頑張って自作したスピードレーサードローンも一回のフライトで3回墜落、ボロボロに 2017年01月27日

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表題の通りです。

めちゃくちゃパワーがあってピーキーなマシンなのでちょっと大きめにスロットルを開けただけで秒速で10mぐらい軽く上昇するマシン。操作感がつかめず、水平走行させようとしたらそのまま地面に接地してしまいもんどりうって墜落、高く飛びすぎて着地に失敗して機体の腹を強打などなど。。実際は3-5回ぐらい墜落してます。

プロペラが折れたし、最初はLOS(Line of Sight、地上の操縦者の目視での操縦)、と思って飛ばしたら、搭載しているカメラのキャップを付けたままにしてしまい、当然ながらクラッシュでキャップもどこかに飛ばされました。さらにFPV映像を送信するための送信機のアンテナが送信機の基板についている根元からもげてしまったり、ドローンが接地するための四つの足ももげました。。

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結構ボロボロ。。。

改めて考え直すと、初心者はあんなにスロットル開けて飛ばしてはダメ、ということでしょう。数十回ぐらいは低速低空を飛ばして操作感を体で覚えて徐々に高くアクロバティックに飛ばすスキルを身につけて行けばいいのかなと。出張中なのでメンテ道具は何一つ持ってきてないので修理もできず一旦バンコクに戻るまでおあずけです。LEDなんかももげてしまったから一旦ドローンを開腹して改めて組み直しですな。

しかしドローンで遊んでるとホントに田舎に引っ越したくなります。昔「玄関開けたら2分でごはん」てなCMがありましたが、「玄関開けたら2分でドローン」が遊べるような田舎の家、そういうとこに住みたいです。。。

これもVRの一種?FPVモニターゴーグル 2017年01月26日

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ただのラジコン好き野暮天から途端に怪しく見えてくるツールを中国のBang goodという自作ドローン愛好家には超有名なショッピングサイトから購入。

まさにヘッドギアというような出で立ちのゴーグル。ご存じない方のために簡単に説明しますと、このヘッドギアのようなゴーグルで、レーサードローンのフロントに付けられたカメラの映像をリアルタイムで受け取ってその画像を見ながら操縦するためのもの。

今はVRゴーグルが出てきたからまだましだけど、それでも屋外でこれを付けて一人でプロポ握って遊んでたらかなり怪しい。

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ドローン操縦したことがある人だとわかるはずだけど、数キロの電波到達距離のある機種でも、目視ではたった100m程度で米粒のようになって機首がどっち向いてるかもわからない。だからFPV(First Person View:操縦者視点ってことですな)が必要かなと思って買ってみました。

ちなみに5.8GHzの電波使ってて日本ではこの電波帯使うとなるとどうやらアマチュア無線4級免許と無線局開局続きが必要らしい。めんどくさー。

VRみたいに向いてる方向に合わせて景色が変わるとか、立体的に見えるとかはなくモニタに映る世界に没頭して操縦できるというだけのものですが、画質よりも映像のディレイが極力少なくなるように注力されていて、まさに今その飛んでいる映像が見れるのであります。

とりあえずこのゴーグルは受信機のみ。とりあえず以下のような映像が見れるようになるのかなーと思ってやっと完成した自作機と共に表に出るのでした。

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↑ 電波を受信してないときは、まるで昔のテレビ放送終了後の砂嵐のような映像が表示される。この感じ、これはこれでなんか懐かしくてしばらく砂嵐見ながらぼけーっとしてました。

ちなみにEachine(イーチーンと呼ぶらしい)という中華ドローンメーカーのEV800というFPVゴーグルです。Bang goodで1,990バーツ。日本円だと6,500円ぐらいかな。送料はExpedited Shippingといういわゆるお急ぎ便で送りました。特段問題なく中国深セン・香港から7日で届きました。

FPV FREERIDER でスピードレーサードローン仮体験 2017年01月20日

ドローン、その中でもスピードレース用のFPVドローンのシミュレータがあります。その名はFPV FREERIDER。Windows / Mac / Android / iOS と主要なプラットフォームに対応している。なのでスマホやPC上でとりあえずスピードレーサードローンの練習することが出来る。かなりいい感じに出来ていてみんなこれで練習してるらしい。

ただ、コントローラが問題で、PCのキーボードではスロットルの調整などが難しく、USB接続のゲームパッドを接続するとなんとか使える。ただしUSBゲームパッドもスティックにバネが入っていて、これが厄介でスロットルのレバーに常に指をかけて力を入れてないといけない状態になる。何気にこれがホンモノのプロポの操作感と大きく違う。プロポの場合、左スティックの上下、スロットルのレバーはバネが仕込まれておらず、指を触れなくてもそのまま同じ出力をキープできる。

結局は自分のドローンで使うプロポをPCに接続してそれでコントロールするのが一番の練習になりそう。いろいろやっていきます。。。

ebayで買ったWiFiエクステンダーでBebop Droneの飛距離アップ 2017年01月16日

WiFi + / WiFi Extender (No Brand)

Droneのために購入

今年の頭にBebop Droneを購入した後、Bebop Droneの電波到達範囲が200mちょいぐらいしか出ないみたいなので(iPhoneで100m以下、iPadで200m程度らしい)コントローラーであるスマホとBebop Drone間の通信であるWiFiを拡張するためのWiFiエクステンダーなるものを購入していた。

基本屋外で飛距離を伸ばすために使いたいのでAC電源でコンセントからしか電源が取れないWiFiエクステンダーは使えない。USBポートに挿して給電できるものを探していたらebayでノーブランド中華WiFiエクステンダーを見つけた。なかなかコンパクトでUSBのWiFiアダプタをちょっと大きめにしたようなもの。アンテナも大きそうなのでそれなりにしっかり電波を中継してくれるかなと思って購入。425バーツ。日本円で1,360円ぐらいですな。

どういうことをやりたいのか

やりたいことは以下の図のような構成

Bebop Drone Joystick Controller / Signal Extender

WiFiエクステンダーがない場合は、スマホとBebop Droneが直接WiFiで通信。Bebop DroneがWiFiのアクセスポイントになり、スマホがそれに接続するような方式。当然の事ながらこのアクセスポイントは遠くに飛んで行くのである程度の距離が出たところでシグナルが受信できなくなり不通となってしまう。

特にスマホの場合、インターネット接続をしっかり確保しようとして電波の弱くなったWiFiのSSIDにしがみつくのではなく、よりよい電波強度で接続可能なSSIDを新たに探して自動的に乗り換えたりするようだ。なので他の公共WiFiの電波が多く飛んでるような場所で飛ばしていると接続断が頻発するんじゃないかと思う。

今回のWiFiエクステンダーを使用する構成では、スマホとWiFiエクステンダー間の電波強度は距離が変わらないので安定した電波強度で接続ができると思う。電波が次第に弱くなっていくBebop DroneとWiFiエクステンダーの通信はWiFiエクステンダー側でどのSSIDを中継するか1つだけ明示的に設定するので他のSSIDには浮気せずに特定のSSIDの電波だけをがんばってつかもうとするはず。

というところがWiFiエクステンダーを使用すると劇的に電波到達距離が伸びる理由だと思う。このモデルでの実績はネット上でもまだ見当たらなかったが、他のモデルのWiFiエクステンダーだと2kmまで到達出来たとかいう記事もある。なのでとりあえずは期待大。ちょうど明日またラヨーンまで仕事で出ないといけなくなったのでその帰りにテストして来ようかと思ってます。

WiFiエクステンダー設定時の注意点

Bebop Drone / WiFi Extender
↑ モバイルバッテリーが結構な勢いで減っていく。。。これも問題だなあ。

今回購入したモデルでBebop DroneのWiFiをリピートするよう設定を事前に入れておこうと思ってWiFiエクステンダーでBebop Droneの電波を探すんだが一向にSSIDが表示されない。30分ほど悩んでいたが、Bebop DroneのWiFi周波数の設定を2.4GHzと5.0GHzのどちらでも電波状況のよいほうを選択する設定になっていたがこのWiFiエクステンダーが5.0GHzに対応していないことを忘れていた。Bebop DroneのWiFiの設定で5.0GHzを使わず2.4GHzのみを使用する設定にしたところちゃんとSSIDを掴みました。ま、当たり前のことですが2.4GHz帯のみ対応のWiFiエクステンダーならBebop Droneの使用周波数を2.4GHz固定にすることを忘れないようにしないといけないです。

さらに追加でJOYSTICK操作を。。

このBebop Droneのいいところは、以前に購入したDJI Phantom3のように背も高くなくてコンパクト、しかもDJI Phantom3では必須のプロポも使わずスマホやタブレットで操作が可能なので持ち運びがかなりコンパクトに出来る。今月彼女の田舎のイサーンに行ったときもスーパーのエコバッグに一式入れて持っていった。

しかし操作に慣れてくるともっと高速で飛ばしてクイックターンなど、もうちょっと凝った操作をしたくなってくる。その際にスマホのタッチ操作だと間違ったボタンに触れても指の触覚で間違いを判断できない。その分操作ミスやら目で指の動きを確認しないといけない分遅延が出てしまうのでやはりプロポのようにスティック操作をしたい。

幸いなことにBebop Droneは操作用のアプリを入れているスマホにBluetoothやUSBなどのゲームパッドを繋げば、それでコントロールすることが可能らしい。ただiPhone/iPadの場合、BluetoothでMFIという規格に則ったものでないと使えないようです。Androidの場合USBのゲームパッドをUSBのOTGケーブルで接続すれば普通に使えるらしく、それで試してみたくなったが、以前購入しておいたはずのUSBのOTGケーブルが自宅で見つからない。。。ま、そもそもUSBのゲームパッドも自分はほとんどゲームしない人間なんで持っておらず調達して来ないといけないのだが。。。

とりあえず上記の「ゲームパッド(JOYSTICK操作)+ Android(操作アプリ) + WiFiエクステンダー(飛距離アップ)」
構成を試していきたいと思っております。

とりあえず明日はWiFiエクステンダーの実力を計測という感じでしょうか。