やっぱ12インチMacbookだ 2016年03月10日

MacBook-12-inch-silver-gold-space-gray

タイ語の技術マニュアル77ページ分を英語に翻訳。Google Translateの力を借りつつがっつり3日程かけて終了。久しぶりに根を詰めた作業をしました。

しかし、ありがたいのではありますがやっぱりGoogle先生の翻訳エンジン、タイ語 → 英語は機械翻訳そのままではさっぱり意味のわからん英語を吐き出してくれますな。

まず最初に全部翻訳かけて手直しを、、とやっても量が多すぎて自分が手直ししてる部分がどこだかわからなくなってくるので元ファイル開いて段落ごとに機械翻訳 → 手直しの繰り返しで拙い英語力の自分ではありますがなんとか理解できるマニュアルは完成。

で本題。この作業は12インチMacbookでやりましたが、だいぶこのマシンにもなれてきて手が馴染んできた。改めてこのマシンを使ってみると12インチで大きすぎず小さすぎず、すべてのインタフェースが中心にぎゅっと濃縮されたようなマシンである。当初嫌々使っていた感圧式のトラックパッドもこちらに書いたようにクリック強度を最弱にしたらキーボードの浅いストロークとバランスが取れて使いにくさが消え失せ、逆にかなり使いやすくなった。多分12インチMacbookのキーボードが使いにくい、突き指しそうと言ってるひとは、ここの設定でクリック強度を強くしてるんだと思う。キーストロークが浅いので自然とやわらかなタイピングになるところにタッチパッドだけ強く押し込まないと使えないようにしていたらバランス悪くて肩が凝ったりして疲れるわけである。

12インチのちっさいマシンだけどキーボードはフルサイズのものが付いているし、その丁度真中の下に十分な大きさのトラックパッドがついていてほんとに中心にぎゅっと集められている感がするんであります。トラックパッド → キーボード、キーボード → トラックパッド の手の移動がとても少なくて使いやすい。キーボードもトラックパッドもどちらもソフトタッチで操作できるのでサラサラサラサラと入力できる。試しにMagic Mouse持ち出してきてマウスで使ってみたけど全然使いにくい。マウス操作の時にわざわざPCの横まで手を持ってってマウスを掴まないといけないのがタイムラグが出てヤダ。

Surface3はキーボードの出来は悪くないんだけど、トラックパッドがダメだからなあ。どうしても使う上ではBluetoothマウス必須になるのが12インチMacbookと比べるとやっぱりハンデになるところ。12インチMacbookは目の前のスクリーンに集中して手もほとんどキーボード上から動かすことがないので集中してるとどんどん入り込む。

んで、しばらくして「んああ、、」と首をコキコキしながら我に返る感じ。ファンレスPCで無音だし、つい最近まで売り飛ばしてやろうと画策していたわりにはまた惚れ込んできてます。

あとSurface3との比較で言うと、やっぱりタブレットてキックスタンドがあるのでフットプリント(マシンを置くスペース)が通常のノートPCよりも大きいので困るときが時々。特に客先の応接室などで膝の上にマシンをおいてタイピングする時に非常に置きにくいのです。ソファーに座ってゆっくり足伸ばした状態では使いやすいかもしれないけど、仕事などで低いソファーに足を伸ばさず膝を直角に折って座った時にはキックスタンドが膝よりも前に出て画面が立たなくて困る。その点ネットブックぐらいのフットプリントしか占領しない12インチMacbookはこういう時でも使いやすいのである。

というわけで改めて仕事用にも12インチMacbook先生に再登場をお願いし、またまたメイン機として使っていこうかなと改めて思ってます。

PC世代はタブレットではなくPCで行こう 2016年02月17日

02.Laptop.MeridianHillPark.WDC.26June2011
↑ そう、結局はこのスタイルで良かったんだよね。タブレットいろいろ買ったけど、結局PCが一番よかったってこと。

自分にとってモバイルに必要な端末はハイスペックなスマホでもタブレットでもなく単純にノートPCだと改めて考える次第。

思いついたらそのままある程度長い文章を打ち込みたいとか、ブログの更新をしたいとか、自分の管理してるVPSのサーバーを覗きたいとか、寝転がってる時や飯の後にぼさっとしてる時でもふいに作業したくなる時がある。スマホ、タブレットでも出来るんだけどある程度まとまった作業量だとモバイル端末での作業は効率が悪くてイライラして、途中でやめてしまうこと多々。

んで、アメリカの映画なんかで向こうの人が外出先のカフェとか、自宅のベッドルームの枕元に分厚い重そうなノートPCを置いて使ってるのをよく見るが、あれと同じことをしてみようと。手持ちのノートPCはMacbookの12インチとSurface3なので持ち歩いたってタブレットとさほど印象は変わらんのです。

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手元にモバイル端末ではなくノートPCがあれば継続して最後まで作業が出来るのかなと思ってMacbookとかSurfaceを家の中でずっと持ち歩いている。やってみて、多分これが正解だと思う。思い立った時にすぐに作業できて、手に馴染んだ作業環境というのが良い。

スマホはそれでも外出時のメールチェックやプッシュ通知で急ぎ連絡確認があるので手放せないが、タブレットを持って移動するぐらいならMacbookかSurface持って移動してる方がなんかを作りたいという時にすぐに対応できて良い。タブレットは1ピクセル単位でオブジェクトずらすとかそういうの苦手で、入力が弱いのでどうしてもコンテンツ消費系になってしまう。

自分はスマホ・タブレットのネイティブ世代ではないし、正直な話、何が一番使いやすいかと考えるとPCになるのです。というか元々学生時代にネットや画像編集などを行う際にPCしかなかったからスマホ、タブレットもPCと比較してしまうんだけど、基準がPCであるならPCが一番使いやすいわけですよ。子供の頃に親からタブレットを買い与えられてそれで育ってきてる人はやっぱり基準はタブレットになると思う。

というわけでインターネット黎明期(1996、1997年あたり)に初めてPCを触った僕はやはりPCとともに生きるのです。

Surface 3 もさらに購入してしまい自宅がMac x2、Win10 x2という不必要なマシン台数に 2015年08月31日

Microsoft Surface 2

いきおい Surface3 を購入してしまいました。

自宅のデスクトップマシンにインストールしたWindows 10がなかなかで、しばらくMacしか触ってなかったですがWindowsの色気のない使い勝手が懐かしく感じて、ノートPCやタブレット買うんだったらどこのメーカーのものも中途半端だし唯一買おうかなと思えるものはSurfaceだよな、それもSurface Proは10.8インチサイズがなくて大きいからこれはないな、唯一Surface 3だよな、それも今の御時世でSSD64GBもないよな、128GBだよな、それでも少ないよな、254GBと512GBのラインナップちゃんと増やしてほしいよな、などと考えてるうちに手元には領収書が。

さてちょっと日本で売ってるLTE版Surfaceとタイで売ってるWiFiオンリーSurfaceを見比べてみると、

タイのSurfaceの公式ページ(機器スペック)

日本のSurfaceの公式ページ(機器スペック)

重量はLTE版のほうが19g重い(でも気にするようなレベルじゃない)。CPUはどちらもQuad Core Intel® Atom™ x7-Z8700 processor。

LTE版は当然ながら

UMTS/​HSPA/​HSPA+:
850, 900, 1900, 2100 MHz
4G LTE:
800, 900, 1800, 2100, 2600MHz

をカバーしています。そしてあああ、センサー類はLTE版が

光センサー
近接センサー
加速度計
ジャイロスコープ
電子コンパス
GPS
Assisted GPS
GLONASS

付いてるのに対してWiFi版が

Sensors
Ambient light sensor
Proximity sensor
Accelerometer
Gyroscope
Magnetometer

とGPS関連モジュールはバッサリ切り捨てられている。

日本もタイもOSはWindows 8.1 無印だった。日本の場合はWindows 8.1 Proだって書いてある気がしたけどSurface Pro 3の記述と勘違いしてたのかな?結局はどちらも同じ仕様。Officeに関しては日本がOffice Premium Home & Business プラス 365サービスが付いてくるのに対してタイのほうはOffice 365 Personal with OneDrive cloud storageになっています。

Office Premium Home & Business プラス 365
1台のPC、2台のタブレット(iPadおよびAndroidタブレットを含む)、
および2台のスマートフォンで、Officeを活用できます。
1TBのオンラインストレージ (OneDrive)、
Skypeから固定電話および携帯電話への通話が毎月 60 分無料。

Office 365 Personal with OneDrive cloud storage
For 1 PC or Mac, 1 tablet including iPad, Android, or Windows, plus 1 phone
Full, installed versions of Word, Excel, PowerPoint, Outlook, OneNote, and more
60 Skype minutes per month and 1TB cloud storage

自分はMac x2台、iPhone、iPad、Windowsのデスクトップで使うためにOffice 365 Homeを毎月費用払って契約している。

Office 365 Home
PC/Macへのインストール数 5台まで
スマートフォンへのインストール数5台まで
Skypeの毎月60分の無料通話
OneDrive 1TBのCloudストレージ

Homeという扱いだから他のMSのアカウントに上記のインストール数上限までOfficeの使用を共有することができる。しかもすごいのは各ユーザーごとに無料で1TBのCloudストレージがつくのとSkypeの無料通話もついてくる。結構すごい。

ビデオ: Office 365 Home サブスクリプションを最大限に活用する

自分のOffice 365 Homeを契約しているアカウントでSurfaceにログインして「Get Office」アプリからSurfaceに付いているOffice 365のライセンスはどうなるのか見てみたら元から契約しているOffice 365 Homeのほうが上位サービスなのでこちらにSurfaceのOffice 365は統合されて、1年間だったフリーサブスクプションが9ヶ月分になってHomeが2016年の6月2日まで請求されないことに。さらにこのライセンスを登録したら今まで月ごとの自動更新設定もストップしてしまった。これを自動更新に戻したらさらに1ヶ月無料で7月1日まで無料になった。

そしてSurface3、付いているライセンスはWindows 8.1無印だけど、なぜか最初からBitLockerが有効になっていてC:ドライブが暗号化されている。これはやはりモバイル用途が前提となるSurfaceなので盗難や紛失の際のデータ流出対策でデフォルトの暗号化が実施されているのでしょう。この辺よく出来てますな。しかし再インストールするときに自分のOneDriveにWebからアクセスして回復キーをメモして入力する必要がある。これ、手順わかってないと焦るのと、手間取る。

ふと気になってSurface3のストレージって物理的にどのような構造になっているのかと思って検索してみたがSurface Pro 3のTeardown(分解)画像はあってもSurface 3のTeardown画像ってないのね。Surface Pro 3ではmSATA標準サイズのSSD使ってるので多分Surface 3も同じモジュールを使ってるんじゃないかと思う。そうすると暗号化していないとこのモジュール引き抜いて他のPCに挿してデータを覗く、なんてことも全然可能なわけですな。やっぱ暗号化しておかなきゃいけないですな。

Microsoft Surface Pro 3 Teardown – iFixit

そしてあと現時点で気づいたバッテリ充電の難ありポイント。

充電でき……てねぇぇぇ! Surface 3で使える充電器・使えない充電器:検証(更新) – 週刊アスキー

2.5Aの5.2Vって今までみたことのない中途半端な電源仕様。一応iPadのACアダプタで充電はできるようだけど、ACアダプタを選びますなこれは。

というわけでタブレット、というか明らかにタブレットのケースに入ったただのパソコンですが、Surface 3、もうちょっといろいろ触ってみます。

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