Star Wars – Rogue One スターウォーズ ローグワン 2017年01月13日

※ ネタバレ気にせず書いてるので嫌な人は読まないでください

去年の12月からスターウォーズのローグワンがやってることに全然気付かずボサッとしてたら1月で、「え?今上映してんのか?」みたいな感じでもう封切りから1ヶ月近く経ってるので早いこと観ないと上映が終わってしまいそうなので急いで見に行ってきました。今回は普通のデジタル4Kのムービーシアターで観ました。

スタートして前半戦いろんな仲間が集まってくるのは少年ジャンプかドラクエか?みたいな感じで興醒め。そして冒頭は展開が早すぎ音声英語の字幕なし(字幕はタイ語)で見てる者にはなかなか辛い。

しかし後半戦はまさにスターウォーズの空中戦、青い海、青い空をバックにしたep4, 5, 6でお馴染みの戦闘機が激戦を繰り広げるのは壮観。ep4のポンコツマシンどもが今のCGでさらにパワーアップされてよりリアルに、よりスケールがでかく展開されてて素晴らしい!眼を見張りますわ。

しかし後半戦のストーリーはどうなんだろう?Rogue Oneのコードネームで飛び立って行った部隊全員戦死というディズニーにしたら珍しいね、という展開。でも死ぬまで頑張りましたっていう展開は日本人は大好きな展開かな?

志と根性で帝国軍に立ち向かった特別な才能がある訳でないフォースのご加護なき人たちは帝国軍の圧倒的物量の前にどんどん追い詰められていく。戦場での劣勢の恐怖感を映画で味わうのであります。人類の歴史は光を当てられることもなく時代の陰に死んで行った名もなき人たちの累々たる屍の上に成り立っているという言葉を思い出しますな。

前半戦の少年ジャンプ展開を見てるうちは「これ、ホントに観る価値あるのか?」と思ってましたが、なかなかこれも名作だとは思います。

ダースベイダーも今回の主役たちと交わることはないがちゃんと登場してます。最後の最後でカッコイイ殺陣が。真っ暗闇からダースベイダーの呼吸音、居るぞ居るぞ、と煽って赤のライトセーバーがオンになり、その光で浮かび上がるダースベイダー。演出百点満点。超かっこいいかつ、ぞっとしますわ。

というわけで毎年刻んでしっかりスターウォーズの名前で売上回収に来ていますが、それなりにしっかりした映画作るのでやはり観てて楽しい。いい映画だと思います。たぶん2回めを見に行きそうな気がします。