いがいとイケてるiPhone5c、いがいと使いにくいAndroid併用 2014年01月26日

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iPhone5c、購入して使っておりますが、別にiPhone5cから始まったわけではありませんが、iPhone4/4sと比べて大きくなった4インチディスプレイが以外と使いやすくて納得しております。

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最初は縦に伸びたディスプレイを「変な比率だなー」と思ってましたが、実際に使ってみるとソフトウェアキーボードを表示させた際に縦に画面が伸びた分、テキスト入力エリアの表示が広がって地味に使いやすさがアップしてました。上の写真はiPhone/iPadアプリのArrow Noteというアプリを表示させているんですが、こちらのアプリは標準キーボードの上に拡張キーボードを表示させてテキスト入力を補佐する、というものです。多分iPhone4/4sの画面だと拡張キーボードまで表示させるとテキスト入力エリアがかなり狭くなる。これがiPhone5以降のディスプレイだとアイコン1ライン分、上の画像でだいたいピンクの線あたりから上が拡張されたイメージです。

Samsungに代表されるAndroidデバイスがディスプレイの縦横比率をほとんど変えず大型化していく中で片手で扱える操作感を保ちながらディスプレイを大きくするという名目以外にもこういう発想で突いてくるのはさすがAppleやのう、とちょっと思ってしまうところでした。Nexus4と比べてやっぱり左右の幅が小さいのは僕の手でもガッチリとホールド感が増してとても安心感があります。とはいえ、やっぱり片手で扱えるサイズという名目ではこのサイズがホントに限界だと思います。。。

ついでにiPhone5c純正ケース。これもまた思ったよりよく出来てるケースでした。外側シリコン、内側マイクロファイバーで普通のプラスチックケースつけたらこれぐらいかな?という程度の厚さで前面のディスプレイよりもケースが張り出しているので机の上にディスプレイを下向きに置いても直接机にディスプレイが触れない作りになってたり、基本的なところをちゃんと押さえてる。

さらにはあまり触れられていない点ですが、穴あきケースでiPhone5cの元の色とケースの色の組み合わせでいろいろ遊べる、という以上に、シリコンケースのマットな素材と、iPhone5c本体のGrossyなプラスチック素材との対比が面白く、立体感と素材感と色彩感というトリプルデザインで成り立つ、機能というよりかはデザイン面で実によく練られたケースだなあという印象。シリコンという素材の割には30代後半の脂っぽいおっさんが握りしめててもあまり汚れの付かない点もいいところかと。素材感をモバイルのデザインに活かす会社なんて他にないと思う。。。

ただ、iPhone5c買う段階での僕のモバイル環境がメインスマホ:Nexus4、タブレット:Nexus7というGoogle謹製コンビだったため、純Android環境の中に飛び込んだ一匹のiPhone5cがどうも不慣れな感じになってしまって微妙に使いにくいな、と感じることも結構あります。一番つらいのはAndroidで一番下に表示される「戻る」キーがiPhoneにはまったくないこと。ときどきiPhoneアプリ使っててついついホームボタンの左隣りを押してしまいそうになります。。。