歴代のiPhone、Androidたち 2014年07月30日

Original iPhone + iPhone 3G + iPhone 4
“Original iPhone + iPhone 3G + iPhone 4 by Yutaka Tsutano, on Flickr”

結局僕はスマートフォンはAndroidユーザでもあり、iPhoneユーザでもあります。初代iPhoneが発表された2007年はタイでオフィシャルに販売されずUSのAT&T版が輸入モノで販売されていた。値段はかなりお高くなかなか手が出なかったがなんとか値段がこなれてきた2008年に入手。次の年にふとBig-Cのトイレに置き忘れて紛失し、くやしくてその日にまた輸入モノiPhone3Gを購入。

そしてiPhone3GS、ここからタイで正式にiPhoneが国内販売となったが、iPhone3Gと較べてパフォーマンスアップぐらいで大きなアップデートがなかったため、iPhone3GSは購入見送り。ただし、この2機種間で大きな差と後で感じたものはカメラ。iPhone3Gではカメラの機能が十分でなく、A4の書類をカメラで撮っても、細部の字が潰れて読めなかった。これがiPhone3GSのカメラだとオートフォーカスつきで画素数もあがり、A4書類がちゃんと読めたことを記憶している。これがあったから、後から3GSが欲しくなったが、やっぱりiPhone4を待とうと我慢していた。

そして満を持してiPhone4発表。iPhone3G/3GSのたまごみたいなシェイプではなくて前面、背面ともにガラス、側面をメタルバンドで包んで平面を活かした筐体デザインがめちゃくちゃかっこよく見えた。しかし、カラーはブラック/ホワイトの2種類と発表されたけど、白がなかなかリリースされなかったのと、タイでも大人気で先行予約がうまくいかず到底発売日に手に入れることが難しいことがわかり、いつもアップルが販売時の需要にキャッチアップしてくれないところをネックに思って悩んでいたところ、MBKで前々から興味は持っていたAndroid携帯の中古が。

Black & White Heroes
“Black & White Heroes by W. Li, on Flickr”

モバイルプレス読んで、NOKIAのSymbianいじってた時やDocomoのSigmarionいじってた時を思い出すAndroid

HTC Hero。SamsungがGalaxy SやGalaxy NexusでGoogleとがっちり組む前まではHTCがGoogleと蜜月で、HTCからAndroid端末がいっぱい出ていた。その中のミドルクラスの機種だったと思う。入手してからWebを見てるとCustom ROMやらなんやらで中のソフトウェアがかなり自由自在にいじれることを知りトライ。それでも最初のHTC HeroのRoot化はかなり大変で確かSDカードにバイナリエディタで作成したファイルを保存してそれを挿した状態で再起動してうんたらかんたらと、バイナリエディタなんかを駆使してRoot化というのはこの機種だけだったと思う。

Root化が済んでしまえば後はRecovery ROMからCustom ROMを入れ替えるのは簡単なのでかなりいろんなCustom ROMを試した。そんなHTC Heroも一年経った2011年半ば、雨の中を歩いていてそのジーンズのポケットに入れていたら湿気のおかげか、タッチパネルの下半分が反応しないようになり、引退を余儀なくされました。

iPhone4購入 2011年06月22日

さて、どうしたもんかと考えていたところiPhone4がオフィシャルにホワイトモデルリリースということなのでiPhone4 32GBモデルに返り咲いた。そしてその後すぐにiPhone4Sがリリースされてちょっと微妙なタイミングの乗り換えだったかな?とも思った。その後もiPhone4を使い続けてiPhone4Sを同じく見送りしていたが、2012年のiPhone5発表で買い替えを考えて予約に走った。そしてまたしても販売日に購入できず。

Samsung / Google Galaxy Nexus
“Samsung / Google Galaxy Nexus by Chris Samuel, on Flickr”

タイでiPhone5発売。予約するが。。 2012年10月30日
iPhoneからAndroidユーザに返り咲き 2012年11月03日

また悔しくてAndroidに舞い戻る。Samsung Galaxy Nexus。Google謹製のNexus端末であります。これはなかなかiPhoneに負けないぐらい使いやすかった。いじりやすさも秀逸だし、ソフトウェアも特定のキャリアや特定のH/Wメーカーの制限をほとんど受けてなくてシンプルだった。価格も安くて11,000THB程度で入手。iPhoneが20,000THB以上、Samsung Galaxy S3とかがまだ20,000THBとかしてた
時に11,000THBでコストパフォーマンスはピカイチ。

Nexus 4
“Nexus 4 by Kārlis Dambrāns, on Flickr”

これが気に入って2013年はさらにLGのNexus4に乗り換え。RAMが1GBから2GBになってさらにパフォーマンスアップ。2012年から2014年までの約2年間はAndroid中心のスマートフォン生活。ただ、SDが挿せないのと、やっぱり16GB程度のストレージだと物足りない。音楽ファイル、eBookファイル、必要なドキュメント、写真などを収めていくとすぐにパンパンになってしまう。タイの場合、という程のことでもないと思うがやっぱり3G回線のスピードの安定性がクラウド・ストレージを利用するにはちょっと不便なところもある。(テキストデータ中心だと3G回線経由でクラウドストレージからデータを取ってくるオペレーションも問題ないとは思うが、ある程度のファイルサイズのある音楽ファイルや写真データなどは。。。)

さらに最近写真を始めたこともあって、ディスプレイ品質やストレージ容量をある程度元から確保されている端末のほうが使い勝手がよい環境になってきたこともあって最近またiPhone5Sに乗り換えました。ローカルストレージが64GB。スマートフォンで標準で64GBってのは快適でいいですな。そして今までiPhone*Sの「S」モデルはマイナーチェンジだと思ってましたが今回のApple M Co-Processor搭載やTouchIDセンサー搭載など「S」モデルは前世代で立ち上がったH/Wデザインをより煮詰めて成熟させた「安定版モデル」なんだなと認識。実際iPhone5で傷がつきやすいと酷評されていたボディーも5Sでは改善されているようだし、MacBook Airも話題になった初代はいろいろとヒンジ周りの耐久性など目を引く新しいデザインだけに設計時に見えてなかった以外な問題点が出やすいのは致し方ない。

そのデザインは据え置いて内部構成やら問題点の再修正を行ったもの、MacBook AirやMacBook Proなら2代目、3代目、iPhoneならSモデルがやっぱり安定性とパフォーマンスがいいのだと再認識。iPhone5S乗り換えに至っております。

また今年iPhone6が出たら、よほど魅力的ならまだまだ一世代前で高値で売れるiPhone5Sを下取りして6を買うもよし、成熟したiPhone6Sを待って1年ちょっと後に乗り換えるもよしであります。

そして結局、Tabletは要らないのかな?と思ったりもしてて、、、今回、もうかなり長くなっているので、こちらのお話は次回の講釈で。。。

HTC HeroでJelly Beanが動くとは。。 2013年10月15日

最近は先日購入したnexus4のおかげでいろいろとnexus4や先代マシンgalaxy nexusに乗るCustom Rom(Androidコミュニティの中で有志で作成したカスタマイズOS。メーカーがオフィシャルにはリリースしていない最新版のOSなどをこのCustom Romで使ったりすることができる)を調べていて、ふと僕が昔使っていたHTC HeroのCustom Romを調べてみたところ、なんと4.2のJelly Beanまで載せることができるそうな。この端末、2009年に発売された機種なのに。。そもそもAndroid1.5で出荷されてその後たしか2.1まではHTCがオフィシャルにアップデートをリリースしたがそれきりである。

それがCudtom Romで4.2まで使えるというのもなんとも懐が深い話であります。つい先日もAndroidの端末のほうがiPhoneと比べて発売一年後ぐらいが一番ナレッジとCustom Romが出揃ってきて、使いやすく、その後も一部の有志がCustom Romをアップデートし続けてくれるので長く使えるよなあ、と同僚と話をしていた。そういう話を実証するようなトピックですな。さすがオープンソースという文化の中にあるソフトウェアである(ただfirefox OSの陣営から言わせるとAndroidは完全なオープンソースではないと言ってる向きもあるけど)。

CyanogenMod:iOSやAndroidの代替選択肢となるモバイルOS « WIRED.jp

そういうことをぼさーっと考えてたら今度はこんなニュースが。Androidヘビーユーザーにはお馴染みのCyanogenModの開発チームがandroidのカスタマイズではなく独自のサードパーティOSの開発に乗り出すとの事。これからまだモバイルOSが増えるの??Ubuntu OSやFirefox OS、少し売れ出してきたWindows 8 Phoneなんかもあるし、これからiPhone/Androidの二大巨頭のモバイルマーケット・シェアを複数のプラットフォームが切り崩して来る時代が来るのか??このへんは先読みが難しいですな。。感覚的には予想は5:5ぐらいでそうなるような、ならないような。。。

htc heroのGingerbread化 2011年06月08日

前回トライしてうまくいかなかったhtc heroのカスタムROMを使ってのGingerbread Android2.3へのアップグレードだが、Cyanogenmod7 nightly buildの最新版、ここの88のバージョンのROMをダウンロードし、ここの下のほうから対応したGoogle Appsのパッケージを落として準備完了。以前のようにSMSデータをバックアップ後、すべてWipeかけてFlash zipする。OS ROMのflash後、再起動せずすぐにGoogle Appsのzipもflashしたら、ちゃんとGmailのアカウント登録画面も最初に出てきてくれました。。

いろいろなネットワークの設定やら言語の設定をしてみると、、、前回気がつかなかったが、ちゃんと綺麗な日本語フォントが組み込まれている。以前までのバージョンは日本語選択をできても、日本で作成された日本語用ROMでない限りインストールされているフォントの漢字表示が中国の簡体漢字になり、表示が綺麗でなかった。それが、Gingerbreadの場合、標準で綺麗なフォントがバンドルされているよう。ま、適用したのがカスタムROMだから正式版ではもしかしたら違うかもしれないが。。。Nexus Sではどうなってるんだろう。。 Continue reading “htc heroのGingerbread化 2011年06月08日”

Gingerbread on htc hero 2011年05月31日

HTC Hero

htcのAndroid携帯、heroを使っております。現在root取ってカスタムROMをインストールし、2.2 froyoをインストールして使っております。

つい先日もCPUのoverclock設定が可能になるアプリ(SetCPUあたりが有名だが、探して見ると無料版がなかったのでCPU Master Freeというので試してみた。root要。)をインストールしてみたらメモリ管理の効果(Automatic Task Killerを使ってます。)と相まって結構動作がきびきびとしてて2009年7月発売の端末の割りにはまだまだ使える感じがよい。

しかし、ちょっとした興味もあってAndroid2.3 Gingernreadを入れてみようという気になった。もう少しパフォーマンス面が改善されてるかも知れないし、何より新しいものは試してみたい。というわけで帰宅後、アップグレードにトライしてみました。

リカバリ領域にはRA-Sapphireを入れているのでこちらのリカバリモードからhtc hero GSM用(米国ではhtc hero CDMA版が売っている)のGingerbreadのOSイメージをFlashすればいい。まず最初にバックアップ、アプリは新OSになってから1個1個入れなおすのでアプリの名前だけ控えておく。データに関してはクラウド上かもしくはSDカードのデータパーティションの中に保存されているのでそのままSDカードのデータパーティションだけはフォーマットしないでおくこと。

SMS Backup & Restoreというソフトウェアを使って今までのSMSのデータをxmlファイルに書き出してSDカードに保存。基本的にバックアップはこれでおしまい。その他、アプリによっては別途手動でデータを保存しておくものがあればやっておく感じ。

WebからCyanogenmod7のGingerbread htc hero用をダウンロード、SDにzipファイルをコピーしておく。さらにgappsのzipも同じページのリンクからDL。SDカードへとコピーしておく。

heroを再起動してリカバリモードに入り、SDカードのデータ領域以外、出来るところはすべてWipeをかけてCyanogenmod7のOSイメージを展開。と、本来ここでgappsのzipファイルもこの後で適用しておかなければならなかったようですが、手順を忘れておりました。何回かOSを立ち上げてからgappsをインストールしてみたけど、Androidマーケットなどが異常終了するようになり、めんどくさくなってFroyoに戻す、というような結末となりました。

現状2.2Froyoが割りと文句なく使えているのでめんどくさい手順を経てバージョンアップする必要もないなと感じつつ、また再度トライしてみたいと思います。