Netflixで แฟนฉัน を見る 2020年01月11日

最近またNetflixをよく見ております。

Netflixって環境を考える系ドキュメンタリーは食の真実ドキュメンタリーやベジタリアン好みな映画も結構豊富でそちらをいろいろ見ていたんだが、ふとタイの映画が目に入って興味本位で見てみた。

それが2003年公開のแฟนฉัน(フェーン・チャン)。英語タイトルが「My Girl」、あとで気づいたが当時日本でも公開していたらしく、日本では「フェーンチャン 僕の恋人」というタイトルだった模様。

この映画、タイバンコク近県のペッチャブリーという田舎街の二軒となりの幼なじみの小学生の初恋を描いたもので、タイの田舎で1980年代のノスタルジックな空気を上手く描いている。

タイの小学生の男の遊び方、日本だと牛乳瓶の瓶でメンコしたり、女の子の場合はゴム飛びだったりとかがまあ、多少形は違えどタイでも一緒だったんだなあといろいろと考えることが多くて楽しい。

ストーリーとしては無難はほっこりとする系の話なんだが、監督などのクレジットを見ていて数年前に話題になっていたBTSの恋物語みたいな映画の監督(というかクリエイタグループ名)と同じだった。なるほどこういう空気感の映画が得意なのね。

こちらが約10年前のรถไฟฟ้ามาหานะเธอ。BTS恋物語みたいな感じかね。

で、แฟนฉันに関しては全体的にいいだけど、ストーリーの最後の最後がちょっと消化不良だったんだが、2020年の今ちょうどネットで検索してみると、主役のノイナーも26歳、まさに映画の最後の時ぐらいの年齢なんである。なのでこれで最後の答え合わせができるというもんですな。下のWikipediaのリンクに写真がありまーす。

โฟกัส จีระกุล – Wikipedia


↑ おおっと、これまたAmazonのDVD価格がまた馬鹿高い。これ、日本のNetflixでも見れるんかな。。。

梶芽衣子が怖い曽根崎心中を観る 2019年12月22日

「お初」「徳兵衛」 - 露天神社

岡田斗司夫の「本当は10倍怖い火垂るの墓」を観て、なるほど心中モノかと思ったんだが、ふと自分は今まで日本の心中ものなんて観たことがなかったなと思ってとりあえず第一の名作から。

近松門左衛門の「曽根崎心中」。これ日本の古典ですな。中学だったか、高校だったかの教科書に出てくる名前ですな。

とりあえず80年代に映画化されていて、しかも大好きな梶芽衣子がヒロイン役であります。

で、これをiPadにダウンロードしてバンコクから東京に移動する飛行機の中で見てたんだが、はっきり言ってこの映画はこんな状況で見る映画ではないな。周りの人間も(ほとんどがタイ人と中国人)「なんかえげつないもん観てるなー」と思っていたことでしょう。

曽根崎心中 – Wikipedia

ストーリーはここのあらすじにあるとおり。映画でもほぼそのまま描いている。

まあこの主人公徳兵衛、世渡りが相当に下手で超真面目なのはいいけどお初への想いを絶対に曲げないのでどんどん泥沼方向に入り込んでいく。

そして金の貸し借りも下手くそで見事にというか、当たり前に騙されて大金を巻き上げられる。そして三行半を下さずに眼差しのおかしいお初。

この梶芽衣子のお初。これが超怖い。徳兵衛のダメさを理性的に修正してあげればいいのに「死にましょう!どうせ死ぬなら、他のものの手本になるように見事に死にたい」力強く言い放つ危険人物。どこ観てるのかわからないけど意志力だけは強そうな危ない目、ちあきなおみの歌ってる時などを思い出してしまう。恐ろしや。

最後の自決シーンももう生々しくて観てらんない。。。危なくて痛くてもう大変。こんなものを飛行機の中で観ていた自分を後悔しました。。アホですな。ワシわ。

しかし、なんでこんなストーリーが日本の古典として大々的に残ってるんでしょうか。。こういうのが伝統的な日本人のストーリーとしてマインドの片隅に横たわっているのは少し異常なんじゃないかと思いますが、日本人てそういうもんなんかもしれないですな。

とても怖くて痛かった映画ですが、せっかくなのでもうちょっと実験的な同じく近松門左衛門の「心中天網島」も観てみますが。。

川向こうのICONSIAM、やっぱり入ってる店は他と同じだけど規模と豪華さが凄い 2019年12月21日

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12月19日はタイでのスターウォーズのep9の公開日ということで初日に見るべく仕事終わってから観に行ってきました。

タイで一番でかいIMAXスクリーン、Siam ParagonのKrungsri IMAXシアターで見てもよかったんだけど、どうせなら初物の映画館で見るかと思って今まで行ったことのない川向こうジャルンナコン通りのショッピングセンターICONSIAMのIMAXシアターに行ってきました。

中は超巨大。水上マーケットを模した飲食エリアがあったり。

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Masala Artというなんの店かわからんお店とKANEMOCHIアイス店。

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Major Cineplexの前には3フロア分ぐらいの高さから流れる滝があったり。この滝がまた、良くできてる!

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映画館も無駄に豪華。

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IMAX最後列のカップルシートは2つで1800バーツとなかなかお高い。

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でもIMAXのスクリーンはParagonよりかは小さくて普通でしたとさ。


↑ こんなもの売ってる。。買う人居るんだろうか。。

AKIRA DVD Thai Package 2019年12月06日

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久しぶりに観たくなってDVDをタイのショッピングサイトShopeeで購入。

タイで生産してるタイ人向けのAKIRAのDVDパッケージだと思われる。題字やクレジット以外は基本タイ語で書かれているが、何気に作風とマッチする字体というか絵面である。基本的にAKIRAの舞台ってのは東京だと思うがディストピア的な風景がブレードランナーとかGHOST IN THE SHELLなどと混ぜこぜになってタイ語ともマッチ感があるんでしょうな。

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ビデオドロームを観了。2019年12月05日

VideoDrome

デビッド・クローネンバーグの「ビデオドローム」を観ました。

前回の日本一時帰国時にDVDで買って持ち帰ったもの。しかしながら皆さんが書かれてるようになかなかついていけん内容の映画だった。。。

まさかデビー・ハリーが出ている映画とも思っていなく、観る直前になって気がついた。映画観賞後の感想としては、まあデビー・ハリーのヌード見れたからいいかと思ったんだけど、他の映画レビュー見たら

「乳首見せんかい!デビー・ハリー!」

という意見多数で「あれ?見せてたやん?ん?幻覚?ビ、ビデオドローム!」と愕然となってしまったので近いうちにたぶんもう一回見ないと行けないな。

みんなデビー・ハリーの乳首見えなかったんかい?俺が心眼で見てただけなのか?