ไก่ชน ガイチョン 闘鶏を眺める 2014年01月20日

彼女の実家に行った時に向こうのお父さんと近所の人たちが闘鶏やっていたのでその様子をちょっと動画に収めて見ました。

闘鶏は軍鶏という種類の気の荒い鶏を囲いの中で戦わせてそれを見て楽しんだり、賭けの対象にしたりして楽しむ男たちの趣味。彼女の実家に行ったら何匹も軍鶏を飼っていていつもその鶏の手入れをしていたりする。

あまり物質的でない田舎のほうではこういう動物や自然を利用した趣味がまだまだメインストリームで人気を保ってるんでしょう。タイには他にもベタという魚を戦わせる闘魚などがあります。こういうこと書いてると動物愛護の観点に傾いた人からいろいろ言われそうだけどそもそも人間ってやっぱり残酷な生き物だしね。すべて理屈に叶う行動ばかりできるわけじゃない。こういうのもあるんだよ、と。

戦わせはするが、飼い主の鶏に対する愛情もかなりのものです。毎日羽を拭いたり鶏の体に対するケアは欠かさないでやっておられます。

闘鶏用にラバーかウレタンかわからんけど、高さ1mほどの仕切りになるロールも売っている模様で、それを広げて輪にしたら即席闘鶏場の出来上がりでそれを取り囲んで「わーお!!」「うぉーう!」とか男の野太い声が響きます。

バンコクの都会だとほとんど見ることはないんですが、たまにバイクで信号待ちしてると前のバイクにニケツしてる兄ちゃんがこの軍鶏抱えてたりとかするので都会でも裏路地のどこかに闘鶏場があるのかもしれないですな。。。あまり真剣にそんなの探したりすることはないのですが。。。

闘鶏 – Wikipedia
kitombo.com | チェンマイ俳句歳時記 | 2004年4月5日
タイの闘鶏

セブンイレブンの焼きバナナ กล้วยปิ้ง クルワイピン 2013年10月06日

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↑ セブンで売ってるチルドの焼きバナナ。右のほうね。左は先に紹介したベジタリアンソーセージ。

菜食週間、เจジェーの間に覗いたセブンで見つけた焼きバナナのチルド食品です。日本人にはあまり馴染みのないバナナの調理だが、タイではバナナを加熱して食べることが多い。この焼いたやつしかり、揚げたやつ、皮付きのまま湯がいて皮剥いて食べるやつとか。その中の一つで焼きバナナはกล้วยปิ้ง クルワイピンという。本来は以下のような感じです。

กล้วยปิ้ง Grilled Banana
“กล้วยปิ้ง Grilled Banana” photo by bite25

本来こんな感じです。この写真のものはテラテラと表面にツヤがあるものですが、これはバナナを焼いて甘いタレをかけてまた焼いたもの。表面が飴状にツヤが出る。これ以外にもタレをかけずにただ単に未熟のバナナの実を焼いて甘みを出しただけのものもある。タレをかけるものは甘さがくどくなるので僕はどちらかというと焼いただけのものが好き。ホコホコしたお芋さんを食ってる感じとバナナの甘い香り、ちょっと焦げ目がついていて香ばしい感じがとてもおいしい。

これをセブンでチルドで売ってるんだからびっくり。再現できるのかよ?!

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あまり外国人に有名でない料理?お菓子?だからか作り方まで全部タイ語。外国人に優しくないのう。。。でもまあ適当にタイ語の作り方読んでとりあえず袋破って内袋を取り出してみる。

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うわ。。なんか不味そう。。見た目全然よくないなこりゃ。とりあえずセブンの電子レンジ1100Wで1分と書いてあるので自宅の家庭用電子レンジでは600W2分でかけてみます。

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チンして、袋から取り出してみると、、、あら、表面が電子レンジの加熱で乾いてちょうどいい感じになったね。焼きバナナっぽくなってるかな。付属のタレは甘いので使わずそのまま食べてみる。「あ、焼きバナナ。。」普通にうまい。うん、これ大丈夫、普通に行けます。以外においしい。セブンにて19THB。まあ街中の屋台で買えばもっともっと安いけど、たまにセブンで買ってみるのもよしでしょう。うん、以外にイケる。

セブンイレブンのベジタリアンソーセージ 2013年10月05日

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ちょうど今タイはเจ ジェーの季節であります。เจ ジェーとはタイの菜食週間のことで年に一回、大体10月の初旬にこの時期があり今年は先週の半ばから大体1週間か10日ぐらいかな?菜食に勤める期間があります。街中の飯屋はเจの黄色い札に溢れ返ります。

当然セブンのチルド食品なんかもこの時期はเจのものが増えます。タイのセブンイレブンの経営母体であるCP-ALLは食肉加工の大手CP(チャルーン・ポーカパン)の系列の会社なのでこの時期に多分CPのソーセージや鶏肉、豚肉は売上がダウンするだろうからうまくเจにも乗っかって商売をしたいところでしょう。

そんなことをぼんやり考えながらセブンの商品だなを見ているとベジタリアンソーセージがありました。

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タイのセブンイレブンで買ったソーセージはこうやって袋の一部を破って蒸気の逃げ口を作り電子レンジでチン。業務用1100Wで20-30秒、みたいなことを書いてあるので自宅の家庭用電子レンジではとりあえず600W1分でチンします。しかし、このベジタリアンソーセージに限らず他のセブンで売ってるチキンソーセージなんかもそうですが、電子レンジで加熱すると必ずソーセージの皮が破裂して中身が飛び出ます。見栄えが非常に良くなくてなぜこれを誰も改善しようとしないのかが不思議。んで、ベジタリアンソーセージをチンすると、、

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うわ。。。なんか生々しい。。破裂して、一部しなびてしまって実に何かに似ている。チンどころかチンチンだ。おチンチンだ。これまた男だけに食うのに抵抗があるなあ。しかもこのソーセージ、ご丁寧に非常に柔らかくでろーんとした状態を歯で食いちぎるが、皮が意外としっかりしててなかなか噛みきれなかったり。。。ちょっと視覚的にいや~な気分になります。

ま、見た目の話は置いておいて(ちなみに上半分にあるガビガビの芋みたいな奴は無視してください。次回のブログ更新に書きます)、実にCPのソーセージらしく皮の感触や中身のお肉にあたる部分も大豆プロテインを使っているらしいが、うまくベーキングパウダーか重曹みたいなふくらし粉で軽く仕上げている。あんまり大豆臭さもなく若干味が薄い普通のCPのソーセージみたいでナチュラル感・健康志向感はあるとは言いがたいけども、普段のCPのソーセージの味の再現という意味では流石というところ。

ただ、同じ食うならやっぱりスーパーマーケットのtopsで売ってるガパオソーセージのほうがおいしいかな。。。

タイの習慣と日本の習慣 2013年02月08日

Good deed, bad deed

タイ人はよく食事の際に食べ物を箸で渡したりする。お皿で受けれればいいんだけど場合によっては箸で掴んで取れというような仕草をされるが、これは日本では死人の骨を拾うときにすることだよと話して教える。タイではそういう習慣がないから「あ?そーなの?」ってな感じである。

日本人はよくタイ人と飯食ったり酒飲んだりしてる際に、手のひらを上に返して飲み物をついだりすることがある(上記写真。通常は手のひらが下を向く)。別に日本人的には特段気にすることはない。実はこれはタイではどうも死人に対して?(葬儀の際とか?)水を注ぐときにする仕草のようで、タイ人にこれをやると嫌な顔をされる。まあ、これは僕らも今まで知らんかったことなんでゴメンね、という話である。

どちらもお互い知らないからやってしまうだけのことで、この例を考えると、風習や習慣って結局のところ感情的な部分が多くて実質的には何もないことが多い。ただし、だからと言ってそれをないがしろにするとこれまたそのことが原因で大きな実質被害が発生しそうなセンシティブなもんなんだが。

だからやっぱりこういうことを深刻に捉える必要はないが、広く勉強して「知っておく」ってことは大事なんだな。

「インドの今を知る!」 2012年09月03日

今年8月に初めてインド上陸を果たした訳ですが、帰りの空港までの道で新市街の景観を見て今のインドも面白そうだと思ってタイに戻ってからいろいろとインドの情報を探していた中で見つけたメルマガ、「インドの今を知る!」

毎日配信のメルマガでいつもだいたい日本時間でいうと10時頃に届いている。インドの今の経済や政治の動向、インドのインフラなんかのお話がちょうど手頃な長さで毎日届く。何気にこれを毎日読むのが結構楽しみであります。

 【 今日のポイント 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

       インドの労働法は時代遅れで柔軟性に欠けている。

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  アイジェイシーの土肥です。インド・ビジネスをお考えの方、インド
 に興味をお持ちのみなさまのために、インドで現在起きている事を、独
 自の視点で、わかりやすくお伝えして行きます。

 【 今日の記事 】 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   焦点:印マルチ・スズキの工場暴動、低賃金労働力への依存に警鐘

            ロイター         2012/8/7
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  スズキのインド子会社マルチ・スズキのマネサール工場(北部ハリアナ州)
 で7月18日に労働者が起こした暴動は、低賃金労働力に依存する製造業に警
 鐘を鳴らしている。

   (後略)

 【 今日のキモ 】 ━━━━━━━━

 ■この暴動は、インドの経済界を揺るがし、低賃金労働力が製造業を支え、
  外資を呼び込んでいる同国の労働法が時代遅れで柔軟性に欠けていること
  を浮き彫りにしました。

 ■現代自動車やホンダなどインド国外の自動車メーカーも、ここ数年インド
  工場での労働争議に直面しており、業界団体は柔軟性に欠く法律を見直す
  よう、政府にあらためて求めています。

 ■1920年代にさかのぼるものもあるインドの労働法の下では、大手企業
  は正規雇用者の解雇が困難なことから、大量の契約労働者採用を余儀なく
  されており、これが多くの労働組合との対立点となっています。

 ■マルチ・スズキの工場では長年、労働争議が起きており、生産ラインで働
  く労働者を代表する労働組合は、経営慣行により衝突は避けられないもの
  になっていると訴えています。

 ■マネサール工場の生産労働者の最高賃金は月2万5000ルピーで、この
  うち、1500人の契約労働者の賃金はこの半分以下です。

 ■前年度のマルチ・スズキの純売上高に占める従業員コストの比率はインド
  国内上位5社の中で最低の2.4%でした。

 ■労組は暴動が起きたとき、今後3年間に月1万5000ルピーの賃上げを
  求めて交渉を進めていました。

 ■29年前にインドで生産を始めたスズキの鈴木俊宏副社長は、スズキは従
  業員との意思の疎通を強化する必要があると指摘します。

 ■NTUIなどの労組は、マルチ・スズキが正規雇用者の賃金を大幅に下回
  る水準で契約労働者を使用していることを批判しています。

 ■一方、マルチ・スズキの広報担当は、契約労働者の利用は需要の季節変動
  を踏まえた標準的な慣行としています。

発行しているのはアイジェイシーという日系企業のインド進出などの際にサポート・コンサルを行う会社を起こしてられる土肥克彦さんという方。本当に文章量が手頃なので毎日かかさず読んでいる。短いセンテンスにインドの商習慣や問題などを挙げられてて、「へぇ、タイではこうなのに、インドの場合は、、」とタイ、日本などと比較して読んでいるととてもためになる。今はもう日本、米国、タイと3カ国の株に手を出しているので無理に買うことはないが、いつかインド企業の株を買うこともあるかもしれないし、そんなときに役に立つかな?と思ったり。あと、コルカタの旧市街を見たときには、「この国で働けるか???」と思ったもんだが、新市街のほうを見た後は「インドでも結構しっかりした収入の仕事もあるかもしれない」と思える。いつかの時にインド人と一緒に仕事することを考えたりしながら、毎日のこのメルマガを読んでおります。

インド・ビジネス・サポートの アイジェイシー

しかし、相変わらずインドの人口の規模感は毎度毎度びっくりさせられますな。2010年のインドの自殺者の数が約180,000人!すげえ!さすが日本と比べると桁どんと上がりますな。。。と思ったらよく見ると日本の場合2010年の自殺者数は約30,000人。日本は比率が多いな。

日本:人口 1億2千万:自殺者 約30,000人
インド:人口 12億人:自殺者 約180,000人

人口はインドのほうが10倍だが、自殺者数は6倍にしかなってないんですな。。。