ลูกตาล ルークターンを食べる 2014年02月04日

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ルークターンというフルーツ?かな?タイで昔は砂糖を作る際に使っていたヤシの木がオウギヤシで、トンターンといいますが、そのヤシの実がこれ ลูกตาล ルークターン。

外皮などは若い身であれば全然柔らかく、簡単に手で向ける。中身はグミ状の実が入っており、すごいみずみずしい。中の実が二つに分断されておりその間に多分ココナッツジュースと同じようなジュースが入っている。砂糖の原料になるヤシの実だからとても甘いのかと思ってジュースや実を食べてみると拍子抜けなほど味がほとんどない。

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オウギヤシで砂糖を作る際はその実ではなく花からエキスをとってそれを煮詰めて作る。だから実のほうは甘くないのか?まあ、普通のヤシの実、มะพร้าว マプラオのほうもヤシの実自体はほとんど味がないもんな。

まあ、初めてのモノなので食べて見ましたが、これはまあ別に自分で好んでは食わないかな。。

มะพร้าวอ่อน マプラオオーンと มะพร้าวเผา マプラオパオ 2013年07月19日

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以前のこのブログの記事で「ココナッツの刺身は確かにおいしい」と書きましたが、その後彼女とスーパーをうろついている時にココナッツジュース、というか若いココナッツって2通りの種類があるのを知りました。それが มะพร้าวอ่อน マプラオオーンと มะพร้าวเผา マプラオパオ。มะพร้าว マプラオはココナッツ、อ่อนは柔らかいとか若いという意味、そして เผา パオは焼いたとか炙ったとかという意味の単語。上の2種類のココナッツの実の写真がそうなんだけど、左のココナッツ、上部を円錐状に削ってあるのがマプラオオーン。右がマプラオパオ。どちらも種類は同じココナッツだけど、マプラオオーンの方は単純に若いナマのココナッツの実。ココナッツジュースを取り出しやすくするため種子の周りの繊維質を削ってある。球状のマプラオパオはマプラオオーンに火入れをしたもの。そして繊維質の部分を剥いて種子の殻の状態で売っている。どこで買ってもだいたいこんなスタイルかな。

個人的にはマプラオパオのほうが好き。二つ同時に飲む&食べてみてわかったけど、火入れしたほうがココナッツジュースの香りがぐんとよくなり、甘みも増す。そしてジュースを飲んだあとのココナッツの果肉の部分も火入れしたほうは殻からの分離がよくて剥がすのにあまり苦労しない。

で、前回「ココナッツの刺身は確かにおいしい」と書きましたがよくよく考えるとこのココナッツの実って火入れしてあるから生じゃないなあと思った次第。ま、別にどうでもいいことなんですが。。。

しかし、改めてスーパーを見回してみると、この雨季の時期、タイってフルーツ多いなあ。まだまだ知らないものいっぱい。

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このグリーンの熟していないマンゴー、มะม่วงเขียว マムアンキィァオだってふと見たら3つ種類がある。どれがどういうものかなんてのもまったくわからない。熟した黄色い甘いマンゴーのほうも1,2回した食ったことがない。味を覚えてないぐらいだから。。。

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このขนุน カヌンと呼ばれるジャックフルーツもお恥ずかしながらタイに6年以上居て全く食ったことがなかった。この日についでに買って帰った。なんとも言えんあま~い香りがしつつもちょっとその奥にクセのある香り。おもろいフルーツだ。

さらにはいつも食うソムタムに入れる มะละกอ マラコーと呼ばれる、所謂パパイヤ、これも僕はまだ熟した黄色いやつを食ったことがない。うーん、ホント今まで気づいてなかったタイの素晴らしい農産品リソースであるフルーツ。いろんな種類があっていろんな食い方があり、ホントタイってなんて楽しい国だと幸せを噛みしめております。。。

ココナッツの刺身は確かに美味しい 2013年07月12日

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珍しく彼女が มะพร้าว マプラオ、ココナッツを買ってきたので久しぶりに飲む&食べました。

ココナッツ – Wikipedia
ココナッツジュース – Wikipedia
ココナッツミルク – Wikipedia

先の ขนมตาล カノムターンの項目でも書いたけど、東南アジアには結構いろいろな種類の椰子の木があるみたいで、ターンは砂糖を取るための椰子の木、んでこっちの มะพร้าว はその実の中の液体胚乳を飲んだり、固形胚乳でココナッツミルクを作ったりするもの。ココナッツジュース、ココナッツミルクは日本人にも有名ですな。

ขนมตาล カノムターンと ต้นตาล トンターンと น้ำตาล ナムターンと。 2013年07月10日

しかし、Wikiなんかでいろいろ調べてみると、椰子はすごい有用な植物で昔から東南アジアの生活を支えてきたんですな。ココナッツの実は海水に浮かぶから海沿いの椰子の木から落ちた実が波に乗って運ばれ漂着した海岸でまた芽を出して広がっていく。あー、だから白い砂浜、海岸線、南国の椰子の木ってイメージはそういう理屈があったのかと。さらにはココナッツの実の中に入っているココナッツジュースは特に強い甘みがあるわけでもないけど、スポーツドリンクみたいな味がしてとても衛生的で電解質など豊富で体液の組成と似ているみたいでそのまま体内に点滴ができるらしい。森の中で、脱水症状を起こして手持ちの水がないときでも、そこらへんの汚い水を飲むのではなく、ココナッツを割って飲めば腹をこわすこともないらしい。あと、タイの文化の中でもココナッツジュースは非常に清いものとして認識されているみたいで、葬式の前に死んだ人の体を洗う時もこのココナッツジュースで顔を洗って清めるらしい。

ただ、まあ、タイで生活してるとそんなに頻繁に飲んだりすることもないので実に久しぶりだった。かっちり冷やしておくとおいしい。さらには中の固形胚乳の部分も食べるんだが、ふとインターネットの何かの記事で

「ココナッツのお刺身」

という記述を見たことを思い出して、短冊に切った後、醤油につけて食ってみた。とは言ってもタイなんでめんどくさかったから目玉焼きなんかの時にみんな使う แมกกี マッギー(醤油もどきシーズニングソース)を使った。

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んで食ってみるとこれがまた、なかなかイケます。醤油の塩味と後から鼻に抜けるココナッツの脂肪分の甘い香り、脂肪分と言っても動物性ではなく植物性なのであっさりしつつコクのあるテイストで朝飯なんかにもちょうど良い感じでした。

タマリンドも、ドリアンも、マンゴーも、そしてこのココナッツも。改めて食ってみるとやっぱりタイってフルーツ天国だなあと。この雨季の時期、天気はうっとおしいけど十分に自然の恵みを享受してこんなうまいものを日常的に食える環境は素晴らしい。いやー、ホントタイに住んでて幸せだ。もっともっとタイのおいしいものを食いたいっすね。

セブンで売ってるタイローカルドリンク 2013年06月14日

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セブンイレブンに買い物に行ったらチルドの冷蔵庫にタイローカル系のドリンクが綺麗に揃っていたので、ちょっとまとめて買ってしまった。これらそれぞれ10THBでお安く、普通にセブンイレブンで売ってるので旅行者の人でもいつでもお手軽にタイローカルテイストを味わえます。

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น้ำเฉาก๊วย ナムチャオクワイ、これは以前紹介したチャオクワイのジュース。とは言っても、チャオクワイのゼリーがトコロテンのように麺状になって入っていてなおかつ น้ำเชื่อม ナムチュアム、シロップの比率が高い構成になっていてほぼドリンク感覚で飲めて多少ゼリーも入っているという感じ。普通に美味しい。チャオクワイのあの漢方薬的な匂いと、シロップの甘さのゴールデンコンビでめちゃくちゃ爽快な味。

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んで、น้ำใบเตย ナムバイトゥーイ。パンダンリーフと呼ばれるお菓子などによく使われるタイの香草のエキスのジュース。中にはวุ้นมะพร้าว ココナッツの実のゼリー状になったものが入っていてちょうどいい歯ごたえになっている。ちょっと甘さ強めだがベタベタというほどでもなく、微妙に香ばしいというかなんともこれ、ドリンクに合う香りか?と思えるような日本人にはあまり馴染みのないバイトゥーイですが、その独特な香りを楽しめます。

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そしてもうひとつ、น้ำมะพร้าว ナムマプラオ。これはお馴染みココナッツジュースをボトル詰めにして売ってるものだが、ココナッツジュースって、ポカリスエットよりもさらにうすい味の飲み物で若干の香りを楽しむようなもんだと思ってるんだが、こんな基本的なものをわざわざボトル詰めにしてるコストがもったいなく思えてくるほどである。なかには、ココナッツの果肉も少し入れてあるけど、まあ、ココナッツジュースそのものであります。普通に飲めるけど、なんか薄味すぎて満足感にかける。。

というわけで、この中であえて買ってみたら?とお勧めできるのはバイトゥーイの奴かな?これは中々独特香ばしい面白い味してたので試してみるのもよいかもです。