Kobo TouchにAndoridを入れる 2014年04月23日

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バッテリの持ちが抜群なタブレットがあればなあ、、、という願望を実現すべく、手持ちの楽天Kobo TouchにAndroidを入れてみることに。

Kindle購入以降はまったくと言っていいほど出番がなくなったKobo Touchが久しぶりに登場。以前Koto Touchの内蔵ストレージの容量拡張作業などを行ったことはあるのでKobo Touchのバラシは慣れたもの。

Kindle Keyboard活用法 & Koboディスク容量拡張 2013年05月23日

本体をぐいっとひねれば裏面パネルの角に近いハメコミ箇所がパコっと浮くのでその辺に爪を入れてぐいぐい開けてやればすぐに裏面パネルが外れるので、中のメインボードのちょうど真ん中ぐらいのSDカードを取り外し、WindowsでAndroidのディスクイメージを書き込んでやればとりあえずOKとのこと。SDカードを挿入して再度裏面パネルをハメ込んで終わり。

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Kobo TouchのオリジナルのシステムはどうもLinuxらしく、Koboのシステムを維持しながらTelnetなどのサービスを立ち上げるにはパッチの適用が必要みたいだけど、このAndroid化の場合はただ単にディスクイメージをSDに焼いてあげるだけの簡単インストール。

WindowsのWin32diskimagerというアプリケーションでimgを焼くのに数十分。単純なダンプとはいえ時間がかかる。。。

そしてなんとか終了して元のKobo Touchに入れなおし、起動!

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おお!素晴らしい!E-ink ディスプレイ一面に浮かびあがるAndroid Robot。

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ところが、、、この上の画面でループ。いつまで経ってもホーム画面が出てきませんでした。。。。うーん、ちょっと残念。でもまだもう少し諦めずネット上の情報をいろいろかき集めてもうちょっとトライしてみます。でもE-inkの白黒ディスプレイにAndroidの画面が出てくるのは超新鮮であります。うまくシステム動けばかなり面白いデバイスが出来上がりそう。。。

さらに楽天koboについて 2012年09月28日

やっとkobo touchが使えるようになってとりあえず一冊本を買って読んでみてるが、やっぱりkobo touchで買いたい本をブラウズして、すぐに買えるのはいい。ちょっと便利すぎてついつい買い過ぎそうなぐらいで、こうやってちゃんと動作してるととても便利なデバイスであります。

しかし一点、今までGalaxy Tabのバックライト付きの液晶でずっと自炊データを読んで来たのもあって、いきなりE-inkディスプレイで本を読み始めると画面の暗さに少々戸惑う。基本的に会社の仕事で車の移動がなければ少なくとも8時間は毎日液晶ディスプレイを見続け、家に帰ってからも基本起きてる時間の70−80%はPCの前に座っているのでバックライト液晶に目が慣れてしまっているのかもしれない。僕の場合PCディスプレイを一日10時間眺めていてもほとんど目がチカチカするようなこともない。または年のせいで光量がないと目が文字を判別しずらくなってきている?

というようなこともあって、E-inkディスプレイは日が暮れてから読書してる時に逆光になった時などに暗い。他の人はどうなんだろうか?

てなわけでKobo GloKindle Paperwhiteのほうがいいのかな?という気がする。バッテリの持ちは悪くなるだろうけど暗いところでフロントライトがあったほうがいい。でもでも、やっぱり日本語書籍がAndroidのタブレットやiPadで読めるようになればそれですべて解決なんだな。

その後の楽天kobo 2012年09月27日

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kobo touchが自宅に届いてから、kobo touchのセットアップをして、kobo touchやkobo desktopで日本語書籍が表示されない問題やWebのブックストアから購入した本がうまくkobo touchに同期されないなどの問題をいろいろテストしてみたが、中々うまくいかなかった。「kobo touchはもう自炊データ専門リーダー決定かな」と思っていたが、いままでMacでずーっとテストしていたのを土日時間があるのでWindowsマシンでテストしてみてうまくいくかどうか、うまくいかなかったら自炊データ専門リーダーとして活躍してもらうつもりだった。

楽天koboの電子書籍を海外で買ってみる 2012年09月21日

この辺に書いたようにやっぱり楽天koboも海外からの購入を認めていない模様で、海外のIPからの接続では日本語書籍が表示されず、検索にも引っかかって来ず、購入することができない。さらには上のリンクの通り、日本に設置しているプロキシサーバを利用してトライしてみたが、Webのブックストアから購入はできるがそれがkobo desktopやkobo touchに同期されたり、同期されなかったりでなんか動きが怪しかった。ただし、nanapiを見てみるとkobo desktopはプロキシの設定が可能なようで、「Ctrl + Shift + P」を押すことでプロキシのオン・オフが切り替えられるようになっている。

プロキシを通じてkoboをセットアップする方法 | nanapi [ナナピ]

Macでは「Command + Shift + P」で同じように”Proxy Server enabled”みたいなメッセージが出てきたので、このショートカットキーでプロキシ設定を適用していた。そしてWindowsで試そうとしていた際に楽天koboのヘルプページで1つ重要な情報を確認。

現在、日本国外で日本版のkoboサービスをご利用いただくにあたり、機能制限がございます。そのうち一部の機能制限については将来なくなる予定です。それまでの間ご不便をおかけいたしまして申し訳ございません。

【現在存在し、将来撤廃予定の制限事項】

日本国外では、kobo電子ブックリーダーのセットアップ(初期設定)をすることができません。
日本国外では、koboウェブサイト、koboデスクトップアプリ、kobo電子ブックリーダーいずれにおいても、楽天IDで(ログアウト状態から)ログインすることができません。
・koboウェブサイトやkoboデスクトップでログアウトしてしまっている場合: 書籍の購入やライブラリ管理ができません。
・kobo電子ブックリーダーでログアウトしてしまっている場合(セットアップ前の状態): 書籍をお読みいただく他、書籍の購入やライブラリ管理ができません。

【将来撤廃予定の制限事項の、当面の回避手段】

kobo電子ブックリーダーがセットアップ完了していれば、そのままの状態で日本国外に持ち出して書籍を読んだり購入したりしていただけます。
お使いのパソコン上で、koboデスクトップに楽天IDでログインしている状態で日本国外に持ち出すと、日本国外でも書籍を購入していただけます。ただし、一度ログアウトしてしまうと、日本に戻るまでログインできなくなりますのでご注意ください。

【将来的にも撤廃予定がない、恒久的な制限事項】

koboの日本版サービスにおいては、楽天会員IDが必要です。海外版koboの「kobo ID」はお使いいただけません。
kobo電子ブックリーダーのメーカー保証は日本国内のみ適用となりますので、日本国外にお住まいの方がkobo電子ブックリーダーを購入される場合はご注意ください。

【kobo】ヘルプ 海外で日本版のkoboサービスを利用できますか?

なるほど、初期セットアップだけ国内で済ませれば後はログアウトさえしなければ海外からの制限はないということか。これはなんとか海外から初期セットアップの手順をなんとかクリアしたいところ。

Windows7のPCを引っ張りだしてこちらのサイトからkobo desktopのインストーラをダウンロード。普通にアプリをインストールし、立ちあげ。そしてInternet Optionで僕が日本に立てているプロキシサーバの設定がなされていることを確認して「Ctrl + Shift + P」。”Proxy has been enebled”のメッセージ。そしてログイン画面からユーザ名、パスワードを入力。そしてホーム画面に戻ると、、、日本語書籍が表示されている。ということはMac版のkobo desktopは正常にプロキシ設定が適用されていない?

そしてkobo touch自身はプロキシサーバの設定がないため、WiFiセットアップで初期設定をしてしまうと正常に設定ができないはずなので、「USBの接続でPCと接続してセットアップする」を選択。PCにつないでkobo touchのセットアップが進んでいくが、、、「インターネットに接続してください」エラーでストップ。??プロキシが設定できているはずなのに??もう一回「Ctrl + Shift + P」でプロキシ設定が適用されてるかの確認。問題なし。ということは僕のプロキシに設定したユーザ認証が越えれないのか?kobo desktopのアプリ自体はユーザ認証が必要なプロキシでもユーザ名・パスワードを聞いてきて入力すれば問題なかったが、kobo touchのセットアップではどうもこの認証を越えられない様子。ユーザ名などを入力するダイアログも表示されない。

せっかくうまくいってたのにここで終了かと思ったが、念のためkobo desktopでプロキシの設定を外した状態で、すでに楽天会員IDでログインした状態でkobo touchをセットアップしてみたところ、青空文庫も同期され、kobo touchの検索にも日本語書籍が表示され、登録されていたクレジットカード情報も自動的にkobo touchに同期されてなんとか正常にセットアップ終了!実際に有料書籍をkobo touch上で買ってみてちゃんとDLできるようになったし、kobo desktopとも同期が取れるようになった。動作的にはなんら問題ない状態になりましたぜ!

というわけで、


1. セットアップにはWindows PCを用いる。
2. 日本国内に設置してある匿名プロキシ(接続元のPCの情報を流さないプロキシ)が必要。
3. nanapiにあるようにkobo desktopにプロキシ設定を適用してから楽天会員IDでログイン。
4. kobo touchで「USBの接続でPCと接続してセットアップする」を選択して楽天会員IDでログイン済みPCと接続してセットアップ。

僕の上記の経験から言うと多分3.のステップが終了してる段階であれば4.の作業時にプロキシを設定しなくてもセットアップは完了するはず。kobo touchから検索して思い立った時にすぐ本が買えるのはたまらん便利。特に海外に居てる身となると余計にそのありがたさがわかる。ちなみに今までうまくいかなった過程の原因は以下のように推測します。

・ kobo touchが到着する前からkoboのサービスをいろいろ見ていたため、知らずに海外koboのユーザIDを楽天会員IDと同じメールアドレスで取得。
・ Macのkobo desktopではプロキシの設定が適用されているかのようにメッセージが表示されていたが、実は機能していなかった。
・ 海外のIPからのログインの場合、楽天会員IDではログインが不可、ただし自分は事前に海外koboのユーザIDを同じメールアドレスで取得していたため、海外koboのサービスにログインしていた。
・ ブラウザには正常にプロキシサーバを設定できるため、Webのkoboブックストアには日本のサービスにログインできていた。
・ 上記の状態でWebのブックストア上のライブラリとkobo desktop上のライブラリは同期するはずがない。同じメールアドレスのアカウントでもひとつは楽天koboのサービス、ひとつは海外koboのサービスにログインしてしまっていたからである。
・ ちなみにブラウザのプロキシ設定をはずしてWebのkoboブックストアにログインするとkobo desktopと同じライブラリが表示された。

というようなところかと思います。結論としては海外でkobo touchを使うときはプロキシサーバがあってもMacユーザは注意。友人のWindows PCを借りましょう。一回セットアップが終了してしまえばログアウトしない限りWindows PCもプロキシも必要ないっぽいので。

僕の立ててるプロキシサーバご利用になりたい方はこちらへ。

楽天kobo touchが来たんだが。 2012年09月22日

ついに楽天kobo touchが知り合いのハンドキャリーで持って僕の手元にやってきた。始めて触るE-inkディスプレイ端末。さて使い心地はどうなんだろうかといろいろ試してみた。

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海外版のほうがデザイン的にはいいと思うけど、それでも値段から考えたら結構立派な箱に入っている楽天kobo touch。

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ご開帳。本体は重量185gとなっているのだが、なぜか重く感じる。質感があるということだろうか。別に本体に安っぽさはないと思う。ただ、本体のプラスチックボディの塗装がマット仕上げなので長期間使ってると手垢がバリバリ付きそうな気がする。

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他のサイトのレビューを見ていたら、付随している説明書は8ページのパンフレット程度の簡単なものだったようだが、僕の買ったものは36ページの割とまともなマニュアルがついていた。以前のものはかなりわかりにくいと不評だったから変えたんでしょうなあ。

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職場でこそこそとiPhoneのテザリングを使ってkobo touch単独でWiFi経由のセットアップを開始。タイの3Gって通信速度めちゃくちゃ遅いんだが、それでも一応エラーもなく終了。発売当初のセットアップが失敗するという問題はさすがに発売から2ヶ月も経っていれば解消されているか。

セットアップ後、前回のエントリで説明していた購入済みの書籍が自動的に同期されてkoboで読めるようになった。

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さすがに購入した書籍はepub形式でフォントやフォントサイズを自由に選べるのでやはり文字くっきりでかなり見やすい。しかし、追加でもう一冊購入してみたところ、Webのブックストアでは購入済み書籍はライブラリに登録されるのだが、デスクトップアプリやkobo touchに何度やっても同期されない。お金出して買った本が同期されず読めないってどういうこっちゃい。この追加で購入した本はiPhoneのkoboアプリのほうでも同期されず、未だにどうしたらいいのかわからない。。。

まあ、いいや、とりあえずそのへんの話は後に置いておいて、自炊本の表示をしてみよう。まず普通の書籍pdf。

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完全に字が潰れてます。これは読めない。タブレットなどで電子書籍読むときって、その端末にコンテンツが最適化されてないものでも、アプリによっては縮小・拡大表示に自動的にアンチエイリアスやボールド化を行うものがあったりでリーダーアプリ一つで閲覧時の読みやすさがだいぶ変わる。ところがまだまだE-inkディスプレイのリーダーはセンシティブでちゃんとディスプレイサイズに合わせた最適化を行わないと非常に読みにくいものになってしまうようだ。

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ところが漫画は最適化を行わず、zipファイルになっているものをcbzと拡張子を書き換えるだけで割りとちゃんと読めるように表示できている。漫画のほうがもっと読みにくくなると思っていたが以外だった。そんなこんなしてると自分のPCから持ってきた自炊ファイルがいろいろkobo touch上で問題に。

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↑ ホーム画面で表紙が全く表示されなかったり、

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↑ 盛大に文字化けされたりしている。

というわけでこれでは漫画リーダーぐらいにしか使えないので書籍pdfファイルの最適化を行なってみる。やることは余白のカットとkobo touchのディスプレイと同じ画像サイズにトリミング、さらに文字のボールド化を行う。

自炊したPDFをKoboできれいに表示させるには
No.722: ChainLP

この、ChainLPというツールがよく出来ている。上記のサイトの手順通り、設定が必要な項目だけセットアップしてしまえば結構ちゃんと読めるようにファイルを編集してくれる。

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↑ ほら、こんなに文字くっきり。これなら読める。

というわけで案の定というか、残念というか楽天koboのブックストアがうまく動作してくれないのでやはりkobo touchは自炊本のリーダーとしてしばらく活躍してもらいます。しかし、買えるようになったというのに読めないのは辛いね。

楽天koboの電子書籍を海外で買ってみる 2012年09月21日

Kobo Touch
↑ これは海外版パッケージ

前回の僕の日本への一時帰国が7月14日から19日にかけて。一時帰国に合わせて購入したNikonのD3100のバッグを探してJoshinなどをウロウロしていた際に衝撃的なPOPが目に入った。

「楽天Kobo 7月19日発売!」

えー!楽天が電子書籍リーダーをAmazonに先駆けて発売するんか?!とびっくり仰天。恥ずかしながらその時までこの情報をまったく知らなかったです。値段も安かったから買って帰りたかったがちょうどタイ帰国日が発売日となっていてさすがに購入できなかった。

今回、知り合いが一時帰国するにあたり、知り合いの実家に送りつけてハンドキャリーしてもらった。が、まだ実際のkobo touchは僕の手元にない。それでもちょっとどんな本があるのか見てみたくてMacの用のプログラムをインストールしたり、Webのほうからブックストアにラインナップされている書籍の確認をしようと思っていた。

ところがWebもデスクトップアプリも全然日本語書籍が表示されない。どうなってるんだろうと思っていたらFacebookにこれまた衝撃的な書き込みが。

私も買いましたが、タイのパソコンから登録すると日本の本が地域外と表示されてしましました。。。買えない。。。

ガビーン。もうすぐ日本語でもサービス開始するはずのAmazon Kindleを待つのがよいか、kobo touch買うのがよいか散々迷ったのに。。。安いとはいえ、クレジットカードの締め日に近い日に円高日本の商品をタイバーツ立てのクレジットカードで無理矢理買ったのに。。。なんともはや、残念。。。。

と思ってましたが、僕がhulu.jpやNHKオンデマンドなどを見るために立てた日本にある匿名プロキシをとりあえず試してみたところ、、、あ、日本語書籍が表示された!動きが違う!やっぱりアクセス元IPアドレスを見ながら動作を変えてる!ってな訳でいろいろテストしてみた結果。

・Webのブックストアからは日本語書籍が表示されて、タイのクレジットカードでも問題なく購入できた

・デスクトップアプリからは依然として日本語書籍が表示されないが、Webのブックストアで購入した書籍はデスクトップアプリへ同期された。しかし、デスクトップアプリから読むことができない。。。おい!MacやPCで読むことができないってどういうこと?

・iPhoneにKoboのアプリを入れてログイン。同期を行うとWebのブックストアで購入した書籍が同期されてiPhoneで読めるようになった。画面が小さい。kobo touchが待ち遠しいなあ。

・Galaxy Tab7.7にkoboのアプリを入れてログイン。同期を行うとWebのブックストアで購入した書籍が同期されてGalaxy Tabで読めるようになった。画面サイズはちょうどいい。ん?kobo touchって必要か?

というふうに微妙な空気になってきました。別にkobo touch、なくてもいいんじゃないの?みたいな感じ。いや、でもE-inkディスプレイデバイスは初めてだし楽しみは楽しみ。まあそれはそれとして上記の匿名プロキシに関しては僕が地味にサービスを提供しています。手作りサービスで月額360円。プロキシ立てれる技術のある人でも日本のサーバレンタルして個人で立てるなら最低でも月1000円はかかると思います。それを月額360円で。お安いっすよ。2週間のお試し期間ついてます。koboもそうですが、海外からhulu.jpが見れるようになるのは結構大きいと思います。

プロキシー接続サービス 月額360円にて提供

※ 2012/09/29 updated!
上記、いろいろと書籍データが同期されないなどの問題がありましたが、後日解決しました。顛末はこちらに記載しました。