Amazon Kindle Fire HDX 8.9 に Cyanogenmodが載る! 2014年05月09日

CM10 on Galaxy Tab P1000
“CM10 on Galaxy Tab P1000” photo by Isriya Paireepairit

久々にKindle HDX 8.9を触っていてネットでいろいろ検索してると、やっとカスタムROMの大御所CyanogenmodがKindle HDX 8.9をサポートしてくれたようです。まだNightly Buildとなっているので安定版とは違うようですが、それでもあのハードウェアスペックがピカイチなKindle HDX 8.9を標準的なAndroidタブレットとして使える、となると試してみたくはなりますわ。

というわけで早速、Cyanogenmod化させようとやり方を確認してみると、基本的には他のAndroidデバイスと同じで

Root化 > Recovery ROM入れる > Cyanogenmodをzipからflashする

という定番の流れ。まあ特に難しそうなところはなさそう、と思いきや最初はRoot化の手順の中でadbコマンドがデバイスを見つけられなかったりして悩み、その次はadb pushでKindleのストレージ内に転送したshスクリプトがエラー吐いてうまく動いてくれない。。。

結局、どうも知らないうちに僕の持ってるKindleは最新版のUpdateが適用されていて、最新の14.3.2.2のOSではRoot化のExploitが塞がれていてRoot化ができないようになっているらしい。。14.3.1.x以下でないとRootkitがうまく動かないらしい。

というわけで断念。。。14.3.2のRootkit出てくるまで待ち状態です。。。残念。。。悔しいのでapkでNova Launcherを入れてみたらホーム画面だけはノーマルなものになりましたが、さすがAmazonのKindle、apkでGoogle謹製のアプリ(いわゆるGapps、Gmail, Google Drive, Google Mapsなど)を入れるだけでは動かず、GoogleServicesFrameworkを入れないと動かないらしいが、どうもこれを入れるのにRoot権限がいるらしい。それでも、いろいろGappsを動かすと、Google開発者サービスが断続的にエラーを吐き続けてうっとおしく、イマイチ使い切れない。Amazon KindleなんだからやっぱりGoogle関連アプリを使わない使い道でやってかなきゃいかないか。。。

やっぱ14.3.2のRootkit待ちます。。。

時代の銘器? Galaxy Tab 7.0 P1000を買いました 2014年02月18日

Samsung Galaxy Tab - in the hand
“Samsung Galaxy Tab – in the hand” photo by liewcf

僕の愛用しているNexus7(2012)は一応2台目のマシン。というのも最初MBKで中古でWiFiモデルを4000THBだったかで購入して使っていたが、後に6900THBだったかでストレージ32GB、3Gモジュール付きのモデルを見つけたのでそれに買い直した。

余ったWiFiモデルは彼女の田舎にいる甥っ子たちにプレゼント。大学生の姪っ子は古いiPhone4、中学生と小学生の甥っ子たちにはこのNexus7をプレゼント。めちゃくちゃ喜んでいたが、いかんせん、二人に一台。どうも取り合いが起こってしまったそうで、糖尿病の合併症が進んでほぼ寝たきり状態になってしまっているおばあちゃんの世話などをちゃんと進んでやっている小さいほうの甥っ子の半べそ顔が目に浮かんで、「もう一台あげるか」という考えに至りました。

んで、ちょうどシーロム界隈で携帯ショップを覗いてSamsung Galaxy Tab 7 P1000というiPadが発表された当初対抗して最初に出たAndroidタブレットでiPadとは真っ向向き合わず7インチタブレットというカテゴリで市場に出てきたモデル。2010年発表だからもう4年近く経ってるんですな。これがRAMは512GBだがストレージ16GB、WiFi、3Gモジュール付きで5000THB。筐体にほぼ傷もなく非常に綺麗な状態で売っていたので、自分も時代の銘器(迷器の字でも当てはまるような気がするが)をちょっと触ってみたくて購入。

標準ROMは2.2かアップデートして2.3らしいけど、CyanogenModがサポートしてるのを知ってたので4.4のKitkatはRAM 512MBでも快適に動くように設計してあるというのを読んでいたので4.4にして甥っ子にあげればいいやと考えていた。

実際にそのハードウェアを手にしてみると、全面プラスチックながら安っぽい素材は使わず、それなりの密度感があって作り込みはしっかりしている。背面パネルの白のプラスチックの光沢などいい感じで全然個人的にはiPadのハードウェアの質感に引けをとらないと思う。ただ、若干ハードウェアキーのストロークが浅いので押しにくいところもあるかな。

ソフトウェアのほうは何度Factory Resetをかけてもちょっと使ううちにスクロールにひっかかりが出たり、文字入力が遅れたりと結構処理が重い印象。

標準ROMは遅いので早々にCyanogenModを入れてみようと思い、NexusならBootloader Unlock、flash Recovery、flash ROM、install gappsの手順をと思っても、SamsungデバイスなんでOdinを使ったりと勝手が違うので久しぶりにWindowsのノートPCをひっぱり出したり。

そんなこんなしてるうちに問題発生。。。CM9を入れてその後、見た目があんまり気に入らないのでCM11を入れようとしたら、最初CM9を入れた時にCWMが勝手に書き換わり、その後見た目が気に入らないのでCM11を入れたらその後のRebootからSamsungの起動ロゴのまま停止。。。Brick化。。。初めてやったBrick。やっぱGoogle謹製以外だと大手SamsungであれFirm入れ替えたりって手間なんすなあ。

Brick化から1週間経ってもまだ復旧せず。。。なかなか手ごわい。

Android端末をCyanogenModで統一。 2014年02月05日

roid

手持ちのAndroidマシンをすべてCyanogenModに変更。一部CM11.0、一部CM10.2とAndroidバージョンでいうと4.3と4.4が併存しますが、いろいろテストするためちょっとバラバラに。手持ちデバイス全部にCyanogenModが入るのもなんとも言えないところですが。。

ちなみにCyanogenModとはAndroidのオープンソースカスタムROM。有志のエンジニアがAndroidのOSのソースコードいじっていろいろ機能を付加したOSを作ってリリースしているものです。対応している機種ならオリジナルのOSと入れ替えて新しい機能を使うことができる。下のWikipediaにざっと書いてあるけど、ホーム画面のカスタマイズやBluetoothテザリング機能の追加やカーネルの差し替えでバッテリ使用効率の改善など。

CyanogenMod – Wikipedia
CyanogenMod | Android Community Operating System

中国発のスマートフォンメーカーOppoの端末にデフォルトでCyanogenModがインストールされた”N1 CyanogenMod Edition”が販売されたりCyanogenModが法人化されたりいろいろTech系ニュースで見かけていたので久しぶりにインストールしてみたら、十分安定して使える感じで、画面デザインとかも以前のバタ臭い起動ロゴやホーム画面テーマ(他のテーマ当てたり、ホームカスタマイズアプリ使えば好き勝手変えられるが)がだいぶまともになってGoogleオリジナルのインタフェースをベースにしたものになっていたのでとりあえず使ってみることに。

CyanogenMod 6
↑ 昔のはなんかアングラ臭がしてデザインもまとまってなく、あんまり興味がなかった。

とはいえ今現在のCyanogenmodのあのエイリアンみたいなキャラクターは絶対女子受けしないでしょうが、個人的にはその辺は全く気にしない。

ちなみにCustomROMってインストールする際に必ず、Googleのアプリケーション(GmailとかGoogle Mapsとか)を別にダウンロードしてインストールしないといけないんだが、これもちょっとめんどくさい。ただCyanogenMod関連の調べものしてて、そもそもAndroidのOS部分でオープンソースにしてる部分と、Gmailなどのアプリでコードはオープンソースではなく、権利はGoogleが企業として持っている、いわゆる”Proprietary”な部分を同じオープンソースの条件でリリースできないために分けてパッケージ化してるらしい。

というわけでしばらく使ってみます。スマートフォンも自分でカスタマイズ!って人はiPhoneよりもAndroidですな。

HTC HeroでJelly Beanが動くとは。。 2013年10月15日

最近は先日購入したnexus4のおかげでいろいろとnexus4や先代マシンgalaxy nexusに乗るCustom Rom(Androidコミュニティの中で有志で作成したカスタマイズOS。メーカーがオフィシャルにはリリースしていない最新版のOSなどをこのCustom Romで使ったりすることができる)を調べていて、ふと僕が昔使っていたHTC HeroのCustom Romを調べてみたところ、なんと4.2のJelly Beanまで載せることができるそうな。この端末、2009年に発売された機種なのに。。そもそもAndroid1.5で出荷されてその後たしか2.1まではHTCがオフィシャルにアップデートをリリースしたがそれきりである。

それがCudtom Romで4.2まで使えるというのもなんとも懐が深い話であります。つい先日もAndroidの端末のほうがiPhoneと比べて発売一年後ぐらいが一番ナレッジとCustom Romが出揃ってきて、使いやすく、その後も一部の有志がCustom Romをアップデートし続けてくれるので長く使えるよなあ、と同僚と話をしていた。そういう話を実証するようなトピックですな。さすがオープンソースという文化の中にあるソフトウェアである(ただfirefox OSの陣営から言わせるとAndroidは完全なオープンソースではないと言ってる向きもあるけど)。

CyanogenMod:iOSやAndroidの代替選択肢となるモバイルOS « WIRED.jp

そういうことをぼさーっと考えてたら今度はこんなニュースが。Androidヘビーユーザーにはお馴染みのCyanogenModの開発チームがandroidのカスタマイズではなく独自のサードパーティOSの開発に乗り出すとの事。これからまだモバイルOSが増えるの??Ubuntu OSやFirefox OS、少し売れ出してきたWindows 8 Phoneなんかもあるし、これからiPhone/Androidの二大巨頭のモバイルマーケット・シェアを複数のプラットフォームが切り崩して来る時代が来るのか??このへんは先読みが難しいですな。。感覚的には予想は5:5ぐらいでそうなるような、ならないような。。。