タイBurger KingのVeggie Whopperがインドの風を運んでくる 2016年05月18日

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最近仕事場の関係でジャンク飯ばっか食っております。今日食った昼飯はBurger KingのVeggie Whopper。普通のWhopperだと面白く無いんでメニューいろいろ見てたら

「あ、Whopperってベジもあるんだ」

とこれに気づいてそのまま注文。

出てきたWhopperにはベジバーガーにはつきもののコロッケが挟まれている。食った瞬間に懐かしい香りが鼻先を駆け抜ける。。。

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「おお、インドの香りだ。。」

このベジコロッケ、カレー味というかマサラ味になっている。明らかに日本式の「カレー味」と書くよりは「マサラ味」と書くほうが正しく感じるエッジの立った味。そうそう、インドのベジバーガーはこんな味だった。。。

Burger Kingはインドにもあるんだろうな。んで南インドあたりではベジバーガーが主力商品になるだろうから、それをそのままタイに持ってきたんだろう。

しかし、食い進めるうちにその辛さに驚いた。ホントにインド向け味付けじゃなかろか??ポピュラーなジャンクフードとは思えないぐらい辛くてかなり刺激の強い味。肉が入ってなくて味的には薄くなるハンバーガーをその辛さで下支えしてるような感じでした。

でもなかなかおいしい。これからBurger Kingでメシ食うときはこれでもいいかもしれない。でもこれってバンズも中身も全部炭水化物なんだよなー。

仕事中にインドフラッシュバック!モーターウェイのNAMASTE INDIA 2016年01月24日

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今まで仕事でモーターウェイを行き来するうち何回も見てきたあのサービスエリアのインド飯屋、NAMASTE INDIAで始めて飯を食いました。

基本的にバンコクの日系企業にお勤めでアマタナコンやラヨーン方面のお客さんのところに通ってる人なら知らないことはないでしょうが、以下の場所でございます。


↑ ストリートビューにしてるので画面上の”逆さラッキョ”マークをクリックすると地図になります。

ちなみにINDIAN FASTFOODとか書かれてるけどファーストフードでもなんでもないです。普通に注文取って普通に料理して出て来ました。店に入った途端にあのインドの街なかに溢れている食い物の匂いが充満していてカルカッタやムンバイに行った日々がフラッシュバック。

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とりあえずバターチキンとチャナマサラを注文。パン系はロティとパロタ、ナンしかないみたい。普通にチャパティが食いたかったのに。注文取ってた兄ちゃんが頷くときに首を横にかしげるインド人独特のうなずき方してたのでインドから来た兄ちゃんなんだろう。中華料理で有名な老山東なんかでも中国人の若い子が働いているがああいうのってどういうシステムなんだろう?なんかの縁で中国やインドから渡ってきた先人が事業で成功して生まれ故郷の若い衆の留学なんかを受け入れて店で働かしているのだろうか??もしそうだとしたら若い世代&地元つながりの人間にそういうチャンスを還元してるってのは偉いですな。

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お値段は少々高め。しかしモーターウェイの飯屋はタイ料理であっても結構高めなんでこれでもこの辺では普通なのかもしれない。味は特筆すべきものは特にない平均的な感じですが、忙しいお仕事の合間にちょっと旅行気分なインドの空気を味わえるサービスエリアのインド飯屋NAMASTE INDIA(めちゃくちゃ安易な名前ですな)、インド好きにはいいかもしれません。

9年後にフランシスコ・ザビエルに会いにいくぜ 2015年07月13日

なんとフランシスコ・ザビエルの遺体ってまだミイラ化した状態で現存してるらしい。というかザビエルの遺体は死後もしばらくは腐らずミイラ化もしなかったらしい。死後50年後に右腕を切り取ってイタリアに持ち帰ろうとした際に鮮血が吹き出たという逸話も。

日本にキリスト教を伝えたフランシスコ・ザビエルのミイラが10年ぶりに一般公開される(インド・ミイラ注意) : カラパイア

それはさておき、1500年代に生きた人の屍がまだ朽ちずに残っているのが驚きでしかも日本に初めてキリスト教を伝えたというフランシスコ・ザビエル。これはびっくり。しかもインドのゴアに遺体は保管されているという。今僕はちょうどバンコクに住んでいて、日本よりもインドに非常に近い場所に居る。日本で言うと台湾に行くぐらいの感覚で気軽に行ける(ビザ取りは少々めんどくさいが。)

ぜひ、見たい!と思ったがなんと遺体の公開は10年に一度だけらしい。しかも直近の公開が2014年の11月22日から2015年1月4日までの約40日程度しか公開されないらしい。ああ、後1年早く気づいていれば。。。てなわけで9年後の年末はゴアに行こう。その時はフランシスコ・ザビエルをこの目で見てこようと思います。

ただ、9年後の自分はバンコクに居るかどうだか。。。ま、多分居るかな?てかご当地のインドに住んでそうな気もします。これから住むにはインドが面白そうだもんね。

Lonely Planet India (Travel Guide)
Lonely Planet (2013-09-01)

お一人様インド飯のトライアル 2015年03月10日

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“20130113_TempleHop_011.jpg by Nathan Cooke, on Flickr”

昨日はまた久しぶりに一人で職場の地下にあるMrs. Balbir’sというインド料理レストランで一人晩飯。インド料理ということで米かチャパティもしくはナンのようなパン系がないと話にならないところではあるが、炭水化物は摂りたくない。それでもマサラの香りに浸りたい、インドのチーズであるパニールを食べたいという欲求が勝り、とりあえず食うことに。

さてさて、ここでどうやってカーボン(炭水化物)を食わないようにするかが思案のしどころでありますが、結局のところ

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インディアグリーンサラダ
パニールティッカ

の2品にとどめて晩飯としました。これなら米もパンも食わずにローカーブな晩飯に仕上げられる。が、なんかインド飯でこういうのをするとなんだか玉ねぎばっかり食ってるような感覚になります。それとパニールティッカがマサラのヨーグルトペーストに浸けられていて香りがあるとはいえ、やっぱインド料理屋に来て汁もののカレーが食えないのがちょっと残念な気もしてもうちょっと改良の余地のあるお一人様ローカーブメニューです。

でもまあこれはこれで満足。一人でパニール大盛りが食えるので。。。

オーケンののほほんと熱い国へ行く 2015年02月04日

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前回の日本帰国時に仕入れて来た文庫本。この本はkindleで電子版が売っておらず、前回オーケンの本を久しぶりにkindleで購入した後、ムンバイマラソンを前に未読のオーケンによるインドとタイの旅行記を読んでみたいと思った。

考えてみると、タイはバンコク在住の僕がムンバイマラソンに出る前に読むんだから、これほど最適な本はなかろう。(とはいいつつ、結局読み終えたのはムンバイから二週間ぐらいたってからになりましたが。)

書かれたのは平成3年というから1991年。すでに24年前の旅行記であるが、文章を読んでいて大きく違和感を感じることもなく、不変のバックパッカーなりの自由感、モラトリアム感がぷんぷん臭ってくる。

文中、旅には「見聞を広める」と息巻いて出てくる本当に旅がスキってタイプと現実からの逃避を求めるタイプと大きく2つがあると書かれている。前者は普通に前向き、後者は後ろ向き。後者は自分のことを誰も知らない、物価の安い街で適応できない煩わしい自分の世界から離れてウダウダとモラトリアムの中にいる。本人自身も「これでいいのか?これでいーのだ。本当に??」と悩みつつ。

オーケン氏のシンパシーは当然ながら後者で旅の途中に出会うウダウダの長期旅行者と、薄ぼんやりした時間の流れの緩い旅の空が実に80年代調の文章で綴られている。でもこのバックパッカーのモラトリアムは今も昔も変わらずでちょっと前でも「外こもり」なんて言葉も現れては消えたりしていた。。。

個人的には久しぶりにこの80年代調文章に触れて前回も「今になってこの調子はちょっと辛いなあ」と思っていたが、やっぱりまだ慣れない。でも旅行記としては中々楽しめる良い本だとは思います。

まあブックオフなどで偶然見つけたらイチオシ。読んで楽しい本です。でもわざわざ探して買うという本でもないかなというところ。

また長期旅行に久しぶりに行きたいなあ、とちよっとだけ思った瞬間でした。

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