最近の引きの強いモバイル機器について 2014年01月13日

Tablets with Intel Atom Inside

ここ最近また自分の手持ちのPCやモバイル機器の整理をしております。ちょっと今個人的に興味のあるものをまとめて見ました。

iPad Air 16GB WiFi
2013年11月にMBKでiPad4の同等スペックのものを10,000THBで下取りして貰ってプラス7,000THBして購入した。だいぶ軽くなったとはいえやはりでかい、そして薄くなったのはいいけど逆に薄くて大きい分、カバンに入れてると折れそうな気がして若干怖い。Nexus7 32GB WiFi/3Gを購入してから使用頻度が下がり、モノの整理を兼ねてMBKで売った。12,000THB。

Nexus7(2012) 32GB WiFi/3G
自宅近所のセントラルで6,980THBで新品が販売されていたので取りあえず購入。先に中古で買った同じNexus7が16GB WiFiで4,000THBだったから今回の3G版はとてもお安い。タブレットにはカメラついてなくても特段不満はないですな。外出先でもすぐにタブレット出してそのままブラウザ立ち上げるだけでネット接続、調べもの。めっちゃ楽。ストレージも32GBあるとだいぶ余裕。64GBモデルがあったらそっち買ってたと思う。快適。一世代古い機種だけどコスパ高くていい。やっぱ持つものの点数は絞って多少高くてもスペックのいいものを持つべきかもしれない。

WiFiモデルの方はリセット、ゲームをたんまりダウンロードしてあげて田舎に居る彼女の甥っ子に譲る。正月休みに彼女の田舎に行った時、「親戚に携帯電話を買って貰える!これでゲームができる!」と喜んでいたが、実際に買いに行った際スマートフォンなんか全然わかってないおばさんに「まだ小学生なんだから高いの要らんやろ」とAndroidでもない地場メーカーの独自の組み込みOS、スマートフォンもどきにグレードダウンされてWiFiもついてないおかげでゲームがDLできず半ベソかいていたのを見て流石に可哀想になって譲ってあげることに。

iPhone5C
truemove(タイのキャリア)で新規で15,700THBと今までの価格より5,000THB値下げして販売している模様。元々Appleのホワイトデザインプロダクトのファンで長期間iBook G4のホワイトポリカーボネートボディのモデルを使っていた。白のiPodのデザインも大好きでした。MacBookがMacBookProに統合されてポリカーボネートボディ打ち切り、アルミボディのみになったときは寂しかった。。そんな中、iPhone5Cのホワイトモデルはちょっと魅力的なデザインなんであります。ただ、スペック的にはiPhone5とほぼ同等、値段も全然安くない、ストレージの大きいモデルがないなど今回見送りかなと思える点が多数だったが、値段が下がったので再検討。とはいえやっぱり中途半端な点が多く、買うのには躊躇。

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今、スマートフォンもタブレットもAndroidになったから一つぐらいiOSデバイスを手元に置いときたいと考えるも遅いiPhone4が一台余っていてiOS7も動くしそれで足りるじゃないかと考えもする。Apple製品、引きの強いものは多いけど高いし、新しいモデルや新しいバージョンのOSが出たら古い世代のデバイスはがくんと動作スピードが落ちて文字入力などストレスフルになる印象。

逆にAndroidだと古い機種のほうがカスタムROMなどのソフトが出揃い、いろんな方法を駆使してスペック不足を補う工夫が出来て以外に長く使える印象。だから安くつくし。Androidにだいぶ傾いた自分の使用環境にまた現役iOSデバイスを投入すると使い方をまた変更しないといけないのも億劫。

こう考えるとiPhone5C、買うメリットが全然見えないけど単純にデザイン、スタイルに憧れてるだけです。あの綺麗な白ボディに超光沢のクリアケースはめて持ち歩きたい。。

Acer Iconia W3
Acerから出てる8.1インチWindows8タブレット。セントラルとかに入ってるIT CityというPCショップでOfficeのライセンスと、タブレットケース、スクリーンの保護フィルム、Acer純正のBluetoothキーボードがついて9,900THB。

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意外とダブレットという形態に詰め込まれたWindows PCって面白いかもしれない。というか、2,3年したらWindows PCは全部この形になるかも?Windows Phoneよりかはよっぽど興味がある(WP8のフラットデザインは高城剛が褒めてたけど)。

ただこのモデルの最大の難点は3G/LTEモデルがないこと。せっかくだからタブレットの環境を活かすために3G/LTEモデルが欲しい。ストレージが少ない、AC充電コネクタが独自形式でUSBケーブル等が充電用途には使えない点もちとマイナス。Aspire P3というハイスペックモデルもあるけどやっぱりSIMが刺さらない、値段が高いというネック。。

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というわけで今のところ手を出さず待ち状態ですな。。

これだけモノ煩悩がムンムンしてる僕ですが、今年のキーワードは”ミニマル”で行こうかと。もうモノ増やしすぎず、十分余裕のあるスペックのものを少数精鋭で。

Nexus4でNexus5のような透明ナビゲーションバーと”ok google”をインストールする 2013年11月24日

Nexus เด็ดตรงอัพ Android 4.4 (KitKat) ได้ไวกว่าใครเพื่อนนี่แหละ... #เดี๋ยวนะ
“Nexus เด็ดตรงอัพ Android 4.4 (KitKat) ได้ไวกว่าใครเพื่อนนี่แหละ… #เดี๋ยวนะ” photo by Mon555

11月になってNexus4、Nexus7(2012年モデル、2013年モデルの両方)にもAndroid4.4 KitkatのOTAアップデートとFactory Updateがリリースされた。

そして実際に僕の持ってるNexus7とNexus4にもあてて見たんだが、今までいろんなサイトに掲載されていた見慣れたKitkatのスクリーンショットと異なり、ホーム画面一番下のナビゲーションバーと、一番上のステータスバーが透明にならない。今回のKitkatは見た目のアップデートが少ないのでここが変化しないとなるとアップデートした感がかなり減退する。

んで、Nexus5の見た目に近づける方法がないものか調べてみると。。。ちゃんとありました。

How To Try The Google Experience Launcher With Translucent Bars And Google Now Once You Get Your KitKat Update [APK Download]

1. カスタムラウンチャーを使用する
これは別に4.4に上げなくても見た目だけ変更することができる方法。いわゆるホームアプリやラウンチャーというホーム画面を独自にカスタマイズできるツールを使ってホーム画面を置き換えてしまうという方法。古くはADW Launcherなどから、最近ではNova LauncherやApex Launcherなんてのがポピュラーらしい。この辺のラウンチャーとこれらのラウンチャーで読み込めるKitkatテーマを適用すれば簡単にKitkatな見た目に変更できるみたい。

2. Nexus5のLauncherをインストールしてみる
実はNexus5のラウンチャーは他のデバイスと異なり新しくGoogle Experience Launcherというラウンチャーがつかわれている。このラウンチャーをNexus5から取り出してNexus4などにインストールすることが出来る。上記のサイトではNexus7にインストールする場合、ホーム画面のGoogle検索バーが真ん中に表示されなかったり、Google Nowの画面も解像度があわないのか正常に表示されない模様。

じゃあNexus4にインストールしたらどうなるのかとインストールしてみたら、、

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↑ これが

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↑ ちゃんとこうなりました。

ちゃーんと透明のナビゲーションバーとステータスバーになりました。
上記のサイトの一番下、Android Police mirror #1 / Android Police mirror #2のリンクからDLすることが出来ます。APKのパッケージをインストールする前に「設定」>「セキュリティ」>「提供元不明のアプリ」にチェックを入れておいてください。インストール後「設定」>「ホーム」から青いアイコンの”ランチャー”を選択するとラウンチャーが切り替わります。

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ただ、このラウンチャー入れるとアイコン表示が大きく、今までアプリドロワーで横5列表示出来てたのに横4列にしかならず画面の表示密度が薄くなる印象。

さらにGoogle Experience Launcherをインストールした後、「設定」>「言語と入力」>「音声検索」>「言語」を”English (US)”に変更すると、音声検索のボタンを押さずとも「ok google, 」と喋りかけると自動で音声検索モードに移行する「ok google 音声検索」が有効化されます。

日本人の下手くそな英語発音でも高確率でちゃんと反応してくれます(日本語でのok googleにはまだ未対応)。でも検索キーワードを英語発音で喋るのが結構大変かな。。。

Nexus買ったらやっぱりGoogle+のOwners Community参加か? 2013年10月03日

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“IMG_8011” photo by tompagenet

というわけで先日iPhone5C/S祭りを横目で見ながら昨年と同じような思考経路をたどりNexus4を購入するに至りました。んで、Android端末を購入したらぜひ参加すべきコミュニティをご紹介。

Androidといえば、Google。Googleと言えばGoogle+。本家Googleの運営するGoogle+上のNexus CommunityおよびNexusシリーズ Owner’s Communityがそれです。そもそもGoogle+って未だに集まってる人といえばほとんどがPCやインターネットオタク系みたいな感じであるが、その中でもNexus系Communityはさらに濃い人が集まってると思う。僕もせっかくだからと端末の写真とってNexu4 Owner’s Communityに “Here’s my new Nexus4!”みたいな感じで投稿したら、”+1″が33、コメントが14件もついた。「今月末まで待てばNexus5が出るのにさ。。」みたいなコメントもあって、ふとNexus5が今月末にでも発表されるはず、というネット記事を思い出した。。。ま、去年のGalaxy Nexusの時もそうだったけど、Android端末は出てから1年ぐらいがいろんなツールが出揃って使いやすくなったりするのでいいこととしましょう。

Takahiro Yamagiwa – Google+ – my new nexus! changed from galaxy nexus. right now, my girl…

こちらのOwner’s Community、ざっと見てGalaxy Nexus / Nexus4 / Nexus7 / Nexus10 / iPad / iPhone なんかのCommunityがあります。多分、iPad/iPhoneはNexus系ほど活発じゃないと思うけど。。。しかしまあGoogle本家のCommunityなんでとりあえずAndroid系の端末持ちの人には同じ端末を持つ仲間が生暖かく迎えてくれるいいCommunityです。言語は英語必須となりますが、中東や中国人など非英語圏の人たちも多くいるCommunityなんでどちらにせよBroken英語。臆せず発言すればいろいろとリプライ返ってきて楽しいかと思います。

iPhone5CがNexus4に化けた? 2013年09月27日

264/365 - 12180days
“264/365 – 12180days” photo by yamataka
↑ この人も僕と同じ感覚。Appleの白デザインの復活なのだ。

世のiPhone5C/S発売祭りを傍から眺めていると少々もの寂しくもなり、この土日でMBKにiPhone5C/Sを見に行った。

タイでは正規のキャリア販売のiPhone5が16GBで24500THB程度する。まだタイではiPhone5C/Sのオフィシャルアナウンスがないので5が店頭でまだ売っている。んで、さすがにiPhone5Sを買うのはちょっと高くて、、て感じだけどiPhone5CならMBKでの実売価格が現状18500THBぐらいらしく、iPhone5買うよりは安いんだと思った。廉価版という設定で売っているiPhone5Cではあるが、ハードウェアスペックはほぼiPhone5と同様。それが並行輸入の品とはいえ6000THBほど安く買えるんだと思ったり、「ヘタしたらその場で買ってしまうかもしれんな。。」などと思ったりしながらMBKに向かう。

しかし、僕がAppleを好きになった頃のプロダクトデザイン(iBook G4がAppleプロダクトの中で一番好きなデザインだった)を彷彿とさせるホワイト+ポリカーボネートの組み合わせのiPhone5Cホワイトだったが、本体の白とiPhoneロゴの黒のコントラストの強さがどうも中国製パチモノiPhoneをイメージさせて多少意気消沈。んで歩きながらいろいろ考えるうちに、やっぱり携帯はデザインや趣味性で買う、というだけのものではなく実質、メモや仕事のメールチェックなどかなり携帯での作業量が多いので今の環境が変わるのはやっぱり辛い。特にiPhoneで辛いのはGoogle Keepのアプリがないこと。大した機能はないけどGoogle Keepは細切れにメモを取るのに起動、動作が軽く、バックアップもしっかりクラウドで取れているので縁の下の力持ち的にしっかり僕のメモ取りを支えてくれている。

「やっぱAndroidじゃないか??!?」

と考えなおした。

そうすると、気がつくと手の中にはNexus4。

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というわけで、僕のiPhone5C/S祭りに対する回答はやっぱりAndroid。Google謹製Nexusシリーズということになりました。これ、去年のパターンと一緒やな。一応iPhoneの新型発売の後で僕も物欲がムラムラと上がってくるが、需要に対してアップルが十分な供給量を確保できない時、買いたいが「物がない」もしくは「プレミア価格で高い」のどちらかになっているので、優秀なNexusが安い価格であまり一般受けせずショップにゴロゴロ転がってるところに目が行く。これで二回目です。昨日まで使っていたGalaxy Nexusからソフトウェアは一緒だけど、CPUはDualCoreからQuadCoreへ。RAMは1GBから2GBに、そしてディスプレイは4.7″でホントに若干だけ大きくなった。あと非接触充電Qiにも対応なのです。あと面白いのが非公式にLTE Band4のチップを積んでいていろいろイジればLTEを使えるようになる。(タイではどこのキャリアもBand4でのサービス提供はないが)

Galaxy Nexusとソフトウェア(OS)がまったく同じもの、同じバージョンなのでなんか携帯変えた感覚が薄いが、それでもパフォーマンスがよくなってるのはうっすら分かる。そしてやっぱりボディの作りが綺麗で安いプラスチック感がないのがまたよろしい。今回は裏面もガラスボディで完全にフラット。シンプルですな。

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Galaxy Nexus のリセットが1時間で完了してしまった 2013年06月28日

Social Networking
“Social Networking” photo by Michael Connell

自分の持ってるAndroid機、Galaxy Nexusの動作が日本語入力を始め、もっさもさに重いのでちょっと半分思いつきで工場出荷時の状態にリセットし、必要なアプリを再度入れなおして、設定や今までのデータのゴミなどをさっぱり消してしまおうと考えました。

今までのAndroid端末、タブレットにせよ電話にせよだいたいがroot取ってカスタムROM入れて、HTCやSamsungのメーカーのOSを上書きして遊んでたんですが、Galaxy NexusはGoogle純正で要らんアプリがほとんど入っておらず、無駄なものもないので非rootで行儀よく使ってました。

そのせいか、「さてやるか」と思いたちインストールされているアプリを改めて控えてみると家計簿アプリ以外はすべてデータのストアはクラウド側。つまりデータバックアップの必要がまったくない。例外の家計簿アプリでさえデータのエクスポートでDropboxに対応してるのでとりあえずエクスポートしてDropboxのSync完了だけ待ってリセットかけちゃえばローカルではデータバックアップなしの電話リセットが可能。

iPhoneが3GSだったか4だったかの頃に初めてAndroid触った時の印象が、「操作性はまだまだ改善されるべきだけど、クラウド基盤の設計はiPhoneが全然追いつけてないと思うほどちゃんと出来てる」と、この頃から(Googleのプロダクトは基本なんでもそうなんだけど)Androidのクラウド指向はすごいなあと思ってましたが、日本語フォントの問題やまだまだ不便の多かったソフトウェアの仕様からroot化してカスタムROMを載せることが個人的にはほぼ必然となっていたので電話のリセット時は完全にクラウド対応できておらず、電話機ローカル側でSDカードなどにデータバックアップの必要性がまだまだありました。

ところが、JB4.2で今のところ大きく不満のないGalaxy Nexus、変なところを弄らず非rootの純正のまま使っていましたが、こうやって使ってみるとAndroidはほとんどバックアップなしでリセット可能なのね。そしてこれは端末の移行も同じぐらい手間がかからない、ってことと同じ意味になってくると思います。写真データがGoogle+で自動でバックアップされてて、写真の長辺が2048pxを超えなければどんだけの写真保存してもGoogle+のストレージは使い放題なので電話の中で一番容量を食う写真データを気にしなくてよくなったのも大きな要因か?

結構Androidも成熟はしてきてると思います。iPhoneもいいんですが、Androidも細かいところを自分好みに設定することができるのと、このバージョンぐらい洗練してくると十分に使っていけるもんだと思います。。。