タイではなぜ釣り銭にピン札が多いのか? 2011年09月12日


↑ ピンと張った綺麗なピン札。20B。

タイで買い物すると日本で買い物するよりも確実にお釣りでピン札をもらうことが多い。このあたりの感覚はタイに数ヶ月でも住んだことがある人なら「ああ、そうそう」と実感してもらえると思います。

タイの場合20B札、50B札、100B札、500B札、1000B札の5種類があり、最初は多分これは、ATMとして出回ってる機器の精度が低くて古いぐしゃぐしゃの札を使っているとすぐにディスペンサーの中で詰まったり、札のカウントを間違ってしまうなどの事例が多数あるから状態のいい札の流通量を国が増やしているのではないか?と思っていたが、よくよく考えるとタイのATMで取り扱っている札は100B、500B、1000Bの3種類のみ。50B札はまだしも20B札もとにかく釣り銭でピン札を返されることが多い。というわけでなぜにこんだけピン札が多いかは未だ謎。

そういえば昔(2006年)、カンボジアを旅行した際に釣り銭でもらうリエル札が異常に汚かったことを思い出した。出てくる札がとにかく泥で汚れてたりすることが多い。もう破れる寸前まで紙のコシがないほど幾重に折られていてとにかくボロボロの札が多かった。農民が土に塗れた手でポケットにグシャッとねじ込みながら商売でもしてるんだろうか?

ちなみにピン札、新札、新券という言葉を律儀に調べている方もいらっしゃるようです。

なんか、ツボなんだが。 : ピン札、新券、新札

新札というと1000円札の新しい版、聖徳太子→夏目漱石に変わった時の新しく発行されるお札も新札っていうんだね。