20年経って聴く Hot Rats はまるで別のアルバムのよう 2017年11月19日

日本に帰ってきてから自分の持ってる200GB弱のmp3ライブラリをリストアするのが大変で、Spotifyを契約して音楽を聴いていますが、つい最近久しぶりに
Frank Zappa の Hot Rats を聴いてみたらエラく音が変わっていたのでびっくりした。まるで別のアルバムかと思うぐらいに音が変わっていて、調べてみるとWikiに以下のようなリリースヒストリーが載っていた。

1969年 Bizarre Recordからアルバムリリース
1973年 Reprise Recordからリイシュー(たぶん同音源)
1987年 CDリイシュー用にザッパ自身でRemixしてRykodiskからリリース
1995年 ジャケットアートワーク再現版のCDリイシュー
2008年 アナログオリジナル音源のリマスターワーク
2009年 2008年リマスター音源使用の限定版LP発売
2012年 2008年リマスター音源使用のCDリイシュー
2016年 Bernie Grundmanによるリマスター音源で180グラムLPリイシュー

Hot Rats – Wikipedia

2017年現在のSpotifyで聴ける音源はたぶん2008年のオリジナルアナログ音源を使用したリマスタリング音源だろう(もしかしたら2016年のLPリイシュー向けリマスター音源の可能性もあるけど、それからmp3へは持ってこないだろう。。。たぶん。)。しかしネットでmp3買う時ってそのmp3の音源がどのバージョンのものを使っているのかまったく明示されていないので非常に不便である。

ま、それはいいとして、この2008年リマスター音源が非常によろしい。僕らが大学生の頃に熱心に聴いていたCDの音源は1987年のザッパ自身がやっていたRemix音源でしょう。1995当時に聞いてた時は日本盤もリリースされていてザッパRemixの証拠としてCDの背にFZマークがついていたような。。。1987版と比べるとこの2008版は空間系の音埋め処理がほとんどなく、それぞれの楽器の演奏の分離感と各楽器の音が生にクッキリしていてライブ感が強い。1987版はもうちょっと全体がなんかモワッとした印象。そしてググってみたらやはり皆さん昔の音源と全然違う!でも面白い!と書かれていて同意。ただ、個人的には1987版からリズム・ギターの一部など別テイクが被されているような気がするんだが、誰も書いてる人が居らず。。。気のせいか??

とりあえず2008年音源使用のHot Ratsは非常にオススメ。1987年音源のものよりも断然ジャズ・ロックという印象が強くなるリマスタリングです。ここ1週間ぐらいずっとヘビロテです。

Frank Zappa – Hot Rats at Discogs
↑ Discogsではリイシュー盤それぞれのカタログナンバーを確認できる。

Hot Rats – Zappa Wiki Jawaka
↑ Zappa Wiki Jawaka ではさらに詳細情報を確認できる。JANコード(バーコード)も載ってるのでこれでAmazonで売ってる盤のバージョンを確かめられる。

HOT RATS [12 inch Analog]
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↑ ちなみにこちら2016年のリイシューLP

Hot Rats
Hot Rats

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Frank Zappa
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↑ こちらは2008年音源使用の2012年リイシューCD。

タイで財布を失くしてその後の手続きは。。。 2017年09月12日

Jan 13: Wallet apart

前回酔っ払って財布を失くしたと書きましたが、その後クレジットカードの停止、再発行依頼やら運転免許証の再発行やらいろいろ出向いていきましたが、

09月07日朝 : 財布を失くしたことを気づき
09月07日晩 : 電話でクレジットカードの停止、再発行依頼などを行う

そして、

09月13日現在では、失くした財布に入れていた以下、

タイの運転免許証
日本の運転免許証
タイの銀行カード VISA Debit 1
タイの銀行カード VISA Debit 2
タイのクレジットカード1
タイのクレジットカード2
日本の銀行カード VISA Debit 1
日本のクレジットカード1
タイの地下鉄プリペイドカード
タイのBTSプリペイドカード
コンド(マンション)のキーカード

のうち、タイのカード類はすべて再発行してもらいました!

タイの運転免許証 > 再発行済み
日本の運転免許証
タイの銀行カード VISA Debit 1 > 再発行済み
タイの銀行カード VISA Debit 2 > 再発行済み
タイのクレジットカード1 > 再発行済み
タイのクレジットカード2 > 再発行済み
日本の銀行カード VISA Debit 1
日本のクレジットカード1
タイの地下鉄プリペイドカード > 再購入
タイのBTSプリペイドカード > 再購入
コンド(マンション)のキーカード > 再発行済み

思ってたよりも何気にかなり素早い復旧でした。意外とタイもやれるんだねえ。失くした時はワークパーミットもキャンセルした後だったため、「あー、せっかくのタイの運転免許は再作成できずに終わるかなー」と嘆いていましたが全部日本に行く前に再発行完了しましたね。よかったよかった。もう泥酔禁止♡

タイの運転免許証も再発行 2017年09月09日

Bangkok

さて、こちらに書いたとおり月曜日の午前中のうちにバンコクのモーチットにある陸運局に運転免許再発行(二輪・四輪とも)のために行ってきました。持ち物は以下、

パスポートの写真のページのコピー
パスポートのビザスタンプページのコピー
パスポート原本
警察で作ってもらった紛失届

モーチットの陸運局内、4番館の2階にて。再発行は免許一枚105バーツ(二輪と四輪の2枚なら210バーツ)、警察の紛失届作成は先週のうちに紛失したと思われるエリアの近くの警察署に出向いて作成してもらいタダでした。

さてさて申請、今回は来週までの期限のビザスタンプで免許の再発行という事で、昔懐かしの「奈良の騒音おばさん」似の係官がちょっと難しい顔して、「次回タイに来た時にそのビザの期間内で作りなよ」と言われたが、「いやいや、せっかく今日来たし」「ビザスタンプ期限近いけど、期間内だし、問題はないでしょ?」「次回来るときは滞在期間も少ないからここに来る時間ないよ」などと粘っていたらチッと舌打ちされたがしぶしぶ再発行してくれた。所要時間は30分強。その際に注意されたことは以下。

紛失届もちゃんとデティールで、「運転免許証 四輪/二輪」というふうに記載してもらう事(僕は「運転免許証」としか説明してなかったので紛失届けにも「運転免許証」としか書かれていなかった)
二輪と四輪の免許それぞれ再発行が必要ならコピーは2セット用意

というわけでワークパーミットはキャンセル済みの自分でも一応パスポートだけで再発行はしてもらえましたというお話し。

大江慎也ソロワークスを入手 2017年05月20日

Roostersの80年代後期作品が好きです。ビートの強い初期よりも、シンセの音が目立って、ニューウェイブっぽい音作りになった「DIS.」や「GOOD DREAMS」、「PHY」あたりが好みです。

特にGOOD DREAMSの歌詞を含めた世界観が大好きでここ数年来のヘビロテですな。

ですが、ROOSTERSは作品のCDが2000〜2003年にリイシューされてからはプレスされていない模様でちょうど僕が好きな「GOOD DREAMS」、「PHY」あたりは中古市場で値段が上がっております。特に日本に住んでいない自分は値段以上にオンラインで販売されていないのが結構辛くて今のところYouTubeで上がっているフルアルバムの音源を自分でmp3の波形編集ソフトで1曲ごとに切り出してiPhoneで聴いております。

大江慎也のソロ作品も聞きたいと思い日本一時帰国に合わせていくつかヤフオクで入手。こちらは特段高い値段がついていないので嬉しい限り。

ROOKIE TONITE
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Birth of Gel / 1984 << こちらアマゾンにはまったく取扱がない模様。 最後のは1984というバンドのアルバムで当然ROOSTERS人脈上のバンドで大江慎也が参加している。僕の大好きな逆噴射家族という映画のサントラなどもこのバンドが制作していたりして興味津々。 しかし1984はアナログしか手に入れることができなかった。現在自宅にアナログ>mp3する装置無し。どうしようか??さらに大江慎也のソロ作も2作品聞いてみたが、、、??ちょっと期待はずれかな。やはりRoosters後期のほうがいいのかも。

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ROXANNE、「Burning throught the Night」アルバムを入手 2017年05月10日


↑ もう少しで30年。リイシューまったくなし!マカロシャダ!

80年代末から90年代にかけてメタルを聴いてた人や映画が好きだった人は覚えているでしょうか?映画実写版「孔雀王」を。

最近この映画の主題歌となっていたROXANNEというバンドの「Burning Thought The Night」のアルバムの音源をやっと手に入れることができました。

このROXANNEはアルバムは一枚しか残していなく、アメリカで先にバンド名の「Roxanne」を冠したアルバムをリリースしていて、その後に日本の「孔雀王」の映画用に主題歌・挿入歌である「Burning Through The Night」と「My Way」を録音してもともとのアルバムから「Not The Same」という曲と、Wild Cherryのディスコチューン「Play That Funky Music」のカバー(当時のメタルバンドでは異色のカバー曲セレクトですな)をけずってこの2曲を収録し、アルバムタイトルも孔雀王主題歌「Burning Through The Night」に変えられて日本で再度リリースされた。


↑ 映画「孔雀王」トレーラー。マカロシャダ!

映画公開当時、フジテレビと香港ゴールデンハーベストの共同制作でテレビでも結構露出が多く、結構この「Burning〜」をよく聞いた。当時中学生だった僕はこの曲をよく覚えている。Bon Jovi や Madonna あたりなんかと並んで自分の中での洋楽事始めだったように思う。当時レンタルCD屋で借りてよく聞いていた。

それからゆうに25年ぐらいは忘却の彼方に追いやられていたが、ふと思い出し聞き直してみたいと思ってオンライン販売やCDのリイシューなどを探してみたがほっとんど情報がない。何かで読んだがバンドはこれをリリースした以降はマネジメントだかレーベルだかのサポートを全く得られずにバンド運営に苦心してそのまま解散してしまったようで、たぶん大人の契約ごとに阻まれて作品のリイシューも長期間ないままだったらしい。

2008年にはアメリカでリリースされていたバージョンのアルバムがやっとリリースされていたみたいだが、孔雀王の「Burning〜」は収録されず。たぶんこの曲は日本側で映画のオープニングを飾る外タレの本格的なハードロックを演出するために誰かに典型的なパワーメタル・ハードロックな曲をかかせて買い取り、これを演奏してくれるアメリカのバンドを探して権利を安く買い叩いたんでしょう。実際に音源聞くとアメリカ版のアルバムに収録された曲と日本版に追加された2曲はあきらかに毛色が違っております。

そしてこの日本版に収録されている2曲は権利は日本側にあるでしょうから海外からのリイシューの呼びかけがあってもなかなか実現しないということなんでしょう。

そんな僕の邪推による事情がありつつも、日本版に入ってる2曲に関してはやはりなかなかの出来で当時のLAメタルの音を体現しております。アメリカ版のほうの音源は展開が地味な曲が多く印象に残らない感じで確かにこれだけだと売れるのには苦労するだろうなーという印象のアルバム。

個人的には涙の懐かし盤ですが、日本版の2曲以外はあまり大したことがない、ヤフオクでもebayでも高値取引横行中の迷盤です。

「孔雀王」オリジナル・サウンドトラック
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↑ 孔雀王サントラ! マカロシャダ!