Parrot Bebop Droneで撮影した動画が左右に小刻みにブレる問題が発生中 2017年02月23日

今回彼女の実家に帰って改めてParrotのBebop Droneを飛ばしてみたところ上の動画(18秒から始まる横ブレ)のようなブレが発生。。。Bebop Droneはジャイロと加速度センサーでデジタル手ブレ補正がしっかり効くはずなんだがなんでか知らんがこんな横ブレが。。。いろいろ試してみると直進時のみに発生する様子。。。

うーん、これはいただけない。。。一応ググってみると、

Solved: Re: Camera shaking – Parrot

このような記事が出てきました。しかもちゃんと”Solved: “ってなってます。

Does the camera jiggle left and right in flight? Take off the nose cone and tighten its 4 mounting screws. And since this happened after a crash, check your crosspiece for cracks near the body.

nose coneを外してカメラマウントの4つのねじを増し締めしろとのこと。自分もやってみる。。ねじどめ剤がしっかり付いているねじがこれまた結構しっかり締めてあったが、とりあえず増し締め。ただ、crosspiece near the body ってのが何のこと言ってるのかわからんのよね。。。

ただ、質問者は解決した、と書いているからとりあえずカメラマウントの増し締めで解決するのか見てみたいと思います。近いうちにまた広いところでテストフライトさせます。。。

ebayで買ったWiFiエクステンダーでBebop Droneの飛距離アップ 2017年01月16日

WiFi + / WiFi Extender (No Brand)

Droneのために購入

今年の頭にBebop Droneを購入した後、Bebop Droneの電波到達範囲が200mちょいぐらいしか出ないみたいなので(iPhoneで100m以下、iPadで200m程度らしい)コントローラーであるスマホとBebop Drone間の通信であるWiFiを拡張するためのWiFiエクステンダーなるものを購入していた。

基本屋外で飛距離を伸ばすために使いたいのでAC電源でコンセントからしか電源が取れないWiFiエクステンダーは使えない。USBポートに挿して給電できるものを探していたらebayでノーブランド中華WiFiエクステンダーを見つけた。なかなかコンパクトでUSBのWiFiアダプタをちょっと大きめにしたようなもの。アンテナも大きそうなのでそれなりにしっかり電波を中継してくれるかなと思って購入。425バーツ。日本円で1,360円ぐらいですな。

どういうことをやりたいのか

やりたいことは以下の図のような構成

Bebop Drone Joystick Controller / Signal Extender

WiFiエクステンダーがない場合は、スマホとBebop Droneが直接WiFiで通信。Bebop DroneがWiFiのアクセスポイントになり、スマホがそれに接続するような方式。当然の事ながらこのアクセスポイントは遠くに飛んで行くのである程度の距離が出たところでシグナルが受信できなくなり不通となってしまう。

特にスマホの場合、インターネット接続をしっかり確保しようとして電波の弱くなったWiFiのSSIDにしがみつくのではなく、よりよい電波強度で接続可能なSSIDを新たに探して自動的に乗り換えたりするようだ。なので他の公共WiFiの電波が多く飛んでるような場所で飛ばしていると接続断が頻発するんじゃないかと思う。

今回のWiFiエクステンダーを使用する構成では、スマホとWiFiエクステンダー間の電波強度は距離が変わらないので安定した電波強度で接続ができると思う。電波が次第に弱くなっていくBebop DroneとWiFiエクステンダーの通信はWiFiエクステンダー側でどのSSIDを中継するか1つだけ明示的に設定するので他のSSIDには浮気せずに特定のSSIDの電波だけをがんばってつかもうとするはず。

というところがWiFiエクステンダーを使用すると劇的に電波到達距離が伸びる理由だと思う。このモデルでの実績はネット上でもまだ見当たらなかったが、他のモデルのWiFiエクステンダーだと2kmまで到達出来たとかいう記事もある。なのでとりあえずは期待大。ちょうど明日またラヨーンまで仕事で出ないといけなくなったのでその帰りにテストして来ようかと思ってます。

WiFiエクステンダー設定時の注意点

Bebop Drone / WiFi Extender
↑ モバイルバッテリーが結構な勢いで減っていく。。。これも問題だなあ。

今回購入したモデルでBebop DroneのWiFiをリピートするよう設定を事前に入れておこうと思ってWiFiエクステンダーでBebop Droneの電波を探すんだが一向にSSIDが表示されない。30分ほど悩んでいたが、Bebop DroneのWiFi周波数の設定を2.4GHzと5.0GHzのどちらでも電波状況のよいほうを選択する設定になっていたがこのWiFiエクステンダーが5.0GHzに対応していないことを忘れていた。Bebop DroneのWiFiの設定で5.0GHzを使わず2.4GHzのみを使用する設定にしたところちゃんとSSIDを掴みました。ま、当たり前のことですが2.4GHz帯のみ対応のWiFiエクステンダーならBebop Droneの使用周波数を2.4GHz固定にすることを忘れないようにしないといけないです。

さらに追加でJOYSTICK操作を。。

このBebop Droneのいいところは、以前に購入したDJI Phantom3のように背も高くなくてコンパクト、しかもDJI Phantom3では必須のプロポも使わずスマホやタブレットで操作が可能なので持ち運びがかなりコンパクトに出来る。今月彼女の田舎のイサーンに行ったときもスーパーのエコバッグに一式入れて持っていった。

しかし操作に慣れてくるともっと高速で飛ばしてクイックターンなど、もうちょっと凝った操作をしたくなってくる。その際にスマホのタッチ操作だと間違ったボタンに触れても指の触覚で間違いを判断できない。その分操作ミスやら目で指の動きを確認しないといけない分遅延が出てしまうのでやはりプロポのようにスティック操作をしたい。

幸いなことにBebop Droneは操作用のアプリを入れているスマホにBluetoothやUSBなどのゲームパッドを繋げば、それでコントロールすることが可能らしい。ただiPhone/iPadの場合、BluetoothでMFIという規格に則ったものでないと使えないようです。Androidの場合USBのゲームパッドをUSBのOTGケーブルで接続すれば普通に使えるらしく、それで試してみたくなったが、以前購入しておいたはずのUSBのOTGケーブルが自宅で見つからない。。。ま、そもそもUSBのゲームパッドも自分はほとんどゲームしない人間なんで持っておらず調達して来ないといけないのだが。。。

とりあえず上記の「ゲームパッド(JOYSTICK操作)+ Android(操作アプリ) + WiFiエクステンダー(飛距離アップ)」
構成を試していきたいと思っております。

とりあえず明日はWiFiエクステンダーの実力を計測という感じでしょうか。

田舎ドローンは非常に楽しい 2017年01月11日


↑ こちら事前にプログラムした経路上を自動で飛行。圏外に行こうが、障害物があろうが、お構いなし。テストが重要。

彼女の田舎に行っていっぱいドローンを飛ばして来ました。とりあえず田舎で田んぼばかりなのでガンガン遠慮なく飛ばせる。10m、20mの高度にあげれば基本障害物なんもなしのフリースタイル。

いろいろテストして、目視で機体を追いかけることが出来るレベルで抑えるには高度30mぐらいが障害物の無さと、機体の見えやすさからバランスがいいかと。カメラも基本は前方に向けて、水平から20度ほど下に向けた角度が地上の状況を広く捉えられる。自動運行のプログラムも快適。基本空撮目的なら操縦して撮影するよりも自動運行で経路組んで撮影、飛行中は経路から外れないか、着陸の状態を確認するなどに集中してたほうが事故が少ない。

やっぱり多少気をつけておかなければならないのは着地の方法。田舎といえど、着地に失敗して、目的の5m横に着地出来たんだが、背丈ほどもある草ボーボーの田んぼの中に不時着して回収が大変でした。自動運行で操作してたら通信圏外に飛んで行ってしまったりするがドローンに飛行前に送信した飛行経路データをもとに送信機からの電波がなくてもちゃんと最終目的地まで飛んでくれる。でもやっぱりGPS精度が数mは誤差が出るので大きな木の近くなどで遊んでると木に衝突したりする。今回も木の近くまで飛んできて危なっかしいなとは思いつつ電波の復帰を待ってたら、木の茂みに突っ込み高さ10mの枝に引っかかったまま動きが取れず。。。

近くの家の人にめっちゃ長い竹竿持って来てもらって下からツンツンしてなんとか回収。ドローンは墜落、回収不可事例との戦いですな。買ったばかりのBebop Droneもすでにボロボロになりつつありますが、とりあえず広い場所で自由に飛ばせるのはとても楽しい。ちょっとだけ田舎に引っ越したくなった。今のご時世、都会ではなく、人口密度の低い田舎でこういうテクノロジーを楽しむというほうがより贅沢なのかもしれないですな。


↑ こちらはマニュアル運転。いろいろと迷いが出てる操縦です。

今年最初の馬鹿な買い物 Parrot Bebop Drone 2017年01月02日

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Bebop Droneが値下がり

というわけで2017年、今年一発目のガジェットな買い物はドローン。近所のショップでフランスの完成品ドローンメーカーParrotの出しているBebop Drone(2ではなく1のほう)というモデルが発売当初23,000バーツぐらいはしていたかと思うが9,990バーツまで値が下がっていました。そして1日だけ悩んで結局買い。

DJI Phantom 3 と比べると。。。

2016年4月にDJIのデファクトスタンダードドローン、Phantom 3のStandardを購入していますが、この機種の問題点はバッテリーの大きさと機体の大きさ。バッテリも結構重くて飛行機持ち込みの際には呼び止められるし、しっかりしたジンバルとGo Proライクなカメラが付いているおかげで動画、静止画ともに画像はいいが機体の脚は折りたたむこともできないし、とにかく持ち運びの際に嵩張る。操作がプロポ必須なのもさらに嵩張る要因。

このBebop Droneは機体重量400g(バッテリ装着時)でカメラが本体部に埋め込みのような形で付けられているので機体の高さがなくてかなりコンパクト。操作もオプションでプロポがあるが、標準はスマホ、タブレットのアプリ操作となります。なので持ち運びが非常にコンパクト。

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このコンパクトさがデメリットでもあって、機体が軽い分横風に弱い。結構煽られる。そしてカメラの画像もPhantomに比べると貧弱。昼間の動画の映像は割といいんだけど、少し暗くなるとISOがあがるのかざらつきが気になるし、静止画はパッと見でわかるほど広角の歪が顕著。プロポではなく、スマホ上に表示されたコントロールスティックで操作するので、スマホから目を離したまま操作してると指を置く場所がずれてちゃんと操作できなかったりいろいろデメリットは出ます。

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↑ 静止画。すんごい広角。

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↑ デジタルな補正なしの素のままのカメラ画像だとこんなんらしい。

が、やっぱりこのコンパクトさは魅力。DJI Phantomは持ち運びには嵩張り過ぎて車でないと持っていけない。バイクでもかなり大きめのカバンか、専用のキャリーケースないと移動が厳しい。

Bebop Droneは普通のバックパックにスポッ入るし、なんなら中身いっぱいのバックパックでも外側についているループに引っ掛けて持っていける。実際にPhantom持ってみてわかったけど、個人で趣味で使うならこれぐらいの大きさのドローンがベストですわ。さらに小型で同じように自立飛行が安定している機種ならDobbyなんかもあると思うけど、あれは重量200gでさらに風に弱いところもあるだろうから安定性と重さ、大きさはバーターですな。

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↑ バイクのシートの上に置くとこれぐらいのサイズ感。

バッテリはあまり持たないが標準で2個付いている

とりあえずバッテリも小型で一個で11分間しか飛ばせないのだが標準でバッテリは2個付いていて、しかも専用のチャージャーでたった1時間でフル充電出来てしまう。この充電の速さは非常にいいと思う。さらにはバッテリも小型で1200mAhしかないのでスマホのバッテリなどと変わらない。これなら飛行機でも安心。デジカメのバッテリです、と言っても疑われないぐらいの軽さ小ささですな。


↑ とりあえずいつもの近所のテスコロータスで早朝練習。

田舎で飛ばしたい

というわけでしばらく触ってなかったドローンですがこちらのBebop Drone主体にもうちょっと遊んでみようかと思います。

とりあえず1月はちょっと仕事が暇になるかと思うので彼女の実家に行って早朝の田んぼを最高速で飛ばして空撮したり、近所のお寺を高所撮影などやってみたい感じですな。

自動追尾機能や自動運転機能もオプションもあるので広いところでいろいろ試そう。。。

Phantomは。。。どうするかな。売却かな。。。

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