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タイのスーパーで初めて玄米もちごめを見た 2017年04月27日
タイのバンコク、今までスーパーでタイ米の玄米は見たことがあったけど、もち米の玄米は見たことがなかった。で、先日初めて見かけた。それが上の写真。
一袋2kgもあったので勢いで買うのは躊躇したがとりあえずバンコクでももち米玄米が売ってるんだなと納得しました。
最近自炊の玄米食にハマっておりますが、日本人として一番パワーが出る定番食というのは「玄米+漬物+汁物」というシンプル粗食という話もあるようですな。たぶん国内のどこでも手に入りやすくて、かつ少量で一番パワーが出る食事ってのが最適化されて上記のようなメニューになってるのだろうと思う。米に関しても100年も200年も前ならたぶん一般の人の食事の米ってのはあまり精白はしてなかったんじゃないかと。腸内細菌の適切な活動を促すために食物繊維が必要で炭水化物だけの白米より食物繊維たっぷりの玄米で腸内細菌もうまく動いていたんじゃないかと。
タイ人、うちの彼女の実家、つまりイサーンのほうの人のこういうベーシックなパワーフードってのはやはりもち米玄米とソムタムじゃないかね。ソムタムも基本的には非加熱、動物性食材がほとんど入らない料理でイサーンの自然界の細菌がそのまま胃腸に届くし食物繊維豊富、そしてうるち米と比べても格段に痛みにくいもち米の玄米。やっぱりこれでしょう。聞けば彼女の実家では小さい頃はやはり黄色い(未精白)の米ばかり食っていたとのことでその後に精米機が普及してだんだんと流通するもち米も白いものがほとんどになっていったんでしょうな。彼女の小さい頃は鶏肉ですらあまり食わなかったらしい。家で飼ってる鶏でも潰すことはまれだったようです。まあひとつの家庭で買う鶏の数なんか知れてるし一回鶏をつぶしたら次が育つまでかなり待たないといけないし、これだけ毎日鶏や豚や牛を食う生活ってのはやっぱりアメリカ式畜産が入ってきてからなのかなと。
というようにいろいろと考えるところありますが、実はもち米の玄米って食ったことがないので一度買って自宅で蒸して食ってみたいと思います。
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↑ 日本でもあるんですな。
田舎のカオニャオはなんでこんなにうまいのか 2017年04月20日
毎回毎回イサーンの田舎に行くと思うのがホント ข้าวเหนียว カオニャオ、もち米がうまいってこと。
田舎のカオニャオはバンコクのイサーン屋台で食うカオニャオよりも若干色が黄色い。穀物なんだからそんなもんだろうと思うけど、バンコクの屋台などで出て来るカオニャオは純白。そしてもち米の香りも薄い。
味はなかなか説明し難い。どちらももち米。それはそうなんだけど、イサーンで食うカオニャオの方が穀物らしい雑味がします。玄米のような穀物らしい香ばしい香りも田舎の方が若干強いような気がします。
どちらもバンコクとイサーン比べてわずかな差なんですが、なぜか田舎のカオニャオはうまくてうまくてなかなか手が止まらない感じです。一晩置いて再度蒸し直したカオニャオも臭くもなく同じく美味いのがいいところですな。
手が止まらず毎回食いすぎてしまい、よく食うからうちの彼女の実家の人も「それそれ、食え!もっと食え!」と喜んで勧めてきてさらに食いすぎます。
また今年もマンゴーの季節!!アイスクリームもマンゴー系で。 2016年03月01日
もうすでに今年も3月に入りました。タイの正月ソンクランは4月半ば。もう一ヶ月ちょい。今年は結構寒い日もあったりしますが、だんだんとソンクランに向けて暑くなってきてます。
んで、ソンクランといえばマンゴーの季節。黄色いマンゴーがごーろごろ。ソンクランに車で田舎の国道を走ってるとそこかしこで竹竿みたいなので国道沿いのマンゴーの木から実を家族総出で取ってるのをよく見かけます。
バンコクではスーパーやらアイスクリーム屋やらで一斉にマンゴーシーズン開始。
うちは早速マンゴー3つほど買って自宅で食ってみる。。
買った当日は全然熟れてなくて酸っぱかったけど3日ほど置いたら熟れ熟れ状態で柔らかく、あのなめらかな舌触りと熟れ熟れマンゴーらしい甘み。いいですなー。ドリアン好きだけどマンゴーもええですな。
そしてアイスクリームパーラー Swensen’sでもマンゴーのアイスクリームが今年も登場。タイらしく、カオニャオマムアン(マンゴーのもち米添え)のアイスクリームが。屋台デザートなどで有名なカオニャオマムアンはアイスクリームでも定番。
黄色いマンゴーアイスの横の緑色に色付け(バイトゥーイ ใบเตย というタイのハーブで色付け。まあここのは着色料でしょうけど)され、ココナッツミルクとともに甘く炊かれたもち米が添えられています。
さらにデイリークイーン、DQでもカオニャオマムアンが販売。こちらはこのようなカップ式のマンゴーアイスクリームにもち米をゴッテリ載せて。
個人的にはSwensen’sのものよりもDQのほうがよりマンゴーっぽくて好きかな??
しかし、毎年この時期になると同じことを書いてますな。。。
มะม่วง マムアン、マンゴーの季節 2015年03月16日
“DSC_0044.JPG by Naruemon Buengmoon, on Flickr”
3月に入って半ば、もう後1ヶ月でタイ正月のソンクランを迎えます。季節的には一番暑い酷暑期。そしてこの時期からタイはフルーツのおいしい季節になります。
“ข้าวเหนียวมะม่วง by Jarawee S., on Flickr”
ソンクランで一番に思い浮かべるのはมะม่วง、マムアン、マンゴーですな。日本でも有名なのは、黄色に熟した甘酸っぱいジューシーなマンゴーだと思いますが、それ以外にもタイ現地では熟してない青いマンゴーも普通に食べます。熟してないので歯触りゴリゴリで噛みごたえがあり、甘みはほとんどなくさっぱりとした酸味があって、これに甘辛いタレを付けて食べたり、千切りにしてヤムマムアンにしたり、はたまたこのヤムマムアンを揚げた魚の上にトッピングして食べたりします。
“ตำมะม่วงปู by Sugree Phatanapherom, on Flickr”
どっちかというと果物というよりかは野菜という感じで食ってますな。昔からこの時期には豊富に取れるものだったからか食べ方は実に豊富です。当然ながら熟した黄色いのはデザートとしてカオニャオマムアン(マンゴーと甘く炊いたもち米を添えたもの)なんかは西洋人にも大人気。
実際、ソンクランに彼女の田舎に向かってる途中でも道路の脇のほうでマンゴーの実を取っている家族をよく見かけるくらい。普通に家の庭や近くの林の木にいくらでもなってるから適当に取ってきて食べる、そんな感じ。
最近もまた、มะม่วงแก้วขมิ้น、マムアンゲーォカミンという、外目は熟していない緑のマンゴーで、切ってみると中身は黄色で熟したマンゴーのよう。でも食ってみると歯触りゴリゴリですっぱい熟してないマンゴーというちょっと変わった品種のものも初めて食いました。聞いてみると別に新しい品種でもないみたいで多分昔からあるものなんだろうけど、タイに8年居てもまだまだ知らないこといっぱいでおもしろいもんですな。
さあドリアンの季節まであとちょっと。