チェンナイフラフラ旅行記1 AirAsiaにてバンコク → チェンナイ 2018年08月17日

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さてさて、以前から計画しておりました南インド旅行ですが、とりあえず現実的な様々な調整を経て滞在期間は8日間となり、とりあえず滞在は南インドのどこか一都市でいいや、という感じになりました。いつもお世話になっているAirAsiaにてクワイエットシートの予約と預け入れ荷物20kgをつけて日本円にして約45,000円ほど。

さていざフライト。最近はタイの銀行でも日本の銀行でもVISA DEBITを持っているので手持ち現金なんか全く気にせず移動しましたが、改めて飛行機の中で財布を見てみると現地通貨のルピーが約500INRほどしかない。地球の歩き方を見ても空港から市街地へ移動するのに必要なギリギリの額。これは現地についたらすぐにATMで現金を引き出さないと。。。と思ってたがどうやらチェンナイの国際空港のアライバルにはATMが一機しかないらしい。そして先立ってのルピーの高額紙幣廃止の際にはATMに「札がないので使用できません」という張り紙がしばらく張ってあったそうな。あーーインドだ。。。タイだとこんな心配をしなくていいのだが。。。実際について見て回りましたが、ほんとに空港にはATM一つだけでした。ですが、ちゃんと機能していてATMの一回の引き出し額10,000INRを引き出し(約15,000円)。

ちょっと話前後しますが、飛行機の到着時のチェンナイの夜景は割と規模が大きかったです。街の光の密度は東京なんかとは比べ物にならず、イメージとしては関空に夜降り立つときの泉南の街の光の密度ぐらい。その後空港から市街地へ移動しましたが、かなりチェンナイの街は夜遅くまで眠らない感じ。普通のチャイ屋台や軽食のお店が夜23時でも開いています。

そしてまたムンバイの時と同様の問題が。タイで買っていったAISのSIM2FLYがつながらなくて非常に困った。SIM2FLYは2枚持ってたので2枚ともで試したり、iPhoneとAndroidの両方で試してみたりしたが、2Gの電波はつかむがインターネットのデータ通信ができない。他の人に聞いたらSIM入れてスマホの電源入れるだけで使えたというのになんで。。。。?ホテルにいる間はWiFiがあるのでなんとかなるが、外出するとネットにつなげない。バンコクでチェンナイのGoogle Mapのデータダウンロードしていてよかった。懸命な判断だった。地図があるということはとても助けになる。

というわけで明日からのチェンナイ滞在は現地SIMカード購入というタスクからスタートとなりました。

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↑ 空港出口。

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↑ 24時回ってもホテルのレストランは開いていて、ティファン(軽食)は出してくれた。

未来の車とお金と。。。 2015年08月26日

Little things add up

GoogleやAppleの車の自動運転の記事を見ていて考えたこと。。

自動車の自動運転合法化を皮切りに人の判断が必要と思われていた作業の大半がロボットに置き換わる(自動車も適当な頃合で電気自動車に完全淘汰)。一般の人がロボット化も安全だと認識が行き渡れば一気に普及すると思う。 車の運転という単純で給料も安いけど誰でもできる裾野の広い仕事が人間から奪われるととにかく失業者が溢れて仕事あぶれ金なし状態。多分人間の仕事を奪うロボット排斥みたいな暴動もあったりで自動運転タクシー車焼き討ち、タクシー会社焼き討ち、みたいな事も頻発。せっかく登場した便利なテクノロジーを利用しようにも結構な割合でタクシー代もキツイ家計の人が増大する。お金がなくちゃどうしようもない。

当然ながらロボット化が進んで人のやる仕事、作業の余地が無くされていって世の中の金の流通量自体が減っていく。サービスとか商品の値段がどんどん下がってGoogleやAppleみたいな大ボスのところには単価安いけど自動的に膨大な客からお金が流れこむけど、その圏外の人らには圧倒的に数十年前と比べてお金が動く量が少なくなる。

今のお金の流通量が少なくなって利用者や利用量が減るから、既存の貨幣、インターネット上の貨幣、さらに今みたいなホントの一握りの人だけじゃなく一般の人でもツイッターのフォロワーの数などいわゆるSNS影響度とかでサービスをお金がなくても受けられるようになって複数の価値がお金と同じぐらいまで台頭してくる。要は人の関心を引いて人を動かす事のできる要素を持ってればその価値と交換でモノを手に入れたり、サービス受けたりすることが出来る。

相対的に既存貨幣の価値が下がった後はしばらくは何を持ってれば何が手に入るのかわかりにくい世の中になるが、結局次第に全世界共通のなんらかのポイントみたいなものにまた価値が集中してくる。んで、それではわかりにくいからまた自然発生的に全世界共通で現実社会でもインターネットでもシームレスに使える共通通貨みたいなモノが現れる。エスペラントじゃないけれど世界の共通の通貨。

でもその頃にはお金の概念自体がなくなってるかもしれないなあ。今はシームレスな世界共通通貨って言葉使ってるけどその頃はお金ではないような気もする。このへんの変化自体は自分の生きてるうちに起こりそうな気がするなあ。

考えれば考えるほどこれから自分は何をしたらいいのかわからんようになってくるわ。。。考えずにドリアンでも食ってたほうがいいかな。。。

怪しそうだけど持っておきたいBitcoin 2013年04月13日

Vires In Numeris
“Vires In Numeris” photo by zcopley

つい最近のキプロスの金融、税金の問題でBitcoinなるものを知った。

インターネットで流通させる独自の通貨として始まってるようで、Paypalなどのいわゆる既存のお金をインターネット上でやりとりするサービスではなく、名前のまんまのBitcoinという独自単位を持っている。

一つの通貨なんで当然既存の通貨との交換レートも設定されている。これがまた変動制で、キプロスの金融問題の際に預金を凍結されて他の国に持ち出しができなくなってこのBitcoinに変えて難を逃れようと需要が高まり価格が跳ね上がったようだ。

「分散型電子通貨」への関心、金融不安で急上昇 « WIRED.jp

このBitcoinのシステムはピアツーピアのシステムで稼働しているようで単体の管理団体といったものがない模様。まだ、その技術のロジックを納得行くまでちゃんと勉強してないんだが、最近、ビットコインを販売してる業者がハッキングにあったりしてビットコインのレートがダダ下がりしたりとかなり怪しい雰囲気にも満ちている。

「Bitcoinバブル」が崩壊、6時間で価値が半分に « WIRED.jp

ただ、インターネットで独自の通貨を作ってしまうというその発想が面白くてたまらないし、これこそインターネットがあってこそのロマンがある。そもそも通貨なんてものは国家の根幹でどの国に関してもお金に関する法律、金融に関する法律なんてのはガチガチにホールドされているし、資本主義の世の中でココが不安定になると金持ちも貧乏人も一緒に奈落の底に落ちていきます。

だから新しい通貨ということで、これからどうなっていくかとても楽しみであり、ちょっとタイバーツから幾分かはこれからのBitcoinの行く末を期待する意味でも両替してBitcoin貯金をしておこうかと考えております。

そのBitcoin、コンピューターのリソースをBitcoinのシステムに提供してBitcoinを稼ぐことも出来るという。プログラムを動かして演算処理をさせてその結果に応じてBitcoinが支払われるらしいが、適当なノートPCレベルでやった場合24hx31dで稼働させても日本円で10円ぐらいにしかならない。電気代で足が出るがな。。

まあ、そんな感じだから技術屋さん達はごついGPUを積んだ超絶パフォーマンスマシンを作って絶えずCPUファンを回し続けながらBitcoinを稼いだり、ウィルスみたいなプログラム作って作成者のアカウントで他人のマシンのリソースを勝手に使ってBitCoinを稼いだりしてる奴がいるらしい。

見ていると雰囲気が90年代のインターネットの様子そのままで、その怪しさが実に懐かしい。そうそう、昔のインターネットもこんな怪しさの中から徐々に整備されていって今みたいになくてはならない社会基盤になっていったんだよなあ!と独り物思いに耽るのであります。

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↑ ニュースグループでエロ画像どかどか落としたり、bekkoameのアングラサイトばっか見てた頃。。。

ウェブの世界でグーグル、人間関係をオンライン上に持ち込んでその情報網をがっちり抑えたfacebook、電話の世界のskypeなどなどいろいろあるけど、インターネットの創世(一般公開)から約20年、まだまだインターネットを基盤にしたビッグバンは起こると思ってるけど、ネット上に流通する独自通貨というのは遅かれ早かれ絶対に確立されていく気がするし、近い将来、国に依存しないネットマネーを獲得しあって国家間で戦争が起こったりなんてこともあるんじゃないかとも考えたりしています。

個人的にはネットマネーは熱いと思っております。僕は期待を込めていくらか買いますが、市場の成長過程でBitcoinが潰れて他のシステムが天下を取ってしまう事も考えられます。。非常に危険だとは思います。。が、!やっぱ面白いので買うのだ!!

Paypalでタイから日本へ送金する時の手数料 2012年03月24日

PayPal booth at LeWeb

以前から試してみたかったPaypalでの海外送金をやってみた。ちょっと中途半端な金額ですが、51,000円を入金しようと考えました。

まず結論から。タイから51,000円を日本に送金(2012/03/24現在)、

タイ側で必要な金額 19,524.03THB
日本側で受け取れる金額 48,721円

となりました。さて以下計算です。

日本側の僕の日本円建てPaypalアカウントでタイのバーツ建てアカウントに請求依頼。その後、タイバーツ建てアカウントから支払い。この際、51,000円を送るのに19,524.03THBかかるとのこと。レートは100JPY=38.32ぐらい。ちなみに為替レートにはPaypalが2.5%の手数料を乗っけているとのことで、

19524.03/1025*1000=19065.40
19065.40/510=37.38

この時のバンコク銀行のJPYのsellのレートが37.43。ここまでが送金側の手数料。

さらに日本円建てのアカウントで受け取った際の受け取り手数料が、そのアカウントの月間入金額で%が変わってくるがデフォル3.9%+40円となっているので51,000円で計算すると2,029円の手数料が掛かる事になります。そしてどこかの銀行に送金して初めて使えるようになるので銀行口座に送金します。これが50,000円以下の場合は手数料が250円。んで、51,000円送ったけど、手数料引かれたのでPaypalにある金額は50,000円ない。。。というわけで250円が必要となり最終的には48,721円の受け取りとなりました。

さてこれを銀行での海外送金と比較。しかし銀行の海外送金って実際にはやってないので銀行のHPなどを見ながらの想定です。もし間違ってたらご連絡ください。

例えばバンコク銀行の場合、51,000円を日本の銀行口座に送金する場合、送金手数料が400THBかかり、為替レートはバンコク銀行のJPYのsellレートを適用します(これ、本当にこのレートでいいかわかりません。もしかしたら違うレートが適用されるのかも)。

51000/100*37.43+400=19489.30

タイ側の手数料はこれだけかな?そう考えると、Paypalの送金金額と銀行送金の手数料込みの送金金額はほとんど変わらない。というかPaypal側がのほうがちょっとオーバーした。まあ、Paypal側は為替レートが2.5%割増だから、送金金額*2.5%<銀行の送金手数料となる場合のみPaypalを使ったほうがいいかもしれない。 しかし、受け取りの手数料が日本の銀行の場合、大体3,500円ぐらいかかるらしい。Paypalの場合は51,000円だと受け取り手数料は2,029円でPaypalのほうがだいぶ得です。銀行の受け取り手数料を3,500円と仮定すると、Paypalでは88,718円までは銀行の手数料よりも安くなります。 この辺、Excelで自動計算表を作成してみました。緑の背景にしているセルにデータを入力すると下部に自動的に計算して送金に必要な金額と、結果受け取れる金額を表示してくれます。ただし、こちらはあくまでも参考程度ということで。僕は何の責任も負いません。 Paypal:タイから日本への送金手数料計算シート

ま、やっぱ小額の海外送金に向いてるのがPaypalですな。タイから日本円だとタイで20,000THB程度、日本円にして50,000円程度がちょうど分かれ目というところでしょうか。

タイではなぜ釣り銭にピン札が多いのか? 2011年09月12日


↑ ピンと張った綺麗なピン札。20B。

タイで買い物すると日本で買い物するよりも確実にお釣りでピン札をもらうことが多い。このあたりの感覚はタイに数ヶ月でも住んだことがある人なら「ああ、そうそう」と実感してもらえると思います。

タイの場合20B札、50B札、100B札、500B札、1000B札の5種類があり、最初は多分これは、ATMとして出回ってる機器の精度が低くて古いぐしゃぐしゃの札を使っているとすぐにディスペンサーの中で詰まったり、札のカウントを間違ってしまうなどの事例が多数あるから状態のいい札の流通量を国が増やしているのではないか?と思っていたが、よくよく考えるとタイのATMで取り扱っている札は100B、500B、1000Bの3種類のみ。50B札はまだしも20B札もとにかく釣り銭でピン札を返されることが多い。というわけでなぜにこんだけピン札が多いかは未だ謎。

そういえば昔(2006年)、カンボジアを旅行した際に釣り銭でもらうリエル札が異常に汚かったことを思い出した。出てくる札がとにかく泥で汚れてたりすることが多い。もう破れる寸前まで紙のコシがないほど幾重に折られていてとにかくボロボロの札が多かった。農民が土に塗れた手でポケットにグシャッとねじ込みながら商売でもしてるんだろうか?

ちなみにピン札、新札、新券という言葉を律儀に調べている方もいらっしゃるようです。

なんか、ツボなんだが。 : ピン札、新券、新札

新札というと1000円札の新しい版、聖徳太子→夏目漱石に変わった時の新しく発行されるお札も新札っていうんだね。