ASUS Fonepad7 FE171CGというでかい電話?2SIM待ち受けできる7”タブレットを買ってみた 2015年03月17日

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iPadがボリュームダウンキーの不調で交換対応となり1週間ほど人質に取られるので手持ち無沙汰になり、ついついまたAndroidタブレットを買ってしまいました。これで結局自宅には、スマホもiPhone/Android/WinPhone、タブレットもiPad/Android/WinTabそれぞれが揃うことに。。。

今回買ったのはASUSが2015年の1月にタイで販売しだしたFonepad7 FE171CGでFonepadシリーズの中の1機種です。最近ASUSはZenFoneなども好調なようで、Intel CPUを搭載したAndroid端末(多分、Intelとがっちり握ってASUSの製品のほとんどでIntelCPUを採用してるのでしょう。ARM系CPUに思い切りシェア取られてて目立たないスマホ、タブレット市場でIntelも追い付きたいのかIntel端末は結構安いものが多い。)。

お値段は4,190THBと日本円で15,500円ぐらいでかなり低価格端末な割に、SIMフリーで2SIM、しかも両方が3G待ち受けが出来て、7”ディスプレイタブレット、バッテリは4000mAhで約11時間使えて、MicroSDスロットがついてて64GBまでSDでストレージは拡張可能、GPS、Bluetoothはもちろん付いていて、本体重量280gと結構頑張ってるスペック。RAMは1GB、本体ストレージは8GB、CPUはデュアルコアZ2520の1.2GHzとこの辺は値段相応のスペックで、スペックはそこそこでモジュールは全部入り、ココイチの並盛りカレーにトッピング全部乗せしたようなタブレットです。日本だとほぼ同じ仕様のタブレットがSIMモジュール外してMemo Pad7として
同じぐらいの価格帯で販売している。でも結構SIMモジュールが重要だと思うんだが。。。ココイチのトッピングでトンカツ抜いてそれ以外みたいな残念感。。。その点タイでこれが買えるのは嬉しい。

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実際触ってみると、まあスペック相応のパフォーマンスと言ったところであるが、ASUSのZenUIはちょこちょこと細かいところを使いやすく作ってあって割りと使いやすい。サイズ感が絶妙でかなり縦長になるディスプレイに両サイドのベゼルもそれなりに取ってあって持ちやすいし、指がしっかりと周りこむホールド感が非常によろしい。なにより7”なのでポケットにギリギリ入るサイズで重量も280gと軽いので無理くりYシャツの胸ポケットにねじ込んで持ち歩いても重くないのがいい。一度ホントに電話としてこのタブレットを使ってみたいんだがいかんせん、どんなAndroid端末でもネックになるカメラモジュールがこの端末もダメなので躊躇する。

スペックや値段は差し置いて自分の手に収まるいい感じの大きさの端末でホントいいなあと思う。が、カメラに関して僕の端末が個別にダメなのかしれないが、以下のような感じ。

2015年3月18日 225517 GMT+0700
↑ 縦縞が。。。

モアレ、というのでしょうか。カメラの映像に色ムラが出てる。動画で撮影するとその色ムラ揺れがよくわかる。。。これはさすがに低価格端末のカメラというよりは不具合なんじゃないだろうかというレベルですなあ。。今度一回、買った所で聞いてみようかな。。。しかしこれが治ったところで結局カメラは実用に向かないレベルなので不毛な行動となるので腰が上がりにくいのう。。。

結局Androidに関してはどの端末もカメラが悪くて、メインとして切り替えるのに躊躇する。OnePlus OneやXiaomi mi4に搭載されているSONYのIMX214のカメラモジュールならRAWで撮ると結構イケる感じだけど個人的にはそれ以外はiPhoneのほうが全然いい感じ。カメラと音楽系のアプリ以外はiPhoneもAndroidも遜色ないと思いますが、この辺はAndroidが追いつけないですな。。。

話それましたが、この価格でタブレットが買える今の御時世。もうタブレットもSoCからカメラモジュールから完全にコモディティ化してて2000年代前半のPCと同じような感じですな。日本からタイに旅行に来る人はもし日本でMemoPadを買うぐらいならタイのCentralあたりで(ASUS製品は結構どこでも売ってる)、このFonepad買って帰るのが吉じゃないかと思います。

追伸:
バッテリのACアダプタが微妙な数字になっていた。5.2Vの1.35A??確かに他のACで充電すると遅くて、付属のACで充電すると充電速度は結構早い。が、どうなるんだろう??