インド中華料理の主役、シェズワンソース 2022年02月03日

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最近 Youtube でインド中華のレシピ動画をよく見ている。そしてすぐに出会うのがこれ、「シェズワン・ソース」。シェズワン → シーチュワン → しせん → 四川 ということでインドで言う四川風ソースのことらしい。以下の作り方ビデオを見てもどっさりのとうがらしをブレンダーでペーストにするあたり、しっかり辛いのはよくわかると思います。

当然、一回これも作ってみたわけですが、そもそもシェズワン・ソース自体を味わったことがないのでとりあえず市販品を購入。それがこの上のソースでございます。味見してみると自分が作ったものよりもぜんぜん辛さは抑え目。ケチャップの中に唐辛子を入れたような味。

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そしてさらに近くのインド料理屋から取り寄せたシェズワン・フライド・ライスも。フライドライス風のビリヤニみたいに味が濃くてめっちゃ辛いチャーハンなのかと思っていたら意外と薄味。というかあまり濃くすると辛くて食えないのか?結局はどちらかというとシェズワンではない、通常のインド中華フライドライスのほうが好みかな。ちょっとシェズワンソースでいろいろインド中華を作ってみます。


↑ アマゾンではシェズワン・ソースは出てこないけど、シラチャーチリソースは出てくるね。

ナナ周辺ならインド食材が簡単に手に入るかと思って立ち寄るも、全然なかった 2018年05月20日

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さて、バンコクで約10日間生活するのでベジ飯対応が必要であります。ベジ飯対応するためにインド料理を作ろうと食材を求めてインド食材店を探しておりました。シーロムの南側にあるパン通りは自分の中でバンコク1の南インド料理店「ChennaiKitchen」があり、食材も近くで売ってるかなと思い、ブラついてみましたが思いの外食材を売っているお店が少なく、手に入りませんでした。

そうすると、あとはパッと思い浮かぶところというとチャイナタウン近くのパフラットというインド人街か、中東の人間が多いナナ周辺か?ということになるのですが、パフラットは交通の便を考えると行きにくい(渋滞がすごい)のでとりあえずナナに出向いてみました。

今までのバンコク在住歴をとってもナナのあたりなんて全然詳しくなく、Google Mapでインド食材店を探して歩き回ってみるものの、全然見つからない。日曜日の昼の11時過ぎってのも手伝ってるのかもしれないけど本当にナナのあたりのお店が開いていない。。。

死ぬほど汗流しまくってやっとインド食材店を発見。それがここ。

ここでとりあえずインド料理に必要な、ホールのクミン、マスタードシード、ターメリック、チリ、ビリヤニ用などのマサラをいくつか購入して来ました。値段は日本よりは当然安かったけど、タイのローカルの食材から考えるとそれほど安くはなかった。それも当然か。。。

これでとりあえずベジビリヤニをバンコクの自宅でも作る用意は揃いました。

ไข่เจียวโหระพา カイチャオホラパー 2016年02月10日

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しばらくご無沙汰になっていたタイ料理の自炊をまた始めております。と言っても最近はほとんど手間をかけない料理を作ることを楽しみにしておりましてその中で大好きな料理は上の写真の ไข่เจียวโหระพา カイチャオホラパー。

これ、普通の卵焼きにタイ料理で使うスパイスとハーブを入れたもの。味付けはにんにくと唐辛子、โหระพา ホラパー(ミント)と รสดี ロッディーという味の素が出しているスープの素を入れているだけ。

これだけでかなりしっかりした味になるので一品だけでも十分におかずになる。

これを作るときにタイ料理の自炊の一番ベーシックな手順である、「ครก クロックと สาก サークでにんにくと唐辛子を潰す」という作業があるんだけど、毎回これをやってる時に立ち上ってくるにんにくと唐辛子の香りを嗅ぐとめちゃくちゃ幸せな気分になれます。彼女が「手伝おうか?」と言って来ても基本この工程に関しては自分の手でやるようにしております。

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↑素焼きの陶器のツボと木の棒でクロックの表面がザラザラしてる分よく潰れてくれる。以前プラスチック製のクロックを使ってた時は中々潰れずに時間がかかった。

叩いて潰すことで香りもよく出るので包丁みじん切りとかミキサーで細かく粉砕とかでは多分うまいことこの香りは出ないでしょう。タイで料理するならやっぱり家庭にひとつはこのクロックとサークは必需品ですな。

ข้าวคั่ว カオクア、พริกป่น プリックポンを作る 2014年01月19日

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↑ 上の砂みたいなものがข้าวคั่ว カオクア、手前の赤い粉がพริกป่น プリックポン。ปลารา パラーがまるで泥水みたいな色しているのに続き、このカオクアも見た目まるでただの砂なんで最初見たときにびっくりした記憶がある。

タイの東北地方イサーンに数日泊まってきて、また今回もいろいろと新しい体験をしてきたわけですが、今回始めてカオクアを作る過程を見てきました。

ข้าวคั่ว 炒ったもち米を砕いてパウダー状にしたイサーンの料理には必須の食材。イサーン料理に香ばしい香りと残ったもち米のつぶつぶがポリポリと微妙な歯ごたえになっておいしい。これげないとイサーン料理は成り立たないんじゃないかと思うほど。

作った、とは言っても作り方は単純なんで大げさに言うほとでもないが、とりあえず普通に鍋にもち米をざーっと放り込んで、結構な強火で炒っていく。ちなみにこのへんの工程は写真を撮り忘れました。

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そしてこれまた結構な焼き色になるまで炒って、それをクロックというソムタムを作る際のツボに放り込んでポクポク突いていく。彼女のお姉さんとこの家ではこんな長い突き棒があった。確かにこれだと長くて背を丸めて作業することもなく、さらには棒の自重があるので突くのも楽。これでもち米をザクザクついてるとすぐに粉末状になってます。

ただ、綺麗に細かいカオクワにしていくにはそれなりに時間かけて作業してやらなければダメでやっぱりそれなりに疲れる。

また、ほとんど同じような手順で乾燥唐辛子を買ってきて、鍋で炒って、ツボで突く พริกป่น プリックポンも作りました。これは袋に詰めて我々の家に持ち帰り。自炊の時に重宝します。

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↑ この時期ワンコも寒くて火のそばを離れない。たまに子犬同士じゃれあってて、火の中に倒れこんでキャンキャン言いながら走り回ってました。

新緑の季節? 2012年05月17日

うちのベランダのプランターからニョキニョキとこの2週間ぐらいでいろんな植物の芽が出てきた。

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こちら唐辛子の芽。基本うちは野菜系の食いカスをプランターに捨てている。ピーナッツの殻やら、腐りかけ唐辛子、先日の巨大バラクーダの鱗など。すべて土に帰り滋養となれ!というわけでうちのプランターに鼻を近づけてみると実に生臭いイサーンの深い藪の中みたいなホントの土の匂いがします。

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こちらは僕は初めて見る芽だったが、うちの彼女曰くマラコー(มะละกอ)、パパイヤらしい。が、ホントだかどうだか。それ以外にもトマトを捨ててあった場所にカピカピになった皮を持ち上げて新芽が出てきてたり。どう考えてもトマトの芽ですな。

不思議なのはこのプランターを置いたのは1年以上前で、ずーっと前から野菜カスは捨てていた。だからいつでも芽が伸びてくるチャンスはあったと思うんだけどなぜこの5月の時期に一斉に生えてくるのか??やっぱりタイでもいろんな植物が種から根を伸ばし始める季節みたいなものがあるんだろうか??