5年越しの Toro Y Moi 2018年09月11日

2013年ごろ?のChillwaveをよく聞いていた頃から知っているToro Y Moiではありますが、他のアーティストとかなり毛色が変わっていて、ピコピコもしてなかったのであまり聞かなかったのですが、最近何故かよく聞く。いまいち魅力を説明しきれませんが。。

アメリカのミュージシャンのはずだけどどこの人種の血なんだろう?顔つきなんかも非常に個性的でかなり異色な感じがする。しかし5年ほどたってやっと音が体にしみてきた感じがします。日本でもちょこちょこウェブなんかで取り上げてる人がいるがあまりスポットライトのあたってる感じもしないし。。。

ChillwaveというよりはDreamPopとかそのへんのどろーーーーんとした音没入感があります。そしてまた去年出た「Boo Boo」というアルバムがまたよろしい。

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また今年のSynthwaveな一枚 Roosevelt 2016年08月14日

こちらの記事のHype Machineで見つけたRooseveltといSynthpop/Synthwaveな一曲。

Synthwave系って上に貼ったFeverみたいな曲のワゴンセール状態ではあるんだけど、それでもやっぱりこういうシンセの音色や80sなキラキラした曲展開が好きな人間にはたまらんですな。

僕、もともとHR/HMから出発して、大学時代はサイケやプログレやら聞いてたが周りからのススメなどもあってGarage、ハウス、エレクトロなんかをその後に聴きだして気がついたらギターの音よりもずっと今はシンセの音のほうが好きになっております。


Roosevelt (musician) – Wikipedia, the free encyclopedia

Roosevelt

で、このRooseveltというユニットはドイツ人のMarius Lauberというサウンドプロデューサーのプロジェクトらしい。ずっと前からEPはリリースしてたみたいですが、今年の8月19日に1stのフルアルバムをリリースするらしく、それがHype Machineとかで結構ウケてるらしい。

このアルバムから先行でリリースされてるトラックはどれも粒ぞろいでヘッドホンで大音量で聞いてると「あー」とヨダレが垂れてくる気持ちよさ。だいたいどの曲も後半にうまい抜きを作ってくれてます。

目下、今月の楽しみの一枚はこのアルバムで久しぶりに8月19日のこのアルバムのフルリリース楽しみにしております。アルバムリリースを待つ感覚ってのも年にそんなに回数はないですな。(前回はDavid BowieのBlack Starbucks をiTunesでプレオーダーして楽しみに聞いていた矢先にお亡くなりのニュースが入ったんでした。。。)

8月19日にiTunes Storeでも販売するでしょうし、Google Playでも買える、SpotifyやApple MusicみたいなSubscriptionの音楽サービスでも聞けるようです。自分的にはiTunesですな。

Turbulence / Miami Nights 1984 2016年07月26日

先に書きましたSynthwave、Dreampop、ChillwaveあたりのムーブメントをいろいろBandcampから後追いですが掘り返してたりするのですが、このMiami Nights 1984がすごい。

バンド名(ユニット名?)もすごいが、アルバムタイトルからしてタービュランス、曲名も「クラッチ」!!「オーシャン・ドライブ」「ゲッタウェイ」「ニュー・トゥモロウ」「ハイ・ビームス」などなど。

ジャケも素晴らしく、さらにはYouTubeにあがってるオリジナルだかファンメイドだかわからないPVがこれまた素晴らしい。

ジャケにも載ってるRosso CorsaってのがMN84が属してるレーベルみたいでその名義でYouTubeにPVがいくつか上がってるが、どれもこれも完全に版権無視の80sのアメリカ映画の単純なコラージュ。そして他のファンメイドのPVもゴルゴ13やらいかにもな絵面ばかりで私含め、アラフォー世代はウキウキしまくりではないでしょうか。

というわけでPVは絶対販売は出来ない代物ですが音源に関しては一Bandcampからストリーミングであればフルで全曲聞くことができます。mp3などのデジタルアルバムを購入するには10USDらしいです。

インディー、ジャンク、ドリーミーな80sポップ、2000年台後半からの潮流 2016年07月23日

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ムーンサイドな海外音楽の旅 第1回:米西海岸の音楽ベンチャーブーム – KAI-YOU.net

この記事を読んでるとやっぱりchillwaveとかglo-fi、synthwaveとかこの辺の音楽はbandcampをプラットフォームにして盛り上がってたっぽい。

ゆえにbandcamp覗くとこれ系の音源が以上に充実してたわけだ。この充実ぶりを不思議に思っていろいろググってみたらってな感じで、2016年にもなってこういう潮流初めて知ったのでした。。

しかしこの記事は面白い。日本語メディアではほとんど書かれていない海外の音楽関連オンラインサービスがバンバン紹介されていて、こんなのもあったのかーと感心させられるし、四つ打ち系の曲名を検索してるとここ最近かなり上位に出て来てたDiscogsというサイトも初めてなんのサイトかわかった。。

そしてこのライターの方のメインの同人音楽まとめサイトでM3などのキーワードが日本のナードコア、昨年まで熱心に聞いていたPodcast「これ食えますか?」にもつながったり。

あああ、最終的に全部繋がるんだねえ。。と感心。熟読と何度も読み返しの良記事保存版。