nexus6しばらく使ってみて 2015年12月14日

Google Nexus 6 _ 18

nexus6をしばらく使ってみて、確かにタブレット持ち出す機会は減った。何をやるにも画面がデカイから一覧性がよくて困らない。ファブレットというものがウケる理由はよくわかるな。

発売されて一年経つ端末だけれど、スペック的には全然問題なく、適度にバックグランドのプロセスを手作業でいいので落としてやると非常に快適に動く。

マイナーな機種なのでバンコクではほとんどケースが売ってないが、そういう時には世話になるのはebayLAZADA。TPUのクリアケース一個をわざわざ国際郵便で送ってもらいました。お馴染みのIMAKのクリアケースです。なんだかこれ一個でケースは大丈夫な感じ。

香港IMAKのNexus6クリアケース 2015年11月03日

ランニング時にタイムとコースを記録するのにスマホを持って走ってますが、やっぱり重たい!でかい!ただ、一応防滴?生活防水?的な簡易な防水機能はあるみたいだから汗だくの手で掴んで使えるのがよい。ケースと本体の間に汗が入り込むので後でケースから外して本体をタオルで拭いたりしてたら、外したり付けたりが多いせいかクリアケースの四隅にしっかりヒビが入ってました。まだ目立たず使用にも問題ない程度ですが。。

あと、防水といえどちょっと心配なのはボタン類。電源ボタンとボリュームキーの所に汗が入り込んでしまうと拭けないので、後からネチョっとしたボタンが押したら戻らないとか、そんなことにならないかとかが不安と言えば不安。てか多少その気があるような。。。そうなっちゃったら、それはそれでしょうがないか。

でも基本的にはNexus6には大満足。カメラも悪くないし、充電も早い、電池も持つし、スペックもいい。画面の見やすさとバーターだからしょうがないとしか言いようのないデカさと重さが持ち運び時にだけデメリットかな。ほとんど片手操作なんかもしないし問題なし。いい機種だ。もしこれが壊れてもまた5.7インチのmoto x styleかnexus6pを買うでしょう。

スマホの急速充電の話 2015年10月30日

OnePlus Charging

スマホをNexus6にしたら、純正の充電器はQualcommのQuick Chargeのv2.0に対応したものが入っていた。これ、Nexus6本体が充電時にチンチンに熱くなるんだけど確かに充電が早い。

Quick Charge v2.0はMicroUSB端子搭載のスマホで充電を行うには最速っぽい。しかし、IntelのSoC積んでるZonefone2も急速充電に対応していてQuick Chargeが得意とする電圧を高くして充電する方法を行うらしい。レビューサイトの中にはQualcommのQuick Chargeに対応していると書いてるところもあるが、QualcommのQuick Chargeは専用のチップを搭載してる必要があるらしZenfoneのメインボードはIntel SoC積んでるものなのでこれは実現できないんじゃないかと思う。となるとこのZenfoneの急速充電もIntel独自?

と思ってたが、Zenefone2のTeardown画像を見てるとちゃんとQualcommのSMB1357というチップが載っていました。

Asus ZenFone 2 Teardown | MyFixGuide.com

どうもQualcommはQuick chargeの規格をOEMにしてスマホ販売メーカーが独自の名前を付けて売りだして構わないよ、としてるようです。

Charge test: Battle of the fast chargers – page 2 – GSMArena.com

Zenfone2はSMB1357、Nexus6はSMB1359というチップを積んでいてそれぞれQualcomm Quick Charge v2.0をサポートするチップなのでこの2機種はQualcomm Quick Charge v2.0に対応した充電器なら使い回して急速充電することが可能ですな。

Nexus 6 Teardown – iFixit

さらに見てみるとNexus5XはSMB1358、Nexus6PはSMB1351となってます。

Nexus 6P Teardown – iFixit
Nexus 5X Teardown – iFixit

そもそも、数年前まで4インチ、4.5インチぐらいが主流だったスマホも現状iPhoneまでもが5.5インチディスプレイモデルを出していて筐体が大きくなった分、大容量バッテリも搭載できてバッテリ持ちまっせ!が売りのひとつになったのかもしれないが、充電時間に関しても同じぐらいちゃんと対策を持たないとせっかくの大容量を使えないのでそういったニーズに対応したのがQuick Charge規格なんでしょう。

さらには2015年後半のスマホのトレンドはUSB-Cコネクタで、GoogleのNexus5XNexus6POnePlus 2もUSB-Cコネクタ搭載で登場してるのを見るとこれからはUSB-Cになるでしょう。USB-Cの規格は標準で100Wまでの電力を流せるからMicroUSBとUSB3.0の規格みたいに無理くり電流上げたりしなくてもいいらしい。そしてQualcommのページ見るとQuick charge v3.0でもUSB-Cは標準サポートとなっている。

だからと言ってUSB-CをサポートするのはQuick Charge v3.0のみじゃないみたい。上記にあげたNexus5XやNexus6Pに搭載されているQuick Chargeのチップはどれもv2.0のものみたいなので、v2.0はUSB-Cもサポートしてるのか??となるとQuick Charge v2.0対応のACチャージャーで”USBオスコネクタ-USB-Cメスコネクタ”をかまして両端USB-CのケーブルとNexus5X/6Pで急速充電も出来るのか試してみたい気もする。

とはいえ、蚊帳の外にしているiPhoneですが、急速充電に対応していると謳ってるがiPadに標準で付属する12W充電器で急速充電出来るというが

これ見てると結構遅そうな気がする。でもiPhone繋いでるケーブルが純正じゃないからちょっとなんとも言えないなあ。。。確かに家でiPhone5sでも充電してる時はこれより早い気がするし。

さて、長くなってきたのでまとめとして、Android環境はまだまだ5インチサイズ以上が主流で急速充電対応は必須、Intel SoCモデルでもQualcommのQuick Chargeを採用してるのでこれから主流はQualcomm Quick Charge v2.0やv3.0でしょう。USB-C環境もv2.0でサポートしてるみたいだし、AUKEYなどのQuick Charge v2.0対応ACアダプタでUSB-Cスマホも急速充電できるならこれに揃えてしまってもいいかもしれない。

↑ これのプラグ一体型で折りたためるやつがほしいっす。

↑ 現状使用中のNexus6。Quick charge v2.0対応。

Titanium Backupのフリー版はバックアップはいいけどリカバリが地獄 2014年02月07日

Five Days' Backup
“Five Days’ Backup” photo by daryl_mitchell

先に書いたように自分のNexusデバイスのOSを全部CyanogenModに入れ替えた。その際に同じく試してみたのがTitanium Backup。

Titanium Backup ★ root – Google Play の Android アプリ
Titanium Backup:(要Root)アプリとアプリの設定やデータ、マーケットリンクまで簡単にバックアップと復元できる必須アプリ。 – Android(アンドロイド)おすすめアプリ・カスタムニュース|AndroidLover.Net

今までGoogle謹製のAndroidOSが割りと使い勝手がよくシステムのrootも取らず使ってきたのでroot権限が必要なTitanium Backupも使ったことがなかった。

しかし実際に使ってみると自分でインストールしたアプリとその設定を丸ごとバックリバックアップ取れるのと、さらには標準で入っているGoogleのアプリに関してもデータまでバックアップできる。そして一番嬉しかったのはLINEのメッセージやログイン状態までバックアップできること。

手順としてはroot取ったAndroidデバイスで普通にGoogle PlayからTitanium Backupをインストールして”バックアップ/リストア”のタブから”全ユーザーアプリ+システムデータ”を取ってしまえばお終い。

んで、CyanogenModなどをインストールして立ち上げ。Google PlayからTitanium Backupをインストールしてリカバリすればまるまる全部復元されるんだけど、無料版の場合復元アプリごとに

「復元しますか?」
「はい/いいえ」

みたいなのをクリックしていかなければならない。自分でインストールしたアプリとシステムのデータが合わせて180以上あったので大変な上にアプリの復元がこれまた遅い。上記の「はい」を180回クリックするためにベッドの上でうつらうつら、ヨダレを垂らしながら一晩かけて復元しました。。。半分寝ぼけてたので途中で止めて有料版を買い直してから復元再開ってな考えに至らなかったのでしょう。とても辛かった。。。

結局、有料版を買っておけば復元のスピードも早くなり、いちいち、各アプリの復元確認をクリックしなくても全自動でやってくれるとのことです。僕は上記の一件が最後の移行作業だったのでまだ試してません。。。使う人は有料版必須です。。ホントに。

Android端末をCyanogenModで統一。 2014年02月05日

roid

手持ちのAndroidマシンをすべてCyanogenModに変更。一部CM11.0、一部CM10.2とAndroidバージョンでいうと4.3と4.4が併存しますが、いろいろテストするためちょっとバラバラに。手持ちデバイス全部にCyanogenModが入るのもなんとも言えないところですが。。

ちなみにCyanogenModとはAndroidのオープンソースカスタムROM。有志のエンジニアがAndroidのOSのソースコードいじっていろいろ機能を付加したOSを作ってリリースしているものです。対応している機種ならオリジナルのOSと入れ替えて新しい機能を使うことができる。下のWikipediaにざっと書いてあるけど、ホーム画面のカスタマイズやBluetoothテザリング機能の追加やカーネルの差し替えでバッテリ使用効率の改善など。

CyanogenMod – Wikipedia
CyanogenMod | Android Community Operating System

中国発のスマートフォンメーカーOppoの端末にデフォルトでCyanogenModがインストールされた”N1 CyanogenMod Edition”が販売されたりCyanogenModが法人化されたりいろいろTech系ニュースで見かけていたので久しぶりにインストールしてみたら、十分安定して使える感じで、画面デザインとかも以前のバタ臭い起動ロゴやホーム画面テーマ(他のテーマ当てたり、ホームカスタマイズアプリ使えば好き勝手変えられるが)がだいぶまともになってGoogleオリジナルのインタフェースをベースにしたものになっていたのでとりあえず使ってみることに。

CyanogenMod 6
↑ 昔のはなんかアングラ臭がしてデザインもまとまってなく、あんまり興味がなかった。

とはいえ今現在のCyanogenmodのあのエイリアンみたいなキャラクターは絶対女子受けしないでしょうが、個人的にはその辺は全く気にしない。

ちなみにCustomROMってインストールする際に必ず、Googleのアプリケーション(GmailとかGoogle Mapsとか)を別にダウンロードしてインストールしないといけないんだが、これもちょっとめんどくさい。ただCyanogenMod関連の調べものしてて、そもそもAndroidのOS部分でオープンソースにしてる部分と、Gmailなどのアプリでコードはオープンソースではなく、権利はGoogleが企業として持っている、いわゆる”Proprietary”な部分を同じオープンソースの条件でリリースできないために分けてパッケージ化してるらしい。

というわけでしばらく使ってみます。スマートフォンも自分でカスタマイズ!って人はiPhoneよりもAndroidですな。

いがいとイケてるiPhone5c、いがいと使いにくいAndroid併用 2014年01月26日

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iPhone5c、購入して使っておりますが、別にiPhone5cから始まったわけではありませんが、iPhone4/4sと比べて大きくなった4インチディスプレイが以外と使いやすくて納得しております。

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最初は縦に伸びたディスプレイを「変な比率だなー」と思ってましたが、実際に使ってみるとソフトウェアキーボードを表示させた際に縦に画面が伸びた分、テキスト入力エリアの表示が広がって地味に使いやすさがアップしてました。上の写真はiPhone/iPadアプリのArrow Noteというアプリを表示させているんですが、こちらのアプリは標準キーボードの上に拡張キーボードを表示させてテキスト入力を補佐する、というものです。多分iPhone4/4sの画面だと拡張キーボードまで表示させるとテキスト入力エリアがかなり狭くなる。これがiPhone5以降のディスプレイだとアイコン1ライン分、上の画像でだいたいピンクの線あたりから上が拡張されたイメージです。

Samsungに代表されるAndroidデバイスがディスプレイの縦横比率をほとんど変えず大型化していく中で片手で扱える操作感を保ちながらディスプレイを大きくするという名目以外にもこういう発想で突いてくるのはさすがAppleやのう、とちょっと思ってしまうところでした。Nexus4と比べてやっぱり左右の幅が小さいのは僕の手でもガッチリとホールド感が増してとても安心感があります。とはいえ、やっぱり片手で扱えるサイズという名目ではこのサイズがホントに限界だと思います。。。

ついでにiPhone5c純正ケース。これもまた思ったよりよく出来てるケースでした。外側シリコン、内側マイクロファイバーで普通のプラスチックケースつけたらこれぐらいかな?という程度の厚さで前面のディスプレイよりもケースが張り出しているので机の上にディスプレイを下向きに置いても直接机にディスプレイが触れない作りになってたり、基本的なところをちゃんと押さえてる。

さらにはあまり触れられていない点ですが、穴あきケースでiPhone5cの元の色とケースの色の組み合わせでいろいろ遊べる、という以上に、シリコンケースのマットな素材と、iPhone5c本体のGrossyなプラスチック素材との対比が面白く、立体感と素材感と色彩感というトリプルデザインで成り立つ、機能というよりかはデザイン面で実によく練られたケースだなあという印象。シリコンという素材の割には30代後半の脂っぽいおっさんが握りしめててもあまり汚れの付かない点もいいところかと。素材感をモバイルのデザインに活かす会社なんて他にないと思う。。。

ただ、iPhone5c買う段階での僕のモバイル環境がメインスマホ:Nexus4、タブレット:Nexus7というGoogle謹製コンビだったため、純Android環境の中に飛び込んだ一匹のiPhone5cがどうも不慣れな感じになってしまって微妙に使いにくいな、と感じることも結構あります。一番つらいのはAndroidで一番下に表示される「戻る」キーがiPhoneにはまったくないこと。ときどきiPhoneアプリ使っててついついホームボタンの左隣りを押してしまいそうになります。。。