Maika Loubte 「Le Zip」を聴く 2017年05月21日

Maika Loubté

先日のバンコクで行われたSuper Summer SoundというSynthpop系のライブイベントでトップバッターで出てきたアーティストで日本で活動していて本人は日仏のハーフらしい。イベントの初っ端からふとーいアナログシンセの低音が会場の空気を震わす感じが非常に嬉しかった。

家に帰ってから早速彼女のアルバムをiTunes Storeで購入。2016年に出たアルバムで「Le Zip」というのがある。ライブで観たままアナログシンセぶりぶりの音でツボにはまりますわ。ネットにあがってるライブの写真とか見るにつけ、機材は「YAMAHA reface CS」、「Roland TR-8」、「Roland SP-404」、「Teenage Engineering OP-1」、「Electro Harmonix 2880 Multitrack Looper」、「Roland Juno 60」とここまではわかった。

2曲めにはプロデューサーとしてBuffalo Daughterの大野由美子が参加してるというさもありなんなシンセ人脈。

あんまり気持ちよく聴けてだいぶあがってきたので、久しぶりにMacにAbleton LiveをインストールしてNovationのキーボードと繋いで久しぶりにDTMのお遊びを再開してます。

Le Zip
Le Zip

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Super Summer Sound 2017 を観てきました 2017年05月13日


↑ めっちゃ空いててサバーイ。

さあ、バンコクにUnderworldが来る!ってことでイベントに行ってきました。行く当日までUnderworld以外は全然チェックしてなかったけど出演するアーティストは他にも6組も居て、Youtubeで音を聞いてみるとほぼどのアーティストもピコピコしたシンセポップな感じの音ばかりで「あ、これ以外と最初から最後まで楽しめるかもな」と思いながら1組めからちゃんと見てきました。

トップバッターのMaika Loubte、フランス人と日本人のハーフの女の子で東京で活動してるらしい。日本から来たんですな。

いやー、可愛くて音も好みのええ感じでした。トップバッターなので会場がらがらでしたが、オーディエンスも地べたに座りながら聞いてたりとゆるゆるムード。

3組め、Telex Telexs、このアーティストが音的にはRetrowave、Bandcamp系の音だと思う。ライブで聞いてると非常に気持ちいい。

が、改めてYoutubeでスタジオ音源聞くとどうにもミックスが歌謡曲みたいで歌の音量がでか過ぎてイマイチ。。。まあライブで見るほうがいいですな。

DCNXTR。ちょっとSynthpop + Dreampop的な要素も。これもBandcamp的ですなあ。

KIDNAPPERS。これも悪くない。が、下のPVぐらいになるとちょっとしんどくてついていけない。

まあ総じてはどれもビール飲みながらだくだく汗かきながら観るにはいいアーティストばかり。

さて、Underworld御大登場。

いやー、この映像の声援聞いててもわかるけど人少ないわー。個人的に人大杉ってのは嫌いなので非常に空いた会場で聞けて踊れた楽しかったです。ただもう5時間ぐらいずっと会場に居てたので結構疲れてて、ライブ後の帰宅タクシー行列とかに並びたくなくてRez聞いたらそのまま会場出てきた。Born Slippyはその後ですな。

なんだかんだ言ってUnderworldはそれほど想い入れがあるわけでもないので、どちらかというとタイのSynthpop系のアーティストをいっぱい観れたというのが結構楽しかった。 チケットは高いがまた来年やるなら観に行こうと思えるイベントでした。屋外で腹に響くアナログシンセの音を堪能。

2016年も暮れゆきます 2016年12月31日

Bangkok panorama from Baiyoke Sky Tower II (2007-01-178)

もう今日で2016年も終わりですなー。

なんとも月日の経つスピードが異常に早く感じます。特に今年は勤めていた会社を辞めて自分で商売を開始したので特にそう感じるんでしょう。2016年の最後のブログ投稿なんだから仕事のことをちゃんと書けばいいものをあまり書くこともありません。とりあえずなんとか食いつないで来てるのは声を掛けてくれる周りの皆様のお陰であるのと、そういうお声がけに対してこんな自分でも多少は期待に答えられているのだろうということが救いですな。来年はビジネスモデルというか、自分の商売の軸をもっと見直しし、もう少し拡大したいですな。タイで仕事してるという事情もあっていろいろ人も使わないかんし。。。

仕事の話は適当にこのへんにしておいて、しかしまー、なんですなー、2016年はまさにDavid Bowieのお亡くなりで明けたと言っても過言ではないですな。そしてBlack Starのアルバムの質の良かったことこの上ない。上四半期はこのアルバムがヘビーローテーション。今持って今年の10大ニュースは?と聞かれると第一にDavid Bowieの死去。SMAPなんかどうでもええ。日本のことにはほとんど興味がない。そして2016年の今、ホットな話題とは言えないが、自分の好みの音楽のど真ん中のSynthpopやChillwaveを探るのに

ムーンサイドな海外音楽の旅

この記事を見つけられたお陰でPitchforkやHype Machineなんかのオンラインサービスを見つけることが出来てさらに音楽ライフが充実しました。Miami Nights 1984などちょっとナードコア的な香りも漂うめちゃインディーなSynthpopなどを聴きながらニンマリ。

ドイツのRooseveltなんかもHype Machineで知った。このアルバムも2016年のベストバイの一枚ですな。

2017年はもうちょっとSynthpopを掘り返していこうかと思います。

2016年の年末は改めて酒を飲みだして、Topsで見つけた四合瓶で350バーツという格安なベトナム産芋焼酎とこれもまた最近ちゃんと食べてみようと思った点心を満喫しながら引きこもりホリデーしております。

というわけで今年も1年お世話になりました。また来年もよろしくお願い致します。

また今年のSynthwaveな一枚 Roosevelt 2016年08月14日

こちらの記事のHype Machineで見つけたRooseveltといSynthpop/Synthwaveな一曲。

Synthwave系って上に貼ったFeverみたいな曲のワゴンセール状態ではあるんだけど、それでもやっぱりこういうシンセの音色や80sなキラキラした曲展開が好きな人間にはたまらんですな。

僕、もともとHR/HMから出発して、大学時代はサイケやプログレやら聞いてたが周りからのススメなどもあってGarage、ハウス、エレクトロなんかをその後に聴きだして気がついたらギターの音よりもずっと今はシンセの音のほうが好きになっております。


Roosevelt (musician) – Wikipedia, the free encyclopedia

Roosevelt

で、このRooseveltというユニットはドイツ人のMarius Lauberというサウンドプロデューサーのプロジェクトらしい。ずっと前からEPはリリースしてたみたいですが、今年の8月19日に1stのフルアルバムをリリースするらしく、それがHype Machineとかで結構ウケてるらしい。

このアルバムから先行でリリースされてるトラックはどれも粒ぞろいでヘッドホンで大音量で聞いてると「あー」とヨダレが垂れてくる気持ちよさ。だいたいどの曲も後半にうまい抜きを作ってくれてます。

目下、今月の楽しみの一枚はこのアルバムで久しぶりに8月19日のこのアルバムのフルリリース楽しみにしております。アルバムリリースを待つ感覚ってのも年にそんなに回数はないですな。(前回はDavid BowieのBlack Starbucks をiTunesでプレオーダーして楽しみに聞いていた矢先にお亡くなりのニュースが入ったんでした。。。)

8月19日にiTunes Storeでも販売するでしょうし、Google Playでも買える、SpotifyやApple MusicみたいなSubscriptionの音楽サービスでも聞けるようです。自分的にはiTunesですな。