旅のお食事 ラオスに来たら。。。 2018年09月09日

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さて、スマホのSIMも買って、ビザ取りとはいえ旅行でラオス、ビエンチャンに来たのなら、やっぱりこれですな。フォーでございます。20,000Kip(約80THB、250円ぐらいか)なので結構高い部類のフォーだと思いますが、かなりうまかった。これは次の日も食いたいと思ってサ再度歩いて食べに行ったが見事に迷ってしまい、店を見つけられずに時間切れで残念無念。あっさりスープとタイのセンレック、センヤイともまた違う歯ごたえの米麺が美味でございました。

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そしてもうひとつはこれ。ベトナムサンドイッチ。アジア式のバケットサンドイッチで、豚のペースト、なますやパクチーなどがどっさりのあっさりアジアンテイスト。これもかなりうまいです。昼間街を歩いているとなかなか見つけられなかったがとりあえず食ってきました。

東南アジアの中でもフランス領だった、ベトナム、ラオス、カンボジアでは普通にどこでも売っている。売っているが、自分はカンボジアでは食べたことがないなあ。。

とりあえずこれらの国に来たらお試しあれ。

迷えるトイレット 2014年05月27日

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本日Twitterにも載せた写真ですが、仕事でラヨーンのお客さん先に訪問し、その途中のガソリンスタンドでトイレに入ったら。。。上の写真のモノがありました。

「???」

これ?手を洗うんか?小便したらいいんか?

小便器で手を洗ってるところも非常に間抜けな図でありますが、手洗い場で小便してる男もちょっと許容しがたい。さてどうしたもんかと思案して、すぐさま大の個室へ入って用を済ませました。そしてふと反対側に目をやると

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こういったモノが。非常に判断付きにくいですが、形状とタイの公衆便所の造りの慣例から判断して上の写真が小便器、下の写真が手洗いとなります。

タイの場合、普通のクソ田舎でもこうやって一見無駄の極みとも思える捻ったデザインがあって心が和み、「うっ」と悩んでしまうようなタイミングに自分が間抜けでしょうがなく思えて楽しいのであります。

ลูกตาล ルークターンを食べる 2014年02月04日

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ルークターンというフルーツ?かな?タイで昔は砂糖を作る際に使っていたヤシの木がオウギヤシで、トンターンといいますが、そのヤシの実がこれ ลูกตาล ルークターン。

外皮などは若い身であれば全然柔らかく、簡単に手で向ける。中身はグミ状の実が入っており、すごいみずみずしい。中の実が二つに分断されておりその間に多分ココナッツジュースと同じようなジュースが入っている。砂糖の原料になるヤシの実だからとても甘いのかと思ってジュースや実を食べてみると拍子抜けなほど味がほとんどない。

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オウギヤシで砂糖を作る際はその実ではなく花からエキスをとってそれを煮詰めて作る。だから実のほうは甘くないのか?まあ、普通のヤシの実、มะพร้าว マプラオのほうもヤシの実自体はほとんど味がないもんな。

まあ、初めてのモノなので食べて見ましたが、これはまあ別に自分で好んでは食わないかな。。

ข้าวเหนียว カオニャオの仕込み風景 2014年01月22日

彼女の田舎に行くと毎日見る光景。

基本タイの東北地方であるイサーンでは主食はうるち米よりももち米を食うことのほうが多い。もち米のほうが炊いてから日持ちがするし、うるち米よりも安いらしいのでそういった理由から定着してるんでしょう。

バンコクのイサーン料理屋などに行ってもどこでももち米は置いてある。ただ、上の動画にあるようなもち米を蒸したあとの仕込みの作業はバンコクでは見かけたことがない。

まあ、みんな営業を始める前に下ごしらえでやってるから客の僕らは見かけることがないのかもしれないけど、もち米は本来蒸した後にこのようにザルの上でざっとほぐして過剰な水分を飛ばすようだ。確かにこうすればコメの表面上の水分がとんで手で握ったとき(もち米は普段手で掴んで食べる)指にベタベタついたりしない。たまに屋台のもち米でベタベタしてるものもあるが、こういう仕込みをサボっているのかなと思う。

この作業の後、竹で編んだお櫃の中に放り込んで保存します。

しかし、田舎で食うもち米がまた旨い。なんというか洗練された味とは程遠いが自然の雑味というか、滋養のある味というか。バンコクのイサーン料理屋で食うもち米は精製されすぎな感じで田舎の米のように雑味がないのであります。田舎へ行くと衛生観念がなさすぎて閉口することもありますが、バンコクでは味わえないワイルド番地なテイストを味わうことができるのでこれが結構楽しみでもあります。

食は東南アジアにあり 星野龍夫・森枝卓士 2013年09月28日

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今日、ふとバンコク、タニヤの古本屋を覗いたら僕の大好きな東南アジアおよびインドカレー系の本を昔から執筆されている森枝卓士さんの本、「食は東南アジアにあり」が実にお安く置かれていたのでこれを機に購入。星野龍夫氏と森枝卓士氏の共著という形を取っていて、前半が東南アジアの食についてのエッセイ、後半がその東南アジア料理のレシピという構成になっている。

んでこの本、実に古い。初版が昭和59年となっているので僕が九歳の時、1984年に書かれている。まあ、内容も去ることながら、本の中で数多く挿入されている写真が味わい深い。

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写真がこれまた古臭く、暗くて本当に素人臭い写真なんだが(森枝卓士氏、ご本人の撮影。)、僧侶の食事のシーンを寺に入って撮影していたり、街の市場の写真やちょっとした商店の写真なんかが、小洒落たレストランなどではなく、本当に草の根に分け入って庶民生活の食事シーンを写してられる。多分今どんなに頑張ってもこういう写真は撮れないだろうな。写真だけ眺めるにも今の日本で流通している東南アジア料理のイメージとはまた異なっているので面白い。この本の初版が示すとおり、高度経済成長の最終期、キラキラしたバブル期を直前に迎えた日本の1984年でこういったコアな東南アジア料理を本格的に紹介されていた人はこの人ぐらいだったんじゃないだろうか。だから無理におしゃれに持ち上げたアジア料理ではなく実地で経験した地に足のついた土臭い写真とレシピがあるのであります。

でもまあ、とりあえず古い本でカビくっさいので先ずは自炊で電書化かな。まだ全然読めてませーん。