やっぱりRemember the Milkだった 2013年03月31日

Siri-Remember-the-Milk

先日からToDo管理をちゃんとやってみようと思って、David Allenの「はじめてのGTD ストレスフリーの整理術」を読みながらGTD~ToDo管理を実践してるんですが、どうも帯びに短し襷に長し的にイマイチ納得できないまま、ツールを乗り換えしておりました。

最初無料のツールでIT関連のニュースサイトでは評価の高いWunderlistを使ってましたが、どうもChromeで使うWebアプリケーションが重いのと、重いのに背景に画像を読み込んでいるのがイマイチ好きになれない、んで一番しんどかったのはタスクリストを階層化できない点。なんでタスクリストを

Work
└Next Action
├Wating for a Reply
└Scheduled
Private
└Next Action
├Wating for a Reply
└Scheduled

としたいのに、

Work / Next Action
Work / Waiting for a Reply
Work / Scheduled
Private / Next Action
Private / Waiting for a Reply
Private / Scheduled

というように並列のタスクリストにしてたら見にくくて。。。というわけで他のツール検討で、次には有料だけどそもそもGTDをやることを前提に作ったというDoit.imというツールを試して見ることに。こちらにも書いたとおり、130個ほどのタスクリストを手動で移行した。疲れた。Importの機能はあってもExportの機能はToDo管理ツールにはほとんどついてない。Export付けたらユーザが他のサービスに簡単に移行できてしまうから。しかし疲れた。疲れつつも移行してみた後で気づいたが、Doit.im、タスクリストのカスタマイズができない。。。とりあえず1週間使ってみたけどどうもなんかもさっとしててしっくり感がない。これを使ってる間はよくわからなかったが、最終的にずーっと以前にちょっとだけ使って放置していたRemember the Milk(開けてみると残ってたタスクは2008年、2009年のモノだった)を久しぶりに開いてみて開眼。Doit.imはKeyboard ShortcutやSmart Add Taskなども実装されててキーボードメインでToDo管理ツールを使いたい人にも使えるように作ってあるんだけどどうもGUIとの動きがイマイチ気持ちよく動いてくれない。

それがRemember the Milk使ってみて目からウロコ。ToDo管理のサービスとしては結構古くからある老舗だからか、システムの機能がこなれている。検索、フィルタのレスポンスがいい、Smart Addを使ってキーボードでタスクを入力してる際、タグなどの入力に2,3文字入力した際の候補リストの表示のレスポンスがとてもキビキビしてる、画面がテキストベースで一画面に表示できる情報量が多い、当然の如くクロスプラットフォーム、Unix系もサードパーティの連携ツールが多くEmacsの中でタスクの追加/削除/編集が可能なツールや、Terminalで動作するコマンドなども揃っている、Android向けのアプリも同期のレスポンスが非常によろしい。いい感じに洗練されてると思います。。

またまた手動でタスクの移行作業をやりました。現在全部のタスクを見てみると174となっていましたが、上記の理由でキーボードショートカットが充実、レスポンスがとてもよくて手入力もほとんど気にならないぐらい楽でした。この辺で十分納得してもうProアカウント購入。年間25USDとなっております。一番最初のタスクリストが階層化出来ない件は結局Remember the Milkでも同じなのだが、Tagフィルタの検索レスポンスの良さなどを見て「あ、これで十分!」と思ってしまった。検索窓でlistとtagでフィルタをかけてタスクを表示する方法でキビキビとストレスなく使える。多分最初にRemember the Milk試すととっつきにくいが、2,3のToDoツールを試してみた後にはその良さが十分にわかるんじゃないかと思います。。というわけで多分これでFIXしてGTDやっていけると思います。。。

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