軸間90mmのブラシモーター小型機 QX90到着 2017年02月06日

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というわけでEachineというメーカーのQX90というホイールベース90mmでブラシモーター搭載、かつフライトコントローラはSPRACING F3EVOでClean Flightがインストールされている小型FPVドローンを買いました。

前回は似たような機種のQX95をプロポ付きで中国のBang goodから購入しようとしてタイの通関でImport Licenseがないと足止めをくらい、キャンセルしたのだが、このQX90はタイ国内からLazadaで購入。2900THB。

中国のオンラインショップでドローン購入、タイの通関でストップ 2017年02月01日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

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カメラの機体への据え付け方法はなんと輪ゴムマウント。しかしこれはクラッシュ時にVTX(リアルタイムの映像送信)アンテナを折らずに綺麗にVTXユニット自体が倒れ込んでくれるので結構いい機構かも。

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↑ カメラと送信機の一体型ユニットを輪ゴムでひっかけて本体のフックに引っ掛けるだけという固定方法。。

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↑ ちなみにバッテリーの固定方法も輪ゴムマウント。DIYのドローンの世界ってこういうざっくりとしたソリューションに溢れております。。。

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付属品は

スペアのプロペラ
スペアのモーター
バランス充電ケーブル
バッテリーの固定ベルクロ
ペライチの手持ちプロポとのバインド方法説明書
バッテリー2個付き

バッテリー2個付きは嬉しいが、バランス充電ケーブルは付いてくるのにバッテリのチャージャー自体は同梱されていない。別途用意する必要あり。1s用のバッテリーチャージャーか、2sバランス充電器があれば対応できます。

プロポは付いてないモデルを買ったので手持ちのプロポとバインドしてさっそく初飛行

サイズは小さくてもF3のフライトコントローラを積んでるフルスペックと変わらないマシン、フルスロットル時のパワーはすごい!この前買ったトイドローンとは格が違う!!そして操作するプロポのスティック捌きも非常にシビア、思ったよりもスティックの振り幅はかなり少なく操作する感じ。サイズが小さいので宅内でドローン操作の練習をするにはちょうどいいサイズであります。

Bang goodなどのレビューにあるとおりプロペラは非常にモーター軸から抜けやすい。あまりに抜けるのでプロペラの軸穴にアロンアルファを少量流し込み、一旦細いヘキサレンチなどでグリグリした後でモーター軸に付けると抜けなくなった。

あと、プロペラがちょっと弱い。すでにプロペラ一枚はクラッシュ時に破壊してしまいました。すぐにBang goodで追加のプロペラを発注5セットで1,000円ぐらい。

さらに3日目にしてすでにFPVカメラが動作しなくなりました。。。VTXのユニットの基板に付いているPower Inductorという部品が欠けていて、ちょうどコイツがボディフレームと接触する場所にあり、クラッシュ時にVTXユニットがショック吸収のために倒れ込む際に何回も接触するうちに壊れてしまったのだろう。。。

むむむ。。もうある程度操作の腕前があがるまではVTXユニットは載せずにLOS(単純に目視による操作)で練習してかなり自身が付いてきたらカメラとVTX搭載のほうがいいかもしれない。。。初心者のクラッシュ多発時期には故障が多すぎます。。。

↑ Amazonのは凄い値段だ。。。Bang goodなら10,000円ぐらいで買えます。

これもVRの一種?FPVモニターゴーグル 2017年01月26日

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ただのラジコン好き野暮天から途端に怪しく見えてくるツールを中国のBang goodという自作ドローン愛好家には超有名なショッピングサイトから購入。

まさにヘッドギアというような出で立ちのゴーグル。ご存じない方のために簡単に説明しますと、このヘッドギアのようなゴーグルで、レーサードローンのフロントに付けられたカメラの映像をリアルタイムで受け取ってその画像を見ながら操縦するためのもの。

今はVRゴーグルが出てきたからまだましだけど、それでも屋外でこれを付けて一人でプロポ握って遊んでたらかなり怪しい。

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ドローン操縦したことがある人だとわかるはずだけど、数キロの電波到達距離のある機種でも、目視ではたった100m程度で米粒のようになって機首がどっち向いてるかもわからない。だからFPV(First Person View:操縦者視点ってことですな)が必要かなと思って買ってみました。

ちなみに5.8GHzの電波使ってて日本ではこの電波帯使うとなるとどうやらアマチュア無線4級免許と無線局開局続きが必要らしい。めんどくさー。

VRみたいに向いてる方向に合わせて景色が変わるとか、立体的に見えるとかはなくモニタに映る世界に没頭して操縦できるというだけのものですが、画質よりも映像のディレイが極力少なくなるように注力されていて、まさに今その飛んでいる映像が見れるのであります。

とりあえずこのゴーグルは受信機のみ。とりあえず以下のような映像が見れるようになるのかなーと思ってやっと完成した自作機と共に表に出るのでした。

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↑ 電波を受信してないときは、まるで昔のテレビ放送終了後の砂嵐のような映像が表示される。この感じ、これはこれでなんか懐かしくてしばらく砂嵐見ながらぼけーっとしてました。

ちなみにEachine(イーチーンと呼ぶらしい)という中華ドローンメーカーのEV800というFPVゴーグルです。Bang goodで1,990バーツ。日本円だと6,500円ぐらいかな。送料はExpedited Shippingといういわゆるお急ぎ便で送りました。特段問題なく中国深セン・香港から7日で届きました。