リアルペーパーレス? 2017年08月07日

ebook

5年前から考えるともう完全に電子書籍の時代に移行してペーパーレスな感じになってる世の中ですが、それでもやっばりランニングコストが合うならば自宅にプリンタがあるのは非常に便利というのが個人的な所感。タイに居てるとエプソンやブラザーがインクタンク式のインクジェットプリンタを販売してるので家庭でもインク代はお安く大量に刷れるので生活必需品になっております。

んで、ワードで書かれてる論文やリリースノートなんかを読む時に紙に印刷した方が読みやすいのはなんでだろう?皆さんどうなんでしょ?なんだかんだ言って液晶ディスプレイの文字眺めるよりも紙モノを読んだ方がしっかり頭に入る。これはチラチラして目が疲れるとかっていうような話ではなくて、ディスプレイだといろいろ考えながら読んでいて、改行の次の行を見失ってまた同じ行を読んだり、一行飛ばしてしまったりなんてのがしばしば。なのでPDFを読む時などはマウスでドラッグして読んでる行を反転させてすぐにわかるようにして読んだりしてる(紙の本なら該当行を指で押さえたり、爪で印つけてみたりしてるはず)。それでもなんだか読みにくい。

客先に打ち合わせに行くときもデータはPCに入ってるのにお客さんに渡すモノ以外にも自分読み用にちゃんと印刷して行ったりしている。書き込みが出来るから便利なのかね?そしてそれを自宅に戻ってきたらスキャンしたりメモをPCでまとめたらシュレッダー。ちと紙がもったいない気もする。

ワードで作った履歴書やシステム設計書などを最後に誤字脱字チェックするのに絶対印刷する。なぜかディスプレイ上のドキュメントでは誤字脱字を発見できる気がしない。そんなはずはないはずだが、なんだこれ??

そう言ったところをいろいろ考えつつ、この紙とディスプレイの差をちゃんと自分の中で整理がついた段階で本当に自分の環境をペーパーレスにすることができるような気がする今日この頃です。

↑ 日本でプリンタ買うならエプソン一択。このあたりが良さそう。WiFi機能付きでADFがあればベストだけど、エプソンのADFはよく詰まる気がする。なので個人的にはなくても良い。

久しぶりに引っ張り出したらScansnapのS1300iがぶっ壊れてました 2016年12月24日

Scansnap S1300_004

友人から紙の本を電子書籍にしたいと相談を受け、自分の持ってるFujitsuのScansnap S1300iでスキャンすることに。

最近でこそネット上でもあまりFujitsuのScansnapって名前を見かけなくなったがiPadが発売されてしばらくは電子書籍に関する話題がブームになり、Amazonなどが電子書籍サービスを開始するまではさかんに書籍の自炊が流行りました。

その際にデファクトスタンダードのように取り扱われたのがこのFujitsuのScansnapシリーズ。僕も買い求めて(約10,000バーツだった)、手持ちの紙の本をどんどん電子化させていきました。

で、改めて今日、スキャンしようと引っ張り出したら、全然紙送りしてくれない。あらあら?どこかひっかかってる?と思ってよく見てみると紙送り用のローラーのすべり止めゴムが長期間の放置により対抗のプラスチックのローラーに溶けて固着してしまってました。

どうしようもないほどデロりんと溶けているので、ひっついている部分をカッターで切り離し、変形したゴム部分はそのままでは回らないので思い切って取り外しましたが、まるで日向に置いておいたグミのようにネバーッ、デローッ、ってな状態。綺麗に溶けたゴム部を取り外しましたが、予想通りスキャン不可。電子書籍化断念。。。

壊れたとはいえ、ゴムが溶けるほど放置したScansnap、最近は出番がほとんどなく使用頻度がかなり低いので買い直しはしないつもり。今はもうkindleあったら困ることはないですな。

しかし、このScansnapいつ買ったんだっけ?とブログを読み返していると(こういう時にブログでちゃんと記録つけてると便利だ)、

Scansnap S1300を買った 2012年02月11日 | 野暮天ワールドワイド・YABOTEN the Worldwide

この通り、2012年02月11日となっておりました。4年と10ヶ月ほどでしょうか。まあ、それだけ持てば上等といったところでしょうか。いろいろと自炊体験を演出してくれたSnapscanに感謝であります。

で、壊れたSnapscan、とりあえずACのコネクタが独自のもの使っているのでACアダプタはeBayのオークションに出すことにして、本体も解体して使えるパーツはeBayでバラ売りしようかしらん。ちなみにeBayも検索しましたが今回壊れたパーツも売ってなければ、中古で10,000円強、新品だと今でも30,000円以上の価格がついているのでやっぱり買い直しはキツいなあと思った次第です。

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WinとMacでKindleアプリが使えるようになった。 2015年02月13日

Powebook ebook
“Powebook ebook by Richard Smith, on Flickr”

毎朝読んでる勝間和代のメルマガに「WindowsPCの用のKindleがようやく使えるようになった!」という記事が書いてあって、早速MacのParallels上のWindows8やWindowsタブレットにインストールして居たら、なんと同じタイミングでKindle for Macまで使えるようになったとニュースが飛んできた。

Amazon、「Kindle for PC」公開 Windows向け閲覧アプリ 和書も対応 – ITmedia ニュース

「Kindle for Mac」日本語版がリリース ~320万冊以上のKindleコンテンツをMacで – PC Watch

こちらも早速インストール。すると表示がPCの横長ディスプレイを使ってリフロー型(小説などの本のように文字データだけで画面サイズに合わせて文字配置が変わるフォーマット)の電子書籍を横長のエリアに表示して(真ん中に縦線一本入れてくれると縦長ページ見開きみたいな印象になって違和感はなくなると思うんだが。。)1ページとして読むのはちょっと抵抗があるが、それでもアプリは全然使えるし、今まで不毛だったPC上での読書に光明が差す感じですな。

これで気になるのはWindowsタブレットでんな。インド人社長のナデラさんに変わってからのMSの舵切り具合が凄くてちょっと前までスマホ・タブレット・クラウドに興味は見せていたものの生ぬるい感じの対応であくまで目の前のIntel PC前提、みたいな姿勢を崩さなかったMSが最近はどんどんどんどんクラウド対応も進み、iOS、Android上でのOfficeやOUTLOOKが動くようになり、MSの製品、サービスがどんどん便利になってきた。一歩も二歩も遅れていたIntelベースのタブレットアーキテクチャもそこそこ世に出てきたし、ARM系CPUに浮気した出来損ないのWindows RTの屍も乗り越え、Windowsタブレットの最大のデメリットであったKindle本が読めない件も実用的なレベルで使えるようになったので、またWindowsがタブレットというジャンルでどんどん伸びてくるんじゃないか、と思います。

MacとWinの両方のKindleアプリを入れてみて思ったが、基本的にこれらのKindleアプリって日本語版を本国アメリカ版とは別にリリースしたのではなく、今までの英語版プログラムでAmazon.comだけでなく、Amazon.co.jpにも繋げるようにしてインタフェース日本語にしたよ、ということになると思う。

そこでもうひとつ、結構気づいてない人が多いかもしれないがWindows8上ではデスクトップPCのように使うPC版アプリとWindowsストア版のタッチ対応+フルスクリーン版のKindleアプリがあって、Windowsタブレットで本を読むっていうのならぜひこのストア版Kindleで読みたい。が、やっぱりWindowsストア版はまだ日本のAmazonのアカウントではログインできない状態でした。。。多分このへんももう少し待てば対応してくるような気がします。。。

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Windows 8 Tabletのブックリーダー、Pico Viewer と Windows アプリストアの地域設定 2014年03月11日

ebook

Windows 8 Tabletが非常に便利で毎日持ち歩いておりますが、まだまだWinタブレットのアプリストアにラインナップされてるアプリの数は少ない状態です。

標準搭載のPDFのリーダーアプリ “Reader” があるんですが、これはAdobeのReader(PDF)のタッチ版置き換えアプリみたいなもんで、自炊したPDF本などを読むにはもうちょいページめくりやブックマーク、メモ機能、特定ページに移動する機能が薄い感じがします。

タブレットのブックリーダーってのは日本語のPDF本を扱う物は基本的に読み方向が左から右、右から左からという選択ができないといけないのでちょっと選択肢が限られる。西欧人向けのブックリーダーの場合は英語などの横書きで左から右しか意識していないので日本語の縦書き書籍が非常に読みづらい。

んで、eBookリーダーアプリを探していたところウェブ上ではMetro Comic ViewerNyaluというアプリが人気があるようでした。

ただ、僕の端末からWindows アプリストアを検索してもこのリーダーがまったく検索に引っかかって来ない。最終的には

Control Panel > Region > Location

の設定でストアのロケーション設定が変わるようで、僕の場合これをThailandにしていて、Japanに変更すると上記のMetro Comic ViewerとNyaluが表示されるようになった。

それがわかるまでずっと代替のeBookリーダーを探していたんですが、そんな中唯一使えそうだったのが、Pico Viewerというアプリ。110THBだったので3.5USDぐらいかな?

Screenshot (10)

Screenshot (9)

ちゃんとBook Shelfの機能もあるし、デフォルトのページ送り方向と書籍ファイルごとにページ送り方向を定義できる。画面上でダブルタップをするとブックマークの追加ができる。ただしメモをページと関連付けておく機能などはない。PDFも読めるし、zip圧縮した自炊の漫画ファイルなども読めるためなかなか重宝します。

Metro Comic Viewerはまだ試していないですが、このPico Viewerのほうもなかなかいい感じであると思います。

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↑ SIMなしモデルです。

Lonely Planet 英語版eBookがほぼ全品8.99USD 2014年02月22日

Backpacker using tablet as map
“Backpacker using tablet as map” photo by microstockcommunity

今朝自分のGmailに届いていたLonely Planetからのプロモーションメール。「ああ、いつもの広告メールか」と思ってサラッと見て削除するかな、と思ってたが一番下のほうに「$10!」ってな文字が。よく読んでみるとプロモーションコード入れればPhraseBookとActivity Guides、Tripsシリーズ以外のeBookフォーマット(.pdf、.mobi、.epub)のものはすべて10USDになるとのこと。

あああ、こんないいプロモーションがメールの中に隠れていたか?!?実際にプロモーションコード入れてみると、分厚くて高いIndiaやChinaのロンプラもすべて10USDに。。いや、10USDじゃないぞ。なぜか一冊8.99USDになっている。。。これは買いや。。。というわけですぐさま4冊購入。eBook版を一つ購入するとpdfもmobiもepubも5回までダウンロードが可能。kindle Paperwhiteも持っているのでmobiもしっかりDL。

ちなみに、ロンプラのサイトの紙ベースの本の価格ともともとのeBook価格とで比べてみると、

Country / PaperBook / eBook / Promotion
Japan / 29.99USD / 20.99USD / 8.99USD
China / 31.99USD / 22.39USD / 8.99USD
India / 34.99USD / 24.99USD / 8.99USD
Australia / 31.99USD / 22.39USD / 8.99USD

このプロモーション、27日のmidnightつまり24時までとなっている。何時間でmidnightなんだかよくわからんけどとりあえずLonely PlanetのプロモーションメールSubscribeしてる人は25日(今日)の朝のメールをチェック。今日の晩はばんばんダウンロードですな。これは嬉しい。買っといて邪魔にならないのがeBookのいいところですな。

Lonely Planet Travel Guides and Travel Information
↑ 27日晩まで。