未来の車とお金と。。。 2015年08月26日

Little things add up

GoogleやAppleの車の自動運転の記事を見ていて考えたこと。。

自動車の自動運転合法化を皮切りに人の判断が必要と思われていた作業の大半がロボットに置き換わる(自動車も適当な頃合で電気自動車に完全淘汰)。一般の人がロボット化も安全だと認識が行き渡れば一気に普及すると思う。 車の運転という単純で給料も安いけど誰でもできる裾野の広い仕事が人間から奪われるととにかく失業者が溢れて仕事あぶれ金なし状態。多分人間の仕事を奪うロボット排斥みたいな暴動もあったりで自動運転タクシー車焼き討ち、タクシー会社焼き討ち、みたいな事も頻発。せっかく登場した便利なテクノロジーを利用しようにも結構な割合でタクシー代もキツイ家計の人が増大する。お金がなくちゃどうしようもない。

当然ながらロボット化が進んで人のやる仕事、作業の余地が無くされていって世の中の金の流通量自体が減っていく。サービスとか商品の値段がどんどん下がってGoogleやAppleみたいな大ボスのところには単価安いけど自動的に膨大な客からお金が流れこむけど、その圏外の人らには圧倒的に数十年前と比べてお金が動く量が少なくなる。

今のお金の流通量が少なくなって利用者や利用量が減るから、既存の貨幣、インターネット上の貨幣、さらに今みたいなホントの一握りの人だけじゃなく一般の人でもツイッターのフォロワーの数などいわゆるSNS影響度とかでサービスをお金がなくても受けられるようになって複数の価値がお金と同じぐらいまで台頭してくる。要は人の関心を引いて人を動かす事のできる要素を持ってればその価値と交換でモノを手に入れたり、サービス受けたりすることが出来る。

相対的に既存貨幣の価値が下がった後はしばらくは何を持ってれば何が手に入るのかわかりにくい世の中になるが、結局次第に全世界共通のなんらかのポイントみたいなものにまた価値が集中してくる。んで、それではわかりにくいからまた自然発生的に全世界共通で現実社会でもインターネットでもシームレスに使える共通通貨みたいなモノが現れる。エスペラントじゃないけれど世界の共通の通貨。

でもその頃にはお金の概念自体がなくなってるかもしれないなあ。今はシームレスな世界共通通貨って言葉使ってるけどその頃はお金ではないような気もする。このへんの変化自体は自分の生きてるうちに起こりそうな気がするなあ。

考えれば考えるほどこれから自分は何をしたらいいのかわからんようになってくるわ。。。考えずにドリアンでも食ってたほうがいいかな。。。

FLDCというコインマイニングに参加 2015年01月15日

Argonne's Midwest Center for Structural Genomics deposits 1,000th protein structure

Folding@homeというスタンフォード大学で2000年から継続されているタンパク質の折りたたみ構造をシミュレートしてその結果を医療に役立てていくというプロジェクトがあります。それにはものすごい量の演算が必要らしく、スタンフォードの大学から配布されるクライアントプログラムをWinマシンやMacにインストールしてスリープ時などのマシンリソースが余っている間にCPUの演算リソースをタンパク質折りたたみ演算に参加させることができる。

Folding@home – Wikipedia
タンパク質 – Wikipedia
フォールディング – Wikipedia
グリッド・コンピューティング – Wikipedia

FoldingCoin | Mine Medicine – Not Hashes

またこれをコインマイニングの演算としてFoldingcoinという仮想通貨を稼ぐこともできるらしい。というわけであまり考えずにとりあえずFolding@home(これがスタンフォードのグリッドコンピューティングプロジェクトの名称らしい)の端末プログラムを入れて自宅のMacminiのCPUで演算に協力してみたがスリープ時にずーっとファンが回っている。CPUぶん回してるんだからファンが回るのは当然っちゃあ当然なのかもしれないがアルミユニボディの筐体も熱くなるし、何かと部屋に居て落ち着かない。普通にMacを使うときにはCPU演算はピタリと止まって何ももたつくこともなく使えるんだけどとかくPCを使ってない時にファンの音が気になる。それぐらいフルにファンが回る。

さらには最初にちゃんとHow toを読んでなかったのもいけないが、ただ単にFolding@homeのプログラム入れて待機させておくだけではFoldingcoinはマイニングできない。それもモバイルのアプリやウォレットプログラムをインストールするという程度の作業ではなく名前の設定から演算チームの設定から何かとその設定がかなりややこしかった。

というわけであっさりと辞めてしまいました。。。Bitcoinなどの暗号通貨のマイニングでGPUやCPUをぶんぶん回して採掘を行いますが、演算を行うこと自体はシステムにつながるマシン全体でBlockchainの改ざんを阻止するという意味をもつものの演算内容自体に意味はまったくなく、やはりリソースの無駄遣いといういうように感じていたので演算内容自体を意味のあるものに使っていくこのFLDCはいいかなーと思ってとりあえず手を出してみたものの、自宅でいつもファン回りっぱなしの熱いMacminiとその整理されていない面倒な設定内容でFLDCからは離脱と相成りました。

もうちょっと設定のインタフェースまともにしないと人集まらないよーと思う。。。

オンラインカジノで遊ぶのって何が楽しいのか 2015年01月08日

Casino

Bitcoinの採掘はしていないけれど(亜流コインの採掘はしている)やっぱりちょっと使ってみたくて日本円でBitcoinを購入してみたりしている。

その使い道としてひとつ、Bitcoin対応のオンラインカジノで遊んでみた。

Cloudbet | Bitcoin Casino and Bitcoin Sportsbook – bet on sports, live dealers, mobile and desktop
Bitcoin Casino – First Licensed Online Bitcoin Casino | BitCasino.io

大体この辺とか。スロットとかルーレットでひとしきり遊んでみたけどまったく楽しくない。。。完全にコンピュータの画面上でマークが揃うのを待っていたりってアナログ要素がゼロなのですでに予定された出目をお金払って待っているだけ感が強く、「まあどうせギャンブルなんだから負けるわ」と頭でわかっていてもそれでもなんか納得できない不満感。オンラインかつ、全部デジタル画面上の出来事なんで胴元側はなんとでもしようがあるので席についた段階から負けの感覚がいっぱいである。

やっぱりパチンコやパチスロで遊んでる感覚、楽しい感覚ってのはアナログ要素が各所に残っていて、人間が意図する以上の偶然を生み出せるかもしれないというワクワク感がその楽しみを演出するのでしょう。全部コンピュータ制御だとFBのイイねボタンをクリックしてる感覚と何も変わらん。それ以上のハプニングなんてことは絶対に起こらんという感じでドキドキは皆無。

それでもカジノサイトって儲かるみたいだからやってる人が多いんだろうけどホント何を楽しみに遊んでるのかがようわからんですな。

Bitcoinの学習本 2015年01月07日

Bitcoin IMG_3163

Bitcoinをいろいろ勉強していて、インターネット上でコストをぐっと押さえて簡単に送金ができるシステムみたいな感じのことはすぐにわかるんだが、具体的にどのようなシステムで動いているのかよくわからない。ブロックチェーン?どういう情報が載っている?ハッシュ?不可逆圧縮?どういう理屈で成り立っていてその上でどういうことすると問題が出やすいか?リスクが高いのか?なんてことをわかりたい人向けの本を。

こちらはBitcoinという技術で何が出来るのかをまとめた本。80円と非常にお安く、その分文章量は少なめで簡単にさっと読める。どういった性質のもので何が出来るのかはこれで把握出来るんじゃないかと思います。ただ、動作ロジックまではわからない。

その次に読むのにいい本。個人的にはこの本を薦めたい。僕らみたいなある程度インターネットの技術とかがわかる人間ならこの本でその仕組を勉強してどういうロジック、そしてリスクがあるのかを考える。一番最初にBitcoinを触り始めた際にWalletをインストールしてBitcoinの残金データがWalletに何か実データとして保持されているのか
それともデータはインターネットの向こう側でログインアカウントか秘密鍵かを持っていたら端末自体は紛失などしても残額は失わないで済むのか?とかそのへんがウェブの解説をちょこちょこ読んでるだけではまったく理解できなかった。

その辺はこの本を読むことでロジックを理解し、残額の紛失に備えてのバックアップだとか、盗難(これもロジックがわかると、「秘密鍵が第三者に知られて、別のアドレスにBitcoinが勝手に送金されてしまう」ことを意味するのがわかる)に対するセキュリティ対策などを自分の頭で考えていくことができるようになる良書だと思います。実際に数字などは使わずにうまく解説されてますが、やっぱり読み進めて行く上ではコンピュータって何?とかインターネットの基本原理とかは一応わかってないとちょっと読み進めるのは時間がかかるかな?後は公開鍵暗号のWikiページを何回も参照しながら読んでいけば原理は理解できるのではないかと思います。500円とお安いし、Bitcoinの面白い動作原理を学ぶのに最適だと思います。ちなみに上と下は両方共同じ著者です。

正月はこのへんの本を読み、実際にWalletをインストールしてTradeサイトで日本円でBTCを買い、さらにはGPUを買って暗号通貨の採掘までを試して過ごしていました。

暗号通貨のマイニングマシンを用意したけど。。。 2015年01月06日

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年末年始Bitcoinについて勉強していてかなり面白く、とりあえず自分も一度暗号通貨のマイニングをしてみたいと思った。とりあえず、二年前に組んで放置されていた自作LGA1155 Core_i5、RAM16GBの自作マシンがあったので6600THBでmsiのRadeon R9 270XのGPUを追加購入して組んでみた。

他のマイニングユーザーのサイトを見てみると発熱量がかなりあるらしくみんなケースから取り外して使用しているので8年前に買ったミドルタワーのケースもホコリだらけで汚れていたし、それは捨て去って同じような構成にして回してみる。

ちなみに今までの人生、セガサターン以降ゲームとは無縁の生活だったのでグラフィックボード自体を買うことも今回生まれて初めて。最初マイニング系のサイトを見ていてAMD RadeonとかNVIDIA GeForceとか言われても何のことかさっぱりわからなかったが、パンティップ・プラザで購入するGPUを色々物色してるうちに覚えた。

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とりあえず起動中の消費電力を抑えるため起動ディスクはUSBメモリ。ここにScrypt系のコインを採掘する際にはBAMTを入れて、それ以外のコインを採掘する際にはPiMPを入れて稼働させている。別にPiMPでもScrypt系は掘れるけどPiMPはまだあまりパフォーマンス・チューニングしてないんでBAMTを使ったほうがパフォーマンスよく掘れる。BAMTでScrypt掘ってると485KH/s、PiMPだと450KH/sが平均になる。

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↑ こいつの電源ユニットが死に、

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↑ これに入れ替わった。おかげでファンの音は静かになった。。。

と485KH/sで回し始めた途端にマシンが急停止。電源を入れようにもうんともすんとも言わない。結局いろいろ切り分けを試みながら電源ユニットを新しいものに入れ替えたら動き出した。電源ユニットが死んだ模様。なんかチューニングしたことで変な負荷がかかって電源ユニットが死んだ?しかしアプリのConfigで電源ユニットが死ぬというのも聞いたことがないし。。。まあそれ以降は何もなく動き続けているので問題ないのでしょう。単純に2年ほど経っている電源ユニットなので寿命だったということでしょうか。

しかし、やってみてようわかりますが今更暗号通貨のマイニングなんて始めてももう儲からないですな。また基準通貨になってるBitcoin対USDのレートが上がれば儲かるかもしれませんが、それでも参加者も増えてるので掘れるコインの量なんて微々たるもの。1日掘ってて掘り出せるのが0.01USDとか。タイでだって明らかに電気代のほうが高いぜ。というわけでだんだんと掘ってる目的が2014年の頭から雨後の筍のごとくアホほど種類の出回ってる亜種暗号通貨のコレクションとなっております。ただしいくら集めようがこちらの都合ではなく暗号通貨のシステムでブロックチェーンが維持されなくなったら即貯めた暗号通貨はビットの海の追憶と化すのであります。またまた無駄なことをしてるなあという感が満載です。