彼女がまた新しいお菓子を買ってきた。ขนมตาล カノムターンというお菓子でパームシュガーを使って作られているみたい。googleで ต้นตาล などで検索をしてみると、どうもตาลは椰子、Palmの意味になるようで、ココナッツであるมะพร้าวは椰子の一種という位置づけかな。ただ、タイ語的には全く別の言葉っぽいから、別の植物という認識なのかも。
ต้นตาล – Google Image Search
Palm sugar – Wikipedia, the free encyclopedia
Borassus – Wikipedia, the free encyclopedia
オウギヤシ – Wikipedia
んでさらに調べていくと、どうも ตาล はオウギヤシだと思われる。どうも昔タイでは砂糖として使う甘味料の入手先をオウギヤシに頼っていたのか、タイ語で砂糖を น้ำตาล ナムターン、オウギヤシの水、もしくは汁、というふうに言う。それに対してサトウキビを อ้อย と言ってサトウキビから出来た砂糖を น้ำตาลอัอย ナムターンオーイというみたい。んで単純に น้ำอัอย というと道端で売ってるサトウキビジュースのことになるのかな?
カノムターンはパームシュガーを入れるので黄色になる。まあ、こんだけ鮮やかな黄色って絶対着色料でしょうけど。入れ物にバナナやココナッツの葉を使うみたいで葉を使うタイのお菓子にしては珍しく ใบเตย バイトゥーイは使わない模様。
เอา วิธีทำขนมตาล มาฝากค่ะ | บ้านสวนพอเพียง
↑ 着色料と思ってたけど、実際にオウギヤシの実から蜜取って作る手順見てると椰子の実が真っ黄色!着色料ではないかもしれない。
味は普通にココナッツ風味のパンケーキ。実にパンケーキ。これは日本人でも西洋人でも癖がないからすんなりと馴染めるお菓子だと思います。甘さもそんなにしつこくなくてなかなかイケてます。
↑ FoodTravel.tv、珍しく屋外撮影。ちょっとこのおばちゃんとこ、電話して買いに行ってみようかな。
あとソムタムの屋台でよく見るパームシュガーはน้ำตรลปี๊บというみたい、これはこれでまたココナッツ砂糖のようで微妙に分類、製法がよくわかんないっす。。。
いやー、タイのお菓子、ちゃんと見てみるとかなりいろんな種類があるうえ、どれも日本にはない美味しさがあってたまらんねー。タイに住んでるのが幸せでたまらん。