平常時の運動量を上げる in Bangkok 2017年01月03日

Stairway to what?

日頃の健康法ってので、勝間和代氏の本やメールマガジンでApple Watchをちゃんと活用し(別に他のフィットネストラッカーでもいいんだけど)、運動量を常に計りましょうというのが書いてあった。

で、普段通りの生活してると目標運動量に全然足らないから駅やビル内で、エレベーターやエスカレーターを使わず、階段が使えるところはどこでも階段使って登る、2kmに足らないぐらいの距離なら公共交通機関を利用せず歩く、というのを徹底しているらしい。

まあ、確かに、「運動をするぞ」と気張って運動するのは24時間の生活の中のほんの限られた時間だから残りの運動してない時間の運動量をあげたほうが効果的だってのも十分納得出来ますわな。

ちょっと前に自分も実際にやってみたんだが、タイの場合、ガーッと地下鉄の階段を駆け上がったとしても一番上の出口のところがテープで封鎖してあったりしてがっかりすることしきり。

重いカバン持ってややこしそうにテープの下をかいくぐって出てくる日本人を何も知らない警備員のおばちゃんは「わざわざなんで階段使うの?エスカレーターあるじゃん」みたいな目で見てくるのでやる気が失せます。

同じく仕事で客先のビルに行ったりしたときなんかも、一階から頑張って7階とか8階まで登ってもなんでか知らんが非常階段の扉に鍵がかかっていて、オフィススペースには入れなかったり。。

なんか残念な環境ですなー。

バンコクで勝間和代セミナー参加 2015年10月14日

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13日の夕方はタニヤ近くのクラウンプラザで勝間和代セミナーに参加。夕方の部はAEC関連の経済のお話。テーマ自体は別に興味はそれほどなかったが、実際に生でしゃべる勝間和代さんを見てみたくて無料だし、ということで参加。

お話の流れは「これから復興するであろう日本」「沈みゆく中国」という勝間さんの見立てのお話がメインでAECの話はほんのちょこっと。まあ、準備時間があまり取れず得意分野の話を中心に配分したのかな?という感じ。

さっきも書いたけどテーマ自体は興味がなかったので、面白かったのはやっぱり話し方。そもそもコンサルタントもやってた人だし、講演会慣れもしてる人だと思うが、映し出すスライドにはキーワードを1枚に付き2つぐらい配置して、それに関連するトピックをしゃべりまくる。このトピックの引き出しが多いのと、関連する用語と数字を正確に言い切って話を進めるのを観て「よくこれだけデータが頭の中に入ってるなあ」と思ったが多分このテーマでは何十回と講演やってて慣れてるんでしょうな。

講演に2時間はちょっと長すぎて(聴衆の)集中力が続かないとか、スライドに答えを書かずキーワードのみにしてしゃべりでその答えを伝えるようなプレゼンのやり方は資料だけ持って帰ってもなんの意味がないので聞く側もちゃんとメモ取ろうとして話を真面目に聞いてくれるのかな?と考えたりもした。(といいつつ当日スライドの資料は配ってはなかったですが)

勝間和代さんは「お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践」を読んで感情的な表現とか根拠は全く無くて常に数字とデータを根拠に話を進めるスタイルが非常に男っぽくて面白く、無料のメルマガも読んでるけどホントに文章に女性っぽいところがないのが面白い。遊びの話でもなんでも仮説>データ>判断。男っぽいというよりオタクっぽいのか。この人のいろんな本を読みましたがこの「お金は銀行に預けるな」が一番面白かった。

テーマはホントにどうでもよくって、話の仕方が実際に生で見れて勉強になったというのが一番の楽しかった点でした。

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大人の勉強本! 2013年05月30日

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勝間和代の「やればできる」と「お金は銀行に預けるな~金融リテラシーの基本と実践~ (光文社新書)」を読んで、まあ、書いてあることは至極まっとうで、女性の書いた本の割に質実剛健なロジックにちょっと感心してたりもしてたんで、ちょっと他の本も読んでみようと思って、勝間和代の名前が売れだすきっかけとなったと言われるこの本を買ってみた。

本の中身は「大人の勉強本」で学習を続けていく意味と本当に実践力のある知識を実地で効果を見ながらモチベーションを保って継続していくためのTIPSと、その具体的な道具の揃え方までしっかりと書かれております。どちらかというとなぜ勉強するか?という部分の記述がやっぱり勝間和代らしいしっかりした論調(個人的にはこの人の論理はすごい男っぽくて女性らしいしおらしさみたいなものが全くなく読んでいて気持ちがいいんだけど)で、この部分がホントはしっかり読まないと行けない部分なんだろうけどこれにITを絡めたアプローチってのが目新しくて受けてたんじゃないかと思う。

確かにそういうIT小道具の使い方は無理や独りよがりな拘りみたいなものもなくちゃんと利用していける方法を紹介している(でも初版が2007年なので、Audiobookを聞くのにMDという単語が出てきたりとすでにツールが out of date になっているものもあるけど、流行り廃り激しいビジネス本の中でこれだけ需要が長続きしてるのはこの本の凄いとこなんだろうな)し、これ以降のiPhoneに始まるスマートフォンブームと上手く絡み合って凄い受けたのも納得は出来る内容。

また、モチベーションを根性で高く保ち続けて勉強する、という話ではなく効果を短期的に収入増加につなげて目に見えるご褒美を得ることでモチベーションを高めるというのはダイエットの時に教科書にしていた岡田斗司夫のレコーディングダイエット本「いつまでもデブと思うなよ」(しかし、いつも買いてて思うけど、この本のタイトル、なんとかならないかね。もう少し上品なタイトルにしといたほうがよかったと思う)と同じやり方で納得納得。そう、絶対根性では続かんよね。気力が途切れてしまった時のことを予め想定しておかなければ絶対成功はしないと思う。

個人的には酒やめて夜勉強する時間を持てるようにはなったけど、何を、どのように、どれぐらいの期間でやっていくのか?確かにダラダラと時間をかけれるのであれば割りとどんなものでもそれなりの効果は挙げられると思うけど、せっかくやるなら、めっちゃ深く勉強するか、もしくは、めっちゃ短期間にある一定レベルを資格やスコアという形で実現するかを指標にやってみるほうが面白い。そういう、方法と効果測定を考える上でも非常にためになる一冊。とりあえず僕の今年の目標は6年目にしてやっとちゃんとタイ語を習得するということに致しました。タイ語習得で、地場、足元の情報を文字で収集できるようになる事、そして、来年あたりは英語力も強化して、洋書なども読めるようになると情報ソースもドドンと拡大されるので仕事や生活が大きく変化していくかな?と思ってやって見る次第であります。

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やればできる 勝間和代 2013年04月05日

勝間和代の自己啓発本と言ったらいいのかなこれは?

まあ以前から勝間和代がいろいろウェブ関連で書かれていることを読むにつけ「どうでもいいや」という感想で、ほとんど気にしてなかったが、つい先日野暮用で昔使っていたiPhone4を再セットアップ、iTunesにバックアップされていた複数のアプリを復元した時にこの本もついでだと思って復元させた。んで、スタバで待ち時間中に何気なく読み始めたらとりあえず最期まで読んでしまった。。。


↑ こういう雰囲気のトークショーって嫌だ。。なんかツールの話ばっかでパッと見胡散臭く感じる。。。

んで、この「やればできる」も表紙に書かれているキーワードが「しなやか力」「したたか力」「へんか力」「とんがり力」って感じになってて、なんかOL好みな語感の設定で自分みたいな性格でよくこの本を読み始めたなあと思う。でも以前に「お金は銀行に預けるな」を読んだ時も話が非常に理路整然としてる様を見て単純にインチキ臭い自己啓発本を書いてる人という以上のモノは十分感じておりました。

んで、読み進めていくとこの本はすごい読み易く書いてあって、ガンガンページが進む。多分3時間ぐらいで全部読んだんじゃないかな。このへん、多分勝間和代が書いた本を編集側でリクエスト出してかなり20代OL向けに修正を行ってるんじゃないかなとも思う。全体通して書いてある内容は表紙やその他ウェブの情報から知り得るイメージからはかなり違って全部至極まっとうなことが書かれております。

しなやか力:自分の得意な、伸ばしていける長所を見つける力を身につけて
したたか力:自分の強みの部分だけを伸ばしていく
へんか力:ただし変化を恐れず、やりたくなかったこともあえて取り込んでみる
とんがり力:自分自身に頭ひとつ以上飛び抜けた商品価値を身につける

てな感じになるんですが、この「とんがり力」の章でこの力をつけた後にプラスアルファ、他の「とんがり力」を持つ人の力を掛けあわせた時の相乗効果と、こういう商品価値を持つ人達の経済圏の話が面白い。こういう頭ひとつ飛び抜けた商品価値を持つ人の周りにその価値をうまく使える人たちが集まってその人に仕事を発注、発注した人も大きく利益を手にして、発注を受ける人もさらに大きく社会的な評価を伸ばして、という流れでどんどんこの上昇気流に乗って行きましょうみたいなお話が書かれている。

そして思い出すのは勝間和代とひろゆきのテレビ番組だったかの中の口ゲンカ。勝間和代自身は先の動画のようなインテリ女史的なアイコンのイメージを求められてるところに乗っかってたけど、ひろゆきがそこを全く使わずに反論してきてケンカになったと。でもその後の勝間和代の対応も面白かった。再度、ホリエモンとひろゆきと対談してこの3者でどういう自分の立ち位置を持てるかちゃんと考えて結構面白い対談になってた。確かにこの辺の流れは「この人、結構面白いな」と思って見てたのを思い出した。

ということでちゃんと勝間和代の言ってることも行動と軸がぶれてないし、結構面白い。もうちょっと他の本も読んでみるか!と思わせてくれる本でありました。

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お金は銀行に預けるな 勝間和代 2012年09月20日

Index Mutual Funds

勝間和代の金融リテラシー入門書。ウェブやyoutubeなんかで見かける勝間和代の話の内容を聞いていたら、「まあどうでもいいや」的な話が多いが、自己啓発系ではなくて金融系のお話の本で、この人自身もそもそもは外資証券会社や会計事務所出身で本職というのもあって読んでみた。

内容は実に理路整然と金融を活用して、会社での労働時間に追われるライフワークバランスを見直していこうという趣旨で、金融リテラシーをあげて「自分が働くのではなく、自分のお金に働いてもらう」というのがキーワード。このキーワードはビジネス書ではほうぼうに出てくるキーワードですな。「金持ち父さん」なんかでも頻出してた。

初心者でも実践していけるポートフォリオの組み方などをインデックスファンドなどを用いて細かく紹介。具体例としては非常にわかりやすくて自分の証券投資なんかに組み込んでいったりはできるんじゃないだろうか。最近読んだ本ではこの勝間和代の「お金は銀行に預けるな」とカン・チュンドの「ETF投資入門」が投資事始めとしてはとてもわかりやすくていい本だと思う。どちらの本もインデックス投資が中心。

個人的には

第一章 金融リテラシーの必要性
第二章 金融商品別の視点
第三章 実践
第四章 金融を通じた社会責任の遂行

という目次のある中で、第一章と第二章が面白かった。様々な金融理論やデータを駆使して金融リテラシーの必要性や金融商品の特徴を説明していく流れがとても面白かった。特に第二章の為替の項目で金利の高い外貨で預金してその金利分を儲けようとしても、それはそもそもその金利はインフレ率が多いに関係していて「購買力平価」でデフレ状態にある日本円が円高に進み、その円高分で金利分が相殺されてしまう可能性があるなどの話は今まで知らんかったけど、頭の中では「そういう可能性もあるんじゃないの?」と考えていたことを説明してくれててなるほどと膝を打つ。しかし、今の自分ではこういう理論って勉強してて楽しくてしょうがないが、大学でファイナンスなんかを学んでたらこういう勉強ができてたんかと思うと自分もこういうのを勉強してたら良かったんかなとちょっと思ったりしたが、多分大学生当時の僕はこんな分野まったく興味は示してなかったでしょう。。。それだけ年相応に昔の自分からは想像もできない事柄に興味を抱くようになったというのは一応成長してるということですかな。

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