FPV FREERIDER でスピードレーサードローン仮体験 2017年01月20日

ドローン、その中でもスピードレース用のFPVドローンのシミュレータがあります。その名はFPV FREERIDER。Windows / Mac / Android / iOS と主要なプラットフォームに対応している。なのでスマホやPC上でとりあえずスピードレーサードローンの練習することが出来る。かなりいい感じに出来ていてみんなこれで練習してるらしい。

ただ、コントローラが問題で、PCのキーボードではスロットルの調整などが難しく、USB接続のゲームパッドを接続するとなんとか使える。ただしUSBゲームパッドもスティックにバネが入っていて、これが厄介でスロットルのレバーに常に指をかけて力を入れてないといけない状態になる。何気にこれがホンモノのプロポの操作感と大きく違う。プロポの場合、左スティックの上下、スロットルのレバーはバネが仕込まれておらず、指を触れなくてもそのまま同じ出力をキープできる。

結局は自分のドローンで使うプロポをPCに接続してそれでコントロールするのが一番の練習になりそう。いろいろやっていきます。。。

ebayで買ったWiFiエクステンダーでBebop Droneの飛距離アップ 2017年01月16日

WiFi + / WiFi Extender (No Brand)

Droneのために購入

今年の頭にBebop Droneを購入した後、Bebop Droneの電波到達範囲が200mちょいぐらいしか出ないみたいなので(iPhoneで100m以下、iPadで200m程度らしい)コントローラーであるスマホとBebop Drone間の通信であるWiFiを拡張するためのWiFiエクステンダーなるものを購入していた。

基本屋外で飛距離を伸ばすために使いたいのでAC電源でコンセントからしか電源が取れないWiFiエクステンダーは使えない。USBポートに挿して給電できるものを探していたらebayでノーブランド中華WiFiエクステンダーを見つけた。なかなかコンパクトでUSBのWiFiアダプタをちょっと大きめにしたようなもの。アンテナも大きそうなのでそれなりにしっかり電波を中継してくれるかなと思って購入。425バーツ。日本円で1,360円ぐらいですな。

どういうことをやりたいのか

やりたいことは以下の図のような構成

Bebop Drone Joystick Controller / Signal Extender

WiFiエクステンダーがない場合は、スマホとBebop Droneが直接WiFiで通信。Bebop DroneがWiFiのアクセスポイントになり、スマホがそれに接続するような方式。当然の事ながらこのアクセスポイントは遠くに飛んで行くのである程度の距離が出たところでシグナルが受信できなくなり不通となってしまう。

特にスマホの場合、インターネット接続をしっかり確保しようとして電波の弱くなったWiFiのSSIDにしがみつくのではなく、よりよい電波強度で接続可能なSSIDを新たに探して自動的に乗り換えたりするようだ。なので他の公共WiFiの電波が多く飛んでるような場所で飛ばしていると接続断が頻発するんじゃないかと思う。

今回のWiFiエクステンダーを使用する構成では、スマホとWiFiエクステンダー間の電波強度は距離が変わらないので安定した電波強度で接続ができると思う。電波が次第に弱くなっていくBebop DroneとWiFiエクステンダーの通信はWiFiエクステンダー側でどのSSIDを中継するか1つだけ明示的に設定するので他のSSIDには浮気せずに特定のSSIDの電波だけをがんばってつかもうとするはず。

というところがWiFiエクステンダーを使用すると劇的に電波到達距離が伸びる理由だと思う。このモデルでの実績はネット上でもまだ見当たらなかったが、他のモデルのWiFiエクステンダーだと2kmまで到達出来たとかいう記事もある。なのでとりあえずは期待大。ちょうど明日またラヨーンまで仕事で出ないといけなくなったのでその帰りにテストして来ようかと思ってます。

WiFiエクステンダー設定時の注意点

Bebop Drone / WiFi Extender
↑ モバイルバッテリーが結構な勢いで減っていく。。。これも問題だなあ。

今回購入したモデルでBebop DroneのWiFiをリピートするよう設定を事前に入れておこうと思ってWiFiエクステンダーでBebop Droneの電波を探すんだが一向にSSIDが表示されない。30分ほど悩んでいたが、Bebop DroneのWiFi周波数の設定を2.4GHzと5.0GHzのどちらでも電波状況のよいほうを選択する設定になっていたがこのWiFiエクステンダーが5.0GHzに対応していないことを忘れていた。Bebop DroneのWiFiの設定で5.0GHzを使わず2.4GHzのみを使用する設定にしたところちゃんとSSIDを掴みました。ま、当たり前のことですが2.4GHz帯のみ対応のWiFiエクステンダーならBebop Droneの使用周波数を2.4GHz固定にすることを忘れないようにしないといけないです。

さらに追加でJOYSTICK操作を。。

このBebop Droneのいいところは、以前に購入したDJI Phantom3のように背も高くなくてコンパクト、しかもDJI Phantom3では必須のプロポも使わずスマホやタブレットで操作が可能なので持ち運びがかなりコンパクトに出来る。今月彼女の田舎のイサーンに行ったときもスーパーのエコバッグに一式入れて持っていった。

しかし操作に慣れてくるともっと高速で飛ばしてクイックターンなど、もうちょっと凝った操作をしたくなってくる。その際にスマホのタッチ操作だと間違ったボタンに触れても指の触覚で間違いを判断できない。その分操作ミスやら目で指の動きを確認しないといけない分遅延が出てしまうのでやはりプロポのようにスティック操作をしたい。

幸いなことにBebop Droneは操作用のアプリを入れているスマホにBluetoothやUSBなどのゲームパッドを繋げば、それでコントロールすることが可能らしい。ただiPhone/iPadの場合、BluetoothでMFIという規格に則ったものでないと使えないようです。Androidの場合USBのゲームパッドをUSBのOTGケーブルで接続すれば普通に使えるらしく、それで試してみたくなったが、以前購入しておいたはずのUSBのOTGケーブルが自宅で見つからない。。。ま、そもそもUSBのゲームパッドも自分はほとんどゲームしない人間なんで持っておらず調達して来ないといけないのだが。。。

とりあえず上記の「ゲームパッド(JOYSTICK操作)+ Android(操作アプリ) + WiFiエクステンダー(飛距離アップ)」
構成を試していきたいと思っております。

とりあえず明日はWiFiエクステンダーの実力を計測という感じでしょうか。

スピードレーサードローンの世界も。。。 2016年04月28日

最近スピードレース用ドローンの搭載カメラ映像がスターウォーズのポッドレーサーそのまんまというニュースがネットでも話題になっていたが、今年ドバイでドローンのスピードレースが開催されてその賞金額もまた話題になっていた。

【動画】ドバイで開催された「ドローンレース」が美しすぎる件 / 完全に『F-ZERO(エフゼロ)』の世界 | ロケットニュース24

FPV Racing – Crash Session!!! – YouTube
↑ これなんかまさにep6ですわな。

このスピードレース用のドローン、自作機がメインのようです。

とはいえ、ドローンもたぶん中国の深センが中心になって機体のモジュール化がしっかり出来ていて、プロペラ、モーター、フライトコントローラチップ、機体フレーム、リアルタイム映像送受信ユニット、バッテリなど自分の好きな組み合わせで自由に組み合わせてチューニングして飛ばすらしい。

すでに各モジュールも価格がリーズブルになっていて、フライトコントローラの小さいボードなんか15ドルぐらいで買えるみたい。バッテリもいろいろ種類があるみたいだけど、既成のメーカー品と違って扱いを適当にするとすぐ火を噴くみたい。それなりにちゃんと飛ぶマシンを組むには多分一台目を飛ばしながらじっくりチューニングするか二、三台は作らないといけないんじゃないかな。

それでもこういうスピードレーサー、自作機のスペックに近い完成品も売っていて

STORM Racing Drone (RTF / Kylin 250 Storm Edition) – HeliPal

このへんや

华科尔官方|WALKERA – Runner 250

このへん。

ただ、このへんの完成品でもバッテリは別売りだったり、FPVシステムは別途必要など、いきなり箱開けて使えるというものは少ない模様。多少は機体に関する知識が必要みたい。

それでもこんなのでも一式揃えるのに10万円以下で購入できるし、これで

こんな視覚体験が持てるって凄くない??いやー、2012年ぐらいからこういう世界があるのは知ってたが、いかんせん「おもちゃ」という感覚で全然こっちのほうには入っていかなかった。もっともっと早くからやってればよかったという感覚がたしかにあります。サンフランシスコでWIRED編集部辞めて3D Roboticsというドローンのメーカーを立ち上げたクリス・アンダーソンが初めてドローンの原型に触れたのが2008年ぐらいらしいからそれぐらいから徐々にハードもソフトも熟成されてきてる模様。

でも、こういうの毎日練習しようと思ったら結局、バンコクみたいな街中では出来ないから結局、郊外に引っ越しするしかないんだと思われます。

確かにもうSNSで毎日見せられるの都市型の消費前提のエンターテイメントって飽き飽きしてるからドローン持ってタイの田舎に引っ込むのもいいのかもしれない。毎日広大な畑や田んぼを目の前にしてドローンの飛行練習して、すぐちかくの池で釣りをして、毎日明け方はランニングをして。。。

ドローンを手にして改めて「他人には奇異の目で見られるフィジカルなアクティビティ」をしてると特に最近は(911以降のテロが協調的にメディアでも報道されるようになってからは)都会では非常に遊ぶ場所が限られるということがよくわかり、脱都会する人の感覚が「あー、そういうことか」とちょっとわかるような感じになってきました。

というわけでYoutubeにあがってるスピードレースドローンの映像のようにドローンオーナーはみな田舎に向かうようです。僕も6月は仕事でタイの田舎のほうで詰めて仕事することになりそうだから、ちゃっかりドローンを持って行こうと思いまする。

HERE COME THE DRONES クリス・アンダーソン:わが愛しのドローン(WIRED Single Stories 014)
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