Windows 10 PCのセットアップ備忘録 2020年12月07日

My Workspace

自作でゲーム用のデスクトップPCを組んでからアップル解毒が始まり、今ではほとんどの作業をWindowsでやってます。(今年買ったIntel Macbook ProもParallels DesktopでWindows10を入れて今は100%そちらで作業。Parallelsの動作がかなり軽く、仮想環境で動かしているという自覚がまったくないほどWindowsの作業が快適。)

で、そうは言ってもさすがWindows、使えば使うほどCドライブが膨れ上がっていく。昔のようにHDDならCドライブに1TBとか当てれるけど、SSD環境だとポンと1TBのドライブを買うのはなかなか厳しい。なので256GBとかの環境で使っていると空きスペースが心許なくなってくるので定期的に初期化が必要。

で、定期的な初期化のために自分の最低限の環境を復元するための条件を覚え書きとして書いておく。

Windows OSインストール:
設定メニューの復元から初期を実施。ローカルデータから初期化を実施のほうが早く初期化できるのかな?
 
必要なドライバのインストール:
最近のWindowsは結構Microsoft標準のドライバで動いてしまうけど、GPUやマザーボードのドライバなどはやっぱりメーカーからダウンロードしてちゃんと入れておいたほうがいい。メーカーのサイトから最新版をDLしてインストール。

プログラミングフォントのインストール:
Windowsはフォント汚いし、テキストエディタでスクリプトの内容を見るときに見やすいようにプログラミング用のフォントをインストールする。

https://pouhon.net/post-217/217/

テキストエディタのインストール:
テキストエディタは最近はMicrosoftのVisual Studio Codeを使うことが多くなった。秀丸はもう卒業か?!でもvscodeと秀丸と2つ入れてたりもする。そしてSyncのアカウントでログインしておいて複数マシンで設定同期。
https://code.visualstudio.com/

IMEのインストール:
WindowsではATOKは優秀だと思う。AndroidもMacOSでもATOK試してみたがどちらも使う気にはならずWindowsマシンでのみATOK使用。ATOK Sync使えばWindowsマシン間で辞書データや設定を同期できて便利。ATOK Passportであれば10台までインストールできる。
https://www.justsystems.com/jp/products/atok/

LINEのインストール:
やっぱりメインのメッセンジャはこれ。仕事に私用に。毎回立ち上げ時にQRコードのスキャンがめんどくさいが。
https://line.me/en/

MS Officeのインストール:
なんだかんだ言ってこれが必要。仕事に私用に。とりあえず仕事のアカウントで office.com にログインしたらWebAppでとりあえずの仕事が出来てしまうのも便利。小規模のオフィス環境なら、インターネット回線とPCとOffice365があれば他は何も要らない説。
https://www.microsoft.com/en-us/microsoft-365/

Teratermのインストール:
SSHクライアント。Linuxサーバーに接続するために必要。Puttyよりもやっぱりteraterm。ログの保存設定がputtyよりも全然使いやすい。
https://ttssh2.osdn.jp/index.html.en

Winshotのインストール:
スクリーンショット取得ツール。これも絶対必要。仕事に私用に。
http://www.woodybells.com/winshot.html

Cliborインストール:
クリップボード履歴管理ツール。これも使い始めると手放せなくなる。Ctrl二回連打で呼び出せて過去にクリップボードに読み込んだデータを再度読み込み直せる。UIがシンプルで非常に使い勝手よい。Macでも同様のツールは入れてた。Windows起動の際に起動するよう設定。
https://chigusa-web.com/clibor/dnt/

Firefoxインストール:
メインブラウザはFirefox。Firefox Syncにログインして複数端末でブックマークや設定を同期。以下のアドオンをインストール。
https://www.mozilla.org/en-US/firefox/new/

Mouse Dictionaryのインストール:
マウスオーバーだけで英和辞書が引けるツール。動作も速くて快適。
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/mousedictionary/

FoxyProxyのインストール:
事前登録したプロキシを1クリックで切り替えることが可能。
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/foxyproxy-standard/

TreeStyleTabのインストール:
タブを開きまくったときに、タブ表示幅が狭くなり、タブのタイトルが読み取れなくなる問題を解決。タブを左のサイドバーにツリー上に表示させることによりどのタブかを判断しやすくする。
https://addons.mozilla.org/en-US/firefox/addon/tree-style-tab/

そのほか、私用PCならSteam入れてゲームできるようにしたりとか、Amplitude入れてエレキのアンプ代わりにしたりとか、でも大体上記のアプリ入れればとりあえず作業開始できる環境にはなるかなあ。

うーん、ひさしぶりにデスクトップ+Windows10環境いいっす。Windows10がなかなかいいよね。Windows8の自分の悪夢からだいぶ使いやすくなっていいOSになったと思います。ハゲのおっさんが社長してた頃よりも今のインド人社長、ナデラさんになってからMicrosoftの製品が全体的によくなっていってる感があります。

Windows10 ではまだPDFの編集って出来なかったのね。。 2015年09月26日

msw-win10-hero-slider-familiar

MacからWindows10に戻ってしばらく使っているけど今回紙の印刷物をPDF化したい要件があって以外に思ったことが「Windows10ではまだ標準ツールでPDF編集ができない」だった。

ネットを見てみると「Windows10になってプリンタに標準でPDF出力が実装されてる」と高評価な書き込みが見られるが書き出しはできても編集が全然できない。

やりたかったことは単純で印刷物をスキャナで取り込んだ時に向きを変な方向で置いたため、奇数ページは時計回りに90度してて、偶数ページは反時計回りに90度回転している状態になってそれを修正したかった。Windows10は「Adobe Reader」や「Microsoft Edge(ブラウザ)」や「Microsoft WORD(いわずと知れたワープロソフト)」などで開くことができるが編集ができない。

これ、Macの場合はPerviewというOSに標準でインストールされているツールで扱う事ができて、個別にページの回転、ページの分割、結合、他のファイルに移動など、簡単なことはこれ一つで済んでしまう。もちろんプリンタの中にPDF出力のドライバも標準で入っている。

これが今までの環境だったのでWindows10ではPDFに関してはがっくりだった。XP以降の不人気からなんとかやっとの起死回生でWindows10はモダンOSの仲間入りとなるところだけどせめてPDFの編集ぐらいはカバーしてて欲しかった。今のOSはどれも標準でだいたいのドキュメント作業の基本的な作業はカバーしてるから別途アプリをインストールするっていうのはちと見劣りがする。

というわけでどうするか?といろいろ見たところ

Cube PDF Utility

というツールが回転・結合・分割などに対応していて使いやすそうなのでこれを入れました。インストール時に適当にはい、はい、はい、とやっていくと勝手に「Cube Widget」という常駐型のニュースアプリみたいなのが入るのでこれだけインストール時に入れないようにチェック外すか、後からアンインストールがベターかと思います。

SSDモデルのノートPCにはちょうどいいディスク解析ツール 2015年09月15日

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Surface3にメール移行して使ってみるかと考えていましたが、ストレージは128GBしかないんだが、意外とディスクスペースが埋まっている。なんのファイルでこんなに容量食ってるの?

って疑問がSSDモデルのノートPC(Surface3はeMMCですけど)を活用してる人は常にあるでしょうけど、その辺解析してくれるツールを。

Win -> WinDirStat https://windirstat.info/
Mac -> DiskInventryX http://www.derlien.com/

起動してPC内のすべてのドライブか、単発のドライブ、もしくは特定のフォルダだけを指定すると、中にあるファイルをスキャンしてどのファイルが、どのフォルダがどれだけ容量を食っているかを表示してくれる。

画面の左上が各フォルダごとの容量と全体とのパーセンテージを表示する。画面右上はファイルの種類ごとにどれだけ容量を食っているかを表示する。そして画面下部のブロック絵みたいなのが一番便利で、各ファイルがひとつひとつのブロックとして表示される。

このブロック絵を見てると他と比べて極端にでかいブロック(ファイル)とかも一目瞭然。そのブロックをクリックすると、そのファイルに該当する画面左上の部分がハイライト表示され、どのパスのなんていうファイルなのかがぱっと見でわかるようになっている。数百KB程度のMS Officeのファイルがほとんどなのに数GBのファイルが2,3個あるよ、なんて簡単に気づける。

逆に画面左上の容量を食っているフォルダをクリックするとそのフォルダ内にあるファイルがブロック絵の中でハイライトされる。うまく出来てるのは特定のフォルダに入るファイルはまとめて綺麗に長方形を描くようにブロック絵で配置されていてフォルダ選択は綺麗に長方形がハイライトされる。

ちょっと文字の説明だけではわかりにくいところがあるでしょうけど、フリーのツールなんで実際に使ってみると結構良く出来てるのがわかるかと思います。

ちなみに以下が元ネタです。

The Best Disk Space Analyzer for Windows

The Best Disk Space Analyzer for OS X

結局 Nokia Lumia 520、廉価版 Windows 8 Phoneを購入 その2 2014年03月24日

さて、Nokia Lumia 520 ソフトウェア編です。

アプリケーションに関しては、いろんなオンラインサービス(To Do系、Remember The Milkなど、Google Map、Pocket、Feedlyなど)の純正アプリが少なく、サードパーティの作ったアプリが多い。ちょっと画面デザインとかの作り込みがあまいものなどもあって黎明期AndroidのAndroid Marketを思い出す感じですな。インディーなアプリがゴロゴロしてます。

Windows 8 Phoneは当然ながらMicrosoft製のプロプライエタリソフトウェアなんでGoogle MapやらGoogle Docsなどの純正アプリも
入ってこれないんだろう。。サードパーティアプリの作りも単純にアプリ立ち上げて、そのフレームの中でHTMLのアプリ読み込んでるだけとかも多い。

んでNokia純正のマップアプリ、Here Mapsが日本で使うには非常に残念な出来。下のスクリーンキャプチャを見よ!日本てこんなに道が少ない国だったっけ?Nokiaがずっと苦戦してる国なんで道路情報も少ないのか?これはどう考えても使えない。。。


↑ 日本の道路情報が極端に少ない。。。


↑ タイだとこのレベルまで細かく情報が載ってるのに。。


↑ Google Maps。

メッセージング、SNSはやっぱり今のはやりなのか純正が揃っているLINE, Facebook(Facebookのアプリの開発元はMicrosoftになってる。。。)、Twitter、WhatsApp。普通にAndroidぐらいには使いやすい。

MS連携で言うとやっぱりSkyDrive(OneDrive)、Officeの連携は使いやすい。仕事のメールの添付ファイルをそのままExcelなど(互換アプリではなく)で開くことが可能。保存もそのままSkyDriveで次にPCを開いた時にはSkyDrvieフォルダにそのファイルがあるというような流れ。一社で一気通貫にデザインすりゃこんな感じに使いやすく作れるんだな。ていうかクラウド連携はずっと前からGoogleが使いやすさで群を抜いていたけど、最近はMSもAppleもだいぶやり方わかってきましたという感じですな。

Windows Storeでのアプリのダウンロードは無料アプリなら全然ID, Password聞かれない。iOSみたいに無料でもアプリごとにパスワード入力とかめっちゃめんどくさいです。あれはやめて欲しい。

Music純正アプリがテキストを主体においたデザインの音楽プレーヤーでWindows7 Phoneの頃から特に大きく変わってないけどデザインは面白いと思う。そしてNokia MixRadioがなかなかいい。No Sign Up, No Subscriptionでお試しが簡単にできるラジオアプリ。ネットラジオっぽく、自分の好きなアーティストなどを入力して、それと同じ系統の音楽を自動でチョイスして流してくれる。北欧フィンランドの国の特性なのか、自分の好きなSolar BearsとかPlanet Mu系とかBrothertigerとかエレクトロ・ポップ、ユーロ、メロウ系がええ感じ。Buddha Bar系のアーティスト入力しても頃合いが流れてきて、ミュージックプレイヤーのUIデザインも相まってなかなか楽しい。Apple系の音楽サービスでは味わえない感覚でんな。昔名もなく消え去ったMS製音楽プレーヤー ZuneライクなUIがそれこそメロウな感覚を増幅させてくれます。ちなみにNokia MixRadioサービスは有料でも月約1.0USDと超格安サービス。この辺、とにかくNokiaの低価格、新興国でのシェア奪取重視作戦がよく見える。No Sign UpとかNo Subscriptionでお試しができるようにしてるのも、低価格スマートフォンを選ぶユーザがそんなめんどくさいことをわざわざやらないことを考慮してじゃないかと。有料プランでもこの価格で新興国からのサインアップを待ってるんでしょうな。

Evernote、Onenote系のノートアプリは、、、やっぱりまだAndroidのほうが使いやすい。テキスト選択の操作性とかがWindows 8 Phoneだとイライラしてしまう。もうちょっとこの辺が改善されるとぐっとよくなってくる。さらにはソフトウェアキーボードも日本語のもうちょっと操作性のよいのが出てきて欲しい。

全体的にカメラもディスプレイ品質も決していいものではないけど贅沢言わなければ使えるといったレベルで、まあ最終的にこれでもいいかな?と思える良いラインを保ってるいい端末だと思います。

手に収まるサイズ間もよしです。

Windows8はまだまだハードはタブレットでもソフトはPC 2014年03月09日

Microsoft Surface 2

どうだろうなあと思いながら買ってみたWindows8タブレットではありますが、これがまた不思議と使いやすいのであります。

一番役に立つのは何と言ってもこれ、「秀丸 on Tablet」 で、字は細かいが表示文字数の多さ、書いてる途中や保存した後に勝手にURLにリンクを挿入したりなどの余計な処理がなく、純粋にテキスト書きに集中できる。

思ったよりキーボードからの入力がかなりスムーズで日本語入力のストレスが少ない。普通にGoogle日本語入力も使えます。ただ、PC用のGoogle日本語入力をそのまま使うのでソフトキーボードはWindows8タブレットのを標準で使うことになる。んでGoogle日本語入力だと日本語の入力の際にフリックが使えないのがちょっと不便かなと思ったものの、ローマ字入力でも思ったより快適であんまり文句ないかんじです。

hide

ただ、ふと自分の使い方を考えてみるとタブレットとして使っているというよりあくまでWindows PCの感覚で使ってるんだろうなと思う。何がすごいって、手でわしづかみにしてる小さな8インチタブレットでフル機能のデスクトップOSが動いているということ。別にタブレットとしてそのハードウェア環境に最適化したソフトウェアが用意されているかというとまだまだなところが多すぎる。それでもその不足部分を覆い隠すほどの過去の遺産がすべて使用可能。それが僕にとっては「秀丸 on タブレット」なんであります。

ブログ更新だってモバイル上での作業がどうのこうのと考える必要なしでタブレットのコンパクトさでも処理や動作はPCなんであります。僕らはPC以上にコンピュータができることは知らないので、最上位のできることがこのWindowsタブレットに詰まっていることになります。

Appleがせっかくタブレットという新しいカテゴリを開拓してGoogleが低価格で普及期を出しながら追撃に向かってたところですが、結局「PCが動くよ!」ということで後でまたその市場をかっさらっていく可能性も高いんじゃないかなとも思います。

ただ、今の段階ではタブレット操作で使えるソフトウェアが圧倒的に少なく、さらにWin7からまた大幅に変わった設定項目を理解するのが大変で全然コンピュータを使い慣れない女の子とかに勧める気にはまったくならない。

ただ、ちょっと他のタブレットではできないいろんな技が使えそうでいじるのはなかなかワクワクする端末だと思います。なんせ共有フォルダなんかもタブレット側に設定できるOSですからね。

しかし2000年台後半から2010年台前半までせっかくUnix/Linux系のソフトウェア(ユーザーがほとんど意識することはないのかもしれないけど)がモバイル端末でコンシューマ端末として浸透してきたかと思ったらまたマイクロソフトがプロプライエタリな世界に引き戻してしまうんだろうか。。。

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↑ w4-821ではなくSIMの入らないw4-820のほうです。