さらにもうひとつSovietwave。 Электроника-302 – Искусство Принадлежит Народу 2021年02月21日

ここまで来るともうぱっと見で何がなんだかよくわからない。全く文字が読めん。

とりあえずBandcampのページを見つけたので読み方がわかった。

https://electronica302.bandcamp.com

このアーティストはElectronica302と呼べばいいらしい。(たぶんロシア語ではまったく別の発音になるんだろうが、意味としてはelectronicaということなんでしょう。)

コズミックな感じと牧歌的な感じがきれいに同居してます。

Маяк – Романтика を聞く 2021年02月19日

↑ ロシア語でアーティスト名すら読めません。一応英語に当てるとMajakと言うらしい。

最近はSynthwaveやRetrowaveの派生のひとつであるSovietwaveをよく聞いています。日本語であまりまともな解説ページもないのでYoutubeの長尺Mixや英語のWikiをたぐりながらいろいろ聞いてます。

https://en.wikipedia.org/wiki/Sovietwave

SovietwaveってのはSynthwaveやRetrowaveから派生してロシアで再燃してる(してた?2010年代前半が最盛期か?)ソヴィエト時代のノスタルジックなメロディを取り入れたインディーなシンセミュージックでございます。ジャケなどのアートイメージもソヴィエト時代のプロパガンダ広告をパクったり、模したりしたものが多く、日本人が昭和歌謡のリバイバルを興したようなもんなんだろうか?

もともとは2000年ぐらいにロシアントランスのアーティストでPPKというグループがコズミックなソヴィエトエレクトロのメロディを取り入れてヒットして以降、ソ連崩壊ともに人類の大ロマンである宇宙開発が闇に葬りさられ、さらにその背後で消えていったソヴィエトのノスタルジーとスペース感が満載の音楽へのレスペクトがじわじわと再燃してこういうムーブメントになっているようです。

音が非常に気持ちいい。80年代のMiami Nights 1984のような実にアメリカアメリカした音楽もこれまたびんびん来るんだけど、しっとりとした憂いのある東欧的なこの宇宙音楽のメロディもこれまたしびれます。もともと5年かそこら前に初めてPlanet MuのアーティストだったSolar Bearを聞いたときもこういうテイストがあって(Solar Bear はたぶん英国。こちらのSovietwaveは本国ロシアのアーティストが多い。Маякもロシア。)初聴の際に非常に感動したのを覚えている。やっぱりこういうソヴィエト、東欧コズミックってのは地下水脈がちゃんと途切れずに続いていたのだ。

↑ Solar Bears の Super Migration。リリースは2013年だった。このアルバムはリリース当時に即買って聞いていた。大好きなアルバム。

しかし、自分はSynthwave、Retrowave系は本当に好きなんだと思う。だって2013年ぐらいから途切れずに聞いてるんだもん。この2013年のちょっと前はChillwaveというのがありまして当然シンセが全面に出てた音楽だったがWashed OutとかはもっとDream Popよりでした。でもこのChillwaveをとっかかりに自分の興味はSynthwaveに流れたんでしょう。ほとんどのアーティストが個人レベルで活動していて大資本が入って居らず、Bandcampでmp3を売るぐらいの活動というのも地味で聞きやすかった。

とりあえず、今はSovietwaveに来ています。もう少しこれを掘ってみようと思います。

Art Alfie の Downstreamed (Mount Liberation Unlimited Ethereal Teen Dream Version) 2018年09月05日

またまたBandcampでドイツのハウスレーベルT-O-Y T-O-N-I-C-SからArt Alfieというアーティスト名でEPが出ております。この4トラック目がなかなか良くできておりましたのでここにも貼っておこうと思います。

このT-O-Y T-O-N-I-C-Sから出てるものはメールで通知が来たらだいたいちゃんとチェックしてほとんど買ってますな。個人的に色気の少ない硬質な音が多いちょっとトランスやテクノよりのハウスが多いです。エアコンの効いた涼しい部屋で炎天下の外を眺めながら聞くのがよいです。

またまた東欧コズミックなサウンドが出てました OGRE / MURALS 2017年08月27日

さて、またまたBandcamp関連ネタですが、このサイトで配信をやってるOGREというアーティストの音源がいい感じに東欧コズミックシンセサウンドでした。

このOGREはどうもイングランドの映画音楽やゲーム音楽を作ってるコンポーザー・プロデューサーの別名義らしい。80sのシンセが大好きらしく他のアルバムを聞いてみると音の感じがもうちょい80年代っぽい(それでもSFディストピアな感じの映画に合いそうな音楽ばかり)が、このMURALSというアルバム(それでも15分の曲x2という構成)は遡って70年代の東欧映画あたりでよく使われていたようないなたいアナログシンセ宇宙音楽。やっぱりワシ、この系統の音楽はツボですな。シビレますわ。

いやー、Bandcampいいですなー。こういうメインストリームになり得ないニッチな音楽趣味ジャストミートを粛々と作成しているアーティストにしっかりキャッチアップできるのが楽しいです。

BUBBLE-B氏のハウストラック集「118」がリリースされておりました 2017年06月15日


↑ 本来はこちらのほうがより新しい盤らしい。


↑ こちらがタイトルに書いてる「118」。確か何回かアルバム通してストリーミングで聴けて、その後買ってくれ、てな感じの課金方法だったと思います。

BUBBLE-B氏のBPMがどれも118になってるハウストラックをまとめたアルバムが出ていた。CDなどの物理リリースはほとんどなくてネット配信販売がメインらしい。iTunes Store と Bandcamp にて。Bandcampのほうが安いらしい。(BUBBLE-B氏の出す内容考えるとBandcampでリリースというのは非常にフィットしていると思います。)

最初「爆走ミニバン」という新譜を探しに来たんだけど、なにげにこのアルバム聞いてこっちのほうが気に入ってしまった。日本のナードコアの総本山のごとく、個人的にどハマりないいトラックをバンバン作ってくれてるBUBBLE-B氏ですが、前々からリズムトラックの作りが非常によろしいなあと感じていたら普通のトラック作っても素晴らしい。この5曲目の「Flying Pan Boogie」なんか素晴らしいですな。

2017年の4月29日の大津のクラブでやったライブセットをそのままリリースしたらしいけど2017年4月29日ライブでリリースが2017年4月29日って。

非常に大好きです。ほんと「Flying Pan Boogie」はAbleton Liveに取り込んでいろいろ作れそう。いろいろいじって勉強になりそうやなあ。

下には昔からよく貼ってると思いますが、僕の大好きなBUBBLE-B氏のPV2つ貼っておきます。


↑ やぐら茶屋のYAGURA SAMBA。関西圏のアラフォーがわかるネタか。


↑ 僕が初めてBUBBLE-B氏を知ったのは高円寺の円盤でこの「ぞっこん!バーベーキュー」を見つけたのが最初。肉喰いたくなってきた。Bubble-B feat. Enjo-G名義です。

なんかいろいろ詰め込んだら何押しなのかよくわからん感じにごちゃごちゃになりましたが、それも良しとして、とりあえず今の僕は「118」押しです。