エキスポシティ 109 シネマズにて IMAX スターウォーズ鑑賞 2017年12月30日

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噂の日本でマトモな IMAX シアター(ホント MAX )があるという大阪エキスポシティの 109 シネマズで大阪帰省の間に「最後のジェダイ」を 2 回見て参りました。

スクリーンサイズは 18m x 26m とバンコクの Krungsri IMAX より小さいものの、IMAX 規格のデジタルプロジェクションシステムとしては最新式の IMAX with Laser が採用されている劇場です。

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はっきり言って IMAX のシステムで見てもずっと標準のシネスコサイズでおよそ 1:2.39 のアスペクト比の映像ばかり。「最後のジェダイ」は Panavision 35mm と Arri Alexa のデジタルシネマカメラ、IMAX で撮ってるはずだけど「フォースの覚醒」の時のように IMAX 撮影シーンにアスペクト比が変化して 1:1.43 とかのサイズになることもなくずっとシネスコ。あんまり IMAX で見てる感動は少ない。

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ただし、エキスポシティの IMAX で秀逸だったのは 3D 上映でレーザーでの映写方式のおかげか3Dメガネをかけての視聴でもものすごい色彩が鮮やかでびっくりした。バンコクで見た 3D IMAX はこれほど鮮やかではなかった記憶がある。

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そう言えばエキスポシティの 109 シネマズは万博記念公園駅下車。なので当然太陽の塔を拝むことができました。2018年は太陽の塔の内部の復旧作業が完了して内覧ができるようになるらしい。確か1月半ばから予約受付開始で2月以降に実際の内覧が実施されるらしい。また 109 での映画鑑賞とセットで太陽の塔内覧をしに大阪帰ってくるかな。

IMAXってスクリーンサイズの規定はないのか? 2017年12月25日

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ブレードランナー2049 や スターウォーズの ep8 が公開されるのに伴って、自分の中で日本の映画館で見るスターウォーズとタイの映画館で見ていたスターウォーズを比較している。

もちろんタイで見ていたスターウォーズで一番楽しかったのはバンコクのサイアムパラゴンにある Krungsri IMAX Paragon Cineplex Theatre だった。ここのスクリーンは日本にないサイズで 21m x 28m もある。

Cinema Bangkok – The Best Movie Theatres in Bangkok, Thailand
http://www.madmonkeyhostels.com/h2o_blog/cinema-bangkok-best-movie-theatres-bangkok-thailand/

ここで見た ep7 は映像アスペクト比が 1.43:1 ほどと正方形に近いサイズですり鉢状の座席スペースの前の方で見ると視界全体がスクリーンに埋め尽くされました。

その後東京に戻ってきて歌舞伎町や六本木ヒルズの TOHO シネマズで見たけど、こちらは IMAX ではなく、通常のスクリーンにドルビーアトモスという音響システムで音のクオリティは十分によかった。

映画館でドルビーアトモス
https://www.dolby.com/jp/ja/technologies/cinema/dolby-atmos.html

日本にはウソ MAX ばかりでホント MAX がないという。しかし、大阪に2年ほど前に出来たエキスポシティ内の 109 シネマズなら ホント MAX が見れるという。

しかしエキスポシティの IMAX のスクリーンサイズは 18m x 26m らしい。あら?バンコクの Paragon のスクリーンサイズより小さいやん?これってホントにホント MAX なん?というところからさらに調べて見た。

その他、以下映画の撮影の規格やカメラについての面白い読み物。

【必見】アスペクト比の歴史~16:9が決まったくだらない経緯とアナモルフィック
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/02f9758ea9bcbe0fc676fce32a8c6d54

50年ぶりの復活!Ultra Panavision 70という世界最横長の画角~タランティーノ監督「The Hateful Eight」
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/26c76c347d034a65a76aa2a7cbafabc4

【革命】2016年公開スターウォーズスピンオフ作品「ローグワン」が超凄い事が判明! 50年ぶりの革命
https://www.google.co.jp/amp/buzz-plus.com/article/2015/12/24/star-wars-ultra-panavision-70/amp/

『ローグ・ワン / スターウォーズ・ストーリー』で使用される『ウルトラパナビジョン70』は映画業界に革新をもたらすか
https://theriver.jp/ultra-panavision/

アナモルフィックレンズ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA

結局はスクリーンサイズの規定は自分で探した範囲では確認できなかった。とりあえず70mm縦送りフィルムの IMAX カメラで撮影した方式のものがホント MAX となるのだろう。とはいえ日本にはフィルム式 IMAX シアターはないと思う。エキスポの IMAX も with Laser というデジタル式の映写方式であります。

とはいえ IMAX with Laser は 8000:1 のコントラスト比で 4Kプロジェクタを2台使って映写するシステムらしい。(スターウォーズ:最後のジェダイのパンフレットより)

世界最大のスクリーンサイズを誇る IMAX シアターはシドニーにあって 縦29.42m × 横35.73m もあるらしい。以上。

スターウォーズ ep8 最後のジェダイを観て参りましたが、、 2017年12月16日

さてさて、観て来ましたep8、最後のジェダイ。

いやー、何書けばいいんだろう。。。何か書くと即ネタバレになりそうで、さすがに今のタイミングでそんなものを書くのは悪い気がしてどうしたものかと思い悩んでおります。

とりあえず、デイジーリドリーもアダムドライバーも前作よりも確実に肥えてるような気がします。映画の設定的にはep7とそのまま続きのはずなのに多少の違和感が。。。

そして今回のスターウォーズはご都合主義というか、無茶なと思う展開が2、3見られる。いくら映画とはいえ、SFとはいえ、非現実すぎて見てて冷めてしまうところも。最後のシーンもなぜこうなるのかそれまでに全く説明もないし、そうなる必然性が全くない。物語上ここはこうしといた方がよさそう、ぐらいにしか思えない。。

前回のローグワンの時のように前半戦は「これ、大丈夫かな?」と不安になり、後半戦からどんどん面白くなっていく。ストーリーの展開は面白い。ep7からep8はこんな展開なのかな?と思っていた期待が大きく外れてもっと大きな展開になっていく。

あー、何書いてるかわからんですな。しょうがないか。ネタバレなしに書いてみようとするとこんな感じ。多分見終わった後もどこかの居酒屋やカフェでスターウォーズ話をしていたら、周りにいるこれから見ようとしてる人に迷惑そうな視線を向けられること請け合い。

とりあえず今年の年末は大阪の実家に帰るので10月30日ぐらいに大阪千里のIMAXシアターにまた見にいくことにしよう。

Star Wars – Rogue One スターウォーズ ローグワン 2017年01月13日

※ ネタバレ気にせず書いてるので嫌な人は読まないでください

去年の12月からスターウォーズのローグワンがやってることに全然気付かずボサッとしてたら1月で、「え?今上映してんのか?」みたいな感じでもう封切りから1ヶ月近く経ってるので早いこと観ないと上映が終わってしまいそうなので急いで見に行ってきました。今回は普通のデジタル4Kのムービーシアターで観ました。

スタートして前半戦いろんな仲間が集まってくるのは少年ジャンプかドラクエか?みたいな感じで興醒め。そして冒頭は展開が早すぎ音声英語の字幕なし(字幕はタイ語)で見てる者にはなかなか辛い。

しかし後半戦はまさにスターウォーズの空中戦、青い海、青い空をバックにしたep4, 5, 6でお馴染みの戦闘機が激戦を繰り広げるのは壮観。ep4のポンコツマシンどもが今のCGでさらにパワーアップされてよりリアルに、よりスケールがでかく展開されてて素晴らしい!眼を見張りますわ。

しかし後半戦のストーリーはどうなんだろう?Rogue Oneのコードネームで飛び立って行った部隊全員戦死というディズニーにしたら珍しいね、という展開。でも死ぬまで頑張りましたっていう展開は日本人は大好きな展開かな?

志と根性で帝国軍に立ち向かった特別な才能がある訳でないフォースのご加護なき人たちは帝国軍の圧倒的物量の前にどんどん追い詰められていく。戦場での劣勢の恐怖感を映画で味わうのであります。人類の歴史は光を当てられることもなく時代の陰に死んで行った名もなき人たちの累々たる屍の上に成り立っているという言葉を思い出しますな。

前半戦の少年ジャンプ展開を見てるうちは「これ、ホントに観る価値あるのか?」と思ってましたが、なかなかこれも名作だとは思います。

ダースベイダーも今回の主役たちと交わることはないがちゃんと登場してます。最後の最後でカッコイイ殺陣が。真っ暗闇からダースベイダーの呼吸音、居るぞ居るぞ、と煽って赤のライトセーバーがオンになり、その光で浮かび上がるダースベイダー。演出百点満点。超かっこいいかつ、ぞっとしますわ。

というわけで毎年刻んでしっかりスターウォーズの名前で売上回収に来ていますが、それなりにしっかりした映画作るのでやはり観てて楽しい。いい映画だと思います。たぶん2回めを見に行きそうな気がします。

スターウォーズとIMAXシアターと私 in バンコク 2016年01月17日

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結局”スターウォーズ~フォースの覚醒(Star Wars 7:The Force Awakens)は全部で5回見た。

普通の映画館で2回、Digital IMAX(たぶん)で2回、モノホンIMAX(たぶん)で1回。ぜーんぶ英語音声、タイ語字幕で見てるので詳細までは完全にストーリー理解出来ていないかもしれないけど、話は結構わかりやすいので楽しんで見れる。

IMAXに関しては最初のうちバンコクはプロンポンのEMQUARTIERにあるTOYOTA IMAX Quartier CineArtにて2回見た。でかいスクリーンで一番没入感のあるいい席で見たいと思い、最初はDの15というちょっと中央から後ろ寄りの席で見たが「思ったより迫力がない」というのが印象。ただ、音は非常によくて普通の映画館で見た時に気づかなかった音がいくつもあった。

で、IMAXの没入感ってこんなものか??と思ってまた再度見に行った。今度はIの15でかなり前のほうの席で見た。視界に対してスクリーンが占める比率があがり迫力は出たものの、スクリーンが近すぎて3Dグラスをかけてるのもあり、目のピントを合わせるのに非常に目が疲れる。。。年かな??アップで撮ってる対象物からカットが切り替わってロングになったりした時にすぐに目のピントが合わないし、画面の端から端に対象物が移動すると首を回して見ないと視界に入らない。迫力は増したが疲れる。。。

で、その後もしかしたらQuartierのIMAXのスクリーンはDigital IMAXで本来のIMAX規格に適合してないものなのかもしれないと思い、「これは多分本来のIMAXシアター(たぶん)である、ParagonのKrungsri IMAX Paragon Cineplexで見ないと!」という気分になり、また見てきた。タイの映画チケットブッキングのできるMajor Cineplexのサイトで事前予約する際に気づいたがParagonのIMAXシアターのほうが席数が多い。

Krungsri IMAX Paragon Cineplex
カップル席+B列~N列まで(14列)
横に36席

TOYOTA IMAX Quartier CineArt
カップル席+A列~M列まで(14列)
横に30席

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↑ こちらParagonのほう。14列x36席。Quartierのほうと列数は同じだが、横の席数は多い。列と列は余裕を持って広めということだろうか?

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↑ こちらQuartierのほう。14列x30席。

で、実際に見た感想としては、Paragonのスクリーンのほうが大きかった。

Q&A: How Do I Know If My IMAX Theatre is Real 70mm IMAX or lieMAX (Digital IMAX)? – /Film

このサイトなどを見ると本来のIMAXは70mmフィルムで撮った作品を23m x 30mという超巨大なスクリーンに映写して見るものらしい。実に8階建てのビルぐらいの高さのあるスクリーンとのこと。対してDigital IMAXと言われる別規格では、モノホンIMAXだとやっぱり費用が高く付くのでコストダウンしたIMAXということになるんだけど、これがスクリーンサイズがまちまちになってしまうようです。

でParagonはスクリーンも大きく、Hの19という前後も左右もほぼ真ん中で見たが目の疲れはQuartierでI列で見た時よりもだいぶマシだった。スクリーン大きい分、目との距離が離れても視界のカバー率はあまり変わらないが目の疲れは軽減されるんだろう、という自分なりの見解。残念なのはMajor Cineplexのサイトはでは全然正確に「どこのIMAXシアターはDigital 3D IMAXで、どこのIMAXシアターは通常の3D IMAX」のような厳密な書き方をしてなくて全部Digital 3D IMAXになってたりした。なので正式にParagonのIMAXがモノホンIMAXかどうかという確証もない。

でも個人的な経験上はQuartierよりもParagonのほうが劇場の規模は大きいし、見応えあるのでバンコク在住の人はParagonの前後左右でど真ん中、ちょうど僕が見ていたHの18か19で見るのがオススメであります。QuartierのほうはD列まで行くとちょっと迫力が足らないが目が楽。I列に行くと迫力は増すが、目のピント合わせが大変な中年以上の人には厳しいかも。若い人にはI列でいいのかもしれない。

というような感じです。