オープンソース3Dプリンタ Anet Reprap Prusa i3A8 を勢い購入 2017年03月06日

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DIY、自作ドローンで遊んでいると、いろいろと足りない部品や既成の部品の「このアーム、あと5mm伸びてたら自分のマシンにぴったり合うのに。。。」みたいなことが多々あります。

そのへんの「ちょっと足りない感」を埋めることが出来るかもと思って3Dプリンタについて調べ始めたら3Dプリンタの世界もドローンと一緒でオープンソースのものとプロプライエタリなものとに分かれていて、オープンソースのものはハードから制御用のソフトまで全部規格がオープンで自分でパーツを用意しても作れるし、パーツを全部揃えたkitも購入できるし、当然メーカー側で組立まで済ました完成品を買うこともできる。

オープンソースの3DプリンタReprapはいくつかの派生があるがPrusaというモデルやKossel、Rostockというモデルは価格も安くてだいたい300ドル前後で入手できるという。しかも標準のkitを組み上げた後は、その3Dプリンタで部品をプリントし機能をアップグレード出来てプリンタ自身が自己拡張、自己進化していくということが可能なのであります。

と、ここまで調べてみたら当然触ってみたくなり購入を検討するが、中国のガジェット系通販サイトBang goodやGear Best、Ali Expressなどを見てみるとたしかにPrusaの3Dプリンタが300ドル程度で売られている。

が、ここでまたタイの輸入規制であります。前回Bang goodからプロポとドローンの機体のセットを購入して関税でストップがかかりキャンセルした失敗があったのでググってみるとやはりタイでは3Dプリンタで銃を作ったというニュース記事を意識してかちょうど2016年から規制がかかっているようである。細かいところまでは調べていないが事前登録をすれば輸入できるのかなんらかのライセンスが必要なのかは不明。ただ、なんらかの規制はあるようです。

なのでそのようなめんどくさいところにはできるだけ触れないようにして、タイ国内から調達する方法を検討。タイのガジェット系も取り扱う通販サイトLazadaで調べてみるとオープンソースのPrusaの3Dプリンタでさえ軒並み20,000バーツ(600ドル以上)越え。うーん、なかなか難しい選択だ。。。

Anet 3D Printer Anet A8-B-深圳爱能特科技有限公司

と探していると中国のAnetというメーカーが出しているPrusaでA8というモデルが未組立のkitの状態で13,990バーツ(400ドルちょい)で売っていたので、とりあえずそれをオーダー。個人的には完成品よりも自分で組み立ててみたいのでkitのほうがいい。Lazadaのことだから次の日に「確認したらやっぱり在庫切れてたからキャンセルね」なんて連絡が入ることも珍しくないので油断はできないがとりあえずはそこそこの値段でPrusaを購入出来ました。

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タイ国内での配送なのでとりあえず時間もかからず4日程度で到着。久しぶりの大物で箱もでかけりゃ重量も約10kgとずっしり。工作男子的なパッションがムクムクと沸き起こってきました。わくわくしてたまらないですわ。

とりあえず長くなったので後半に続く。


↑ Bang goodでも適正価格じゃないでしょうか。日本から買うならBang goodでいいような気がする。

Tiny WhoopのコピーもんEachine E010改 が到着 2017年02月28日

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前回書きましたTiny Whoop、改めて調べてみると前に紹介したJJRCのH36もTiny Whoopの土台になるマシンInductrixのコピーなんだけど、同じく一応中華メーカーのEachineがトイドローンとしてE010というおもちゃプロポのついたTiny Whoopを出していました。それにF3 CPUのフライトコントローラとfrskyの受信機が一緒になったボードと、5.8GHz帯のFPVカメラをセットにしたキットが売っていてそれをまたまた購入してしまったというお話。

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完成品ドローンはタイの場合輸入規制があるが、半完成品やパーツのみの輸入だと問題ないはずと見込んで注文したら案の定なんのお咎めもなく届いた。組み立ては半田付け作業があるもののモーターのケーブルもソケットがあるので簡単簡単。

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ただしこのボード、いつもならfskyの受信機ならだいたいBindにはボタンが付いていて非常に簡単なんだが、こいつはBindピンをショートしてバッテリに繋がないといけない。非常に小さいピンでなかなか旨くいかなかったので半田付けして短絡させた。ここはちょっとめんどくさい。

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↑ これまた超小さいフライトコントローラ。これでF3EVOです。

後、カメラもマウントするのを前提にフレームが組んであったりしてないのでスポンジ(カメラの箱に入っていた緩衝材のスポンジがちょうどよかった)や両面テープ、輪ゴムでうまくマウントする必要がある。

しかしこのFPVユニット、カメラと送信機とアンテナの一体型なんだけど200mWも出力がある。一応25/50/200と出力を段階的に選べるようになってるけど、普通とりあえずは最大の出力で設定しておきますわな。

で、組み上げてすぐに完成したんですが、飛ぶことは飛ぶが全然パワーが足りない。

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↑ プロペラは指の第一関節1.5個ぶんぐらい。

標準の機体からカメラとVTXの一体型ユニットが追加になってるので若干パワーが落ちるかなと思っていたがかなりパワーが落ちる印象。

YouTubeの動画でTiny Whoopで遊んでる動画を見てみるともっとパワフルなんだが。。。

うーん、作って飛ばしてもなんだか不完全燃焼。。。これからパワー不足トラブルシュートかな。

Eachine E010 Frame Beecore F3 Flight Controller Chaoli 615 59000RPM Motor TX03 72CH VTX Camera Set Sale – Banggood.com

Frsky Taranis Plus、なぜか単純なファームウェアアップデートでまた一時文鎮化、マルチプロトコルモジュールは永眠 2017年02月26日

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Bang goodからFS-TH9XやFrsky Taranis Plus X9Dなどの背面にあるモジュールスロットに挿して様々なメーカーが採用している無線プロトコルを使える4-in-1 Multiprotocol Moduleが届いた。

2.4G CC2500 A7105 Flysky Frsky Devo DSM2 Multiprotocol TX Module With Antenna Sale – Banggood.com

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↑ ここに挿して使います。

使用するには対応したファームウェアをプロポにインストールする必要があるので早速セットアップしようと、TaranisのSD引っこ抜いてWindowsマシンでMultiprotocol Module に対応したファームウェアをSDにコピーし、YawとRollのトリムを本体中心に向けて押し込んだ状態でスイッチオン、BOOTLOADERが立ち上がり、”Write Firmware”を選択、さっきSDにコピーしたFirmwareを選択、適用!

プログレスバーが100%まで行って完了。今回はなんの問題もなかったなと思いきや、再起動しても音もしないし、画面にも全く何も映らない。バックライトも光らない。。がびーん!!なんでここでつまづくかなあ。。。

悩んで悩んで2、3時間。たぶんSDにファイルコピーする時にBOOTLOADER状態でPCにつないで外部USBメディアとして認識させた時になんだか不整合が起きてファイルシステムが壊れてたのかも。。。その後、同じファームウェアをフラッシュしようとしても、Invalid Fileと出たりイマイチ動作がおかしい。

WindowsマシンでSDをFAT32で再フォーマットして/SOUNDSや/BMPのフォルダを再配置、DLしたfirmwareをコピー、そしてTaranisにMultiprotocol Module を挿した状態で(ここがポイントかもしれないが)Write Firmware!

。。成功!!!。。!!!

ドローン周りのツールはめんどくさいです。。Arduinoがめんどくさいのか??

その後、1,300バーツほどしたMultiprotocol Moduleですがセットアップは完了しつつも実際にドローンとBind出来ないのでいろいろトライしてたら、基盤のはんだでブリッジしてた箇所をいじり過ぎて、熱で米粒の4分の1ほどのサイズの抵抗が取れてしまいお亡くなりに。。

あーもう!イライラする!

これもVRの一種?FPVモニターゴーグル 2017年01月26日

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ただのラジコン好き野暮天から途端に怪しく見えてくるツールを中国のBang goodという自作ドローン愛好家には超有名なショッピングサイトから購入。

まさにヘッドギアというような出で立ちのゴーグル。ご存じない方のために簡単に説明しますと、このヘッドギアのようなゴーグルで、レーサードローンのフロントに付けられたカメラの映像をリアルタイムで受け取ってその画像を見ながら操縦するためのもの。

今はVRゴーグルが出てきたからまだましだけど、それでも屋外でこれを付けて一人でプロポ握って遊んでたらかなり怪しい。

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ドローン操縦したことがある人だとわかるはずだけど、数キロの電波到達距離のある機種でも、目視ではたった100m程度で米粒のようになって機首がどっち向いてるかもわからない。だからFPV(First Person View:操縦者視点ってことですな)が必要かなと思って買ってみました。

ちなみに5.8GHzの電波使ってて日本ではこの電波帯使うとなるとどうやらアマチュア無線4級免許と無線局開局続きが必要らしい。めんどくさー。

VRみたいに向いてる方向に合わせて景色が変わるとか、立体的に見えるとかはなくモニタに映る世界に没頭して操縦できるというだけのものですが、画質よりも映像のディレイが極力少なくなるように注力されていて、まさに今その飛んでいる映像が見れるのであります。

とりあえずこのゴーグルは受信機のみ。とりあえず以下のような映像が見れるようになるのかなーと思ってやっと完成した自作機と共に表に出るのでした。

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↑ 電波を受信してないときは、まるで昔のテレビ放送終了後の砂嵐のような映像が表示される。この感じ、これはこれでなんか懐かしくてしばらく砂嵐見ながらぼけーっとしてました。

ちなみにEachine(イーチーンと呼ぶらしい)という中華ドローンメーカーのEV800というFPVゴーグルです。Bang goodで1,990バーツ。日本円だと6,500円ぐらいかな。送料はExpedited Shippingといういわゆるお急ぎ便で送りました。特段問題なく中国深セン・香港から7日で届きました。

Bang goodでの買い物、DHLの落とし穴 2017年01月19日

DHL cornfield

あるものを中国のオンラインショッピングサイト、Bang goodにて購入。タイで購入しようと思えば出来ないことはないが、イマイチ大手通販サイトのLazadaが信用ならないので海外から個人輸入。

Bang goodでは二つの物品を注文。メインの品物は早く手にしたいのでExpedited ShippingというBang Good曰く5~8日で到着するという有料オプションをつけて、もうひとつのアクセサリは別に遅れても問題ないのでAir Parcel Registeredで。要はこれ、AIR便のトラッキングナンバー付き。とりあえず早く着かなくてもいいけど、今荷物がどこにあるのかぐらいのトラッキングはしたい。オプションだが、費用的には非常にお安い。

で、本命の品物がアクセサリと同じタイミングでBang goodを出荷されたが、DHLに配送が引き継がれて香港の倉庫に行ったきりステータスが全然動かない。。

その反面、ただのAIR便のアクセサリ品は香港の空港、タイの空港をポンポンと経て今日家に到着。AIR便ではあるが注文から7日で到着。めっちゃパフォーマンスいいじゃないか。

A package from Bang good.
↑ Bang goodの名前はどこにも書かれていなかった。

10倍近くの送料を払ったDHL配送の本命はまだ香港。。

ネットを検索してみたらどうもOnePlusのオンラインショッピングサイトでスマホを購入した人も同じようにDHLでストップしていたりと、どうやらBang goodではなくDHLが問題のよう。。

アクセサリだけ来てもどうにもならんがな。。タイはお役所である郵便局が何気にしっかりオペレーションしてくれるので下手にDHLみたいな民間に出さなくても十分早くて安全かな。。

次回からDHLはやめてEMS配送オプションにします。。