赤米カオニャオ 2015年01月02日

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彼女の実家で分けて貰った赤米のカオニャオ(もち米)。最近こっちで買った電気釜に最初からついてきたアタッチメントで蒸し器があって、それを使えばちゃんと蒸し物が出来ることが分かったので田舎でもち米を貰ってみた(タイではもち米を蒸してそれを外気に晒し、適度に水分を飛ばした状態で手で掴んで食べる)。

もらう時に「これ、オーガニックで、ケミカルまったく使ってないもち米だよ」と言われたが個人的には冷静に「オーガニックがそのまま直結で美味いとは限らないよ、オーガニックで美味い作物ほど作るのが難しいんとちゃうかな」と思っていたが、実際に彼女が蒸してみて、普段は炭水化物を食わないようにしているんだが、摘まんでみてびっくり。

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↑ 一晩水に浸けたところ。

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↑ カオニャオを蒸した後はこういう竹で編んだ平たいザルみたいなもので、、、

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↑ ここに一度おいてしゃもじで切るように広げて炊きたての水分が多くてベタベタしてる状態から水分を飛ばして手に付かないようにします。

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↑ んで、おひつに入れると。

これがめちゃんくちゃ美味いんである。赤米で玄米的な香ばしい香りと、ついでに貰ってきたタイ式の竹で編んだおひつの香りも手伝ってえも言われん素晴らしい芳香。赤米だから硬くて食いにくいかと思われたがそんな事もなく噛みごたえはいつもの白米のカオニャオレベル。ああ、これは手が止まらんわ。とバクバクいつになく完食。素晴らしい旨さ。ただ、やっぱり米の食いすぎで晩飯後は腹がとても重くなって動けず、本を読みながら寝落ちしてしまった。美味いけどやっぱり米食うのは体調に良くないなと再認識です。

でもまあ新年初日からいい食べ物でした。

完全に自然調達のカオラーム 2014年12月28日

タイのココナッツ削り器をご存知でしょうか。田舎なんかに行くと必ず台所で見かける、小さな木馬の先におろし金が付いていて、それで実の厚くなったココナッツを削り取って熱湯などを注ぎ、ココナッツミルクにすると聞いていたが初めて実際に作業しているところを見ました。ちなみにこの道具、昔は国から各家庭に一台配られたような、それほどタイの食生活には浸透したものだったとそういう話を何かの本で読みました。

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さて手作業でココナッツミルクを作って、さらには横の林でなんかギーコギーコやってるなと思ってたら、

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こんな竹をこれまた手作業で頃合いのサイズに切り揃え、

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削ったココナッツの実のいく部分かともち米、赤米を混ぜあわせ、

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竹の中にもち米を詰めていきます。

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それにココナッツミルクを注いで竹ごと火にくべて中のもち米を蒸し焼き状態にして完成なんだが、ちょっと最後まで見ていく時間がなかった。残念。

ついでに横でタロ芋を刻んで、さっきのココナッツミルクと砂糖と塩で煮込んだお菓子も作っていた。

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しかし、ココナッツミルクから容器になる竹からもち米に至るまで全部自分とこで取れたもの、手作業で下ごしらえして買ってきたものゼロでお菓子を作るってのはなかなか素晴らしいもんですな。都会に住んでるとまず不可能だし、田舎でもこれだけ全部一から作ることって少ないと思います。。。こういうのを見てるとやっぱりその土地それぞれに地産地消のものがちゃんとあるのだなあと感心。

ข้าวเหนียวห่อใบตอง カオニャオホーバイトーン 2014年10月13日

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最近なんだかメシ屋(屋台以上)でカオニャオを頼むとこの形態で出てくることが多くなったような気がする。バンコクでは流行ってるんかね?これはもち米である ข้าวเหนียว カオニャオをバナナの葉っぱである ใบตอง バイトーンに包んで ห่อ (ホー)、蒸したものであります。普通の真っ白の精白もち米で出てくるところもあれば、赤米を足して赤飯のように赤く色づけしたものが半分ぐらい入って出てくることも多い。当然ながら昔は食べ物の包み紙や容器としてバナナの葉っぱはよく使っていたそうで、レトロ回帰ですな。

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普通はカオニャオ頼むと左のような竹で編んだミニおひつみたいなものに入って出てくるんだけど、この ข้าวเหนียวห่อใบตอง カオニャオホーバイトーンの場合は右みたいにちまき然とした風体で出てきます。バイトーンで包まれて出てくるものは独特の香りがもち米についていてぐっと香り高くなっている。確かにこれで食べるのはおいしい。タイもいろいろと昔のスタイルを持ちだしてレトロとかなんとかそういうパッケージを施して再度マーケティングしてるんですな。国内消費が成熟していくと、今度はその過程で捨てていったものの見直しが入るという流れは日本も同じでしたな。まあ経済の必須の過程なのかもしれません。

Swensen’s のマンゴーケーキ? 2014年04月16日

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LowCarbダイエットだと言ってるのに日本への一時帰国時から食事の内容がかなりダラダラになってきております。んで、ソンクランの超暑い気温の中でやっぱりアイスクリームがうまくてついつい季節もののマンゴーアイスクリームなんかを常食してしまっています。

バンコクのフランチャイズ系のアイスクリーム屋で一番うまいなと思うのは以前も書きましたがDQのカオニャオマムアンのブリザード。そしてそんなにマンゴーっぽくはないけどやっぱりSwensen’sのマンゴーアイスクリーム。期間限定メニューで1スクープのメニュー、2スクープのメニュー、3スクープのメニューといろいろ量的に揃っております。

そんなアイスクリームを食らいながらテーブル上のメニューを見てたら上の写真のようなメニューも。マンゴーケーキ。Swensen’sはアイスクリームパーラーなんでケーキとは言っても基本はアイスクリームケーキだろう。タイではカオニャオマムアンという食い方が人気があって、これは黄色く熟れたマンゴーをココナッツミルクで甘く炊いたもち米の上に載せて、さらにまたココナッツミルクをかけて食べるというコテコテで成人病まっしぐら系の食べ方なんだが多分これを模しているんだろう、ケーキのどまんなかにもち米(緑色)がどっさり。何もケーキにこんなもち米いっぱい入れなくてもという見た目。下の写真の断面にもご注目。ちょこっと載せただけではなくてご丁寧にちゃんとケーキを掘り下げてどっさり入っている。これを見て同僚が「ケーキって冷やすんでしょう?冷えたもち米って固そう。。食えるんかな?」と言っておりました。確かにその疑問はあるなあ。。

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一度買って食ってみたいのは山々なんですが、この量をちょこっとだけ食べて残すのももったいないし、お値段もケーキまるごとひとつで800THB以上してたのでなかなか手が出ません。。。

誰か経験者居られませんか??

DQのマンゴーアイスクリーム 2014年03月17日

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健康診断終わったらまたこんなものを食ってしまってます。。先のSwensen’sのマンゴーアイスクリームに続き今度はDQ(Dairy Queen)というアメリカのソフトクリーム屋チェーンの季節商品、マンゴーアイスクリームです。

Blizzardというシェイク製品でチョコとかバニラの通常の製品はお店から手渡してくれる際に、何故か一旦容器を180度ひっくり返してしっかり固まったアイスクリームを見せて渡してくれる。何の意味があるのかは、、、知らん。

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今回のマンゴーアイスクリームもSwensen’sの時と同じくもち米入り。他にもマンゴー&ブラウニーとか適当に考えてるとしか思えない商品も。

以前このDQのチョコのBlizzard食った時にちょっと水っぽいなと思ったんだが、それが今回ちょうどよく作用し、あまり乳製品のこってりが舌に残りすぎないあっさりめのマンゴーアイスクリームになってて全然Swensen’sより食いやすかった。ソフトクリームとマンゴーフレイバーのソースを思いっきり撹拌して作るんだけど、かなり香りのたつフレイバーを使ってるのでマンゴーらしい香りもちゃんと楽しめる。個人的にはマンゴーアイスクリームに関してだけはDQのほうがイケると思います。

お値段も39THBのところがプロモーション中で33THBとSwensen’sと比べても断然お安い。

これもまたCentralなどのバンコクのデパートには結構入っているので旅行者の方などは話しのネタに食ってみるのがいいかと思います。。。