結局タブレットって要らないのかもね 2014年07月31日

Tablet Vs. Ereader

表題の通りなのですが、僕の使ってきた歴代のタブレットマシンを考えると

iPad 1gen, 2010年 : iPad is here.
iPadがタイ国内でまだ正式販売されていないうちに輸入モノを購入。これもまた衝動買いで、めちゃ高かった。しかもずっしり重く、2011年半ばぐらいまでは使っていたが持ち歩きにも、使用するにも重くてだんだんと使わなくなり、日本に居る両親にあげてしまった。

Samsung Galaxy Tab 7.7, 2012年 : Samsung Galaxy Tab 7.7 P6800 2012年01月27日
これを衝動買いする前から電子書籍リーダーが欲しくてまだ日本でもサービスを開始していなかったアマゾンのKindle(E-ink Reader)を買おうかどうか迷っていた。そんな時にこの7インチタブレットが。片手持ちに最適なサイズ、重量で中々重宝した。

iPad 4gen, 2013年 : iPad第4世代を買いました 2013年02月16日
その後、もう一回iPadでノートPCの代わりが出来ないかといろいろやって見たくて購入。しかし、大ヒットしたiPad2と比べてRetina化はしたものの本体の厚みが増し、重量も増したiPadはやっぱり重くて使いづらいという初代を手にした時と同じ結論にたどり着き。。

iPad Air, 2013年 : iPad Air を買いました 2013年11月10日
その年の年末にiPad 4genを下取りし、軽くて薄いiPad Airに乗り換え。しかししかし、やはりデカくて取り扱いに困るところが幾つか。。

ASUS Nexus7(2012), 2013年
iPad Airを購入した後でもAndroidタブレットも触りたくて価格が非常にお手頃になっているNexus7の第一世代を購入して使っていた。こちらはGalaxy Tab7.7よりも小さく手にすっぽり収まる安心サイズ。これは持ち歩き、普段使いにも最適。後述するが、やっぱりタブレットって要らないんじゃないかと思った今でもこの端末は家に置いてある。ベッドで動画見たりするとき用の端末で今はあまり持ち出さない。

楽天 Kobo Touch, 2012年 : 楽天kobo touchが来たんだが。 2012年09月22日
電子書籍リーダーは2012年から楽天のKoboを買った。初めてのE-inkリーダー。本なんで操作性とか細かいところは多くを求めないが、やっぱりバッテリの持ちが重要ですな。Koboのダメだったところはサービス開始時の仕様の詰め方が悪く、使い方が非常にややこしかったのと、端末が値段相応に非常に安っぽくてユーザーにすぐ飽きられてしまったとこだろう。

Amazon Kindle Paperwhite, 2013年 : Kindle Paperwhiteを買いました 2013年05月31日
たしかこの年から日本でもサービスの始まったAmazon Kindle。他のタブレットやスマートフォンですでにKindleのサービスは利用していたがバッテリーの持ちを考えてE-Ink端末を購入。後必須条件はバックライト付きE-inkディスプレイで有ること。バックライト付きで無いと夕方や車の中などちょっと暗い場所で全然読めない。先のKobo Touch端末で学んだことはこれだけ。バックライト付きでも通常のタブレットと違いかなりバッテリは持つので心配ご無用。これも今だ所有している。旅行先や移動中などで電源の確保がむつかしい場合でも、このKindle Paperwhiteならちゃんと使える。その状況で数時間しか持たないスマートフォンやタブレットではやはり片手落ちなんである。

まあ、だいたい、今まで買ったタブレット端末を振り返って見たけど、最終的に考えることは、スマートフォンは手放せないけど、タブレットは最終的になくても困らない。

ちょっと出かける際にスマートフォンは持って出るけどタブレットはカバンがいるから持って出ない。今週の高城剛氏のメルマガではiPad miniの画面の大きさが快適すぎてあまりiPhoneを使わなくなったと書かれてて、しかもこの人が凄いのはiPad miniが入るポケットを付けたジーンズを特注したらしい。結局タブレットの場合、持ち歩きの方法を考える必要があって、スマートフォンの場合ポケットの有る服ならいつでも持ち出せる。

さらには個人的にブログの文章などを下書きするのに、スマートフォンサイズのフリックキーボードなら片手の中で扱えて早くて快適だけれど、iPad miniでもフリック入力を行うと大きすぎて無理すると端末を落としそうになる。

写真を撮るにもスマートフォンはパッと取って撮れるが、タブレットはカバンから取り出してと手間がかかる。

タブレットでしないといけない作業があるならMacBook Airを持ち出せばいいという結論で、僕の場合写真をやり出したのでRAW現像をやるが、やっぱり画面のデカくてストレージもそれなりにあるMacBook Airがいいと思ってしまう。

こう考えるとやっぱタブレット要らないんじゃないかという結論で本を読む時だけKindle Paperwhiteを持ち出せばよいのである。カバンも軽くなるし。

これからしばらくはiPhone5S + macBook Air + Amazon Kindle Paperwhite でまわしてみます。また数カ月後に別の事を言ってるかどうかが楽しみであります。

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↑ なんだかんだ言って、タブレットより、これがあればいいんじゃないかな?

Kindle Keyboard活用法 & Koboディスク容量拡張 2013年05月23日

Kindle paperwhite vs. Kindle Keyboard
“Kindle paperwhite vs. Kindle Keyboard” photo by gillyberlin
↑ これの左が最新のKindle Paperwhite、右がKindle Keyboard。

・Kindle Paperwhiteを買った

KindleのPaperwhiteって7,980円という低価格で売っていて、最近Kindleで買った本も数十冊というぐらいにたまってきたのでE-inkリーダーでも買っとくかということでとりあえず買った。

実際にモノが届くのは今週末ぐらいになる予定で、日本からハンドキャリーで持ってきてもらう予定。

・Kindle Keyboard??

しかし、最近バックパッカー系のサイトを見ていると、Kindle関連で面白い投稿がいくつかあった。そこではバックパッカーの必須ツールとして2世代前のKindle Keyboardが挙げられている。なんでまたこんな古い機種なのかというと、Kindleに実装されている携帯電話の3G回線の通信モジュールがキモで、操作性は悪いもののKindle Keyboardの3G接続はSIMが事前に挿入されており交換不可。しかし、Eブックデータのダウンロード用に通信費はすべてAmazonが負担しているというもの。これが海外でも自動的にローミングして通信ができるのであります。海外でも通信費用は全部タダ。

これ、国から国へ移動してもSIMカードを新調することなく、ネットに繋がるということでGoogle MapやGmailが使えるらしい。今の新しいモデルのKindleにも3G対応版があるが、どうも通信に制限が掛かっているらしく、Eブックの購入やWikipediaぐらいしか今は接続できなくなっている模様。だからKindle Keyboardが重宝するらしい。eBayで見てみるとKindle Keyboardは大体50USDぐらいで中古で売りに出てるから結構お安い。ただし、この世代のKindleは今の日本のKindleで購入したEブックは同期できず読めないので新たな書籍を読むことはできない。自炊データを自分で転送させて読む、ということなら使えるかも。でもEブックリーダーとしての機能がどうのこうのということではなく、インターネット接続端末としての機能性がバックパッカーのウェブサイトでは重視されている。

そんなこんなをいろいろWebで調べていたら、去年の半ばに買った楽天のKobo Touchにまだ未読の本が入っていたことを思い出した。んで読み進めていたんだが、Kobo Touchのほうはネット上に以下のような改造TIPSが出ていた。

・楽天Kobo Touch 拡張

kobo touchの内部ストレージを増設してみる – 年収60万円のblog術

Kobo Touchの内蔵ストレージは2GBとなっており、その2GB内でシステム領域も取られているので実質書籍のストレージ領域として使用できるのは2GB以下となっていて、純粋にテキストの書籍データならそれほど気にならないが、自炊データや漫画のEブックを購入している人には2GBはちょっと心許ない容量だと思われる。

そもそも、Kobo TouchはSDカードスロットが付いているのでそこにSDカードを刺してストレージを拡張することはできる。しかししかし、上記の改造TIPSで載っているのは内蔵のストレージ拡張。実はKobo Touchはカラーのハメコミ背面パネルをパチパチと外していくとSDカードが内部に刺さっていてストレージはSDカードを使って確保している模様。これのパーティションイメージをddコマンドなどでバックアップして32GBなどのSDカードにコピー、その後、書籍保存領域のFAT32のパーティションをパーティションツールを使って拡張してしまえば内蔵32GB、外付けSDカード32GBの計64GBぐらいまでは拡張できるのである。

これはこれで自炊データをいっぱい持っている人には心強い容量。楽天Kobo Touchは個人的にはKindleよりも操作性、ディスプレイの視認性では劣るが、このストレージの大きさを活かして自炊の地球の歩き方などを数十カ国分とかコピーして持ち歩くことができる。それで重量は200g以下になる。電子書籍リーダーで今の御時世ガイドブックが重くてたまらんなどというくだらない悩みは解決なんであります。

・でもKindle Paperwhiteは純粋に読書用

というわけでタブレットの影に隠れがちなEブックリーダーですが、いろいろ調べていくとこのような地味な活用法があったりで中々面白いもんです。久しぶりにEブックリーダーで本を読んでみたが、TwitterやFBのプッシュ通知で邪魔が入ったりせず、落ち着いて本が読めるのがとてもいい。今度届くKindle Paperwhiteも純粋に本読み用のデバイスとして活用したいのです。

Kindle Paperwhite
Kindle Paperwhite

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iPhoneアプリ開発奮闘記 またよしれい 2013年02月17日

iPhone+ObjC Class - Intimidation!
“iPhone+ObjC Class – Intimidation!” photo by Schmarty

1月頭にGalaxy Tabにインストールしたkoboのアプリがキャンペーン対象だったらしく、楽天から500円×2枚のクーポンが届いたのでさっそく忘れないうちに購入した電子書籍がこちら。もともとはiPhoneアプリ開発者、人気ブロガーのまたよしれい氏の著作。450円というリーズナブルな価格になっていたので買ってみたけど、ホントにこれ、紙の本で出てたの?ってぐらい短い。と思ってたら最初から電子書籍でのみ発行されていた本のようで電子書籍を念頭に置いたコンテンツの量なんだな。

Last Day. jp
↑ 著者のブログサイト
自己紹介 | Last Day. jp
↑ 著者プロフィール
電子書籍『iPhoneアプリ開発奮闘記』を出版しました。 | Last Day. jp
↑ 「iPhoneアプリ開発奮闘記」のリリースに関するブログエントリ。

発行は2011年8月6日に発行された本だから内容的にはちょっと古い。iPhoneアプリの制作を通じて学んできたことを専門的な用語をほとんど使わず書かれているのでかなり読みやすく、内容も理解しやすく明らかに初心者向け。今最初のiPhoneアプリを作成してますって人にはいいのかもしれないけど、すでにいくつもアプリを作成した経験がある人なら正直あまり勉強になることはないかもしれない。また、アプリ開発奮闘記ってことでなかなかプログラミングの勉強が捗らず悩んでいる人が効率的な勉強法を求めて購入することもあるかもしれないが、そのような勉強法みたいなことも書かれてはいない(てかプログラミングの勉強法って結局本読むよりも実際に自分で何らかのアプリを組んでみる以外内容な気もするが)。個人でのアプリ開発のノウハウ、Tips的な情報になっています。僕個人的にはあまり新しい内容はほとんどなかったが、「ああ、この人はこうやっていったのか」という事例を一つ学んだという感じですかね。前著である「たった2ヶ月でiPhoneアプリをリリースするためにやったこと」のほうが内容的にはしっかりしてそうなのでそっちの方を読んで見たくなる本ですな。

今でも腐る程あるけどダイエットアプリでも作ってみるかな。。。

iPhoneアプリ開発奮闘記 ~初めての開発で僕が学んだこと そして僕の周りで変わったこと (impress QuickBooks) iPhoneアプリ開発奮闘記 ~初めての開発で僕が学んだこと そして僕の周りで変わったこと (impress QuickBooks)
またよし れい

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さらに楽天koboについて 2012年09月28日

やっとkobo touchが使えるようになってとりあえず一冊本を買って読んでみてるが、やっぱりkobo touchで買いたい本をブラウズして、すぐに買えるのはいい。ちょっと便利すぎてついつい買い過ぎそうなぐらいで、こうやってちゃんと動作してるととても便利なデバイスであります。

しかし一点、今までGalaxy Tabのバックライト付きの液晶でずっと自炊データを読んで来たのもあって、いきなりE-inkディスプレイで本を読み始めると画面の暗さに少々戸惑う。基本的に会社の仕事で車の移動がなければ少なくとも8時間は毎日液晶ディスプレイを見続け、家に帰ってからも基本起きてる時間の70−80%はPCの前に座っているのでバックライト液晶に目が慣れてしまっているのかもしれない。僕の場合PCディスプレイを一日10時間眺めていてもほとんど目がチカチカするようなこともない。または年のせいで光量がないと目が文字を判別しずらくなってきている?

というようなこともあって、E-inkディスプレイは日が暮れてから読書してる時に逆光になった時などに暗い。他の人はどうなんだろうか?

てなわけでKobo GloKindle Paperwhiteのほうがいいのかな?という気がする。バッテリの持ちは悪くなるだろうけど暗いところでフロントライトがあったほうがいい。でもでも、やっぱり日本語書籍がAndroidのタブレットやiPadで読めるようになればそれですべて解決なんだな。

楽天koboの電子書籍を海外で買ってみる 2012年09月21日

Kobo Touch
↑ これは海外版パッケージ

前回の僕の日本への一時帰国が7月14日から19日にかけて。一時帰国に合わせて購入したNikonのD3100のバッグを探してJoshinなどをウロウロしていた際に衝撃的なPOPが目に入った。

「楽天Kobo 7月19日発売!」

えー!楽天が電子書籍リーダーをAmazonに先駆けて発売するんか?!とびっくり仰天。恥ずかしながらその時までこの情報をまったく知らなかったです。値段も安かったから買って帰りたかったがちょうどタイ帰国日が発売日となっていてさすがに購入できなかった。

今回、知り合いが一時帰国するにあたり、知り合いの実家に送りつけてハンドキャリーしてもらった。が、まだ実際のkobo touchは僕の手元にない。それでもちょっとどんな本があるのか見てみたくてMacの用のプログラムをインストールしたり、Webのほうからブックストアにラインナップされている書籍の確認をしようと思っていた。

ところがWebもデスクトップアプリも全然日本語書籍が表示されない。どうなってるんだろうと思っていたらFacebookにこれまた衝撃的な書き込みが。

私も買いましたが、タイのパソコンから登録すると日本の本が地域外と表示されてしましました。。。買えない。。。

ガビーン。もうすぐ日本語でもサービス開始するはずのAmazon Kindleを待つのがよいか、kobo touch買うのがよいか散々迷ったのに。。。安いとはいえ、クレジットカードの締め日に近い日に円高日本の商品をタイバーツ立てのクレジットカードで無理矢理買ったのに。。。なんともはや、残念。。。。

と思ってましたが、僕がhulu.jpやNHKオンデマンドなどを見るために立てた日本にある匿名プロキシをとりあえず試してみたところ、、、あ、日本語書籍が表示された!動きが違う!やっぱりアクセス元IPアドレスを見ながら動作を変えてる!ってな訳でいろいろテストしてみた結果。

・Webのブックストアからは日本語書籍が表示されて、タイのクレジットカードでも問題なく購入できた

・デスクトップアプリからは依然として日本語書籍が表示されないが、Webのブックストアで購入した書籍はデスクトップアプリへ同期された。しかし、デスクトップアプリから読むことができない。。。おい!MacやPCで読むことができないってどういうこと?

・iPhoneにKoboのアプリを入れてログイン。同期を行うとWebのブックストアで購入した書籍が同期されてiPhoneで読めるようになった。画面が小さい。kobo touchが待ち遠しいなあ。

・Galaxy Tab7.7にkoboのアプリを入れてログイン。同期を行うとWebのブックストアで購入した書籍が同期されてGalaxy Tabで読めるようになった。画面サイズはちょうどいい。ん?kobo touchって必要か?

というふうに微妙な空気になってきました。別にkobo touch、なくてもいいんじゃないの?みたいな感じ。いや、でもE-inkディスプレイデバイスは初めてだし楽しみは楽しみ。まあそれはそれとして上記の匿名プロキシに関しては僕が地味にサービスを提供しています。手作りサービスで月額360円。プロキシ立てれる技術のある人でも日本のサーバレンタルして個人で立てるなら最低でも月1000円はかかると思います。それを月額360円で。お安いっすよ。2週間のお試し期間ついてます。koboもそうですが、海外からhulu.jpが見れるようになるのは結構大きいと思います。

プロキシー接続サービス 月額360円にて提供

※ 2012/09/29 updated!
上記、いろいろと書籍データが同期されないなどの問題がありましたが、後日解決しました。顛末はこちらに記載しました。