今年最初の馬鹿な買い物 Parrot Bebop Drone 2017年01月02日

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Bebop Droneが値下がり

というわけで2017年、今年一発目のガジェットな買い物はドローン。近所のショップでフランスの完成品ドローンメーカーParrotの出しているBebop Drone(2ではなく1のほう)というモデルが発売当初23,000バーツぐらいはしていたかと思うが9,990バーツまで値が下がっていました。そして1日だけ悩んで結局買い。

DJI Phantom 3 と比べると。。。

2016年4月にDJIのデファクトスタンダードドローン、Phantom 3のStandardを購入していますが、この機種の問題点はバッテリーの大きさと機体の大きさ。バッテリも結構重くて飛行機持ち込みの際には呼び止められるし、しっかりしたジンバルとGo Proライクなカメラが付いているおかげで動画、静止画ともに画像はいいが機体の脚は折りたたむこともできないし、とにかく持ち運びの際に嵩張る。操作がプロポ必須なのもさらに嵩張る要因。

このBebop Droneは機体重量400g(バッテリ装着時)でカメラが本体部に埋め込みのような形で付けられているので機体の高さがなくてかなりコンパクト。操作もオプションでプロポがあるが、標準はスマホ、タブレットのアプリ操作となります。なので持ち運びが非常にコンパクト。

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このコンパクトさがデメリットでもあって、機体が軽い分横風に弱い。結構煽られる。そしてカメラの画像もPhantomに比べると貧弱。昼間の動画の映像は割といいんだけど、少し暗くなるとISOがあがるのかざらつきが気になるし、静止画はパッと見でわかるほど広角の歪が顕著。プロポではなく、スマホ上に表示されたコントロールスティックで操作するので、スマホから目を離したまま操作してると指を置く場所がずれてちゃんと操作できなかったりいろいろデメリットは出ます。

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↑ 静止画。すんごい広角。

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↑ デジタルな補正なしの素のままのカメラ画像だとこんなんらしい。

が、やっぱりこのコンパクトさは魅力。DJI Phantomは持ち運びには嵩張り過ぎて車でないと持っていけない。バイクでもかなり大きめのカバンか、専用のキャリーケースないと移動が厳しい。

Bebop Droneは普通のバックパックにスポッ入るし、なんなら中身いっぱいのバックパックでも外側についているループに引っ掛けて持っていける。実際にPhantom持ってみてわかったけど、個人で趣味で使うならこれぐらいの大きさのドローンがベストですわ。さらに小型で同じように自立飛行が安定している機種ならDobbyなんかもあると思うけど、あれは重量200gでさらに風に弱いところもあるだろうから安定性と重さ、大きさはバーターですな。

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↑ バイクのシートの上に置くとこれぐらいのサイズ感。

バッテリはあまり持たないが標準で2個付いている

とりあえずバッテリも小型で一個で11分間しか飛ばせないのだが標準でバッテリは2個付いていて、しかも専用のチャージャーでたった1時間でフル充電出来てしまう。この充電の速さは非常にいいと思う。さらにはバッテリも小型で1200mAhしかないのでスマホのバッテリなどと変わらない。これなら飛行機でも安心。デジカメのバッテリです、と言っても疑われないぐらいの軽さ小ささですな。


↑ とりあえずいつもの近所のテスコロータスで早朝練習。

田舎で飛ばしたい

というわけでしばらく触ってなかったドローンですがこちらのBebop Drone主体にもうちょっと遊んでみようかと思います。

とりあえず1月はちょっと仕事が暇になるかと思うので彼女の実家に行って早朝の田んぼを最高速で飛ばして空撮したり、近所のお寺を高所撮影などやってみたい感じですな。

自動追尾機能や自動運転機能もオプションもあるので広いところでいろいろ試そう。。。

Phantomは。。。どうするかな。売却かな。。。

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DJI Phantom 3 Standard 売ります 2016年09月25日

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今年の四月に買ったドローン、DJI Phantom 3 Standard でありますが、これを売りとばそうかと。

DJI Phantom3 Std 買っちゃった。。。 2016年04月14日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

一応、DJI Phantomはドローンの標準機と言っていいぐらいに今のドローンの機能のベースを作ったマシンとなるので、それを実際に購入してみて構造は理解できたし、その操作感もだいたいわかってきたのだが、いかんせん、機体が大きい。持ち運びにはかなり苦労します。入手当初のテンションが高い時にはいろいろ手間をかけて持ち運んでいろいろなところで飛ばそうとするが時間が経ってくるとやはり重荷になってくる。

というわけでめっきりと使わなくなったDJI Phantom 3 Standard を売りとばそうかと思います。ドローンを今まで触ったことのない初心者の方が勉強用に標準機を、というにはぴったり。今までも廉価版ドローンだけを弄って来てGPSを積んだドローンを触ったことがない、という人でもその操作性の違いにびっくりすると思います。

お値段はとりあえず13,000バーツで。付属品はすべて揃っているのと、バッテリも特にヘタリなし。外装は着地時にこかした傷はありますが、機能上問題なしでそれほど気にならないと思います。一本プロペラを折っちゃったのでeBayでプロペラのみ購入しており、それの残り7本分のプロペラも付けます。バンコク近辺で取りに来れる方を希望。

スペックは以下です

Phantom 3 Standard – インフォメーション| DJI- ドローン・無人自動空撮システムのパイオニア
※ ちなみにコントローラーは付属していますが、ドローンからのフライト情報などを表示するためスマホかタブレット機必要となります。(iOSでもAndroidでも可)

僕はその売ったお金とプラスアルファで次世代機(と言ってもDJIではなく、もっと持ち運び
しやすい小型機を購入すると思います)

そ・れ・で・は

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バンコク郊外クリスタルパークの DJI Store Thailand 2016年04月19日

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というわけで初ドローンの初飛行の際に訪れたバンコク北部にあるクリスタルパークというショッピングモールにあるDJIのショップをご紹介。

DJI Phantom 3で初飛行映像を 2016年04月15日
↑ 初飛行の際の映像

こちらのウェブ記事を辿って実際に車を走らせて訪問してみた。

バンコク郊外でドローンを飛ばしてみた | anngle

ショッピングモールの2階、ちょうど真ん中ぐらいにシンプルにDJIとだけ書いたショップがあり、中に入ると店員の兄ちゃんが客の持ち込んだPhantomのパーツ交換を行っているところだった。

「ここの屋上でドローン飛ばせるの?」

と聞くと

「うん、オーケー。」

と即答、ちょっと他の客のドローンの修理が終わるまで待てというのでしばし待ってたら、僕の持ってきた機体をいろいろ見出して、機体に内蔵されている電子コンパスやその他センサーのキャリブレーションをし出して、その合間合間にこれらの操作の効果などを説明してくれる。

その後、各センサーの調整が終わった後、特段この店で買った機体でもないのに、この兄ちゃんが機体持って

「さあ、初フライト行くぞ!」

だって。言われるがままに着いて行くと、フライトの練習場所とは立体駐車場の屋上。高さで言うとビルの5階ぐらいの高さか。特段ドローンの練習場という訳ではなく、単純に人の上がってこないだだっ広い屋上で障害物もほとんどないから割と安心して飛ばせますよという話らしい。

店員の兄ちゃんが率先して離陸の仕方、各種操作の方法を懇切丁寧に教えてくれる。先日も書いた通り、操作自体は超簡単。しかし、本来はいろいろ難しいはずのラジコンヘリコプターの操縦を簡単にしてくれている仕組みがどう働いているか、どうメンテナンスしないといけないのか、ということがわかってないとちょっとイレギュラーが起こると対応できなくなりそう。

ゆっくりと上昇、下降、カメラの操作、ゆっくりと周りを移動などしてたがめっちゃ動きが安定していてあわてずに操作ができる。で、昼間の直射日光の中、汗だくになりながら遊んでいたら非常事態発生。

機体がRTH(Return To Home)というGPSを使った離陸点自動復帰モードに入ってしまった。自律飛行で最初に飛び立ったところに戻ってきて自動で着陸するモード。なんでかというと、スマホのモニタに

「スマートフォンの本体が異常発熱しています。操作を中断してください。」

とのこと。昼の13時だったのでさすがに直射日光がキツすぎたのと、その上ドローンから映像を受け取ってモニタするという作業が相まって熱が溜まりすぎたか?? というわけでRTHで自動着陸、停止を確認してからスマホのアプリを停止して終了。その一部始終も動画でおさまってました。

その後お店に戻って機体をバラして元の箱に収めて「またいつでも来い」とのこと。全然関係ない店で買って、輸入元すらも全然関係ない店のドローンでしかも、こちらのDJI STORE THAILANDは多分映像制作とかしてるプロの人向けのプロショップで、ビギナー向けであるPhantom 3 Standardは取り扱ってないらしい。というにもかかわらず懇切丁寧に対応してくれた。

この人らはこれで何の得をするんだろう??こういうマーケティングなんだろうか?店を出るときにショップのFBページでReviewのレイティングだけしてくれと言われた。やっぱりこういうサービスを行っても直接お金にはしないマーケティングなんだろうと思う。しかしなかなか対応が素晴らしかった。。

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FBページのリンク貼っておくのでドローン興味があるとか、購入したい人はぜひここに。ただしDJIの(たぶん)プロショップなのでDJI製品のみの取り扱い、Phantom3はProfessionalかAdvanceのみの取り扱い、それ以外は日本円にして約400,000円、タイ・バーツでも130,000バーツはするこれもプロ向けInspireシリーズとなるのでビギナー向けではないです。でも説明はビギナー向けにしっかりやってくれます。

最近の日本的に言うとこういうのを神対応って言うんですかね?なかなか素晴らしいお店です。

DJI Store Thailand のFBページ

飛行機で旅行する際のDJI Phantom3のバッテリはどうすりゃいい? 2016年04月16日


↑ 8,000mAhのLiPo電池で過充電と衝撃を与えたらこれぐらいの爆発になるらしい。

ドローン買ったら、出かける先には持って行きたいですな。DJIのPhantom3は股の間にFullHDカメラとジンバル積んでて取り外しが出来ない構造になってて結構かさばるのでバッグやら持ち運びの際の勝手をいろいろ考えていたが、結構大きい(サイズにして10,000mAhのモバイルバッテリ以上のサイズにはなりそう)。こいつのLiPoバッテリは飛行機使った旅行で持っていけるのか心配になってきた。

で調べてみると、

リチウムイオン電池、旅客機で預け入れ禁止に スマホバッテリーなど注意

4月から飛行機にスマホを持ち込めなくなるってホント? – いまさら聞けないAndroidのなぜ | マイナビニュース

てな感じに今年の4月1日から国際民間航空機関(ICAO)の宣言どおりリチウム電池の扱いが変わるらしい。ただ、厳格に禁止されるのは「旅客機への”預け入れ荷物”」ということらしいので、持ち込みの荷物としては大丈夫そう。

今までANAとかは自主的にリチウム電池の扱いに制限をかけていたが、それが4月1日からはかっちりルールとして国際的に定めますよ、ということだろうか。

ANAの場合 :
リチウムイオン電池(LiPO電池もこの一種)の場合、
予備電池としては100Wh以下のものは個数制限なし、
100~160Whのものは2個まで機内持ち込み可能。

んで、DJI Phantom3はProfessional / Advance / Standard と3つのモデルがあるが、バッテリは同じものを使用。4480mAhで15.2Vの電池になるので68Whとなり、予備電池としては個数制限なしの100Wh以下に収まっている。なので基本的には持ち込みは大丈夫でしょう。

ドローン本体は衝撃とかにはデリケートだろうから手荷物にして、ブレードはその名の通りに刃物的な扱いをされると没収されたりしそうなので預け入れ荷物に入れておくほうがいいのか?

そしてRichard BarrawさんはドローンのLiPoバッテリーはLiPoバッテリ用の耐火袋に入れて機内持ち込みしてるらしい。このLiPoバッテリ用の耐火袋ってのはレース用などのドローンを自作してるようなやつには常識らしい。

というわけでぜひ日本に持ち帰って実家周辺を撮ってみたいのであります。でもそれまでに1回、タイ国内便などに乗って持ち込みできるか確認もしておきたいところだけど。

↑ 耐火LiPo袋

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↑ スペア用にバッテリがもう1個ついたDJI Phantom3 Standard

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↑ 別売りのPhantom3の追加バッテリ。

DJI Phantom 3で初飛行映像を 2016年04月15日

というわけで昨日勢い購入してしまったDJI Phantom 3 Standardを持って初飛行をやって来ました。

場所はバンコク郊外クリスタルパークというショッピングモールの駐車場屋上にて。その周囲をゆっくりと飛行してました。

バンコク郊外でドローンを飛ばしてみた | anngle

飛行高度は最大100m近くまで行った。動画で言うと1分15秒から1分28秒ぐらいまでの上昇で100mぐらいまで行った(機体に気圧計がついていて、そのデータがリアルタイムにスマホのコントローラアプリに表示される)。1分28秒から回転してゆっくりと移動してるのはモニタおよび制御用として使っているスマホ(iPhone)が直射日光とCPUの処理熱で異常発熱して警告が発生、ドローンが自律飛行モードになって離陸点にGPSを使って自動的に戻ってくる際の映像です。移動から下降までの動作もこれ全部自律飛行。すげえ。。2分15秒からは再び操作を開始して着陸。。。

めちゃくちゃおもろいですな、これ。釣りの時以来の久しぶりにちょっと屋外に出たい欲求を刺激される素晴らしいテクノおもちゃです。それもそのはず、古来何万年も前から人間の憧れてきた鳥の視点をほんとに限られたごくごく一部の人ではなくて一般の人間で手に入れられるようになった訳だから、楽しいのは当たり前だわ。さて田舎行って田んぼの向こうから登ってくる朝日撮りたーい!!!