Gingerbread on htc hero 2011年05月31日

HTC Hero

htcのAndroid携帯、heroを使っております。現在root取ってカスタムROMをインストールし、2.2 froyoをインストールして使っております。

つい先日もCPUのoverclock設定が可能になるアプリ(SetCPUあたりが有名だが、探して見ると無料版がなかったのでCPU Master Freeというので試してみた。root要。)をインストールしてみたらメモリ管理の効果(Automatic Task Killerを使ってます。)と相まって結構動作がきびきびとしてて2009年7月発売の端末の割りにはまだまだ使える感じがよい。

しかし、ちょっとした興味もあってAndroid2.3 Gingernreadを入れてみようという気になった。もう少しパフォーマンス面が改善されてるかも知れないし、何より新しいものは試してみたい。というわけで帰宅後、アップグレードにトライしてみました。

リカバリ領域にはRA-Sapphireを入れているのでこちらのリカバリモードからhtc hero GSM用(米国ではhtc hero CDMA版が売っている)のGingerbreadのOSイメージをFlashすればいい。まず最初にバックアップ、アプリは新OSになってから1個1個入れなおすのでアプリの名前だけ控えておく。データに関してはクラウド上かもしくはSDカードのデータパーティションの中に保存されているのでそのままSDカードのデータパーティションだけはフォーマットしないでおくこと。

SMS Backup & Restoreというソフトウェアを使って今までのSMSのデータをxmlファイルに書き出してSDカードに保存。基本的にバックアップはこれでおしまい。その他、アプリによっては別途手動でデータを保存しておくものがあればやっておく感じ。

WebからCyanogenmod7のGingerbread htc hero用をダウンロード、SDにzipファイルをコピーしておく。さらにgappsのzipも同じページのリンクからDL。SDカードへとコピーしておく。

heroを再起動してリカバリモードに入り、SDカードのデータ領域以外、出来るところはすべてWipeをかけてCyanogenmod7のOSイメージを展開。と、本来ここでgappsのzipファイルもこの後で適用しておかなければならなかったようですが、手順を忘れておりました。何回かOSを立ち上げてからgappsをインストールしてみたけど、Androidマーケットなどが異常終了するようになり、めんどくさくなってFroyoに戻す、というような結末となりました。

現状2.2Froyoが割りと文句なく使えているのでめんどくさい手順を経てバージョンアップする必要もないなと感じつつ、また再度トライしてみたいと思います。