぱりタイは12月といえども昼間は暑い、いや今年の12月は朝晩も結構暑い。この時期例年なら朝晩は結構風が強くて肌寒い日が多いんだけど。。。

さて、なぜスルメロードというかというと、この道を走ってると周りの民家で水産加工やってるのが多いのかイカの匂いがしてくるので、このように呼んでいます。車通りが非常に少なく、一本道で迷う要素も少なく、バイクで通るには非常に適した道。皆さんマハチャイまでの車やバイク移動はラマ2の通りを使う方がほとんどだと思うけど、この裏道はなにげに走りやすくて個人的にはお気に入りの道。新しいバイク買ったり、なにか弄ったあとのテスト走行で少し長めとか、ちょっとツーリング行きたいけど十分な時間が取れない、なんて時には片道50km程度でほどよい長さの走行路。

一応追加説明で、70km/h, 80km/hぐらいで走るのに適している道路かと。道路の状態がめちゃくちゃ良い訳では無いので100km/hぐらい出して走ると運河にかかる橋や道の凹凸で車体がジャンプします。それぐらいの速度域で走行したい人はラマ2のほうがいいかも。あと、一応この道路は街灯はあるみたいだけど、電球やら電線やら切れて点灯しない箇所は漆黒の闇になると思われ、自分はまず夜中にここを走りたくないので日が暮れるまでにいつも往復してしまってます。日が暮れてからはここを通らずラマ2のほうが絶対いいと思います。

マハチャイの渡し船乗り場のシーフードレストランで1杯だけビール飲んで、市場見て帰ってきました。

ベスパGTS300についての所感 2023年12月05日

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ベスパGTS300 hpe クラシック 2023年モデルを購入して1ヶ月。所感メモ。youtubeやらレビューサイトではあまり書かれてない細かいところについて書いておきます。

・ボディサイズは最初大柄に感じたが問題ない。
自分は身長162cmだけど、足つきは両足だとツンツンのつま先立ち。片足だと母趾球がしっかりつくぐらい。これでも2,3日運転すりゃすぐに慣れて全然問題ない。平地だと腰掛けたまま取り回し、前後移動なども問題なく感じる。低重心化されているのか少しぐらついても125ccに載ってたときと感覚的にはほとんど変わらない。

・ボディ右のスリットにはエアフローはない。
スリットのすぐ後ろにガソリンタンクがあり、空気の流れが発生するほどの隙間は空いてない。デザイン要素のみということですな。

・タンデムステップもなれりゃこれでいい。
可ではないが、不可でもない。少なくともLXなどのタンデムステップよりは運転しやすい気がする。後ろにオフセットするアルミのアタッチメントも買ったけどやっぱり見た目がスポイルされるので取り付けてはいない。

・プラのフロントフェンダーはアイドリング時に少しビビる時がある。

・冷却水のリザーブタンクの反対側はスマートキーのアンテナなどが収納されていて、スペースが開いていない。自分で改造してUSBポートなどを増設するスペースなし。つけるならこれ以外のスペースで検討。

・冷却水のリザーブタンクはキャップのところから若干ながら漏れていた。標準ではピンクのクーラントでタンクの外側に飴が溶けたような赤色のクーラントの乾燥後が少し付いていた。

・やっぱり熱い。
タイは年中暑い。そして300ccのエンジンとこのコンパクトなボディだといくら水冷にしてもやっぱり信号待ちの時は左右に張り出したボディお尻の部分から熱があがってくるのと、フロントレッグシールドの下の隙間やサイドからラジエーターを抜けた熱気を感じる。タイのお昼間とかだとかなり暑い。125ccではほぼエンジン熱を感じることがなかったので300ccならでは。

・トリップメーター表示に連動して時計が時刻ではなく、強制的にリセット時からの走行時間表示になる。
これは時計のままでよい。もしくは選択して表示できるようにしてほしい。

・電圧計表示があるのは安心。
GTSの昔のモデルはバッテリー、セルに問題があるっぽかったのでちゃんと電圧が表示されているのは安心。ほぼ常にこれを表示させている。

・グローブボックス内にUSB充電ポートが付いているが5V 0.5A。。
0.5A給電のUSBポートって知ったときは呆然。せっかくついててもこれじゃついてないのとほぼ同様。使えない。USB-PDやQC3.0あたりの充電ポートがほしい。これは自分で改造ですな。既存のUSBポートの口をそのまま活かしたいと思ったが、どうせならポート形状もUSB-Cにしたい。新たにボディに穴開けたり、ハンドル周りにつけるのは嫌だなあ。。要検討。

・後輪ブレーキをしっかり聞かそうと思うとかなりしっかり握らないといけない。
これはたぶん前輪ブレーキと同じ力で握ったときにちょうどバランスされるように設計してあるんじゃないかと思う。両方のブレーキでブレーキングする時の効きはとてもよい。ちなみに1600kmほど乗っているが未だにABSが作動したことはない。

・コンビニフックが引き出しにくい。
今年のモデルからだと思うがコンビニフックが四角になっている。折りたたまれた状態から使おうと思って引き出すときに思いの外指に引っかからずイライラすること多々。

・エンジンの始動に癖がある。
エンジン始動時はアクセルは開けちゃだめ。全閉でブレーキ握ってセルボタン。また、クランクシャフト直付けブラシレスモーターみたいに、「ットトトッ」ってな感じにはかからない。「キュキュキュキュキュキュキュキュ、、、ットトトッ」という感じでオールドなスタイル。なんか1回めはかからないことも多い。たいがい2回めはかかるんだけど。

・ボディ大柄なので細かい隙間はなくて水拭きやワックス掛けがLXと比べるとやりやすい。

・シート下収納はたしかにフルフェイスやジェットヘルは入らないが、もう諦めてヘルメットホルダー運用にして小物入れとして割り切るとなかなか利便性よし。
カッパや飲み物入れたり、半ヘル入れたりしてる。ただしやっぱりしばらく走るとホカホカになるが。13インチのMacbook入れたバックパックが入らないのは悲しい。

・トップケースはやはり純正のものが一番良いだろう。
GiviのB32Nを付けてみたが見た目的にちょっと↓。やはり同色の純正トップケースが一番だと思う。ただし、Giviなどと比べてもかなり高い。そこがネックで買ってはいない。

・ASRはことあるごとに作動する。
ASR = Anti-Slip Regulation(アンチスリップレギュレーション → トラクションコントロールとほぼ同意)は思ったより頻繁に作動する。一番作動する可能性があるなと思っていた環境は、雨天の左折、右折、Uターン時。後輪のグリップが弱くなるところでガバっとアクセルを開けてしまいがちなところですな。GTS300購入後2週間ほどで雨季が明けたので以降はほとんど濡れた道路を走ることがないのだけれど、ASRは荒れたアスファルトやコンクリの継ぎ目を乗り越える際なんかのちょっとした跳ねで後輪が余計に回るのだろうかカクンッ、カクンッと動作する。この時の減速の加減からたぶん、エンジンを失火させてるのではなく、ABS同様にコンピュータで間欠的に後輪ブレーキをかけているのだろうと考えている。最初「違和感の塊」だったが、これも慣れると「こんなもん」程度に意識はするが特段気に留めるほどのものでもなくなる。

・加速
125から300に乗り換えて、乗り始め当初はそれはそれは感動したものだった。車体も低重心&ちょっと大柄な感じもあり、大型車に乗ったような感触があって「すげーな」と感動しきりだった。
が、1ヶ月ほど乗り続けると体が車体に慣れてきた。街乗りや幹線道路を流す程度には十分なパワーで申し分ないが、幹線道路で120km+αで車の流れに乗るというような状況ではその加減速時にもう少しパワーがほしくなる。ただ、300ccクラスでは最高に乗りやすいモデルだろうから、これ以上を望むなら650ccとか1000ccとかになってくると思う。でもそうなると今度は駐輪場や渋滞時の取り回しがスポイルされてくるので個人的なチョイスとしてはこれで間違いないと思う。100km/h以上はやはり走行風圧が結構ある。いずれショートぐらいのスクリーンはつける予定。

以上でーす。総じて個人的に高評価。嫌いなところはエンジン熱の暑さと USB0.5A ポートかな。USBポートはそのうちなんとかします。

ベイプをやめたら体臭が変わった? 2023年12月04日

Vaping

タイでは未だにベイプ、いわゆる電子タバコは違法となっているが、オメコボシ状態で警察に賄賂払ってる輩や警察の親族などがオンラインや屋台で闇ベイプ屋をやっていて普通に手に入る。オフィスビルの喫煙所に行くと、喫煙者の半数ぐらいが電子タバコ吸ってて普及度はそれなり。闇ベイプ屋では、ニコチン入りリキッドが標準で日本のようにニコチンなしは今ではあまり見かけない。そしてお値段もぜんぜん高くはない。もう10年以上本物のタバコは吸ってないので相場がわからないが、たぶんタバコ買うより安いはず。

普通に流通してるリキッド、ニコチン5%とかがあって結構きつくて、吸いごたえば抜群。ただし、やっぱり慣れてきてしばらく吸ってるとより刺激が欲しくて思い切り吸い込んで火傷したり、喉痛めたりする。で、口の中が火傷だらけになってくると「ああ、やっぱ止めよう」と思って、しばらく吸わなかったり、また吸ったりを繰り返しております。

ただ、最近気づいたことは、ベイプ吸ってると体臭が変わった気がする。つまりは止めるとまた体臭が変わる。ベイプ吸ってる時はちょっと汗かくと汗かいた時の臭いにおいがすごく強くなった。ベイプ止めると収まった。そんなもんなんかな?とはいえ、この現象はベイプ止めるのにいいモチベーションにはなりそう。

しかし、実際ベイプの体への影響ってどんなもんなんかね。普通のタバコのタールよりかはまだいいんだろうけど、いくらイベントの煙幕用の植物用グリセリンとはいえ、タバコとして常用するほど大量に吸う場合の影響度ってまだまだちゃんと研究出来てないだろうから、何が起こるかは未知数だよね。。

バンコクのソイピーディーは地獄道路 2023年08月25日

バンコクのスクンビット、プラカノンあたりからペッブリまで伸びているソイピーディー。最近通勤で毎日この通りを往復しているが、よくよく気づけばこの通り、スクンビットからペッブリまでの約4km、全く信号がなくて車、バイクの流れが止まらない。時間に急ぐ通勤時は非常に便利(よく混むが。。)。

でもよくよく考えると信号がなくて車の流れがほとんど途切れない道路というのは横断したい歩行者には地獄のような道路だな、と思った。バンコクみたいな歩行者軽視の運転文化の国ではなおさら。

ハーレーの古いやつは点火時期の遅角・進角も手動でやるのか 2023年08月24日

古いヴィンテージのハーレーで、ジョッキーシフトというのがあるらしい。ベスパなら左ハンドル軸を回してシフトチェンジ、通常のバイクなら左足のペダルでシフトチェンジするミッションを、バイクの横にレバー付けてハンドルから手を離してガッチャンガッチャンとシフトを変えるらしい。さらになぜかクラッチは左足ペダルで操作するらしい。いや、なぜかじゃないか。シフトチェンジで左ハンドルから手を離さないといけないから左のレバーを握ってられないのでクラッチは左足なのかw

そして動画にもあるようにヴィンテージのハーレーでジョッキーシフトにする人はクランクからクラッチへのベルトの部分のカバーを外してる人が多いっぽい。これは超危ないよね。。。靴紐巻き込んだら、そのまま足首まで巻き込まれて足千切れるんちゃうか。。。

というようなことを考えていたが最近気づいたこと。

左ハンドル軸をまわしてエンジンの点火時期の遅角・進角を変えるらしい。いろいろ忙しいな、ハーレーの操縦。なれるまで相当大変やろうな。。しかしハーレーって1500ccとか巨大なエンジン積んでて高回転までぶん回すこともなかろうに、そもそも点火時期を進角させるほどのことがあるんだろうか。。。

そしてバンコクみたいな渋滞のひどいところではジョッキーシフトは地獄だろうね。。アメリカや日本の田舎の空いてて広い道路を走るための仕様だよね。とりいそぎ自分は一回は乗ってみたいけど、まったく欲しいとは思いませんな。。。現行車の普通の操作のハーレー(それでももう1000ccとかの車体はしんどいから要らない)、883とかなら一回所有してみてもいいかなとは思うものの、自分の体格的には350ccぐらいの他のバイクのほうがいいだろうな。。。