タイ原産種の犬、หมาไทย(マータイ) 2016年04月22日

先週うちの彼女のが実家に帰っていたが、その時にLINEで送って来た画像に懐かしいものが。

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これ、タイの原産種のหมาไทย(マータイ:訳すとまんま”タイの犬”)と言いまして、どうやらタイの土地のオリジナルの犬種らしい。バンコクなんかではほとんど見かけることはないけど、彼女の実家の周りではちょこちょこと見かける犬。田舎にはいっぱいいる様子。

海外でもThai Ridgeback dogという名称で呼ばれている様子で

タイ・リッジバック・ドッグ – Wikipedia

英語名のとおり、この犬は背中の逆毛が見た目の特徴になっている。大体どの犬もふさふさした柔らかい毛というよりは豚の毛みたいに極太プラスチック繊維みたいな硬い短い毛の犬ばかりであまり太った犬は見たことがない。どの犬も贅肉全く無しでかと言って痩せてるだけではなくなかなかしっかりした筋肉をその引き締まった体に備えている。

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↑ 上の写真だとちょうどこの部分が逆毛になっている

しかもこの種の犬は人間にもよくなついていて人のいうことをよく理解する割と頭のいい犬が多いような気がする。

個人的に、もし年取ってタイの田舎に引っ込むことになったとしたらペットかつ番犬として買いたい犬種筆頭です。

でも彼女の実家で飼ってたマータイも突然居なくなって、彼女のお父さんが「絶対誰かに食べられたんだ。」と話していたのを考えるとどんなに犬が頭よくて強くても人間にはかなわない訳ですわな。

タイではコンセントの付け替えするのに電気工事士の資格って必要なんだろうか? 2015年04月27日

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ここ最近電気のコンセントの接触が悪くなり、壁に電気製品のプラグを差しても「ジジッ、ジジッ、」と言って電源が付いたり消えたりする。プラグの接触部を外側に曲げたり、内側に曲げたりで接触を促すようにしてみても状況変わらずで壁のコンセントのユニット自体を取り替えるという決断に。

前々からタイの日曜大工用品や内装用品を取り扱っているHomeProというお店にはコンセントのユニットを置いているのを知っていたので休みの日に出向いて必要部品を購入。コンセント本体部分が100THB、壁にマウントする外周ユニットが100THB程度。

家に帰ってブレーカーを全部落として、コンセントに刺さってる扇風機がちゃんと止まるのを確認した上でユニットの入れ替え作業。壁の中を配線されてる電線が非常に硬いもので取り回しに苦労したけど配線は元の状態をそのまま新しいユニットにつなげて終了。ちゃんと問題なく使えました。

その後、ちょっと疑問に思ったことをネットで調べ物してたら電気工事の事が。。。

「あ、日本ではこの作業って電気工事士の資格がないとできないのか。。」

今までこんなこと全くする必要性すらなかったので初めて知りました。すでに勝手に配線を済ましてしまった状態で、

「この作業、タイって電気工事士の資格要るのかな??」

とぼんやり考えてました。てか多分なさそうな気がする。皆田舎の男たちは見よう見まねで宅内の配線ぐらいやってしまいそうだし、バンコクのアパート、コンドもだいたいそこの従業員に警備員兼、水道から電気からちょっとした工事までやってしまう職人みたいなおっさんが居るものでそのへんが資格など関係なしにやってそう。んでたまに大規模な感電事故や落下事故なんかで死亡するニュースがネットのゴシップサイトなんかに載るわけだ。

いつか自分の土地をど田舎に買って適当に中古のコンテナを数個買い、コンテナハウスを作って隠居するのが最終目標ですが、その際の電気工事の準備としてちょっと練習。しかしいつか僕もYoutubeの動画よろしくドカンと感電しそうですが。

イサーン タイの田舎写真 2015年04月18日

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↑ ベランダに出現したチンチョック、やもり。

カメラにまだまだソンクラン(タイ正月)期間中に彼女の実家であるヤソトンに戻った時の写真が残っていたのでアップしておきます。

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田んぼの掘っ立て小屋で老人と一緒に過ごす犬たち。大自然と適度に訪れてくれる人間たちとで最高の環境、ノーストレスで生きてる犬たちです。

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刈り入れ直前の田んぼ。稲が青々と伸びております。

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自然の中にに生きてるがやっぱり人間の残飯は大好き。多分贅沢な味がするんだと思う。

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田んぼのあぜ道を歩き回る放し飼い鶏。美味しんぼなんかだとこういう鶏が一番うまいと言われるが、タイでも放し飼いの鶏はガイバーン(地鶏)と言って大事でおいしいという。

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対してこちらはタイの闘鶏。こちらは家で大事に囲って飼われている。

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こちらは市場で買ってきた雷魚丸焼き。塩を打ってこうやって炭火で丸焼き。口の中に入っているのは香草。そういえば何を詰めるのかは確かめたことがないな。。

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この時期の市場にて売られている花柄、アロハのソンクランの正装。基本皆田舎でもこういう服を来てソンクランの暑い季節を祝います。

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今回、ヤソトンの市場歩いていて初めて知ったこと。「おたまじゃくしも食うのか。。。」おばちゃんの前にある金のお盆、載ってるのはおたまじゃくしです。どう食べるのかも聞いてないけど食うらしいです。。。

イサーンの田舎はやっぱり動物が多い 2015年04月11日

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↑ 田んぼの真中で放し飼いの犬。お日様の高い昼間は木陰でぐったり。最高の環境で生きてますなこの犬達は。

というわけで本日はタイ正月でありますソンクランの連休に突入してますが、僕はその前の週の3連休に1日だけ有給を付け足して1週間早いソンクラン帰省(彼女の実家)に行ってきた訳ですが改めて撮った写真を見ると動物が多いなあと思う次第。Twitterなどでいろいろすでに上げているものも多いですが、一回まとめておきます。

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実家の田んぼの畦道の脇に生えてる木の根っこの穴に子供を産み落としたワンコ。直径30cmぐらいの穴なんだけどそこに生まれた子犬が3,4匹。母親の犬が穴に入って授乳させるんだけど、穴が小さいから子供が圧死しそうで心配でしたが、器用に入っていって問題なさそうでした。写真では母親犬の足がちょっとだけ見えてる程度。

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田んぼの脇で飼われるアヒル。こちらは柵付き。なぜか一匹しか残ってなかった。以前犬どもにあまり食べ物を与えてなかったら腹を空かしたのか、一緒に飼っていた鶏を食い殺したそうな。いやー、犬に血と生肉の味を覚えさせたらダメだって。。。アヒルも食われたか??

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鶏は大量に放し飼い。帰巣本能が強いんだね。田舎はどこでも鶏は放し飼い。しかしこの田んぼの鶏は広大な自然の大地を走り回ってる。追いかけて行くと田んぼの水の中にじゃぶじゃぶ入って稲の間に隠れてしまった。

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先日も紹介したお寺に居た三本足の牛。神々しい。タイの人は滅多なことでは動物は殺さない。

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彼女のお姉さん宅のワンコ。こんなケッタイなかっこで涼みに来る。目の離れたぼっさりした感じの顔つきで愛嬌があるいい感じです。

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これもお姉さん宅の猫。人間様の座る場所に砂だらけのまま勝手に上がってくるからいくら箒で掃いてもすぐ砂だらけ。

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こちらは彼女の実家の猫。「毛繕い中失礼します。」「ワシ、今忙しい。」

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4月の日差しに軍鶏もダレ気味。。。

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こちらも鶏。。実家の。。。生き物はみな仲良く共存してます。。。

ขนมจีน カノムチーン制作現場 2015年04月10日

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彼女の田舎に行くとタイのそうめんみたいな ขนมจีน カノムチーンをよく買いに行くところがあって、そこの家は家業がカノムチーン作りのようで、売ってる横のスペースで作っている模様。一回カノムチーンてどう作るのか見てみたいなあと思っていたら「明日10時に来たら見せてあげるよ、ちょうどまたその時間から作り始めるから」とのこと。ちょっと到着時間が遅れたが見てきました。

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未だに薪で釜を炊いてるらしい。薪が山と積み上げられていた。

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カノムチーンは米の粉を塩と水で練って、お湯の中に麺状にしぼり出して茹でて完成させるらしい。これは材料になる米の粉。もち米ではなく普通のタイ米らしい。

この家は3世代に渡ってカノムチーンを作ってるらしいが以前は材料の米の粉まで全部この家で用意していたらしいが、政府だか、農協みたいな団体だかわからないが「品質がよろしくなく、売れない」と難癖が付いて検討の結果10年ほど前から他で作ってる米の粉を購入して製造するようになったらしい。多分、それはよくある嫌がらせと利権で「ここから材料買うなら、流通させてあげるよ」的なものでしょうなあ。どうしようもなかったんでしょうけど、オリジナルの材料で頑張って欲しかったものです。

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米粉を練る機械。朝10時と言われていたが先にタンブン(積徳)に行くということで遅れて行ったらこの行程は見れなかった。。。

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練った米粉はこんな機械でモーターでホースに送ります。年代物なのか超ガビガビ。モーターも力ない年寄りみたいでガタゴトガタゴトといつでも「ぷっすん。。」と止まりそうな感じで動いてました。

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釜はこんな感じで薪で炊いてます。

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ポンプから送られた米粉はこのシャワーヘッドみたいな口を通してお湯の中へ。。もともと麺自体細くてすぐ火も通るんでしょう、茹で時間も30秒程度ですぐ上げてました。

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茹で上がったら網ですくって3つの桶に張った冷水でよく洗い、

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普通にこうやって手で個別に分けて行きます。

ちなみにやっぱり田舎なんで鶏とか犬とかが放し飼いですが、ここの鶏はカノムチーンで育ってますな。こうやってこぼれた細切れなんかをついばみに鶏がうろうろしてました。

んで、完成品が一番上の写真みたいになります。今まで見たことなかったけど、イサーン(タイ東北部)スタイルのスープが透明なカノムチーンナムヤープラーで盛り付けるとこんな感じです。

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米粉は水を加えると大気中のバクテリアですぐに発酵してくるので、ちょっと酸っぱい臭いがしてきます。それを蒸すとインドのイドリー、水分量多くして麺状に茹でればタイのカノムチーンになるという感じでしょうか。