バーフバリ極音上映で立川シネマ2 b-studio 2018年04月24日

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バーフバリ 1 & 2 を見るため、二週続けて立川シネマシティに行ってきました。極音上映の音響設備は b-studio にセットアップしてあるらしく、どちらも b-studio で見てきました。

で、気づいたのが席によってかなり映画の印象が変わること。 1 を見たときは前から3列めで真ん中のシマの一番右ですぐ横が通路というちょっと片寄った場所で見ましたが、なんのことはない、とても音が良くて映画にめっちゃ入り込みました。

次に 2 を見に行った時は前人気がすごかったのでとにかくしっかり席を押さえることを念頭に予約の際、人があまり予約しなさそうな最前列を取ってみた。なんせスクリーンとウーハーが目の前にあるんだから最高の音場だろうと考えていた。ところが実際行ってみると最前列からスクリーンまでの距離は結構取ってあるにも関わらず、スクリーンの設置が高めに設置してあることで結構首が痛くなる。また、スクリーンの高さに合わせてスピーカーが配置されているのでスピーカーの音域に自分の耳が位置しておらず音のバランスが悪い。最前列はここは辞めておいたほうがいいな、という印象です。d-studio は何も問題なかったんんだけどなー。

とはいえ、上映前の時間は各シートに明かりがついていて席と席の間隔も比較的広く、非常に居心地のいい映画館だと思います。

昨年末に平日19時上映開始だった「サスペリア」と5月後半の僕がバンコクに里帰りしている間に上映してしまう「悪魔のいけにえ(Texas Chainsaw Massacre)」が見れないのが非常に残念です。。。と言いつつ悪魔のいけにえなんて極音でやる意味あるのか?と思ったりもしてますが。。。

IMAXってスクリーンサイズの規定はないのか? 2017年12月25日

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ブレードランナー2049 や スターウォーズの ep8 が公開されるのに伴って、自分の中で日本の映画館で見るスターウォーズとタイの映画館で見ていたスターウォーズを比較している。

もちろんタイで見ていたスターウォーズで一番楽しかったのはバンコクのサイアムパラゴンにある Krungsri IMAX Paragon Cineplex Theatre だった。ここのスクリーンは日本にないサイズで 21m x 28m もある。

Cinema Bangkok – The Best Movie Theatres in Bangkok, Thailand
http://www.madmonkeyhostels.com/h2o_blog/cinema-bangkok-best-movie-theatres-bangkok-thailand/

ここで見た ep7 は映像アスペクト比が 1.43:1 ほどと正方形に近いサイズですり鉢状の座席スペースの前の方で見ると視界全体がスクリーンに埋め尽くされました。

その後東京に戻ってきて歌舞伎町や六本木ヒルズの TOHO シネマズで見たけど、こちらは IMAX ではなく、通常のスクリーンにドルビーアトモスという音響システムで音のクオリティは十分によかった。

映画館でドルビーアトモス
https://www.dolby.com/jp/ja/technologies/cinema/dolby-atmos.html

日本にはウソ MAX ばかりでホント MAX がないという。しかし、大阪に2年ほど前に出来たエキスポシティ内の 109 シネマズなら ホント MAX が見れるという。

しかしエキスポシティの IMAX のスクリーンサイズは 18m x 26m らしい。あら?バンコクの Paragon のスクリーンサイズより小さいやん?これってホントにホント MAX なん?というところからさらに調べて見た。

その他、以下映画の撮影の規格やカメラについての面白い読み物。

【必見】アスペクト比の歴史~16:9が決まったくだらない経緯とアナモルフィック
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/02f9758ea9bcbe0fc676fce32a8c6d54

50年ぶりの復活!Ultra Panavision 70という世界最横長の画角~タランティーノ監督「The Hateful Eight」
http://blog.goo.ne.jp/3rdeyestudios/e/26c76c347d034a65a76aa2a7cbafabc4

【革命】2016年公開スターウォーズスピンオフ作品「ローグワン」が超凄い事が判明! 50年ぶりの革命
https://www.google.co.jp/amp/buzz-plus.com/article/2015/12/24/star-wars-ultra-panavision-70/amp/

『ローグ・ワン / スターウォーズ・ストーリー』で使用される『ウルトラパナビジョン70』は映画業界に革新をもたらすか
https://theriver.jp/ultra-panavision/

アナモルフィックレンズ
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%8A%E3%83%A2%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%82%BA

結局はスクリーンサイズの規定は自分で探した範囲では確認できなかった。とりあえず70mm縦送りフィルムの IMAX カメラで撮影した方式のものがホント MAX となるのだろう。とはいえ日本にはフィルム式 IMAX シアターはないと思う。エキスポの IMAX も with Laser というデジタル式の映写方式であります。

とはいえ IMAX with Laser は 8000:1 のコントラスト比で 4Kプロジェクタを2台使って映写するシステムらしい。(スターウォーズ:最後のジェダイのパンフレットより)

世界最大のスクリーンサイズを誇る IMAX シアターはシドニーにあって 縦29.42m × 横35.73m もあるらしい。以上。

スターウォーズとIMAXシアターと私 in バンコク 2016年01月17日

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結局”スターウォーズ~フォースの覚醒(Star Wars 7:The Force Awakens)は全部で5回見た。

普通の映画館で2回、Digital IMAX(たぶん)で2回、モノホンIMAX(たぶん)で1回。ぜーんぶ英語音声、タイ語字幕で見てるので詳細までは完全にストーリー理解出来ていないかもしれないけど、話は結構わかりやすいので楽しんで見れる。

IMAXに関しては最初のうちバンコクはプロンポンのEMQUARTIERにあるTOYOTA IMAX Quartier CineArtにて2回見た。でかいスクリーンで一番没入感のあるいい席で見たいと思い、最初はDの15というちょっと中央から後ろ寄りの席で見たが「思ったより迫力がない」というのが印象。ただ、音は非常によくて普通の映画館で見た時に気づかなかった音がいくつもあった。

で、IMAXの没入感ってこんなものか??と思ってまた再度見に行った。今度はIの15でかなり前のほうの席で見た。視界に対してスクリーンが占める比率があがり迫力は出たものの、スクリーンが近すぎて3Dグラスをかけてるのもあり、目のピントを合わせるのに非常に目が疲れる。。。年かな??アップで撮ってる対象物からカットが切り替わってロングになったりした時にすぐに目のピントが合わないし、画面の端から端に対象物が移動すると首を回して見ないと視界に入らない。迫力は増したが疲れる。。。

で、その後もしかしたらQuartierのIMAXのスクリーンはDigital IMAXで本来のIMAX規格に適合してないものなのかもしれないと思い、「これは多分本来のIMAXシアター(たぶん)である、ParagonのKrungsri IMAX Paragon Cineplexで見ないと!」という気分になり、また見てきた。タイの映画チケットブッキングのできるMajor Cineplexのサイトで事前予約する際に気づいたがParagonのIMAXシアターのほうが席数が多い。

Krungsri IMAX Paragon Cineplex
カップル席+B列~N列まで(14列)
横に36席

TOYOTA IMAX Quartier CineArt
カップル席+A列~M列まで(14列)
横に30席

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↑ こちらParagonのほう。14列x36席。Quartierのほうと列数は同じだが、横の席数は多い。列と列は余裕を持って広めということだろうか?

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↑ こちらQuartierのほう。14列x30席。

で、実際に見た感想としては、Paragonのスクリーンのほうが大きかった。

Q&A: How Do I Know If My IMAX Theatre is Real 70mm IMAX or lieMAX (Digital IMAX)? – /Film

このサイトなどを見ると本来のIMAXは70mmフィルムで撮った作品を23m x 30mという超巨大なスクリーンに映写して見るものらしい。実に8階建てのビルぐらいの高さのあるスクリーンとのこと。対してDigital IMAXと言われる別規格では、モノホンIMAXだとやっぱり費用が高く付くのでコストダウンしたIMAXということになるんだけど、これがスクリーンサイズがまちまちになってしまうようです。

でParagonはスクリーンも大きく、Hの19という前後も左右もほぼ真ん中で見たが目の疲れはQuartierでI列で見た時よりもだいぶマシだった。スクリーン大きい分、目との距離が離れても視界のカバー率はあまり変わらないが目の疲れは軽減されるんだろう、という自分なりの見解。残念なのはMajor Cineplexのサイトはでは全然正確に「どこのIMAXシアターはDigital 3D IMAXで、どこのIMAXシアターは通常の3D IMAX」のような厳密な書き方をしてなくて全部Digital 3D IMAXになってたりした。なので正式にParagonのIMAXがモノホンIMAXかどうかという確証もない。

でも個人的な経験上はQuartierよりもParagonのほうが劇場の規模は大きいし、見応えあるのでバンコク在住の人はParagonの前後左右でど真ん中、ちょうど僕が見ていたHの18か19で見るのがオススメであります。QuartierのほうはD列まで行くとちょっと迫力が足らないが目が楽。I列に行くと迫力は増すが、目のピント合わせが大変な中年以上の人には厳しいかも。若い人にはI列でいいのかもしれない。

というような感じです。