ไข่เจียวโหระพา カイチャオホラパー 2016年02月10日

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しばらくご無沙汰になっていたタイ料理の自炊をまた始めております。と言っても最近はほとんど手間をかけない料理を作ることを楽しみにしておりましてその中で大好きな料理は上の写真の ไข่เจียวโหระพา カイチャオホラパー。

これ、普通の卵焼きにタイ料理で使うスパイスとハーブを入れたもの。味付けはにんにくと唐辛子、โหระพา ホラパー(ミント)と รสดี ロッディーという味の素が出しているスープの素を入れているだけ。

これだけでかなりしっかりした味になるので一品だけでも十分におかずになる。

これを作るときにタイ料理の自炊の一番ベーシックな手順である、「ครก クロックと สาก サークでにんにくと唐辛子を潰す」という作業があるんだけど、毎回これをやってる時に立ち上ってくるにんにくと唐辛子の香りを嗅ぐとめちゃくちゃ幸せな気分になれます。彼女が「手伝おうか?」と言って来ても基本この工程に関しては自分の手でやるようにしております。

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↑素焼きの陶器のツボと木の棒でクロックの表面がザラザラしてる分よく潰れてくれる。以前プラスチック製のクロックを使ってた時は中々潰れずに時間がかかった。

叩いて潰すことで香りもよく出るので包丁みじん切りとかミキサーで細かく粉砕とかでは多分うまいことこの香りは出ないでしょう。タイで料理するならやっぱり家庭にひとつはこのクロックとサークは必需品ですな。

台所の主役 ครกクロックとสากサーク 2015年01月03日

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彼女の実家で貰ってきたものがもう一つ。それがこのครกクロックとสากサーク。クロックが臼でサークが突き棒です。タイの家庭の常備品(最近のバンコクの家庭にはあまりないのかもしれないけど)であるこの2つ、僕が8年前にバンコクで住み始めた時にちかくのスーパーで安いプラスチック製を買って今までずーっと使い続けてきたが、どうも彼女が実家で「プラスチックのなんか使えないよ、 ちゃんと素焼きのクロックを使え」と言われて、わざわざお姉さんが買ってきてくれたそうな。

これがまたサークのほうがめちゃくちゃどっしりした木を使ってあり、クロックの方は素焼きのツボだが分厚い作りでもないけど片手で持てないぐらいに重い。ただ実際に使ってみてわかったけど臼も棒も自重がしっかりあるから唐辛子や玉ねぎやその他ハーブを粉砕するのがプラスチックよりも全然楽にできる。素焼きのツボやからクロックの内壁がザラザラしてるのもいいのかもね。このザラザラした表面でさらにサークで突いている際にプラスっちのものよりも摩擦が高くてより細かく簡単に潰れてくれるんだろう。

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キッチンの道具なんて軽いほうが絶対にイイね、と思ってたけど重いほうがいいものもやっぱりちゃんとあるんですな。