Galaxy Nexus のリセットが1時間で完了してしまった 2013年06月28日

Social Networking
“Social Networking” photo by Michael Connell

自分の持ってるAndroid機、Galaxy Nexusの動作が日本語入力を始め、もっさもさに重いのでちょっと半分思いつきで工場出荷時の状態にリセットし、必要なアプリを再度入れなおして、設定や今までのデータのゴミなどをさっぱり消してしまおうと考えました。

今までのAndroid端末、タブレットにせよ電話にせよだいたいがroot取ってカスタムROM入れて、HTCやSamsungのメーカーのOSを上書きして遊んでたんですが、Galaxy NexusはGoogle純正で要らんアプリがほとんど入っておらず、無駄なものもないので非rootで行儀よく使ってました。

そのせいか、「さてやるか」と思いたちインストールされているアプリを改めて控えてみると家計簿アプリ以外はすべてデータのストアはクラウド側。つまりデータバックアップの必要がまったくない。例外の家計簿アプリでさえデータのエクスポートでDropboxに対応してるのでとりあえずエクスポートしてDropboxのSync完了だけ待ってリセットかけちゃえばローカルではデータバックアップなしの電話リセットが可能。

iPhoneが3GSだったか4だったかの頃に初めてAndroid触った時の印象が、「操作性はまだまだ改善されるべきだけど、クラウド基盤の設計はiPhoneが全然追いつけてないと思うほどちゃんと出来てる」と、この頃から(Googleのプロダクトは基本なんでもそうなんだけど)Androidのクラウド指向はすごいなあと思ってましたが、日本語フォントの問題やまだまだ不便の多かったソフトウェアの仕様からroot化してカスタムROMを載せることが個人的にはほぼ必然となっていたので電話のリセット時は完全にクラウド対応できておらず、電話機ローカル側でSDカードなどにデータバックアップの必要性がまだまだありました。

ところが、JB4.2で今のところ大きく不満のないGalaxy Nexus、変なところを弄らず非rootの純正のまま使っていましたが、こうやって使ってみるとAndroidはほとんどバックアップなしでリセット可能なのね。そしてこれは端末の移行も同じぐらい手間がかからない、ってことと同じ意味になってくると思います。写真データがGoogle+で自動でバックアップされてて、写真の長辺が2048pxを超えなければどんだけの写真保存してもGoogle+のストレージは使い放題なので電話の中で一番容量を食う写真データを気にしなくてよくなったのも大きな要因か?

結構Androidも成熟はしてきてると思います。iPhoneもいいんですが、Androidも細かいところを自分好みに設定することができるのと、このバージョンぐらい洗練してくると十分に使っていけるもんだと思います。。。