バンコク郊外クリスタルパークの DJI Store Thailand 2016年04月19日

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というわけで初ドローンの初飛行の際に訪れたバンコク北部にあるクリスタルパークというショッピングモールにあるDJIのショップをご紹介。

DJI Phantom 3で初飛行映像を 2016年04月15日
↑ 初飛行の際の映像

こちらのウェブ記事を辿って実際に車を走らせて訪問してみた。

バンコク郊外でドローンを飛ばしてみた | anngle

ショッピングモールの2階、ちょうど真ん中ぐらいにシンプルにDJIとだけ書いたショップがあり、中に入ると店員の兄ちゃんが客の持ち込んだPhantomのパーツ交換を行っているところだった。

「ここの屋上でドローン飛ばせるの?」

と聞くと

「うん、オーケー。」

と即答、ちょっと他の客のドローンの修理が終わるまで待てというのでしばし待ってたら、僕の持ってきた機体をいろいろ見出して、機体に内蔵されている電子コンパスやその他センサーのキャリブレーションをし出して、その合間合間にこれらの操作の効果などを説明してくれる。

その後、各センサーの調整が終わった後、特段この店で買った機体でもないのに、この兄ちゃんが機体持って

「さあ、初フライト行くぞ!」

だって。言われるがままに着いて行くと、フライトの練習場所とは立体駐車場の屋上。高さで言うとビルの5階ぐらいの高さか。特段ドローンの練習場という訳ではなく、単純に人の上がってこないだだっ広い屋上で障害物もほとんどないから割と安心して飛ばせますよという話らしい。

店員の兄ちゃんが率先して離陸の仕方、各種操作の方法を懇切丁寧に教えてくれる。先日も書いた通り、操作自体は超簡単。しかし、本来はいろいろ難しいはずのラジコンヘリコプターの操縦を簡単にしてくれている仕組みがどう働いているか、どうメンテナンスしないといけないのか、ということがわかってないとちょっとイレギュラーが起こると対応できなくなりそう。

ゆっくりと上昇、下降、カメラの操作、ゆっくりと周りを移動などしてたがめっちゃ動きが安定していてあわてずに操作ができる。で、昼間の直射日光の中、汗だくになりながら遊んでいたら非常事態発生。

機体がRTH(Return To Home)というGPSを使った離陸点自動復帰モードに入ってしまった。自律飛行で最初に飛び立ったところに戻ってきて自動で着陸するモード。なんでかというと、スマホのモニタに

「スマートフォンの本体が異常発熱しています。操作を中断してください。」

とのこと。昼の13時だったのでさすがに直射日光がキツすぎたのと、その上ドローンから映像を受け取ってモニタするという作業が相まって熱が溜まりすぎたか?? というわけでRTHで自動着陸、停止を確認してからスマホのアプリを停止して終了。その一部始終も動画でおさまってました。

その後お店に戻って機体をバラして元の箱に収めて「またいつでも来い」とのこと。全然関係ない店で買って、輸入元すらも全然関係ない店のドローンでしかも、こちらのDJI STORE THAILANDは多分映像制作とかしてるプロの人向けのプロショップで、ビギナー向けであるPhantom 3 Standardは取り扱ってないらしい。というにもかかわらず懇切丁寧に対応してくれた。

この人らはこれで何の得をするんだろう??こういうマーケティングなんだろうか?店を出るときにショップのFBページでReviewのレイティングだけしてくれと言われた。やっぱりこういうサービスを行っても直接お金にはしないマーケティングなんだろうと思う。しかしなかなか対応が素晴らしかった。。

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FBページのリンク貼っておくのでドローン興味があるとか、購入したい人はぜひここに。ただしDJIの(たぶん)プロショップなのでDJI製品のみの取り扱い、Phantom3はProfessionalかAdvanceのみの取り扱い、それ以外は日本円にして約400,000円、タイ・バーツでも130,000バーツはするこれもプロ向けInspireシリーズとなるのでビギナー向けではないです。でも説明はビギナー向けにしっかりやってくれます。

最近の日本的に言うとこういうのを神対応って言うんですかね?なかなか素晴らしいお店です。

DJI Store Thailand のFBページ

DJI Phantom3 Std 買っちゃった。。。 2016年04月14日

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高城剛氏の「空飛ぶロボットは黒猫の夢を見るか? ドローンを制する者は、世界を制す」という本がちょうど4月15日Kindle版リリースとなっていて、予約してたら14日の晩(多分15日00:00時)から読めたんだけど、ソンクランのお休み利用してガーッと一気に読んでたらどうしてもDroneに触ってみたくなり、Parotのmini droneでも買うか?と考えていた。(タイで5,000THB程度。これでも3軸ジャイロや、加速度計、底面の超音波センサーで飛行高度と移動を検出して補正、そこら辺のおもちゃラジコンとは異なるレベルの飛行安定性があるらしい)

が、実際に店頭でParotのmini droneの次の世代のAirborne Cargo droneとBebop初代、DJIのPhantom3を見比べていたら(3DRoboticsのSoloはまだタイで見たことがない)、以外にDJI Phantom3のStandardが安い。

20,000THBほどで、上位機種と比べると、

室内飛行の際に位置測定、精度をあげて安定性を増すVision Positioningシステムがないこと、
電波距離が上位機種5km(!!)で、Standardは1km、
カメラの解像度が低い(それでもFullHDで30fpsで動画が撮れるし、ジンバルは同じものが乗ってる)

と言ったところ。ちなみにParotのBebopは型落ちの1世代目しかなくてPhantom3 Standardより若干高い20,900THB。

気がついたらPhantom3買ってたよ。。。今考えるとちょっと遊ぶぐらいなら絶対mini droneがいいと思う。コントローラもスマホだけでBluetooth4.1LEで接続できる。

Phantom3は間違いなくコンドミニアムの周辺の人が多い地域では危なくて飛ばせない。。室内で何回かホバリングさせて見たけど、1kg強の機体を上げるだけの揚力を稼ぐプロペラの音は半端無かった。。。すげえうるさい。。。

買ってからもどでかいバッテリの充電(4,480mAh、LiPo電池)、リモコン本体の充電(2600mAhの充電式LiPo電池内蔵)、WiFiの設定、自律飛行モードの設定、などなど、なんか機体とリモコンの接続がうまくいかないといろいろやってたんだけど、結局最初に失敗してたファームウェアアップグレードを完了させたらすべてがうまく行った。ファームアップグレードは一番最初に終わらせないとダメですな。

操作は簡単かもしれないが、扱うための基礎知識はそれなりのものがないとこれはちゃんと動かせませんぞ。。。そして飛ばしている最中に操作がわからなくなったらあせって最悪墜落(さらに最悪は海や川に墜落パターン)。

結構勉強が必要です。PCにもスマホにもPDFマニュアルDLして保存だね。ちょっと勉強してどこかバンコク郊外の空き地にでも行って飛ばしてみるかな。。。

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