フィルムの現像 2015年10月13日

DSC02873

去年に入手しつつもフィルムを入れて10枚ほど撮った後はフィルム入れっぱなしの放置処理をしてきたPraktica LTLですが、先月なんとか残りを撮り切り、現像に出していたフィルムが上がってきた。

ほぼ入手してから1年間が過ぎてますが、このカメラの成果物を見るのはこれが始めて。てかボディのあまりのプラスチッキーさに唖然として全然使ってなかった。

写真を見ると、不慣れなフィルムカメラでシャッタスピードの設定も全然感覚がつかめなかったが、露出計は正常に動いていた模様でそれなりにちゃんと明るい写真が撮れている。

DSC02872

使ったレンズはPrakticaの28mm f2.8とASAHIのSMC TAKUMAR 55mm f1.8。うちにあるM42マウントのレンズはこれだけ。SMC TAKUMARのほうはなかなか綺麗に撮れている。絞り開いてピント合う部分とボケの対比も綺麗でいい感じです。フィルムカメラ全盛の時代は学生だったから「写ルンです」ぐらいしか使ったことはなく、一眼レフで写真を撮るなんてことはほとんど体験がなかったのでイマイチ勝手はわからんですが。

しかし、このフィルム現像するのにバンコクはシーロムの写真屋で預けて受け取りまで2週間、費用は234THB(約800円)。フィルム現像代が100THBでポジ焼きが一枚6THB。費用的にはこんなもんかな?と思うが、出来上がってきたポジがなんか昔の写真の紙の質感とかなり違う。。。多分これ光沢紙にカラープリントしたやつで印画紙ではないみたいな感じ。確かにそのほうが扱いやすいだろうし、コストもかからないだろうけどイマイチ味わいにかける。てかこれを印刷するのにフィルムの画像を一度デジタル化したのであればそのデータのほうが欲しい。。。

というわけでPraktica、普通には使えるカメラだと判明しました。またいつかZeissのM42マウントの広角レンズでも手に入れてこのPrakticaで使ってみたい感じです。

実家にてZeiss Ikon Contax IIaが発掘される 2015年09月21日

cameras

今回の嬉しいニュースは実家の部屋の整理をしていた母親から「おじいちゃんのカメラが出てきた」と見せてくれたのがこれ。Zeiss Ikon Contax IIa。

1950年代に販売されたドイツのカメラでZeissといえば有名なメーカーじゃないですか。


コンタックス – Wikipedia
Zeiss Contax IIa IIIa
レンジファインダーカメラ – Wikipedia

Contaxというレンジファインダーカメラで一眼レフと構造が異なるので正直まだ使い方がよくわかってないですが、まあどちらにせよフィルムカメラなんで今時は使いにくい。

それよりも注目すべきはレンズで、Carl Zeiss Sonnar 50mm f2.0となっているフルサイズでは標準画角の明るいレンズ。これをぜひNex-6にマウントして使ってみたいもんだ。

吉祥寺ヨドバシで「Contax RFマウント → Sony Eマウント」への変換アダプタを30分以上かけて探してもらったが残念ながら在庫なし。またeBayでアダプタ購入かなあ。日本国内で試し撮りというチャンスは途絶えました。

レンズも前玉のレンズの周辺部にカビが見えるがたぶん写りには問題ないレベルと信じている。。

早く試してみたい。。

cameras

カメラのホワイトバランスが大きく勘違い 2015年04月29日

before

こちらの写真、iPhoneで撮った写真を撮って出しです(モザイク部分は加工しましたが)。普通に名刺をライトグリーンの壁にでも貼って撮影したのか?という感じですな。

ところがこのカードは実は名刺ではなくて交通費などの清算のために領収書に書いてもらう会社の住所などをまとめたカード。実はこのカードは白いカードではなくてピンクの厚紙に印刷されたもの。上の写真だと普通のちょっと古い名刺のように写ってますが、実はiPhone5sのオートホワイトバランスがこの名刺のピンクを「光の加減でピンクに見えるけど実は白の紙なんだ」と勘違いして一生懸命カードを白に補正しようとした結果です。

普通にクリーム色の天板の机において撮ったのが気持ち悪いぐらいグリーンになっている。以下がLightroomで補正した、元の色に近いもの。

after

紙はピンクになり、下の机の色はクリーム色になりました。

当然といえば当然なんだけど、改めてホワイトバランスだけでこんなに印象変わるもんなんだなあと感心しました。

ASUS Fonepad7 FE171CGというでかい電話?2SIM待ち受けできる7”タブレットを買ってみた 2015年03月17日

image

iPadがボリュームダウンキーの不調で交換対応となり1週間ほど人質に取られるので手持ち無沙汰になり、ついついまたAndroidタブレットを買ってしまいました。これで結局自宅には、スマホもiPhone/Android/WinPhone、タブレットもiPad/Android/WinTabそれぞれが揃うことに。。。

今回買ったのはASUSが2015年の1月にタイで販売しだしたFonepad7 FE171CGでFonepadシリーズの中の1機種です。最近ASUSはZenFoneなども好調なようで、Intel CPUを搭載したAndroid端末(多分、Intelとがっちり握ってASUSの製品のほとんどでIntelCPUを採用してるのでしょう。ARM系CPUに思い切りシェア取られてて目立たないスマホ、タブレット市場でIntelも追い付きたいのかIntel端末は結構安いものが多い。)。

お値段は4,190THBと日本円で15,500円ぐらいでかなり低価格端末な割に、SIMフリーで2SIM、しかも両方が3G待ち受けが出来て、7”ディスプレイタブレット、バッテリは4000mAhで約11時間使えて、MicroSDスロットがついてて64GBまでSDでストレージは拡張可能、GPS、Bluetoothはもちろん付いていて、本体重量280gと結構頑張ってるスペック。RAMは1GB、本体ストレージは8GB、CPUはデュアルコアZ2520の1.2GHzとこの辺は値段相応のスペックで、スペックはそこそこでモジュールは全部入り、ココイチの並盛りカレーにトッピング全部乗せしたようなタブレットです。日本だとほぼ同じ仕様のタブレットがSIMモジュール外してMemo Pad7として
同じぐらいの価格帯で販売している。でも結構SIMモジュールが重要だと思うんだが。。。ココイチのトッピングでトンカツ抜いてそれ以外みたいな残念感。。。その点タイでこれが買えるのは嬉しい。

Screenshot_2015-03-18-19-22-46

実際触ってみると、まあスペック相応のパフォーマンスと言ったところであるが、ASUSのZenUIはちょこちょこと細かいところを使いやすく作ってあって割りと使いやすい。サイズ感が絶妙でかなり縦長になるディスプレイに両サイドのベゼルもそれなりに取ってあって持ちやすいし、指がしっかりと周りこむホールド感が非常によろしい。なにより7”なのでポケットにギリギリ入るサイズで重量も280gと軽いので無理くりYシャツの胸ポケットにねじ込んで持ち歩いても重くないのがいい。一度ホントに電話としてこのタブレットを使ってみたいんだがいかんせん、どんなAndroid端末でもネックになるカメラモジュールがこの端末もダメなので躊躇する。

スペックや値段は差し置いて自分の手に収まるいい感じの大きさの端末でホントいいなあと思う。が、カメラに関して僕の端末が個別にダメなのかしれないが、以下のような感じ。

2015年3月18日 225517 GMT+0700
↑ 縦縞が。。。

モアレ、というのでしょうか。カメラの映像に色ムラが出てる。動画で撮影するとその色ムラ揺れがよくわかる。。。これはさすがに低価格端末のカメラというよりは不具合なんじゃないだろうかというレベルですなあ。。今度一回、買った所で聞いてみようかな。。。しかしこれが治ったところで結局カメラは実用に向かないレベルなので不毛な行動となるので腰が上がりにくいのう。。。

結局Androidに関してはどの端末もカメラが悪くて、メインとして切り替えるのに躊躇する。OnePlus OneやXiaomi mi4に搭載されているSONYのIMX214のカメラモジュールならRAWで撮ると結構イケる感じだけど個人的にはそれ以外はiPhoneのほうが全然いい感じ。カメラと音楽系のアプリ以外はiPhoneもAndroidも遜色ないと思いますが、この辺はAndroidが追いつけないですな。。。

話それましたが、この価格でタブレットが買える今の御時世。もうタブレットもSoCからカメラモジュールから完全にコモディティ化してて2000年代前半のPCと同じような感じですな。日本からタイに旅行に来る人はもし日本でMemoPadを買うぐらいならタイのCentralあたりで(ASUS製品は結構どこでも売ってる)、このFonepad買って帰るのが吉じゃないかと思います。

追伸:
バッテリのACアダプタが微妙な数字になっていた。5.2Vの1.35A??確かに他のACで充電すると遅くて、付属のACで充電すると充電速度は結構早い。が、どうなるんだろう??

NOKIA Lumia 1020でRAW撮影+Lightroom現像でかなり出来がよい 2015年01月27日

image

先日MBKで新古品に近い状態の中古で8,000THBで売っていたNOKIAのLumia 1020を購入しましたが、
このLumia1020は41MPという化け物みたいなセンサーを積んでいて4:3で撮影した際に有効画素が38MP、
16:9になっております。

インド行く直前ぐらいに買ったのでインドではこの携帯のカメラでいろいろ写そうといろいろセッティングを
探ってましたが、このLumia 1020では撮影モードは以下のパターンのみ。

4:3で撮影の場合
(16:9だとフルサイズJPGとRAWの有効画素数が34MPになります。)

縮小JPG(5MP)のみ
縮小JPG(5MP)+フルサイズJPG(38MP)
縮小JPG(5MP)+RAW(DNG)

縮小JPGは7つの画素の情報をオーバーサンプリングしてひとつの画素情報にまとめて出力することで単純に5MPのセンサーで撮るよりも綺麗に撮れるようにするという仕組み。また、38MPとかの画素数で撮れたってスマホなんだからSNSとかに画像を上げたいときにそのままでは難儀するのでまず5MPぐらいの画像を生成しておくのがよい、というフローになっているのだと思います。この5MPの写真だって3072×1728もあるんだから普通の人にはこれでも十分なもんだと思う。

ただ、せっかくカメラ目的で買ったので僕自身はフルサイズの画像データを使いたい。最初は縮小+フルサイズJPGで撮っていたけどイマイチフルサイズJPGを等倍で見た時に細部が気に入らん感じになってた。なので今度は縮小JPGとRAWファイル出力にしてRAWはAdobeのLightroomで読み込ませて、必要な処理をした後試しにJPGに非圧縮の100%で出力させてみたらこれがええ感じになりました。さすがにISO上げるとノイズも目立つがISO400ぐらいまでは細部の粒子感もフィルムカメラの感覚にちかく個人的にはかなりお気に入りな仕上がりでこれでまたLumia1020は常時持ちスマホの座を確立と言った感じですな(といいつつカメラはいいけどスマホとしての機能はほとんど使ってないが)。

個人的に多分JPG圧縮の絵作りがあまり気に入らんのでしょうな。JPG出力するときも100%の非圧縮状態だとRAWデータから変な処理を行わずセンサーの画素で受けた画像情報がそのまま出てきてる感じで好みな感じであります。

in the supermarket
↑ ISO200での撮影。38MPのフルサイズがリンク先で見れます。等倍でこれぐらいの画像ならCropしても安心な気がする。

Chhatrapati Shivaji Terminus St. 1
↑ ISO800。これも38MPフルサイズがリンク先にあります。等倍だとさすがにノイズが目立ってきますが個人的にはこのノイズ感はオーケー。Webに載せるときの縮小画像だとノイズ感なんてまったくわからないですな。

Mumbai airport 2
↑ ISO100。これもフルサイズがあります。これなんかめちゃくちゃキレイに写っている。なかなかの感動モノ。床に反射した光なんかも潰れて単調にならずいい感じです。

というわけでさらに使い込んで行きます。。。