Remember the Milkはやっぱりいいアプリ 2016年02月26日

Remember The Milk - Stowe's Tasks

もうRemember The Milkというサービスを有料契約してほぼ3年経つ。Remember the Milk(以下RTM)とはTo do管理のツールでかなり老舗のサービスで結構使いやすく、キーボードでの入力方法がよく出来ていてタスク名や期日、繰り返しをオプションでばんばん打ち込んで登録していけるのでかなり重宝しております。

タスク登録も

週次の経費占め処理 ^friday at 15:00 *weekly

とキーボード入力するだけで「週次の経費占め処理」というタスクを毎週金曜日の15:00に通知が来るように登録できるので使いやすくてなかなかやめられない。

こういった有料のサービスから脱却しようと、フリーのTodo管理ツール、テキストまとめでTo do管理などいろいろやってきたけどやっぱり最終的に手に馴染んだRTMが一番使いやすく、何をやってもここに戻ってくる。。。

いっそTo Do管理をやめてしまうか?とも思ったけど、それはやはり無理で仕事でもプライベートでもしなければならない諸々が穴だらけになってしまって非常に生活しづらい。

そもそも2012年ぐらいから下の本に書いてあるGTDというTo do管理手法を実施しようと四苦八苦しているが、管理するTo doの総数が100を超えてくるあたりから管理しきれずに崩壊することが多い。その後、うまくいかなかった、と言ってしばらくストップしたり、ツールを変えたりで右往左往するんだが、しばらくするとRTMでまたちょっと管理手法を変えてチャレンジする、ということを繰り返しております。

そのRTMも2000年代半ばにキーワードとして流行った「Web2.0」の頃のインターフェースをずっと引きづっていたが、去年後半ぐらいからじわじわとスマホ対応が小慣れて来ている。正直言って遅すぎるが、使い勝手いいツールでかなり強固な固定ファンがついているんだろうから今までの使い勝手を捨てるのも勇気が要ったんだと思う。今回のアップデートでだいぶ今風のインタフェースになりつつあります。個人的におっさんのツールだと認識してたRTMが若返ってちょっとびっくりしてます。RTMには似合わん気もしますが。。。

今年の3月に有料の年次更新(25USD/年)があるので今年はフリーランス元年にしておりまして金の節約のためにフリーのツールに移行しようか?Evernoteに統合して一本でやっていけないか?と自問自答しながらいろいろやりましたが結局、RTMをまた更新しそうです。。。

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はじめてのGTD ストレスフリーの整理術 デビッド・アレン 2013年04月02日

GTD Books I own
“GTD Books I own” photo by hawkexpress

レコーディングダイエットやって、目標体重もクリアでき、酒もなんか自然に飲むのを辞めてしまい、空いた時間でいろいろやろうと思ってたわけですが、思ったよりは全然やりたいことが進まないのであります。

これは今まで酒を飲んでるから時間がないとか、二日酔いでパフォーマンスが出ないからとか、そういうことを口実にしてたが、根本的にものごとの進め方が悪いのかなと思うところがあって10年ほど前からネットのライフハック系サイトでは有名だったGetting Things Doneというタスク管理法を試してみようと思った。

Getting Things Done – Wikipedia
はじめてのGTD – ITmedia Biz.ID

んで、Getting Things Doneというのは文字通り、いろんな物事を終わらせてしまいましょうという意味で、だいたいウェブ上ではGTDというワードで省略して流通している。

このGTDを提唱してるのがカンタベリのプログレ、ジャズロックを好きな人が勘違いしそうなDavid Allenという、あの人とは全く別人のアメリカのコンサルタントをやってる人。その著書の原題がまさにこのGetting Things Doneなんであります。結構その手法に関してはネットに豊富に情報が転がっているのだが、一度聖典を読もうと思い日本語訳版はkindleで販売されてないのでセントラルワールドの紀伊国屋まで行って買ってきた。

第1部 GTDの基本

第01章 仕事は変わった。さて、あなたの仕事のやり方は?
第02章 生活をコントロールする – GTD実践のための5つのステップ
第03章 創造的にプロジェクトを進めるために – プロジェクトプランニングの5つのステップ

第2部 ストレスフリー環境で生産性を発揮しよう

第04章 さあ、始めよう – 時間と場所、ツールの準備
第05章 収集 – “気になること”すべてを集める
第06章 処理 – inboxを空にする
第07章 整理 – 最適な受け皿を用意する
第08章 レビュー – システムの機能を維持する
第09章 実行 – 最善の行動を選択する
第10章 プロジェクトを管理する

第3部 基本原則のパワーを体感しよう

第11章 収集の週間を身につけると何が変わるか
第12章 次にとるべき行動を決めると何が変わるか
第13章 望んでいる結果に目を向けると何が変わるか

実際読んでみるとなんか最初から掴みどころがなく読みにくい。ほんでもって前半部分はかなり書いてある情報がすでにネット上にあるんだよね。だからあまり本を買ったメリットも感じないので読む速度が上がらない感じ。

ただし後半に差し掛かったあたり、具体的に言うと第2部の第08章レビューのあたりから、そして第3部に入ってからになるのだが、なぜこういう手法をとるのか、こういう手法でどういった結果が期待できるのかという下りから俄然話しが面白くなってくる。さすがに長年この手法が廃れないだけあってただのToDo管理だけではなく、かといって根拠のない精神論だけの自己啓発みたいなものでもなく、レコーディングダイエットにも通じる心のストレスの感じ方をよく分析した上に成り立つ精神的に無理をしない方法論だと言えます。さらにはその手法を個人から組織全体へExpandしていく考え方や、ボトムアップで細々した日々の雑務を整理してこなしていった後にどんどん自分のやらなければならないこと全体を見渡していってマクロなタスク管理、目標管理に進めていく流れはなるほどと思えるいい本です。やっぱり自分のやりたい事を進めていく上で、目の前にある雑務は先に済ませておく、というか整理しておくということが大事なんでしょうな。というわけで、まさにGTDの原理をしっかり学べる良書ですな。さあ後は実践ということでしばらくやって見ることとします。そしてまたウェブ上のGTD関連記事を読みまくるのと次のDavid Allenの本を早いうちに入手して読んでみるかなという感じですな。。

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やっぱりRemember the Milkだった 2013年03月31日

Siri-Remember-the-Milk

先日からToDo管理をちゃんとやってみようと思って、David Allenの「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読みながらGTD~ToDo管理を実践してるんですが、どうも帯びに短し襷に長し的にイマイチ納得できないまま、ツールを乗り換えしておりました。

最初無料のツールでIT関連のニュースサイトでは評価の高いWunderlistを使ってましたが、どうもChromeで使うWebアプリケーションが重いのと、重いのに背景に画像を読み込んでいるのがイマイチ好きになれない、んで一番しんどかったのはタスクリストを階層化できない点。なんでタスクリストを

Work
└Next Action
├Wating for a Reply
└Scheduled
Private
└Next Action
├Wating for a Reply
└Scheduled

としたいのに、

Work / Next Action
Work / Waiting for a Reply
Work / Scheduled
Private / Next Action
Private / Waiting for a Reply
Private / Scheduled

というように並列のタスクリストにしてたら見にくくて。。。というわけで他のツール検討で、次には有料だけどそもそもGTDをやることを前提に作ったというDoit.imというツールを試して見ることに。こちらにも書いたとおり、130個ほどのタスクリストを手動で移行した。疲れた。Importの機能はあってもExportの機能はToDo管理ツールにはほとんどついてない。Export付けたらユーザが他のサービスに簡単に移行できてしまうから。しかし疲れた。疲れつつも移行してみた後で気づいたが、Doit.im、タスクリストのカスタマイズができない。。。とりあえず1週間使ってみたけどどうもなんかもさっとしててしっくり感がない。これを使ってる間はよくわからなかったが、最終的にずーっと以前にちょっとだけ使って放置していたRemember the Milk(開けてみると残ってたタスクは2008年、2009年のモノだった)を久しぶりに開いてみて開眼。Doit.imはKeyboard ShortcutやSmart Add Taskなども実装されててキーボードメインでToDo管理ツールを使いたい人にも使えるように作ってあるんだけどどうもGUIとの動きがイマイチ気持ちよく動いてくれない。

それがRemember the Milk使ってみて目からウロコ。ToDo管理のサービスとしては結構古くからある老舗だからか、システムの機能がこなれている。検索、フィルタのレスポンスがいい、Smart Addを使ってキーボードでタスクを入力してる際、タグなどの入力に2,3文字入力した際の候補リストの表示のレスポンスがとてもキビキビしてる、画面がテキストベースで一画面に表示できる情報量が多い、当然の如くクロスプラットフォーム、Unix系もサードパーティの連携ツールが多くEmacsの中でタスクの追加/削除/編集が可能なツールや、Terminalで動作するコマンドなども揃っている、Android向けのアプリも同期のレスポンスが非常によろしい。いい感じに洗練されてると思います。。

またまた手動でタスクの移行作業をやりました。現在全部のタスクを見てみると174となっていましたが、上記の理由でキーボードショートカットが充実、レスポンスがとてもよくて手入力もほとんど気にならないぐらい楽でした。この辺で十分納得してもうProアカウント購入。年間25USDとなっております。一番最初のタスクリストが階層化出来ない件は結局Remember the Milkでも同じなのだが、Tagフィルタの検索レスポンスの良さなどを見て「あ、これで十分!」と思ってしまった。検索窓でlistとtagでフィルタをかけてタスクを表示する方法でキビキビとストレスなく使える。多分最初にRemember the Milk試すととっつきにくいが、2,3のToDoツールを試してみた後にはその良さが十分にわかるんじゃないかと思います。。というわけで多分これでFIXしてGTDやっていけると思います。。。

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Wunderlist から i.doit.im に乗り換え 2013年03月25日

I've Joined the Cult
↑ 最終的にメールソフトのフォルダ階層の中でGTDやるのが一番いいのか?Gmailでやればマルチプラットフォーム。あ、でもリマインダがない。。

以前のポストでも書いたんですが、タスク管理をやろうと思ってとりあえず各方面で評価が高いWunderlistというアプリを使ってみました。このツール、機能がシンプルでマルチプラットフォームなので僕の持ってるWindows, Mac, Android, iOSのそれぞれ各デバイスで管理ができてしかも無料というとても惹かれるアプリだった。

んで、インストールして、さらにはDavid Allen (GongのDavid Allenではないよ)のGetting Things Done
というタスク管理手法をお手本にしてやってみようと思ってたわけです。

ところが、Wunderlistで一個だけ問題なのが、タスクリストの階層化が取れないこと。なんでこれができないんやろうとちょっと疑問なんだが、階層化できないとタスクリストを多く作った時に左のペインにダーッとリストが並んで全体の把握がしにくいのでちょっと使いにくい。。。さらにはちょっと同期に関してもWunderlistは動作が重いように感じる。人気のあるサービスだから利用者が多くてハードウェアパフォーマンスが追いついてないか??

というわけで他のツールを探すこととなりました。。。

しかしToDo関連のタスク管理ソフトって無料のものがそんなに多くないのね。その中でWin, Mac, Android, iOSで使えるマルチプラットフォームのものを選んでいくとやっぱりWunderlist以外は無料のものってないなあ。Google Tasksか?とも思ったが、Google Tasks自体にはそもそもリマインダー機能がないんでGoogle Tasks連携のアプリ側で機能が必要になる。そうなると、「AndroidのAのアプリ」で設定したリマインダーと「iPadのBのアプリ」とでリマインダーなどは互換性がなかったりするのでマルチプラットフォームという点ではイマイチ。

というわけでこれっていうバッチリの答えが出ないうちに、またまたとりあえずという形でGTDやるには最適と言われていたi.doit.imにタスク約130個を手動で移行。。。。これたまらんわー。タスク管理ってのはツールを移行する時にせめてタスクを100に整理しないと手動でやるにはかなり酷。んでまた移行ツールなんて機能がなかったりするから意地悪なんだ。この辺はアプリ側の囲い込みかね?ま、当然か。んで苦労して移行したi.doit.imは同期のスピードがめちゃくちゃ早くて快適快適。しかし、移行してよく見てみたらi.doit.imのタスクリストはGTDで使う標準的なリスト構成になっていてカスタマイズが効かないという始末。。ま、それでもContextとかTagというような属性をちゃんと入力して併用すればひとつのタスクリストの中でもさらに分類して表示させたりできるので一応使っていけるかとも思う。。。でも思ったよりも自由が聴かないので、どうせ有料ツール使うなら設定項目の多さとカスタマイズが効きそうなToodleDoにしたほうがいいかな?ともまた思いつつ、もうちょっとi.doit.imを使ってみようと思っております。

しかし、このi.doit.im、ドメイン名にサイトの機能性や意味を被せているのはわかるけど、最後の二文字、imはどういう意味?

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Wunderlistのサポート用Twitterアカウント 2013年03月18日

Wunderlist iPad
“Wunderlist iPad” photo by Gustavo da Cunha Pimenta

先週からGTD関連の本を読み、ちょっと自分の生活の中で回してみるためにタスク管理(ToDo管理?)のソフトウェアを使っている。今使ってるのはWunderlist2というドイツの会社6Wunderkinder GmbHが開発している、Win/Mac/Browser/iPhone/iPad/Android/BlackBerry とほぼほぼすべてのデバイスで使えるソフトウェアを使用中。これで有料ではなく無料ソフトなんであります。

ただどうもiPadとの同期で問題が出ていて、ブラウザ版アプリなどでInboxにとりあえず登録したタスクを他のタスクリストに移動させてInboxを空にして、その状態でiPadから同期をかけるとなぜかInbox外のタスクリストからInboxにタスクが多数舞い戻ってくる。その戻ってくる項目は先程移動させたタスクではない他のタスク。その後ブラウザやAndroidで同期かけるとiPadで同期した後の状態が正になって他のデバイスにも全部反映される。。。

その現象が出始めてから、一度iPadアプリ上でアカウントのログアウトしてアプリ内のキャッシュクリアをしたりしてみたが、状況変わらず、めんどくさいなー、アプリ乗り換えるかなーとか思っていた。ToodleDoとかGoogle Task連携の他のアプリを見てみたりしてみたが、クロスプラットフォームと無料ってのをうまくカバーしてるアプリがなくて結局Wunderlist2をそのまま使っていた。

そしてテストしてみたところ、Inboxに一つでもタスクを残しておけば問題は出ないようなので “Inbox keeping” という空のタスクを作ってそれをInboxに入れっぱなしにすることで普通に使えてるからまあいいかもとも思っていた。んで、Twitterとかで英語で”問題出るなあ。。”みたいな感じでつぶやいてたら、6Wunderkinderの本家のサポート用のTwitterアカウントからMentionが。

とりあえず最新版を入れて使ってみろとのこと。修正バージョンをリリースしてくれたのかと思ってたが、自分のiPadのアプリのバージョンを調べてみても最新バージョンがインストールされている。??と思いつつもInboxのタスクを一度全部はずして再度同期かけてみると問題の動作は出ない。。。しかしこちら側は何もしてないぞ。。。サポートのつぶやきを見ながら考えると、

1. ただ単純に切り分けとして最新版でやってみてくれと言っていただけ

2. 最新バージョンでiPadアプリの問題点を修正したので使ってみて欲しい ← 先週から僕は最新版を使っていたのでこれはあり得ない

3. クラウドの向こう側のシステムを修正したので、こちらのテストした環境(最新版のiPadアプリ)と同じものでもう一度テストしてみてくれ

の3パターンかな? 2.はあり得ないから、もし1.だった場合は多分同期の問題は他の要因でこのつぶやきの後は環境が変化したから動作が改善した?でも実際にちゃんとMentionで対応してくれてたんだから3.かなーと思ってたが、このHelpアカウントの過去のつぶやきを見てるとWunderlist側の問題はちゃんと問題として言及してるし、今回の僕の件はなんか問題があったとか、そういうことには全く言及してないので、単純に1.なのかなあ。でもこのつぶやきの後で現象が出なかったのはなんでだろうと考えることしきり。。。

ま、また様子を見てみますが、しかし、最近英語でTweetする回数を増やしているのと、今まであまり使ってなかったハッシュタグをつけているせいか、こういう発言も本家のアカウントに拾ってもらったりするようになった。やっぱTwitterで広く自分の発言を拾ってもらうんだったらハッシュタグはつけたほうがいいようですな。後、今まで自分は商業アプリでしかソフトウェア・サポートってのは経験したことがなかった。その辺の周りの仕事をしてるんで、販売して導入済みのお客さんがメールや電話などでそのソフトウェアのサポート窓口に連絡してなんらかの問題を解決する、というのは幾度と無く見てきたが、フリーソフトウェアのサポートでTwitter経由で向こうから拾ってくれるというのは初体験。こういうちょっとしたことでも新しい体験で中々楽しいもんです。

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