大自然の小さな家 2015年04月06日

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先に書いた田んぼの貯水池の魚取りですが、この田んぼの横にある小屋では、彼女のおじさんが住んでおります。

元タイ陸軍でフランス勤務をしてた事もあるらしく、退役した後は寺に入って僧侶となり、それを長いこと続けた後、彼女の実家の家族の近くで住んで欲しいという要望で寺を出て、実家から歩いて1キロの田んぼの脇のサーラー(日除け掘っ立て小屋)を手直ししながら住んでます。最近は電気も引いてきたらしく、かなり快適になったらしいが、未だに飲み水なんかは地下水のくみ上げを沸かして飲んでるらしいし、昔の人間の生活のまま、自然の中に生きてます。

上の写真の素晴らしいこと。掘っ立て小屋と小屋の下で寝てる犬と鶏。どちらも帰巣本能が強いので完全に放し飼い。あひるは田んぼの片隅に竹で策を作ってその中で育ててます。

Roosters in the rice farm

Songkran too hot also for dogs

Duck in the rice farm

脇の貯水池には魚がごまんと居ります。まさに自然の中の小さな家。一度こういう中で住んでみたいものです。基本的に思い描く老後の生活の理想に近い状態で、やっぱり田舎に土地買って畑と水辺を作るかなとも考えたりしてしまいます。。。

Toilet in the rice farm
↑ 大自然の中のトイレ。あなたはここで用が足せるか??僕は、、最近はこんなのはほとんど気にならなくなってきました。。。

田んぼの真中の掘っ建て小屋 夜の大銀河 2014年12月27日

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彼女の実家が持っている土地=田んぼでありますが、数年前まではホントにただのศาลา 掘っ立て小屋がひとつあるだけで、適当な木で柱を売って簡単に床板と屋根を張っただけの四方に壁もまったくない農作業の際の休憩所になっていた。

自然の中に生きる 2014年01月23日

そこに上でも書いたけど彼女の伯父さんが住み込んでいて今は一応、トタンみたいなもので壁を張ったり、言い訳程度に蛍光灯がついて電化されていたりするが、それでも基本的に普通の日本人からみたら超原始的生活なんであります。

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夜21時ぐらいに彼女の実家でボサッとしてたら、お兄さんが田んぼをチェックしに行くというので一緒に出てみたら、息を飲むほど一面の星空、大銀河なんであります。その時に持っていたのはiPhoneだけで、頑張って星空を撮ってみたけど、写ったのは今まで見たことないほどに明るく輝く月だけで星が全然取れなかった。。。

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田んぼの掘っ建て小屋は軒先に蛍光灯一つ照らしていだけで電柱はあれど街灯はなし。iPhoneのTorchを頼りに足元に蛇が潜んでいないかを確認しながら小屋まで歩いていきます。小屋の裏の小さな貯水池に雷魚が居るらしく懐中電灯で照らして一生懸命にモリで突いてみるが今回の獲物はゼロ。この12月の乾季は田んぼの真ん中の障害物のないところでは夜は風が強くてとても寒い。そうそうに退散してきましたがなんとか次回はテントなどを持ち込んでここで1泊、いや2泊ぐらい同じように原始的生活体験をしてみようかと思っております。

うらの貯水地で釣った雷魚をそのまま直火で焼いて食うなんてことを全部自分の手でやってみたい。そして一面の星を眺めながら眠るなんてのもオツな体験だと思います。多分寒いけど。